ストーブリーグ補強第2弾!!横浜DeNAベイスターズが阪神の中継ぎ投手岩田将貴選手、ソフトバンクの笠谷俊介選手の獲得を発表!!~補強の狙いとは!?~

何はともあれ野球推しです。

 

 2024年のストーブリーグの補強第2弾がありましたね。DeNA阪神を退団となった岩田選手を支配下契約で、ソフトバンクを退団となった笠谷選手を育成契約で獲得することを発表しました。

 そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。

 

 

目次

  1. 各選手詳細
  2. 補強の意図
  3. 今後の補強

 

 

 

 

各選手詳細

岩田将貴(26歳)178cm、75㎏、左投、投手、プロ4年目

通算:なし
一軍:なし
二軍:試46、回38.1、防2.11、勝1、振29

 岩田選手は九州産業大学から育成1位で入団した中継ぎ左腕です。ルーキーイヤーから二軍で好成績を残し、2年目の支配下昇格を果たすとそこから一軍デビューが期待されましたが中々出番が与えられず、今季は二軍で46試合に登板し防御率2.11と好成績を残したものの一軍での登板がなくオフに退団となりました。対左の被打率が低くワンポイントでの起用がメインになる岩田選手は、1回を任せたいという岡田監督の方針に合わなかった選手とも言えますね。ただ、二軍では好成績を残しているので他球団で開花する可能性はあると思います。

 

選手の特徴

 岩田選手はサイドスローで角度を活かした投球が持ち味の中継ぎ左腕です。ストレートは140km前後とそこまで速くないものの、角度を活かした投球術と横に大きく曲がるスライダーを武器に対左に強さを持ちます。今季はツーシームを新たに習得したことで対右の苦手意識も大幅に改善し二軍レベルでは安定して抑えられるようになりました。一軍登板がなかったことが不思議に思えるレベルの投手だと思います。

 

 

 

 

笠谷俊介(28歳)173cm、73㎏、左投、投手、プロ10年目

通算:試74、回160.1、防3.93、勝7、H3、振172
一軍:なし
二軍:試24、回67、防2.82、勝2、S1、振60

 笠谷選手は大分商業高校からドラフト4位でソフトバンクに加入した左腕です。高卒ながら3年目には一軍デビューを果たすなど早くから期待されていた若手有望株の選手で2020年、2021年と11試合、12試合に先発登板し4勝、3勝と戦力になっていました。ただ、そこから苦戦が続き今季は二軍で登板機会が多く与えられるも一軍では8年ぶりに登板0に終わりました。オフには退団が発表されましたが、この度DeNAに育成契約で加入することが発表されました。

 

選手の特徴

 笠谷選手は威力のあるストレートが武器のパワーピッチャーです。変化球もスライダー、カーブ、チェンジアップを投げられますし、調子のいい時は手のつけられない投球をします。ただ、コントロールが課題で投げてみないと分からないところがあるため首脳陣に取っては計算しづらいことがネックとなっていました。先発、中継ぎどちらにも対応できるため、安定感が増せば戦力となってくれるはずです。

 

 

 

 

補強の意図

 DeNAは全体的に左腕が不足していて、特に中継ぎ左腕は坂本選手のみとなっていましたね。来季は濱口選手が中継ぎ挑戦するとは言え、それでも母数が足りていないので中継ぎ左腕を補強する狙いがあったと思います。

 笠谷選手は先発も出来るので中継ぎと両睨みで考えたいです。

 

 

 

今後の補強

 DeNAは育成再契約の選手も発表されて枠はまだ余裕があるんですよね。岩田選手は支配下ですが、笠谷選手は育成での加入ですし、今回埋まった枠は1枠です。外国人選手はすでに複数人在籍しているので狙うとしたら日本人の選手を狙っていきたいですね。

 今オフFA宣言をしているソフトバンクの石川選手は課題の先発陣を補強する上で計算しやすい選手ですし、ランクもCなので人的補償がなく狙いやすいです。獲得に動くのが複数球団となることが予想されますが、好条件を提示して争奪戦を制したいです。

 中日の福谷選手も谷間に先発としては十分計算出来ますし、年俸も2000万と格安なので狙ってもいいと思います。

 

 

 

まとめ

 今回は岩田選手、笠谷選手と2人の左腕の獲得報道がありました。的確に補強ポイントを埋め来季のリーグ優勝に向けて着々と戦力補強していますね。今後の動向にも注目です。

 

ストーブリーグ補強第1弾!!読売ジャイアンツが横浜DeNAベイスターズの中継ぎ投手石川達也選手の獲得を発表!!~補強の狙いとは!?~

何はともあれ野球推しです。

 

 2024年のストーブリーグの補強第1弾がありましたね。巨人がDeNAを退団となった石川選手を支配下契約で獲得することを発表しました。

 そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。

 

 

目次

  1. 各選手詳細
  2. 補強の意図
  3. 今後の補強

 

 

 

 

各選手詳細

石川 達也(26歳)178cm、75㎏、左投、投手、プロ4年目

通算:試46、回51.1、防2.63、勝0、H5、振45
一軍:試15、回14、防1.93、勝3、H2、振8
二軍:試28、回38、防2.84、勝4、振27

 石川選手は法政大学から育成1位で入団した中継ぎ左腕です。ルーキーイヤーから二軍で好成績を残し、2年目の支配下昇格を果たすと3年目の昨年にはビハインド中心ながら一軍で28試合に登板し防御率1点台、今季も同様に防御率1点台と結果を残していましたが、中々出番が増えずオフに育成再契約を打診されましたがそれを拒否し他球団との交渉を待っていました。その中でこの度巨人への加入が決まりました。

 

 

選手の特徴

 石川選手はカット、フォーク、カーブ、ツーシームなど多彩な変化球を投げ分ける左腕です。ストレートは140㎞中盤とそこまで速くないですが、緩急やボールを動かしたりと色々でき、三浦監督にもその投球術を評価されています。左右関係なく打者を抑えられる投手です。

 

 

補強の意図

 巨人は中継ぎ防御率2.27とセリーグで1番良かったですが、詳しく見ると大勢選手、バルドナード選手、高梨選手、ケラー選手、船迫選手などの主力投手に負担が集中していて層が厚いとは言えない状況です。この5選手以外で存在感を見せているのは泉選手と西舘選手くらいで西舘選手は来季先発挑戦ですからね。最初はビハインド中心になると思いますが、一軍に長く帯同して欲しいです。

 

 

今後の補強

 オフの補強第1弾は巨人でしたね。菅野選手のメジャー挑戦も発表されていますし、今オフはFA権を行使する選手も多いので、久しぶりにFAでの獲得を狙っていくと予想されます。

 

 

 

まとめ

 今回は中継ぎ左腕の石川選手の獲得の報道がありました。中継ぎ層が厚いとは言えない巨人において出番はあると思うので、石川選手の逆襲に期待したいです。

 

ドラフト会議後企画、各球団の指名選手詳細と今オフの補強ポイント~横浜DeNAベイスターズ編~2024オフ

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 先日行われたドラフト会議後に各球団の簡単な総評を書いた記事が凄まじい閲覧数となっていてかなりビビッています(笑)。

 私もドラフト会議を楽しみにしていましたし、皆さんも楽しみにしていた人が多かったのだと思います。

 

 今回は1球団ごとにドラフトで指名された選手の詳細と指名の意図、指名全体の感想、今後の補強についてをまとめてみました。

 

 

今回は即戦力ドラフトで来季リーグ優勝を目指す!!

横浜DeNAベイスターズです!!!

 

 

目次

  1. ドラフト指名一覧
  2. 各選手詳細と指名の意図
  3. 全体の感想
  4. 今後の補強について

 

 

 

 

ドラフト指名一覧

1位:金丸 夢斗(関大)投
    竹田  祐(三菱重工West)
2位:篠木健太郎(法大)投
3位:加藤  響(四国IL・徳島)内
4位:若松 尚輝(四国IL・高知)投
5位:田内 真翔(おかやま山陽)投
6位:坂口 翔颯(国学院大)投
指名終了
育成指名
1位:小針 大輝(日大鶴ケ丘)外
2位:吉岡  暖(阿南光)投
3位:金渕 光希(八戸工大一)投
指名終了    

 

 

 1位:竹田  祐(三菱重工West)

184㎝、95㎏、右投、25歳、社会人トップクラスの即戦力右腕

 1位は金丸選手を外したものの社会人トップクラスの右腕である竹田選手を指名しました。学生時代からアマチュアの第一線を走り続けている選手ですね。元々総合力の高い投手でしたが、今季はフォームを見直したことで出力が向上し最速153㎞を計測しました。正直、1位だとは思いませんでしたが、プロでも先発として勝負できる選手ですし、即戦力が欲しいチームとしては評価が高いのも納得です。

 

2位:篠木健太郎(法大)投

177㎝、80㎏、右投、22歳、ノビのあるストレートが持ち味の即戦力右腕

 2位で法政大の篠木選手を指名しました。高校時代から評判の選手で大学進学後も下級生の頃から大学日本代表にも選出されていた実績のある選手です。4年まで順調に成長し1位候補と言われるまでになりました。一番の武器は最速157㎞のストレートでノビのある快速球を投げます。野球センスも抜群でフィールディングに関してはプロでもトップクラスだと思います。1年目から先発ローテに割って入れる実力を持っています。

 

 

3位:加藤  響(四国IL・徳島)内

180㎝、85㎏、右投右打、22歳、内野複数ポジションを守る強打のショート

 3位は独立リーグから強打のショートである加藤選手を指名しました。高校時代から評判の選手で高校通算32本塁打の実績がありますね。走攻守で高いポテンシャルを発揮していて将来性を見込んでの指名となりました。チーム編成的にも右打ちの内野手は不足していたのでいい選手を指名出来たと思います。少年時代にはベイスターズジュニアも所属していたということで地元のチームで開花して欲しいです。

 

 

4位:若松 尚輝(四国IL・高知)投

184㎝、88㎏、右投、24歳、プロ予備軍から送り込まれた本格派右腕

 4位は毎年複数人のプロ野球を排出する四国ILからリーグ屈指の好投手である若松選手を指名しました。回転数の高いストレートが武器で狙って空振りを取れる球質があります。先発、中継ぎ両方適正があり早い段階で一軍で戦力となってくれる選手です。投手を始めたのが大学3年生からなので歴が浅くまだ成長の余地もありそうです。

 

5位:田内 真翔(おかやま山陽)内

177㎝、79㎏、右投右打、17歳、高い身体能力を持つ強打のサード

 5位はおかやま山陽高校から田中選手を指名しました。スカウト評を見るとチームとしては高校生内野手としてはNo1の評価をしていたようですね。特に打撃の評価が高いようで宮崎選手の後釜候補として期待したいですね。野球にひたむきに向き合う姿勢にも定評があるようです。

 

6位:坂口 翔颯(国学院大)投

180㎝、80㎏、右投、22歳、総合力の高い勝てる投手

 6位は国学院大学から坂口選手を指名しました。下級生の頃からチームの主戦を担ってきた選手でストレートの威力、変化球のキレともに申し分ない実力者です。4年時にケガがありアピールすることが出来ませんでしたが、ケガさえなければ上位候補と言われていた選手です。ケガの影響で時間はかかるかもしれませんが、体を万全にして活躍を期待したいです。

 

育成

 育成ではポテンシャルの高い高卒選手を3人指名しました。

 1位の小針選手は191㎝と恵まれた体格を持つ大型外野手、2位、3位では吉岡選手、金渕選手と左右の好投手を指名しています。将来に向けて期待の膨らむ3人です。

 

指名全体の感想

 竹田選手、篠木選手、若松選手、坂口選手と弱点である投手陣を手厚く補強する指名となりましたね。今季は3位からの下剋上で日本一となりましたが、来季リーグ優勝するに向けて必要な戦力になるはずです。

 内野手も強打の右打ち2人と支配下の足りないところをしっかりと埋めました。

 指名後のドラフト採点では厳しい意見が出たりもしていますが、個人的にはいい指名だったと思います。

 

 

今後の補強

 さてドラフトが終わったので今後の補強はFA、外国人、トレード、元NPB選手の引き抜き、育成からの昇格、現役ドラフトの6つの手段に絞られると思います。まだ、退団となる選手が出そろってないですし、トレードは他球団との兼合い、現役ドラフトは市場に出る選手がわからないということもあるので中々考察するのは難しいですが、現在わかっている範囲で補強を考えたいと思います。ちなみに現役ドラフトはプラスアルファだと思うので、ここでは考察はしません。

 

 

主な退団選手

投手:石川、高田、三浦
野手:大和、大田、楠本、西浦(引退)、フォード

 入る選手がいるということは出る選手もいるのでここをまとめないわけにはいきませんね。

 既存の支配下選手を見ると現在、オリックス支配下から外れる選手は育成再契約も含め7人が発表されています。ドラフトの支配下選手は6人なので枠はそこまであいていませんね。ただ、外国人選手を多く保有しているのでこの選手の動向次第で枠が空いてくると思います。

 

 

ドラフト前に挙げた補強ポイント

※()内優先度

即戦力投手()→竹田、篠木、若松、坂口?
左投手()→なし
若手一三塁手)→加藤、田中
二遊間(中)→加藤
外野手(中)→小針(育成)

 即戦力投手を中心に補強ポイントを埋めてきました。出来れば中継ぎ左腕も欲しかったですが、市場的にしょうがなかったかなと思います。

年齢分布的に外野手も欲しかったですが、現在外野の3ポジションは激戦区となっていて急を要する必要はないので、高卒の外野手を育成で追加したのは良かったと思います。

 

 

外国人

在籍中の外国人選手

赤字:残留濃厚

投手:ウェンデルケン、ジャクソン、ケイ、ウィック、ディアス
野手:オースティン、フォード

 外国人選手は一軍に登録できるのが5人、ベンチ入りは4人というルールがあるのでそのことを頭に入れながら補強を考えていきたいです。

 投手のジャクソン選手、ケイ選手、ウィック選手、ディアス選手、野手のオースティン選手は残留が決まっていますね。いずれも今季活躍していて欠かせない選手たちですし、残留が決まっているのは朗報です。オースティン選手とポジションが被っているフォード選手は退団が濃厚ですが、日本シリーズの打撃を見る限り他球団から声がかかりそうな選手ですね。ウェンデルケン選手は未定ですが、今季ケガで登板数が増えなかったものの接戦時でも登板できる貴重な選手です。年俸面で折り合いがつけば残留してほしいです。

 報道では中日のマルティネス選手やバウアー選手の獲得調査を行っているようですが、外国人投手が飽和状態なので獲得しても運用が難しくなりますし、今回は見送ってもいいのかなと思います。

 野手はオースティン選手1人なので追加は欲しいですが、ファースト専の選手だとオースティン選手が健在であればフォード選手のように出場機会を失ってしまうので、外野手や二遊間を守れる選手が理想です。

 

 

FA

 今季国内FA権を取得する佐野選手の引き留めに注力したいです。ここ2年成績が下降しているとはいえ打線の核となる選手ですし、チームの看板選手なので流出は避けたいです。
 また、FA権を行使することを表明したソフトバンクの石川選手も狙いたいですね。来季リーグ優勝に向けては先発の頭数が足りていないですし、加入してくれれば心強いです。

 獲得調査との報道があった楽天の酒居選手、中日の高橋周平選手はいずれもFA権を行使せず自チームへ残留となりました。

 

 

トレード

 トレードは他球団との兼合いもありますが、選手同士のトレードであれば支配下枠の増減がないのが利点ですね。トレードが積極的なチームではないですが、近年では森原選手など戦力となる選手が出てきているのでここも検討したいです。

 先発の頭数が足りていないので他球団で実績のある選手を狙いたいですね。楽天の辛島選手あたりが獲得出来れば大きいです。

 

 

 

NPB選手の引き抜き

 現在、阪神を退団となった岩田選手の獲得調査報道が出ていますね。DeNAは今季中継ぎ左腕は坂本選手に頼りきりの状態だったので、薄い中継ぎ左腕の補強に乗り出したのだと思います。岩田選手はサイドスローで対左の成績は毎年いいのでワンポイント的な出番がもらえると思います。

 他にもソフトバンクを退団となる三浦選手は二軍で好成績を残している先発左腕なので、獲得を検討してもいいと思います。

 

 

育成からの支配下昇格

 DeNAは今季堀岡選手、ディアス選手と2人の支配下昇格がありましたね。例年2人前後の昇格があるので来季もそのくらいになると思います。

 最有力候補は先発左腕の庄司選手です。今季は大卒ルーキーながら二軍で19試合に先発し防御率2.35、8勝と好成績を残しています。先発の頭数は足りないですし、来季も同じような内容であれば昇格候補に挙がってきそうです。

 中継ぎの渡辺選手も昇格候補の1人です。今季二軍で48試合に登板し防御率2.25と好成績を残しています。フォークが武器で奪三振率が高いのも特徴です。

 野手では捕手の九鬼選手が打率264、OPS753と好成績を残しています。DeNAの捕手は激戦区ですが、打撃でアピール出来ればチャンスはあると思います。

 他にも蓮選手や高見澤選手など二軍で積極的に起用されている選手が候補になります。

 

 

 

まとめ

 DeNAは即戦力投手中心に指名し来季リーグ優勝を狙う体制を整えましたね。ドラフト採点の記事を見ると低い点数の記事が多いですが、個人的にはいいドラフトだったと思います。

 今オフの動きも活発に行っていますし、本格的に勝負をかけるシーズンとなりそうです。

 

 

ドラフト会議前の各球団の補強ポイントはこちら

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ドラフト関連2024 カテゴリーの記事一覧 - 何はともあれ野球推し (zabero.net)

遂にプレミア12開幕!!~日本と戦うグループBのチームと注目選手まとめ~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回はいよいよ13日に初戦が行われるプレミア12について、日本と同じグループBに所属するチームと注目選手を簡単にまとめてみました。それでは見てみましょう!!

 

 

 

 

韓国(世界ランキング:4位)

NPB経験者(なし)

 プレミア12の第1回優勝国である韓国は過去に日本と何度も激闘を繰り広げ因縁のライバルと言われていますが、近年はWBCで3大会連続1R敗退など日本とは差を付けられています。グランド内外での行動から日本の野球ファンはいいイメージを持っていない人も多いですね。ただ、代名詞の強打は未だ健在で若手有望株の投手も複数出てきており未来に向けては明るい材料も多いですね。この大会を糧に韓国野球が飛躍できるか注目です。

 

瑞鉉(キム・ソヒョン)投手

188㎝、86㎏、右投、20歳、未完成で粗削りながらMAX163㎞を投げ込む怪物

 まずは20歳にしてMAX163㎞を投げ込む怪物右腕のキムソヒョン選手です。一昨年のU18世界大会で日本の前に立ちはだかり注目された選手ですね。プロでの実績はまだ少ないですがポテンシャルはメジャー級の選手ですし、今大会で覚醒を迎えれば手の付けられない投球を見せるかもしれません。

 

金兌勁(キム・テギョン)投手

188㎝、86㎏、右投、19歳、卒ながら韓国の守護神を任される神童

 キムテギュン選手は高卒ルーキーながら60試合に登板し投低打高の韓国リーグにおいて防御率2.35の成績を残した神童です。怪物ルーキーと鳴り物入りで入団しながら早速1年目から結果を残しているところを見ると松坂選手を彷彿とさせる選手ですね。メジャーからも注目されており、今大会では守護神を務めることが濃厚です。

 

郭彬(グァク・ピン)投手

187㎝、95㎏、右投、25歳、代表常連の中心投手

 グァクピン選手は近年の韓国代表には必ず選出されている中心選手です。前回のWBC、アジアチャンピオンシップにも出場しておりアジアチャンピオンシップでは日本打線を5回1失点に抑えています。威力のあるストレートとスライダー、カーブなど正統派の好投手で、日本戦での先発も予想される投手です。

 

金倒永(キム・ドヨン)三塁手

183㎝、85㎏、右投右打、21歳、メジャーも注目する韓国の山田哲人

 キムドヨン選手は今大会の韓国代表で最も注目されている選手です。高卒3年目の今季大ブレイクを果たし打率347、38本塁打、109打点、40盗塁、OPS1.067とトリプルスリーを超える凄まじい成績を残しています。さらに143得点はリーグ新記録と記録に残るシーズンとなりました。MLB.comでも「今大会注目の8選手」の内の1人に選ばれており、海外の選手相手にどこまでやれるか注目です。

 

 

 

台湾(世界ランキング:5位)

NPB経験者:チェン(ロッテ、横浜)、張(オリックス、西武)

 近年、世代別の大会でも結果を残し着々と力をつけている台湾は今年のU18アジア大会でも決勝で日本をやぶり優勝を果たしている要注意チームです。今回は代表に選ばれていませんが、楽天の宋選手など日本の球団にも台湾の選手が増えてきています。今回もロッテ、ベイスターズでプレーしたチェン・グアンユウ選手やオリックスでプレーした張奕選手など日本でプレーした経験のある選手も複数選出されています。 

 

林昱珉(リン・ユーミン)投手

180㎝、73㎏、左投、21歳、3Aでプレーする若手有望株

 林選手は大学進学後に直接メジャー球団ダイヤモンドバックスと契約し今季3Aに昇格した将来性抜群の左腕です。今年の開幕前のメジャー公式有望株ランキングでは全体74位にランクインしていた選手で、150㎞前後のストレートとカーブ、チェンジアップを投げ分ける先発タイプの投手です。日本戦で登板するようなら要注意人物です。

 

吉力吉撈鞏冠(ギリギラオ・ゴングァン)捕手

180㎝、104㎏、右投右打、30歳、過去に3Aまで登り詰めた実力者

 ギリギラオ選手は大学在学中からアメリカでプレーしていた選手で、2018年には3Aまで登り詰めた実力者です。2020年まで3Aでプレーしていましたが、コロナの影響でアメリカで野球が出来なくなり出場機会を求め台湾に帰ってきました。台湾では2022~23年に2年連続で本塁打王を獲得し、今年もリーグ2位の23本塁打を放っている強打が特徴です。打線の核として要注意です。

 

林立(リン・リー)二塁手

182㎝、86㎏、右投右打、28歳、台湾リーグで三冠王を達成したスター選手

 林選手は台湾リーグでトップを走り続けるスター選手です。2022年は三冠王を達成し名実ともにトップ選手となりました。今年も打率353で首位打者を獲得しており、打棒は衰えてないですね。台湾の打線の核として期待されている選手です。

 

 

 

キューバ(世界ランキング:8位)

NPB経験者:モイネロ(SB)、Rマルティネス(中日)、ロペス(巨人)
      アルバレス(中日)、サルディ(SB育成)、Aマルティネス(日本ハム
      デスパイネ(SB)、サントス(ロッテ)、ドレイク(日本ハム

 「赤い稲妻」の異名を持つ強豪国。ソフトバンクのモイネロ選手 、中日のマルティネス選手など日本でプレーしている選手が多く馴染みの選手が多いのが特徴です。ここ数年は国際大会で苦しんでいましたが、前回のWBCでベスト4となり不振を脱しています。今回選ばれた選手も粒ぞろいで要注意チームの1つです。

 

リバン・モイネロ投手

178㎝、69㎏、左投、28歳、ソフトバンクで活躍する最強左腕

 ソフトバンクでプレーするモイネロ選手は言わずもがな要注意人物ですね。今季は先発転向にも対応し最優秀防御率のタイトルも獲得しているNPBでトップクラスの選手です。「モイネロの攻撃」とも言われる凶悪な投球が持ち味で調子の良い時は手を付けられません。日本戦で登板となれば何とか打ち崩したいです。

 

ライデル・マルティネス投手

193㎝、93㎏、右投、28歳、NPB史上最強格のリリーバー

 こちらも言わずもがな中日の守護神を務めるマルティネス選手です。今季は3年連続の防御率0点台こそ逃すもそれでも防御率1.09と圧倒的な投球を見せました。キューバ代表でも中心選手として大事な場面で起用されそうですね。今年で中日との契約が切れるため今オフの去就も注目されています。

 

レオダン・レイエス投手

181㎝、75㎏、右投、24歳、右のモイネロとも言われる剛腕

 レイエス選手は「右のモイネロ」の異名を持つ若手有望株の投手です。日米のスカウトから高い評価を受けており、2022年オフには亡命しメジャー球団のナショナルズと仮契約まで済ませていましたが、メディカルチェックで右ひじの異常が発覚したことで契約が白紙となりキューバに戻って来ていました。今大会での活躍しだいでは来季契約するNPB球団も現れるかもしれません。

 

アリエル・マルティネス一塁手

190㎝、95㎏、右投右打、28歳、日本ハムでプレーする右の強打者

 日本ハムでプレーするアリエル選手も注目ですね。中日時代から日本野球に対応していた右の強打者で、今季も13本塁打、57打点とチームの打線の核として機能していました。捕手もできますが今回のキューバ代表ではファーストやDHがメインとなりそうです。

 

ヨアン・モンカダ二塁手

188㎝、93㎏、右投両打、29歳、野球センス抜群の現役メジャーリーガー

 モンカダ選手はメジャーで通算747試合出場、97本塁打を放っている現役のメジャーリーガーです。レッドソックス時代の2016年にメジャーデビューを飾り、翌年からホワイトソックスで9年間プレーしています。2019年には1シーズンで25本塁打を放ったシーズンもありました。今季はケガの影響もあり12試合の出場に留まりましたが、実力は十分ですね。メジャーリーガーは今大会に出場出来ませんが、今年で契約が切れるため出場が認められたのだと思います。

 

 

 

ドミニカ共和国(世界ランキング:9位)

NPB経験者:コルニエル(広島)、アルカンタラ(日本ハム)、ハンソン(日本ハム

 古くから多数のメジャーリーガーを排出している強豪国です。第3回のWBCでは日本の三連覇を阻み優勝国となっていますが、今大会はメジャーリーガーは召集できないためそこまで名前が挙がっていません。ただ、広島のコルニエル選手や昨年日本ハムに在籍していたハンソン選手などNPB経験者も複数いるので油断は出来ない相手です。

 

コルニエル投手

194㎝、104㎏、右投、29歳、最速165㎞のパワーピッチャー

 5年間広島でプレーするコルニエル選手は通算86試合に登板する実力者です。最速165㎞を計測するストレートが武器のパワーピッチャーで常時150㎞を超えてきます。先発、中継ぎ両方に対応できますが、今季は中継ぎ起用がメインだったので今大会も中継ぎでの起用が予想されます。

 

 

 

オーストラリア(世界ランキング:11位)

NPB経験者:なし

 グループBの中で最も世界ランキングの低いチームですが、前回のWBCでは韓国を敗り初の第1Rを突破するなど近年躍進が見られる要注意チームです。ほとんどが地元の豪州リーグかアメリカのマイナーでプレーしており、今大会では元メジャーリーガーも複数人選出されるなど粒ぞろいです。

 

ワーウィック・サーポルド投手

185㎝、89㎏、右投、34歳、MLBで3年間プレーした軟投派投手

 サーポルド選手はメジャー球団のタイガースで3年間プレーした実力者です。2016~18年まで82試合に登板しており、その後は韓国リーグで先発投手として好成績を残していました。今年は地元のオーストラリアでプレーしており、どの程度の実力が保てているか注目です。

 

アーロン・ホワイトフィールド外野手

193㎝、95㎏、右投右打、28歳、大谷と共にプレーした経験を持つ元メジャーリーガー

 ホワイトフィールド選手はエンゼルス時代に大谷選手ともプレーした経験を持つ俊足巧打の外野手です。現在は2Aでプレーしていますが、持ち前の俊足を活かした広い守備範囲に定評があり、1番センターを定位置としています。今大会でアピールを重ねメジャー再昇格、もしくはNPB移籍を狙います。

 

トラビス・バザーナ二塁手

183㎝、90㎏、右投左打、22歳、今年MLBドラフトの全体1位で指名された未来のメジャーリーガー

 バザーナ選手はオーストラリアだけでなく今大会で最も注目されている選手の1人です。今年のMLBドラフトで全体1位指名を受けた超有望株で広角に長打を放つ打撃技術と平均以上のスピードを併せ持つ強打のセカンドです。アメリカの大学で実績を積み4年時に打率4割越えと圧倒的な成績を残し今回の高い評価を受けました。今年はマイナーリーグでのプレーに留まりましたが、MLBのプロスペクトランキングでは12位にランクインしており、将来メジャーでプレーすることが期待されています。

 

 

 

まとめ

 いかがでしょうか。日本と戦うライバルチームの簡単な総評がわかればプレミア12をもっと楽しめると思います。

 

ドラフト会議後企画、各球団の指名選手詳細と今オフの補強ポイント~北海道日本ハムファイターズ編~2024オフ

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 先日行われたドラフト会議後に各球団の簡単な総評を書いた記事が凄まじい閲覧数となっていてかなりビビッています(笑)。

 私もドラフト会議を楽しみにしていましたし、皆さんも楽しみにしていた人が多かったのだと思います。

 

 今回は1球団ごとにドラフトで指名された選手の詳細と指名の意図、指名全体の感想、今後の補強についてをまとめてみました。

 

 

今回は将来が楽しみなロマンある指名!!

北海道日本ハムファイターズです!!!

 

 

目次

  1. ドラフト指名一覧
  2. 各選手詳細と指名の意図
  3. 全体の感想
  4. 今後の補強について

 

 

 

 

ドラフト指名一覧

1位:宗山塁(明大)内×
       柴田獅子(福岡大大濠)投〇
2位:藤田 琉生(東海大相模)投
3位:浅利 太門(明大)投
4位:清水 大暉(前橋商)投
5位:山県  秀(早大)内
6位:山城航太郎(法大)投
指名終了
育成指名
1位:川勝 空人(生光学園)投
2位:渋谷 純希(帯広農)投
指名終了    

 

 

 1位:柴田獅子(福岡大大濠)投

186㎝、85㎏、右投左打、18歳、可能性無限大の二刀流

 1位は宗山選手を外しましたが二刀流として将来が期待される柴田選手を指名しました。投手としては186㎝といった体格を活かした威力のあるストレートが武器の本格派右腕です。フォームもしなやかに腕を振り力感以上の球速を出します。野手としては優れた打撃センスと抜群のパワーを持つ左のスラッガーです。スカウト評では投手の方が評価されている場合が多いですが、新庄監督としては野手としての評価が高いようですね。日本ハムに入ってどのような成長曲線を描くか注目です。

 

2位:藤田 琉生(東海大相模)投

198㎝、96㎏、左投、17歳、左腕としてNPB最高身長となる超大型左腕

 2位で東海大相模のエース藤田選手を指名しました。最速150㎞のストレートが注目されますが、実際は変化球も器用に操る技術のある投手で3年に球速が上がり上位候補として見られるようになりました。U18日本代表でも台湾相手に好投を見せましたね。現時点での完成度もありますが、伸びしろも十分の若手有望株です。

 

3位:浅利 太門(明大)投

186㎝、89㎏、右投、22歳、トップクラスの馬力を持つパワー型右腕

 3位は明治大学から浅利選手を指名しました。昨年のこの時期には1位級と言われていた選手ですね。一番の武器は馬力の大きさで最速154㎞のストレートは威力抜群です。今季先発挑戦が上手くいかず思うように評価を上げることが出来ませんでしたが、ポテンシャルは誰もが認めるところです。即戦力というよりは将来性を見込んでの指名ですが、1年目から活躍する可能性もあります。

 

4位:清水 大暉(前橋商)投

192㎝、95㎏、右投、18歳、スケールの大きさが評価される大型右腕

 4位は前橋商業エース清水選手を指名しました。長身を活かした角度あるボールを投げ込む本格派右腕で、フォームに癖がなくストレートの回転もいいので伸びしろの塊ですね。まだまだ線が細いのでこれから体が出来てくれば大化けも期待できます。他球団からの評価も高かった選手で4位まで残っていたのは大きいです。

 

5位:山県  秀(早大)内

176㎝、80㎏、右投右打、22歳、ハイレベルな守備力を持つ内野手

 5位は早稲田大学から山縣選手を指名しました。大学日本代表にも選出された世代を代表するショートですね。一番の武器は安定した守備力でアクロバティックなプレーも出来ますね。守備は間違いないので打撃が順応出来れば即戦力として期待出来ると思います。内野複数ポジション守れるユーティリティー性も兼ね備えています。

 

6位:山城航太郎(法大)投

183㎝、84㎏、右投、22歳、ベールに包まれた秘密兵器

 6位は法政大学から山城選手を指名しました。福岡大大濠高校時代は同期に山下舜平太選手がおり、大学進学後も同期に篠木選手や吉鶴選手がいるなどプロ注目の同期たちに出番が回り中々公式戦での登板機会がありませんでした。ただ、ボールの質などスカウトに評価されており、今年になってまとまりが出てきたことで公式戦での登板が増え、その伸びしろを買われ支配下での指名となりました。即戦力というよりも将来性を見込んでの指名だと思います。

 

育成

 育成では高卒投手2人を指名しました。1位の川勝選手は2年時で既に150㎞越えのストレートを投げていて馬力だけなら支配下の選手にも引けを取りません。2位の渋谷選手も地元出身の左腕ということで、この2人は伸びしろ期待です。日本ハムは今季高卒3年目の福島選手、柳川選手が育成から台頭してきているのでその流れに乗りたいです。

 

指名全体の感想

 5位の山縣選手以外は大型で将来性のある投手ばかり指名していた夢が膨らむ指名ですね。1位の柴田選手は投打で注目の選手ですし、数年後物凄い選手が出てきている可能性もあるドラフトとなりました。

 来季に向けては二遊間を高いレベルで守れる山縣選手が即戦力として期待されると思います。

 

 

今後の補強

 さてドラフトが終わったので今後の補強はFA、外国人、トレード、元NPB選手の引き抜き、育成からの昇格、現役ドラフトの6つの手段に絞られると思います。まだ、退団となる選手が出そろってないですし、トレードは他球団との兼合い、現役ドラフトは市場に出る選手がわからないということもあるので中々考察するのは難しいですが、現在わかっている範囲で補強を考えたいと思います。ちなみに現役ドラフトはプラスアルファだと思うので、ここでは考察はしません。

 

 

主な退団選手

投手:鍵谷(引退)、黒木
   育成打診組(安西、宮内、北浦)
野手:加藤豪(引退)、江越、福田、スティーブンソン

 入る選手がいるということは出る選手もいるのでここをまとめないわけにはいきませんね。

 既存の支配下選手を見ると現在、日本ハム支配下から外れる選手は育成再契約も含め9人が発表されています。ドラフトで6人が加入するので枠は3つ空いていますね。正直、そこまで多く空いていないので補強は慎重になると思いますが、既存の外国人選手が多いので彼らの去就次第だと思います。

 

 

ドラフト前に挙げた補強ポイント

※()内優先度

先発投手()→なし
中継ぎ投手(中)→浅利?、山城?
二遊間()→山縣
センター()→なし
左のスラッガー(低)→なし

 ドラフト前に挙げた補強ポイントはそれほど埋まっていませんね。

 将来性に振り切った指名だったのでここは仕方ないと思います。来季にリーグ優勝に向けてある程度即戦力期待の選手を中心に指名すると思いましたが、ドラフトではあくまでも未来に向けてという方針が一貫していました。

 埋まっていない補強ポイントについてはその他の方法で埋めていくことになりそうです。

 

外国人

在籍中の外国人選手

赤字:残留濃厚

投手:ロドリゲス、バーヘイゲン、ザバラ、マーフィー
野手:マルティネス、レイエスティーブンソン

 外国人選手は一軍に登録できるのが5人、ベンチ入りは4人というルールがあるのでそのことを頭に入れながら補強を考えていきたいです。

 投手はロドリゲス選手、マーフィー選手の2人が退団濃厚という記事が出ていましたね。ロドリゲス選手は今季厳しかったのでともかくマーフィー選手は中継ぎとして戦力になっていたので残しても良かったのかなと思いましたがシビアにいきましたね。逆に情報が出ていない2人は残留路線かなと思います。

 野手は凄まじい打撃成績を残していたレイエス選手は複数年契約での残留のようでスティーブンソン選手は既に退団しているので後はマルティネス選手の去就ですね。プレミア12出場のため帰国せず日本に残って調整しているので残留の可能性が高いですが、キューバの選手なので政府の絡みもありますし捕手としての出場機会を求め退団となる可能性も0じゃないです。

 新たに入れるとしたら投手ですね。バーヘイゲン選手が先発、中継ぎどちらでいくかわかりませんが、投手陣の現状を見る限り中継ぎを補強しておきたいです。

 野手は間違いない選手が2人いるので補強はなしでもいいと思いますが追加するとすれば二遊間が守れる選手になると思います。

 

 

FA

 FA権を行使することを表明したソフトバンクの石川選手を狙いにいってもいいと思います。来季の優勝に向けては必要な戦力ですし、伊藤選手、加藤選手、山崎選手に次ぐ先発の柱として期待したいです。Cランクで人的補償が必要ないのもプラスです。

 

 

トレード

 トレードは他球団との兼合いもありますが、選手同士のトレードであれば支配下枠の増減がないのが利点ですね。日本ハムは新庄監督が就任してから積極的にトレードを行っているので戦力補強の手段として重宝しそうです。

 他球団でくすぶっている選手を開花させてきているので、ポテンシャル重視で巨人の畠選手や楽天の宮森選手、野手だとヤクルトの濱田選手あたりを狙っていきたいです。

 

 

NPB選手の引き抜き

 二遊間候補としてソフトバンクから育成再契約を打診されている仲田選手を狙ってもいいと思います。内外野守れるユーティリティー性を持つ選手で今季は支配下昇格、二軍で打率4割越えの好成績を残すも一軍では出場機会が増えずオフに育成再契約を打診されました。今季の二軍成績を見れば一軍でも十分通用しそうですし、真面目な性格を新庄監督が巧みに操り田中選手のように開花させて欲しいです。

 他にも先発左腕として期待できるソフトバンクの三浦選手やセンターを守れる外野手である西武の鈴木選手などを狙っていきたいです。

 

 

育成からの支配下昇格

 日本ハムは昨年福島選手、柳川選手など5人の選手が支配下昇格しており、戦力としていますね。枠はそこまで空いていませんがキャンプからアピールすれば昇格チャンスはあると思います。

 投手は台湾のトッププロスペクトである孫選手が候補に挙がってきます。来季が高卒3年目の代ですが、福島選手も柳川選手も高卒3年目で支配下昇格し戦力となっています。ポテンシャルは誰もが認める選手ですし、来季の覚醒に期待したいです。

 他にも二軍で登板機会の多い山本選手、中山選手やケガから復帰した松岡選手などが候補です。

 野手は二軍で高い身体能力を発揮している山口選手が候補です。センターを守れますしあのパンチ力は魅力ですね。来季も松本選手の調子が上がらなければ昇格チャンスはあると思います。

 

 

まとめ

 日本ハムはロマンあふれるドラフトになりましたね。来季直ぐにという感じでないですが、将来性に向けては楽しみな選手たちです。

 今オフの補強はこれまでと違って消極的になりそうですが、目玉選手には恐れず突っ込んでいって欲しいです。

 

 

ドラフト会議前の各球団の補強ポイントはこちら

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ドラフト会議後企画、各球団の指名選手詳細と今オフの補強ポイント~阪神タイガース編~2024オフ

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 先日行われたドラフト会議後に各球団の簡単な総評を書いた記事が凄まじい閲覧数となっていてかなりビビッています(笑)。

 私もドラフト会議を楽しみにしていましたし、皆さんも楽しみにしていた人が多かったのだと思います。

 

 今回は1球団ごとにドラフトで指名された選手の詳細と指名の意図、指名全体の感想、今後の補強についてをまとめてみました。

 

 

今回は金丸外すもリカバリーできた!!

阪神タイガースです!!!

 

 

目次

  1. ドラフト指名一覧
  2. 各選手詳細と指名の意図
  3. 全体の感想
  4. 今後の補強について

 

 

 

 

ドラフト指名一覧

1位:金丸 夢斗(関大)内
    伊原 陵人(NTT西日本)投
2位:今朝丸裕喜(報徳学園)投
3位:木下 里都(KMGホールディングス)投
4位:町田 隼乙(BCリーグ・武蔵)捕
5位:佐野 大陽(日本海L・富山)内
指名終了
育成指名
1位:工藤 泰成(四国IL・徳島)
2位:嶋村麟士朗(四国IL・高知)
3位:早川 太貴(くふうハヤテ)
4位:川崎 俊哲(日本海L・石川)
指名終了    

 

 

 1位:伊原 陵人(NTT西日本)投

170㎝、75㎏、左投、24歳、空振り率の高いストレートを投げ込む即戦力左腕

 1位の伊原選手は社会人を代表する即戦力左腕です。一番の武器は打者の手元まで伸びるストレートで、回転数はメジャーで活躍する今永選手とほぼ同じ数値を叩き出しています。空振りの取れるストレートを武器に先発、中継ぎ両方で活躍が見込めますね。過去指名漏れを経験していますが、元々完成度が高くストレートの球速不足で指名が見送られていたので、そこが改善すれば当然1位で指名されても驚かない選手です。

 

2位:今朝丸裕喜(報徳学園)投

188㎝、77㎏、右投、18歳、世代屈指の好投手

 2位の今朝丸選手は高卒を代表する本格派右腕です。3年時にはエースとしてチームを春の選抜準優勝に導き、U18日本代表に選出された際もエース格として大事な試合の先発を任されました。世代屈指の実力もさることながら186㎝と高身長でまだ細身ということで伸びしろを残しているというところも魅力です。1位指名候補とされていた中で2位まで残っていたのはラッキーです。

 

3位:木下 里都(KMGホールディングス)投

183㎝、87㎏、右投、23歳、最速156㎞の剛腕

 3位の木下選手は社会人を代表する剛腕投手です。ストレートの威力だけで言えば今年のドラフト候補の中でヤクルトに1位指名された中村選手と双璧を成すと思います。大学時代に投手転向したため歴は浅いですが社会人で大きく飛躍しましたね。リリーフであれば1年目から戦力となれそうです。

 

4位:町田 隼乙(BCリーグ・武蔵)捕

186㎝、88㎏、右投右打、21歳、独立リーグを代表する打撃型捕手

 4位の町田選手は独立リーグで活躍する強打の捕手です。186㎝、95㎏の恵まれた体格から繰り出す豪快な打撃が魅力ですね。独立リーグに進み打撃が大きく成長したことで支配下での指名を掴みました。高卒3年目ということでまだ若く中川選手の1個下になりますね。まずはじっくり育成だと思いますが、打撃を活かしファーストでの起用もあるかもしれません。

 

5位:佐野 大陽(日本海L・富山)内

178㎝、81㎏、右投右打、22歳、走攻守三拍子揃ったショート

 5位の佐野選手は走攻守3拍子揃った二遊間の選手です。スカウト評では安定した守備力が魅力とのことです。広角に打ち分ける打撃も武器で即戦力として期待されますね。来季で23歳ということで来季のショートのレギュラー争いに加わってきて欲しいです。

 

育成選手 

 育成1位で徳島の工藤選手が獲得出来たのがまず大きいですね。最速159㎏のパワー型の投手でストレートは常時150㎞を超えてきます。くふうハヤテから加入すする選手を加えたこの2人は1年目から支配下昇格を狙っていく立場になりそうです。さらに4位の寺岡選手は小柄ながら体の強いアスリートタイプの外野手で昨年加入した桃谷選手と競い合いセンターという補強ポイントを埋めてくれる選手です。2位の嶋村選手も打撃型の捕手で支配下昇格には打撃でアピールすることが求められます。

 

 

指名全体の感想

 上位3人投手でそれぞれ即戦力左腕、将来のエース候補、即戦力中継ぎということで綻びが見えてきた投手陣の補強に成功しています。育成の2人もある程度即戦力期待ですし来年の投手陣は厚くなりそうです。

 野手は補強ポイントを埋めることを重視した指名で特に捕手は育成も含めて2人指名しているので、それだけチームとして優先順位の高い補強ポイントだと認識していると思います。

 育成も含め大卒0人、独立リーグ5人ということで異例の指名で元々独立リーグ出身の選手が多いですが、今後もこのホットラインは続いていきそうです。

 

 

 

今後の補強

 さてドラフトが終わったので今後の補強はFA、外国人、トレード、元NPB選手の引き抜き、育成からの昇格、現役ドラフトの6つの手段に絞られると思います。まだ、退団となる選手が出そろってないですし、トレードは他球団との兼合い、現役ドラフトは市場に出る選手がわからないということもあるので中々考察するのは難しいですが、現在わかっている範囲で補強を考えたいと思います。ちなみに現役ドラフトはプラスアルファだと思うので、ここでは考察はしません。

 

 

主な退団選手

投手:秋山(引退)、加治屋、岩田
   育成再契約組(森木)
野手:ノイジー、ミエセス、遠藤、高濱、片山

 入る選手がいるということは出る選手もいるのでここをまとめないわけにはいきませんね。

 既存の支配下選手を見ると現在、阪神から支配下の枠を外れる選手は引退した秋山選手も含めて8人います。退団に驚いた選手も複数人いるため他球団に加入する選手も出てくると思います。

 ドラフトでは5人加入ということで枠の余裕はそこまでないですね。もしかしたら今後退団となる選手も出てくるかもしれませんが、オフの補強は少なそうです。

 

 

ドラフト前に挙げた補強ポイント

※()内優先度

即戦力投手()→伊原、木下、工藤(育成)
打力のある一三塁手超高)→町田?
二遊間()→佐野
捕手()→町田

 ドラフト前に挙げた補強ポイントはしっかりと埋まっています。少ない指名人数でしたが、補強ポイントを的確に埋めた印象です。ドラフトで埋められているのでここからの補強は少なそうですね。欲を言えばセンターを守れる外野手も欲しかったです。

 

 

外国人

在籍中の外国人選手

赤字:残留濃厚

投手:ビーズリー、ゲラ
野手:ノイジー、ミエセス

 外国人選手は一軍に登録できるのが5人、ベンチ入りは4人というルールがあるのでそのことを頭に入れながら補強を考えていきたいです。

 野手の2人は既に退団の報道が出ています。一軍で結果を出せていなかったですし、退団は仕方ないですね。

 投手の2人は報道はまだ出ていませんが残留して欲しいですね。先発、中継ぎで欠かせない2人です。

 投手の2人が残留してくれれば野手2人の補強で十分ですね。出来れば投手も1人追加しておきたいですが、枠的にそこまで余裕はなさそうです。

 

 

FA

 今季国内FA権を取得した大山選手、坂本選手を何としてでも引き留めたいです。特に大山選手が抜けてしまうと戦力が大きくダウンしてしまいます。阪神のスター選手ですし、大型契約は必須です。

 他球団からはFA宣言するとの報道が出ているソフトバンクの石川選手を狙ってもいいと思います。強力な先発陣を擁していますが、少し不安材料がありますね。石川選手なら中継ぎも出来ますし、不安な投手陣に厚みを持たせることが出来ます。かなり高額になると思いますが獲得を検討してもいいと思います。

 

 

トレード

 トレードは他球団との兼合いもありますが、選手同士のトレードであれば支配下枠の増減がないのが利点ですね。阪神はトレードはあまり積極的ではないですが、近年は渡邉選手、高濱選手を獲得した実績もあります。

 トレードで狙いたいのは中継ぎ投手です。中継ぎ陣は特定の選手に大きな負担がかかっていて層が厚いとは言えないと思います。日本ハムの玉井選手やオリックスの井口選手など実績のある投手を獲得して厚みを持たせたいです。

 

 

NPB選手の引き抜き

 現状、まだ各球団から退団となる選手が揃っていないのでここの動きは現在よりも加速していくと思いますが、現状の考察をしたいと思います。

 報道ではDeNAを退団した楠本選手を獲得調査しているとされていますね。左の代打として糸原選手に次ぐ貴重な戦力になれる選手です。左打ちの外野手も少ないですしピッタリの補強だと思います。

 他にもソフトバンクを退団となった三浦選手やオリックスを退団となった中田選手を育成で獲得して伸びしろに期待してもいいと思います。

 

 

育成からの支配下昇格

 枠が少ないので他球団よりはチャンスが少ないですが候補はいますね。

 投手は工藤選手、下山選手のルーキー2人にまず注目したいです。2人とも即戦力となる可能性を秘めている選手だと思います。他にも二軍で30試合以上に登板している松原選手やケガが治れば小川選手も候補に入って来ます。育成再契約の森木選手の逆襲にも期待したいです。

 野手は桃谷選手が二軍で15盗塁と自慢の足でアピールしていますね。センターを守れる外野手として貴重な存在ですし、近本選手に何かあれば昇格候補に挙がってくると思います。ルーキーの嶋村選手、川崎選手にも注目です。

 

 

まとめ

 阪神は人数こそ少なかったですがドラフトで的確に補強ポイントを埋めてきましたね。育成選手も4人指名しており今までとは少し違うドラフトを展開しています。育成選手の競争も激化しそうですね。

 オフの補強は少なそうですがいい選手を獲得したいです。

 

 

 

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ドラフト会議後企画、各球団の指名選手詳細と今オフの補強ポイント~オリックスバファローズ編~2024オフ

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 先日行われたドラフト会議後に各球団の簡単な総評を書いた記事が凄まじい閲覧数となっていてかなりビビッています(笑)。

 私もドラフト会議を楽しみにしていましたし、皆さんも楽しみにしていた人が多かったのだと思います。

 

 今回は1球団ごとにドラフトで指名された選手の詳細と指名の意図、指名全体の感想、今後の補強についてをまとめてみました。

 

 

今回は独自色を押し出したらしいドラフト!!

オリックスバファローズです!!!

 

 

目次

  1. ドラフト指名一覧
  2. 各選手詳細と指名の意図
  3. 全体の感想
  4. 今後の補強について

 

 

 

 

ドラフト指名一覧

1位:西川 史礁(青学大)外×
    麦谷 祐介(富士大)外
2位:寺西 成騎(日体大)投
3位:山口 廉王(仙台育英)投
4位:山中 稜真(三菱重工East)外
5位:東山 玲士(ENEOS)投
6位:片山 楽生(NTT東日本)投
指名終了
育成指名
1位:今坂 幸暉(大院大高)内
2位:清水 武蔵(BCリーグ・栃木)内
3位:上原 堆我(花咲徳栄)投
4位:寺本 聖一(広島経大)外
5位:田島 光祐(BCリーグ信濃)捕
6位:乾  健斗(霞ケ浦)投
指名終了    

 

 

 1位:麦谷 祐介(富士大)外

180㎝、83㎏、右投左打、22歳、ハングリー精神旺盛な攻撃型外野手

 1位は西川選手を外しましたが同じ外野手の麦谷選手を指名しました。走攻守三拍子揃った外野手で、昨年の全国大会でその年のドラフト1位で指名された常廣選手、下村選手の2人から本塁打を放ったことで注目されました。健大高崎高校を中退した異色の経歴を持ちますが、その経験から獲得したハングリー精神でチームにいい影響を与えてくれる選手だと思います。1年目からレギュラー争いに加わって欲しいです。

 

2位:寺西 成騎(日体大)投

186㎝、85㎏、右投、22歳、ポテンシャルは1位級の長身右腕

 2位で日体大の寺西選手を指名しました。しなやかなフォーム繰り出す威力のあるストレートが武器の長身右腕ですね。変化球も起用に操ることができ、いい時は手を付けられない投球を見せます。4年時に細かいケガが重なり実戦登板が少なく評価を上げられませんでしたが、ポテンシャルは1位級と言われていますね。即戦力としても計算できますが、伸びしろもありそうでオリックスの育成力で大化け期待です。

 

3位:山口 廉王(仙台育英)投

193㎝、95㎏、右投、18歳、粗削りながら馬力が魅力の超大型右腕

 3位は仙台育英のエース山口選手を指名しました。恵まれた体格から最速153㎞の威力のあるストレートを投げ込むことができエンジンの大きさが魅力です。変化球も器用に操り1試合投げぬくスタミナも魅力です。まだ荒削りですがオリックスの育成力で大化け期待です。

 

4位:山中 稜真(三菱重工East)外

177㎝、77㎏、右投左打、23歳、社会人で打ちまくる左の強打者

 4位は社会人で活躍する山中選手です。学生時代から打力に定評のある選手でしたが、社会人2年目となる今季は打ちまくっており支配下での指名となりました。ポジションは悩ましいですが、今のところ両翼での起用がメインとなりそうですね。1年目から自慢の打撃を見せつけてくれればと思います。

 

5位:東山 玲士(ENEOS)投

179㎝、83㎏、右投、24歳、総合力の高い即戦力右腕

 5位は社会人の第一線で活躍する東山選手を指名しました。名門ENEOSで中継ぎを中心に活躍する即戦力右腕です。威力のあるストレートとカットボール、チェンジアップを操り右左苦にせず抑えることが出来ます。古田島選手のように1年目から一軍で戦力となれる選手です。

 

6位:片山 楽生(NTT東日本)投

177㎝、84㎏、右投、22歳、社会人日本代表にも選出された本格派右腕

 6位はNTT東日本から片山選手を指名しました。伸びのあるストレートとキレのある変化球で抑える本格派右腕で社会人日本代表に選出され、W杯、アジア選手権を戦っています。多彩な変化球を投げ分けられるため先発、中継ぎ両方に対応できますが、1年目は中継ぎ起用となる可能性が高そうです。

 

育成

 育成では計6人と多く指名しました。育成選手から戦力になる選手も多い球団ですし、指名された選手には頑張ってもらいたいですね。

 1位の今坂選手は支配下指名濃厚と言われた高卒ショートで高い身体能力を活かした躍動感あふれるプレーが魅力ですね。育成ではありますが若手有望株の1人だと思います。4位の寺本選手も小柄ながら内蔵された馬力のある外野手で1年目から存在感を発揮できそうです。

 2位の清水選手も高校時代から評判の打撃型ショートで昨年までは捕手をやっていた選手ですね。5位でも捕手の田島選手を指名していますし、支配下の母数の少ない捕手ですが有事の際に備えています。

 

指名全体の感想

 センターを守れる強打の外野手とオリックス得意の長身右腕、下位でこれもお得意の社会人の即戦力を補強ということでらしさが出たドラフトですね。昨年は1位~4位まで高卒選手と未来に向けての投資に比重を置いた指名でしたし、今年と合わせてバランスのいい指名になったと思います。

 

 

今後の補強

 さてドラフトが終わったので今後の補強はFA、外国人、トレード、元NPB選手の引き抜き、育成からの昇格、現役ドラフトの6つの手段に絞られると思います。まだ、退団となる選手が出そろってないですし、トレードは他球団との兼合い、現役ドラフトは市場に出る選手がわからないということもあるので中々考察するのは難しいですが、現在わかっている範囲で補強を考えたいと思います。ちなみに現役ドラフトはプラスアルファだと思うので、ここでは考察はしません。

 

 

主な退団選手

投手:比嘉(引退)
   育成打診組(河内、横山楓、村西、前)
野手:T岡田(引退)、安達(引退)、小田(引退)、ゴンザレス(引退)
   トーマス、育成打診組(宜保)

 入る選手がいるということは出る選手もいるのでここをまとめないわけにはいきませんね。

 既存の支配下選手を見ると現在、オリックス支配下から外れる選手は育成再契約も含め11人が発表されています。引退する選手も5人いますし、かなり多くの枠が空きましたね。ドラフトの支配下選手は6人なので枠的にはまだ十分空いているので積極的に補強を行いたいです。

 

 

ドラフト前に挙げた補強ポイント

※()内優先度

即戦力投手(中)→寺西、東山、片山
左投手()→なし
若手有望株野手()→麦谷
外野手()→麦谷、山中
二遊間()→なし
三塁手(中)→山中?

 ドラフト前に挙げた補強ポイントはある程度埋めました。

 投手は右投手4人の指名でしたね。中嶋監督が退任し右左にこだわらない方針がどうなるか注目でしたが、どうやら球団としての方針のようですね。この方針は早々変わらないと思います。

 野手は打力のある選手を中心に指名しましたね。特にセンターを守れる麦谷選手を獲得したのは大きいです。ただ、安達選手、ゴンザレス選手、宜保選手と3人が外れている二遊間の追加がなかったので今後の補強がありそうです。

 

 

外国人

在籍中の外国人選手

赤字:残留濃厚

投手:エスピノーザ、マチャド、カスティー、ペルドモ
野手:ゴンザレス、セデーニョ、トーマス

 外国人選手は一軍に登録できるのが5人、ベンチ入りは4人というルールがあるのでそのことを頭に入れながら補強を考えていきたいです。

 投手は正直4人とも残したいですがカスティーヨ選手に関しては退団濃厚のような記事が出ていますね。安定して先発ローテを守れる選手なので他球団からの需要はありそうです。他3人は来季も必要不可欠な選手ばかりなので残ってくれたのは大きいです。

 野手はまだ若く爆発力のあるセデーニョ選手は報道こそ出ていないものの残しておきたいですね。どこ守るか問題はありますがあの打撃は外せないです。

 新たに野手中心に獲得したいです。セデーニョ選手がファーストを守るのでサードとレフトが欲しいです。

 投手は追加するなら先発ですね。既に3人いるので追加の必要はそれほどなさそうです。

 

 

FA

 近年、森選手、西川選手などFA戦線に積極的に参加し獲得してきましtが、今年は目ぼしい選手がいないですね。獲得するとしたら大山選手ですがおそらくFA宣言はしないと思います。

 

 

トレード

 トレードは他球団との兼合いもありますが、選手同士のトレードであれば支配下枠の増減がないのが利点ですね。今季はトレードで獲得した吉田選手が戦力になるなど上手く戦力化している印象です。

 トレードでは中継ぎを狙いたいですね。今季はリーグ2位の防御率だったとは言え核となる選手が定まっておらずチーム全体で何とかやり繰りした印象です。他球団で伸び悩んでいる選手がいれば獲得したいですね。巨人の畠選手や阪神の佐藤蓮選手などオリックスに来れば花開きそうです。

 

 

NPB選手の引き抜き

 現状、まだ各球団から退団となる選手が揃っていないのでここの動きは現在よりも加速していくと思いますが、現状の考察をしたいと思います。オリックスは昨年日本ハムを退団した井口選手を獲得し戦力となっているのでここは注目です。

 先日、阪神を退団となった遠藤選手を獲得調査しているとの報道がありました。二遊間を中心に内野複数ポジションを守れるユーティリティープレイヤーで、今季二軍で最高出塁率のタイトルを獲得しています。リーグ2位の30盗塁と足でもアピールしていますね。二遊間が不足しているオリックスが調査するのも納得の若手有望株です。

 他にも広島を退団となった小林選手はストレートの強さが武器の高卒3年目なのでケガさえ克服できればオリックスの育成力で化ける可能性があると思います。同じく広島を退団となった岡田選手もオリックスの好きなパワーピッチャーなので獲得に動く可能性もあると思います。また、日本ハムを退団となった柿木選手を伸びしろ込みで獲得するのも悪くないと思います。

 

 

育成からの支配下昇格

 オリックスは昨年6人が支配下昇格を果たすなど育成からでも戦力となる選手が多い球団です。昨年と比べても育成選手の母数は減っていますし、在籍している選手にとってはチャンスがあると思います。

 有力候補は二遊間を守る河野選手です。セカンド、サード、ショートを守るユーティリティー性と二軍で打率3割越えのミート力が売りです。支配下の二遊間が少なくなっているのでいの一番に名前の挙がる選手です。

 他にも育成再契約となった宜保選手はケガさえよくなれば間違いなく昇格する選手ですし、香月選手も二軍で打撃成績がいいです。ルーキーの寺本選手、田島選手にも注目です。

 投手だと二軍で先発として起用されている芦田選手と中継ぎで起用されている入山選手が候補です。2人とも防御率3点台と結果を残していますね。育成再契約となった前選手、横山選手、村西選手の逆襲にも期待したいですし、小野選手も凄まじいストレートを投げているようですね。

 

 

まとめ

 オリックスは野手は補強ポイントである強打の外野手と投手はオリックス得意の長身右腕、社会人投手を指名しました。オリックスらしい指名で来季以降の活躍にも期待が持てますね。

 ストーブリーグでの動きも多い球団なので今後の動向にも注目です。

 

 

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