ストーブリーグ補強第14弾!!ソフトバンクの三森選手とDeNAの濱口選手のトレード発表!!!~補強の狙いとは!?

何はともあれ野球推しです。

 

 2024年のストーブリーグの補強第14弾がありましたね。ソフトバンクの三森選手とDeNAの濱口選手の交換トレードが発表されました。

 そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。

 

 

目次

  1. 各選手詳細
  2. 補強の意図
  3. 今後の補強

 

 

 

 

各選手詳細

三森 大貴(25歳)186cm、76㎏、右投左打、内野手、プロ9年目

通算:試363、率252、安296、本15、打93、得149、盗56、O633
一軍:試25、率288、安19、本1、打13、得6、盗2、O693
二軍:試47、率286、安36、本1、打16、得18、盗6、O754

 三森選手は青森山田高校からドラフト4位でソフトバンクに入団した内野手です。

 2021年からセカンドのレギュラーとして台頭するとそこから3年間は主力格として一軍をメインに活躍しました。ただ、今季はケガ離脱の影響で一軍では25試合の出場に留まっていました。新外国人のダウンズ選手やルーキーの廣瀬選手などの台頭も向かい風となっていました。来年は期する想いがあったと思いますが、このタイミングでのトレードとなりました。

 

選手の特徴

 三森選手は天性のバットコントロールを持つ巧打の内野手です。一番の武器はミート力でボール球もヒットにしてしまうほどのミート力を持ちます。一部では「変態打ち」とも言われていますね。ただ、そのミート力故にボール球に手を出してしまう場面も多く四球はそこまで多くないです。また、足も速く2022年には20盗塁を記録しています。守備位置はセカンドがメインでファーストも守ることが出来ます。ショート、サードについては適正次第だと思いますが、サードは練習すれば出来そうな気がします。

 

 

濵口 遥大(29歳)173cm、80㎏、左投、投手、プロ9年目

通算:試135、回703.1、防3.74、勝44、H2、振658
一軍:試11、回52.2、防3.25、勝2、振45
二軍:試14、回55.1、防1.30、勝4、振41

 濱口選手は神奈川大学からドラフト1位で加入した先発左腕です。ルーキーイヤーに22試合に先発し二桁勝利を挙げ新人王を獲得するとその後も勝ち星を積み重ね通算44勝を挙げています。ただ、キャリアハイはこの1年目で今季は11試合に先発し2勝に留まるなどキャリアワーストの成績に終わっていました。今オフには来季の中継ぎ転向も示唆していましたが、このタイミングでのトレードとなりました。

 

選手の特徴

 濱口選手は威力のあるストレートと特殊球のチェンジアップで抑える本格派左腕です。変化球はチェンジアップ、スライダーのほぼ2球種で右打者にはチェンジアップ、左打者にはスライダーと投げ分けています。特にチェンジアップは空振り率が高く決め球として重宝しています。チェンジアップがあることで威力のあるストレートも活きてきますね。また、大きなケガなく毎年100回以上を消費してくれるタフさも魅力です。コントロールが課題で四球も多いですがそこが改善すれば覚醒すると思います。

 

 

 

補強の意図

 DeNA内野手のバックアップがかなり薄いですね。現在、一塁オースティン選手、二塁牧選手、三塁宮崎選手はほぼ固定ですが、オースティン選手、宮崎選手はコンディション面に不安があるのでバックアップが重要になってきます。今季は柴田選手、林選手が中心でしたが、守備はまだしも打撃でかなり戦力ダウンしてしまいますね。年齢分布的にも来季26歳~30歳となる内野手は牧選手と知野選手のみと働き盛りとなるこの年代がガッポリ空いているのでピンズドの補強になると思います。三森選手は来季26歳とまだ若いですし、ここからの上積みも見込めると思います。

 濱口選手は直ぐに戦力になる左腕ですね。先発だけでなく中継ぎやロングリリーフも視野に入れた獲得のようです。ソフトバンクは先発左腕だと大関選手こそいますが、それ以外だと前田純選手、前田悠選手、松本晴選手と若手有望株に多く計算はしづらいですね。中継ぎも日本シリーズでルーキーに頼らざるを得ない場面もあり、中継ぎ左腕もヘルナンデス選手、長谷川選手くらいと不足していますからね。即戦力としてどんな場面でも投げてくれる選手だと思います。

 

 

今後の補強

 DeNA支配下枠63人とかなり空いていますね。外国人補強もある程度終了していますし、今後は育成から支配下昇格がメインになると思います。濃厚なのは今季二軍で好成績を残した庄司選手とソフトバンクから加入した笠谷選手の両左腕になると思います。もしかしたら、現在獲得調査を進めている中日の福谷選手の獲得もあるかもしれません。

 ソフトバンク支配下枠64人とこちらもかなり空いていますね。ソフトバンクは育成選手が非常に多いのでその分の枠空けだと思います。候補はケガの影響で育成に移行した澤柳選手や今季二軍で打率328と好成績を残した佐藤航選手らです。また、バウアー選手の加入が濃厚との報道も出ているのでここは続報を待ちたいです。

 

 

 

まとめ

 今回は内野手の三森選手と左腕の濱口選手のトレードが発表されました。それぞれの思惑が重なり合ってのトレードになりましたね。両者ともに新天地で活躍して欲しいです。

各球団、今シーズンの補強採点2024~東京ヤクルトスワローズ編~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回は今季の補強はどのくらい上手くいったのか、各球団各選手ごとにS~Eの6段階で評価をしたいと思います。評価の明確な基準はなく主の独断と偏見で評価することをご承知おきください。各評価のイメージは以下の通りです。

 

S(補強大成功!!期待以上の大活躍!!!)

A(補強成功!!年俸以上の活躍!!)

B(戦力化に成功!!年俸分の活躍はできた!!) 

C(ある程度の活躍はできたか!)

D(期待値よりは低いが最低限の活躍)

E(活躍ならず)

 

 補強には必ずお金が必要ですので、その費用に見合う活躍をしたかどうかが今回の評価基準の大本になっています。外国人選手に関しては残留で契約したこと自体が補強だと思うので、新加入の選手だけでなく以前から在籍していた選手も評価対象にしています。また、ドラフトで加入したルーキー達は必ずしも即戦力ということではないと思うので振り返りはしますが、評価はしませんので皆さんで評価を考えて欲しいと思います。

※成績は全て2024年の成績です。

 

 

今回は悔しい2年連続5位

東京ヤクルトスワローズです!!!

 

 

目次

  1. ドラフト指名一覧
  2. 日本人選手の評価
  3. 外国人選手の評価
  4. まとめ

 

 

 

 

ドラフト指名選手一覧

1位:西舘 昂汰 (専修大) 投手

一軍:なし
二軍:試5、回9、防5.00、勝1、振11

 1位の西舘選手は即戦力として期待されましたが、今季はケガの影響で早々にトミージョン手術が発表されたため、一軍デビューは持ち越しになりました。来季も開幕は間に合わないと思いますが、シーズン途中には復帰できると思うのでパワーアップして帰ってきて欲しいです。

 

2位:松本 健吾 (トヨタ自動車) 投手

一軍:試3、回14.1、防4.40、勝1、振12
二軍:試14、回50.2、防2.49、勝4、振39

 2位の松本選手は社会人トップクラスの投手で即戦力として期待されましたが、一軍デビューこそ無四球完封という圧倒的な投球を見せましたが、その後はプロの壁に阻まれました。ケガでの離脱もありましたね。ただ、二軍では好成績を残しているので来季は一軍でローテを回りたいです。

 

3位:石原 勇輝 (明治大) 投手

一軍:試1、回1、防9.00、勝0、振0
二軍:試25、回22.1、防6.04、勝0、振19

 3位の石原選手は中継ぎ左腕として期待されましたが、二軍でも防御率6点台と苦しみましたね。終盤には一軍デビューも果たしましたが、そこまで打ち込まれてしまいました。オフにはウインターリーグに参加し武者修行しているので何か掴んで帰ってきて欲しいです。

 

4位:鈴木 叶 (常葉菊川高) 捕手 

一軍:試2、率500、安2、本0、打2、得0、盗0、O1.000
二軍:試57、率196、安36、本2、打20、得15、盗0、O483

 4位の鈴木選手は高卒ルーキーということもあり二軍でじっくり育成という形でしたが、シーズン途中に一時的に捕手不足に陥った時期がありその時に一軍デビューを果たしました。その一軍では打撃で存在感を見せましたし、インパクトのある1年目だったと思います。来季は二軍で好成績を残し実力で一軍昇格を果たしたいです。

 

5位:伊藤 琉偉 (前橋工高) 内野手

一軍:試6、率000、安0、本0、打0、得0、盗0、O000
二軍:試95、率221、安71、本0、打15、得19、盗11、O561

 5位の伊藤選手は独立リーグから加入した選手でオープン戦で猛アピールを見せ開幕一軍を掴みました。ただ、開幕後は結果残せずシーズンのほとんどを二軍で過ごしました。二軍では積極的に起用されていますし、時期レギュラー候補として期待されていると思います。来季は二軍でアピールし、一軍での出番を増やしたいです。

 

 

日本人新加入選手

北村 拓己(巨人、現役ドラフト)年俸:1700万 C

一軍:試48、率125、安5、本1、打4、得2、盗2、O429
二軍:試21、率219、安16、本0、打0、得6、盗0、O538

 巨人から現役ドラフトで加入した北村選手は内野の守備固めを中心に一軍で48試合に出場しました。打撃では中々結果が残せませんでしたが、一軍にいる期間が長かったですし、ユーティリティーとして必要な戦力だったと思います。年俸も考慮に入れC評価としました。

 

西川 遥輝(楽天、退団後加入)年俸:1600万 S 

一軍:試113、率260、安80、本1、打24、得43、盗10、O675
二軍:なし

 楽天から加入した西川選手は今季は一軍で113試合に出場し、主力格として復活を印象付けました。塩見選手がケガで離脱する中、流石に塩見級とはいきませんでしたが、十分に穴を埋める活躍を見せました。年俸もかなり低く獲得出来ていますし、文句なしのS評価です。

 

嘉弥真 新也(ソフトバンク、退団後加入)年俸:2000万 D

一軍:試9、回4.1、防14.51、勝0、H1、振4
二軍:試29、回25.2、防2.81、勝1、振21

 ソフトバンクから加入した嘉弥真選手はチームに足りない中継ぎ左腕として期待されましたが、今季は一軍でも打ち込まれる場面が多く苦しいシーズンとなりました。二軍ではまずまず抑えていたものの、一軍で結果を残すことが出来たなかったためオフに引退を発表しました。通算472試合に登板した鉄腕でした。13年間の現役生活お疲れ様でした。

 

増田 珠(ソフトバンク、退団後加入)年俸:600万 B 

一軍:試52、率207、安19、本2、打6、得8、盗0、O570
二軍:試51、率267、安48、本2、打20、得26、盗9、O715

 ソフトバンクから加入した増田選手は外野のレギュラー候補兼一三塁のバックアップとして期待されましたが、今季は一軍でスタメン起用も含め52試合に出場しました。2本塁打とパンチ力も見せましたね。年俸もかなり低いことを考慮しB評価としました。

 

宮川 哲(西武、トレード)年俸:2000万 D

一軍:試4、回4、防6.75、勝0、振4
二軍:試38、回38.2、防4.42、勝1、S1、振30

 宮川選手は元山選手とのトレードで加入した中継ぎ投手です。ブルペン陣を厚くすることが期待されましたが、今季は一軍で結果を残すことが出来ず4試合の登板に留まりました。二軍ではある程度イニングを消費してくれているのがせめてもの救いですね。年俸も考慮しD評価としています。

 

岩田 幸宏(育成から昇格)年俸:320万 S

一軍:試81、率228、安28、本1、打7、得19、盗10、O543
二軍:試36、率321、安36、本1、打8、得18、盗10、O818

 岩田選手は俊足巧打の外野手です。プロ3年目として迎えた今季は春季キャンプからアピールを重ね、開幕直前に支配下昇格を果たしています。開幕後は一軍で守備固めや代走を中心に81試合に出場し10盗塁と存在感を見せました。スタメン起用される時期もありましたし、戦力となりましたね。低年俸ということもあり文句なしのS評価です。

 

橋本 星哉(育成から昇格)年俸:300万 C

一軍:試1、率000、安0、本0、打0、得0、盗0、O000
二軍:試103、率261、安86、本7、打42、得43、盗8、O699

 橋本選手は巧打が武器の育成捕手です。プロ2年目として迎えた今季は二軍で103試合に出場し7本塁打、8盗塁、OPS699と好成績を残し、シーズン途中に支配下昇格を果たしました。ヤクルトの捕手陣にケガ人が続出した時期でもコンディション万全で貴重な戦力となっていましたね。その貢献度と年俸を考慮しC評価としました。

 

 

外国人選手

サイスニード(来日4年目)年俸:2億3100万 D 

一軍:試24、回120、防5.03、勝2、振89
二軍:なし

 サイスニード選手は先発の柱として期待されましたが、今季は1年間ローテーションを守り120回を投げましたが、防御率5点台で2勝に留まるなど苦しいシーズンとなりました。ヤクルトの先発陣は全体的に厳しかったですね。高年俸ということもありD評価としています。

 

ロドリゲス(来日2年目)年俸:1億1200万 B 

一軍:試32、回45、防1.60、勝1、H9、振44
二軍:試17、回43、防1.67、勝1、S2、振29

 ロドリゲス選手はポテンシャルの高い若手有望株の外国人投手です。今季は二軍で防御率1点台に抑え、一軍でもビハインド中心ながら防御率1点台と好成績を残しました。個人的にはもう少し序列を上げていい場面で起用しても良かったのかなと思います。その成績と年俸を考慮しB評価としました。

 

ヤフーレ(来日1年目)年俸:8100万 A

一軍:試23、回129.1、防3.34、勝5、H1、振84
二軍:なし

 ヤフーレ選手は先発の柱として期待された外国人投手です。今季は1年目ローテを回り129回を投げ防御率3点台と安定してイニングを消費しました。前半戦は調子よく勝ち星を重ねていたものの後半戦は中々勝ち星に恵まれませんでしたね。年俸もそこまで高くないということもありA評価としました。

 

エスパーダ(来日1年目)年俸:9940万 D

一軍:試24、回27、防5.00、勝0、H5、振16
二軍:試19、回19、防0.95、勝0、S3、振27

 エスパーダ選手は今季守護神候補として期待され加入しましたが、ケガの影響もあり中々調子が上がらず一軍では24試合の登板にとどまりました。防御率5点台と成績も苦しかったです。ただ、二軍では防御率0点台と好成績を残していましたね。年俸と成績を考慮しD評価としています。

 

オスナ(来日5年目)年俸:2億9800万 A 

軍:試141、率267、安144、本17、打72、得54、盗0、O733
二軍:なし

 オスナ選手は今季も打線の中軸を担うことが期待されていました。今季はほとんどの試合に出場しどちらもチーム2位となる17本塁打、72打点を挙げ、中軸としての仕事を全うしました。今季もチームにとって必要不可欠な選手でしたね。高年俸ということも考慮しA評価としました。

 

サンタナ(来日5年目)年俸:3億6500万 S

一軍:試122、率315、安132、本17、打70、得57、盗2、O905
二軍:なし

 サンタナ選手はオスナ選手と同様に今季も打線の中軸を担うことが期待されていました。今季はケガでの離脱があったものの規定打席に到達しリーグ2位の打率315、OPS905と圧倒的な成績を残しました。これだけ打低のシーズンだったのにも関わらず昨年よりも成績を上げていますからね。高年俸ですが文句なしのS評価です。

 

 

 

まとめ

 2年連続最下位から今季2位に躍進した日本ハムは新庄監督が就任したこの3年目は積極的に補強を行いそれが今季実った形となりました。ここ2年と比べてトレードは少なかったですが、FAの山崎選手に加え億越えの外国人を6人保有するなど今季勝負をかける布陣でした。全員が活躍することは出来ませんが、フロントの本気具合が感じられて良かったと思います。来季は本格的にリーグ優勝を狙う年になりそうです。

各球団、今シーズンの補強採点2024~東北楽天ゴールデンイーグルス編~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回は今季の補強はどのくらい上手くいったのか、各球団各選手ごとにS~Eの6段階で評価をしたいと思います。評価の明確な基準はなく主の独断と偏見で評価することをご承知おきください。各評価のイメージは以下の通りです。

 

S(補強大成功!!期待以上の大活躍!!!)

A(補強成功!!年俸以上の活躍!!)

B(戦力化に成功!!年俸分の活躍はできた!!) 

C(ある程度の活躍はできたか!)

D(期待値よりは低いが最低限の活躍)

E(活躍ならず)

 

 補強には必ずお金が必要ですので、その費用に見合う活躍をしたかどうかが今回の評価基準の大本になっています。外国人選手に関しては残留で契約したこと自体が補強だと思うので、新加入の選手だけでなく以前から在籍していた選手も評価対象にしています。また、ドラフトで加入したルーキー達は必ずしも即戦力ということではないと思うので振り返りはしますが、評価はしませんので皆さんで評価を考えて欲しいと思います。

※成績は全て2024年の成績です。

 

 

今回は交流戦優勝もパリーグ4位!!

東北楽天ゴールデンイーグルスです!!!

 

 

目次

  1. ドラフト指名一覧
  2. 日本人選手の評価
  3. 外国人選手の評価
  4. まとめ

 

 

 

 

ドラフト指名選手一覧

1位:古謝 樹 (桐蔭横浜大) 投手

一軍:試15、回83.1、防4.32、勝5、振58
二軍:試9、回55.2、防1.78、勝4、振49

 1位の古謝選手はある程度即戦力期待がありましたが、今季はルーキーながら一軍で83回を投げ5勝を挙げるなど一軍で戦力となりました。二軍では無双状態でしたし、自身の実力を遺憾なく発揮できたと思います。一軍、二軍合わせて140回近く消費していて1年目からケガ無く順調に投げることが出来ましたね。来季は先発の頭数の1人として計算されていると思います。

 

2位:坂井 陽翔 (滝川二高) 投手

一軍:試1、回1、防0.00、勝0、振0
二軍:試21、回26.1、防6.49、勝3、振23

 2位の坂井選手は高卒ルーキーということもあり、今季は二軍で育成がメインでした。その中で21試合に登板できたのは、同年代の投手と比べて登板機会を多く貰えたと思います。終盤には一軍デビューも果たしましたし、順調に行きましたね。来季は二軍で成績を上げたいです。

 

3位:日當 直喜 (東海大菅生高) 投手

一軍:試1、回1、防0.00、勝0、振1
二軍:試30、回31.1、防2.01、勝3、S3、振25

 3位の日當選手は高卒ルーキーということもあり、坂井選手と同じく二軍で育成がメインでしたが、今季は二軍で30試合に登板し防御率2.01と素晴らしい成績を残しました。終盤には一軍デビューも果たしましたし、充実の1年でしたね。来季は一軍で中継ぎとして戦力になる可能性も感じさせてくれました。

 

4位:ワォーターズ 璃海ジュミル(ウエルネス沖縄高) 内野手 

一軍:なし
二軍:試3、率000、安0、本0、打0、得0、盗0、O000

 4位のワォーターズ選手はポテンシャルの高い高卒ルーキーで今季は二軍で育成でしたね。ただ、ケガもあり思うように実戦経験を積むことが出来なかったのが悔しいところです。来季はコンディションを万全にし二軍でバリバリ出場したいです。

 

5位:松田 啄磨 (大阪産業大) 投手

一軍:試7、回15、防3.60、勝0、振8
二軍:試11、回50.1、防3.58、勝1、振22

 5位の松田選手は完成度の高い大卒ルーキーで、ある程度即戦力期待がありましたね。今季はビハインド中心に一軍で15回を投げ防御率3点台と一定の活躍を見せました。二軍でも先発メインで50回を消費していますし、積極的に登板機会が与えられていたと思います。来季は一軍で先発として勝負したいです。

 

6位:中島 大輔 (青山学院大) 外野手

一軍:試37、率228、安28、本1、打10、得18、盗1、O591
二軍:試75、率277、安81、本3、打19、得41、盗13、O711

 6位の中島選手は俊足巧打の大卒外野手でしたが、今季はレフトでのスタメン起用も含め37試合に出場しました。守備、走塁はやはりいいものを見せましたし、打撃に関しても一定の活存在感を見せていたと思います。良い時にケガ離脱があったことが悔やまれるところですね。二軍では好成績を残していてやることがないと思いますし、来季は一軍で出場機会を増やしたいです。

 

7位:大内 誠弥 (日本ウェルネス宮城高) 内野手

一軍:なし
二軍:試10、回35.1、防3.82、勝0、振13

 7位の大内選手は高卒ルーキーということもあり、坂井選手、日當選手同様二軍で育成でした。その中で、3人の中で最多となる35回を投げ防御率3点台と好成績を残しましたね。終盤にケガ離脱があったため一軍デビューは見送りになりましたが、将来的に先発の柱として期待されているはずです。

 

8位:青野 拓海 (氷見高) 内野手

一軍:なし
二軍:試39、率138、安8、本0、打1、得4、盗0、O341

 8位の青野選手は高卒ルーキーということもあり二軍で育成でした。今季は二軍でサードや代打を中心に38試合に出場し経験を積みました。長所である打撃で苦しみましたが、まだ19歳ですしこれからですね。

 

 

日本人新加入選手

櫻井 周斗(DeNA、現役ドラフト)年俸:790万 D

一軍:試8、回10.2、防8.44、勝0、振9
二軍:試32、回28.2、防6.59、勝1、振20

 櫻井選手はDeNAから現役ドラフトで加入し即戦力の中継ぎ左腕として期待されました。ただ、一軍で8試合に登板し防御率8点台と苦しく、二軍でも32試合に投げ防御率6点台と結果を残すことが出来ませんでした。今オフには退団になってしまいましたし、悔しいシーズンだったと思います。一軍での活躍度を踏まえⅮ評価としました。。

 

山田 遥楓(西武、退団後加入)年俸:800万 C

一軍:試35、率160、安4、本0、打1、得2、盗0、O462
二軍:試30、率288、安30、本0、打7、得17、盗3、O717

 昨年のオフに西武を退団し楽天に育成契約で加入していた山田選手は、春季キャンプからアピールを重ね開幕前に支配下昇格を勝ち取っていました。その後、開幕一軍を掴むと内野のユーティリティーとして一軍で35試合に出場しました。ベンチでも大きな声を出しムードメーカーとしても存在感を放ちましたね。二軍ではやはり好成績を残していました。低年俸ということもあり、数字に表れない貢献度も含めC評価としました。

 

清宮 虎多朗(育成から支配下昇格)年俸:500万 D 

一軍:試3、回3、防12.00、勝0、振1
二軍:試35、回30.1、防6.23、勝0、振28

 清宮選手は豪速球が武器の本格派右腕で育成選手ながら二軍で守護神を任され首脳陣からの期待が大きかった選手です。今季は開幕から二軍でアピールすると4月に支配下昇格を果たしました。ただ、一軍では3試合の登板にとどまり、二軍でも防御率6点台と納得のいく結果を残すことは出来ませんでした。一軍での稼働を考慮しD評価としています。

 

 

外国人選手

宋 家豪(来日9年目)年俸:9000万 B 

一軍:試41、回39.2、防3.18、勝1、H18、振22
二軍:試5、回5、防1.80、勝0、振3

 宋選手は日本で長年実績を積んできた中継ぎ投手で今季も勝ちパや接戦時を担うことが期待されていました。今季はケガで離脱した期間があるものの41試合に登板し防御率3点台、17ホールドと安定した成績を残しました。ただ、期待値からするとやや物足りないかなぁ。稼働の多さと年俸を考慮しB評価としました。

 

ポンセ(来日3年目)年俸:1億 D 

一軍:試15、回67、防6.72、勝3、振56
二軍:試11、回60、防2.25、勝3、振65

 昨年のオフに日本ハムを退団し加入していたポンセ選手は先発の柱として期待されましたが、今季は15試合に登板したものの防御率6点台と不振が続きました。一軍でイニングを消費してくれていますが、この成績ではさすがに苦しかったですね。年俸もそこそこ高いですし、D評価としています。

 

ターリー(来日3年目)年俸:8000万 D

一軍:試17、回15.1、防2.93、勝0、H2、S1、振13
二軍:試18、回16.2、防4.86、勝0、振17

 昨年のオフに広島を退団し加入していたターリー選手はチームに不足していた中継ぎ左腕として期待されましたが、今季はケガの影響で17試合の登板にとどまりました。防御率は良かったですが、安定感は数字よりもなかったかなぁ。年俸はそこまで高くないですが、一軍での稼働が少なかったということでD評価としています。

 

フランコ(来日2年目)年俸:9000万 C 

軍:試68、率218、安50、本8、打30、得20、盗0、O596
二軍:試35、率229、安22、本2、打14、得6、盗0、O647

 フランコ選手はコーナーのレギュラーとしてポイントゲッターになることが期待されていましたが、今季は中々調子が上がらず昨年よりも成績を下げました。球界全体で打低だった影響も受けていると思います。年俸とチームへの貢献度を考慮しC評価としています。

 

 

まとめ

 楽天はチーム初の交流戦優勝こそありましたが、総合では4位に終わりましたね。外国人選手も4人しか保有していませんでしたし、一番高い評価は宋選手のB評価と補強は失敗と言えると思います。今オフはドラフトで宗山選手を獲得し、外国人選手も数年ぶりに5人揃えたので来季に向けて補強は積極的に行っていると思います。

ストーブリーグ補強第13弾!!巨人がソフトバンクの甲斐選手、中日のマルティネス選手、楽天の田中将大選手を獲得!!!~補強の狙いとは!?~

何はともあれ野球推しです。

 

 2024年のストーブリーグの補強第13弾がありましたね。巨人がソフトバンクの甲斐選手をFAで、さらに中日のマルティネス選手と楽天田中将大選手の大物3人を獲得することが発表されました。

 そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。

 

 

目次

  1. 各選手詳細
  2. 補強の意図
  3. 今後の補強

 

 

 

 

各選手詳細

甲斐 拓也(32歳)170cm、87㎏、右投右打、捕手、プロ14年目

通算:試1023、率223、安587、本62、打290、得280、盗27、O646
一軍:試119、率256、安88、本5、打43、得34、盗1、O690
二軍:なし

 甲斐選手は楊志館高校から育成6位でソフトバンクに入団した捕手です。高校時代は無名でしたが、プロ入り後はコツコツと三軍から力をつけプロ3年目となる2013年に支配下昇格を果たしています。

 支配下昇格後は一軍で実績を積み2017年からは正捕手に定着しチームを4度の日本一に導いています。2021年には全試合に出場という快挙も達成していますね。日本代表にも選出され、2023年のWBCでは大谷とバッテリーを組み世界一を経験するなど球界を代表する捕手に成長しました。今オフ、国内FA権を行使し動向が注目されていましたが、この度巨人への加入が発表されました。

 

選手の特徴

 甲斐選手は総合力の高い守備型の捕手です。一番の武器は「甲斐キャノン」とも呼ばれる強肩で二塁送球は平均1.83sとメジャーでもトップクラスの成績を叩き出しています。また、ブロッキング能力も高く千賀選手のお化けフォークも受け止め続けています。打撃が課題と言われていますが、今季の打率256、OPS690は捕手の水準としてはいい方でパンチ力もある程度期待できます。東京ドームを本拠地にすれば二桁本塁打も狙えそうです。豊富な経験値を武器に攻守でチームを引っ張っていって欲しいです。

 

 

マルティネス(28歳)193cm、93㎏、右投、投手、来日8年目

通算:試303、回310.2、防1.71、勝14、H42、S166、振353
一軍:試60、回58、防1.09、勝2、H7、S43、振59
二軍:なし

 マルティネス選手は2017年に育成契約で中日に加入した外国人投手です。2018年に支配下昇格を果たすとその後は絶対的守護神に定着、6年間で303試合に登板し防御率1.73と圧倒的な成績を残しました。今季も3年連続となる防御率0点台こそ逃したものの43セーブで2度目の最多セーブのタイトルを獲得しました。今季で中日との契約が切れ動向が注目されていましたが、この度2年総額24億と破格の待遇で巨人への加入が決まりました。

 

選手の特徴

 マルティネス選手は193㎝と高い角度から威力のあるストレートを投げ込む本格派右腕です。ストレートは今季少し平均球速が下がったものの、それでも常時155㎞前後が出ていますし、空振り率13.55%は凄まじい数字です。変化球も決め球として使えるスプリットをメイン使用しており、さらにスライダー、チェンジアップも使えます。コントロールも良く四死球が少ないのも魅力です。巨人でも不動の守護神として期待出来ます。

 

 

田中 将大(36歳)188cm、97㎏、右投、投手、プロ18年目

通算:試422、回2832.1、防3.07、勝197、振2563
一軍:試1、回5、防7.20、勝0、振1
二軍:試5、回23、防3.91、勝0、振19

 田中選手は駒大苫小牧高校からドラフト1位で楽天に加入した本格派右腕です。高校時代はエースとしてチームを春の甲子園優勝、夏の甲子園準優勝に導いています。特に決勝での斎藤佑樹選手率いる早稲田実業高校戦は伝説となっていますね。

 プロ入り後は1年目からチームのエースとして頭角を現し、2013年には24勝0敗と圧倒的な成績を残しチームを初の日本一に導いています。

 2014年からは活躍の場をメジャーに移し、名門ヤンキースで日本人初となる6年連続二桁勝利を達成しています。

 2022年からは古巣の楽天に復帰しましたが思うような成績を残すことが出来ず、今季もケガの影響で1試合の登板に留まっていました。今オフに楽天と契約がまとまらず、この度巨人へ移籍することとなりました。

 

選手の特徴

 田中選手は本来キレのあるストレートと変化球を投げ込む本格派右腕でしたが、現在は多彩な変化球を操る技巧派右腕に変貌を遂げています。ストレートは145㎞前後とそこまで速くありませんが、スプリット、スライダー、ツーシームを操り左右と縦に変化するボールを巧みに操ります。日米での実績は現役選手の中ではトップクラスですし、総合力で勝負したいです。

 

 

 

補強の意図

 FAで加入した甲斐選手は正直驚きの移籍でしたね。ソフトバンクでは絶対的な正捕手として君臨していましたし、巨人は今季大城選手が出場機会を減らしたものの岸田選手が台頭し、実績のある小林選手も控えている中での移籍でした。阿部監督も積極的に獲得に乗り出したようですし、今季の捕手陣に物足りなさを感じていたのかもしれないです。甲斐選手の加入でさらに厚くなることは間違いないですし、強力な布陣を組めると思います。

 マルティネス選手は絶対的な守護神ですね。チームには大勢選手という守護神がいますが、どちらかが8回に回ることになりそうです。もしかしたら先発起用も視野に入れているかもしれませんね。この2人に加えバルドナード選手、ケラー選手、高梨選手、船迫選手と勝ちパとして起用できる選手が6人も控えているのが頼もしいところです。2年前まではチームの弱点でしたが、2年でここまで強力になりました。

 田中選手はチームのリーダー兼先発の頭数として期待されていると思います。投手陣のリーダーだった菅野選手は来季からメジャー挑戦で退団となっているので、新たなリーダー格として豊富な経験を伝えてほしいです。また、今季はケガの影響で1試合の登板に留まりましたが、来季の巨人は中継ぎ陣がかなり強力なので5、6回をある程度抑えれば役割を果たせると思います。現実的に日米通算200勝が狙えると思いますし、是非とも達成して欲しいです。

 

 

 

今後の補強

 今回の大補強で今オフの補強はほぼ終わったと思います。外国人選手も投手はマルティネス選手に残留したグリフィン選手、バルドナード選手、ケラー選手、野手は残留のヘルナンデス選手に新たにキャベッジ選手が加入していて既に6人保有しています。ただ、人的補償はまだですが支配下枠は63人とかなり空いているので、今後は育成からの支配下昇格がメインとなりそうです。昇格候補は開幕前にまとめたいと思います。

 

 

 

まとめ

 今回は捕手の甲斐選手、中継ぎのマルティネス選手、先発の田中選手という名実ともにトップクラスの3選手を補強しました。来季のリーグ連覇に余念がないですね。今度こそ日本一を目指したいです。

 

各球団、今シーズンの補強採点2024~広島東洋カープ編~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回は今季の補強はどのくらい上手くいったのか、各球団各選手ごとにS~Eの6段階で評価をしたいと思います。評価の明確な基準はなく主の独断と偏見で評価することをご承知おきください。各評価のイメージは以下の通りです。

 

S(補強大成功!!期待以上の大活躍!!!)

A(補強成功!!年俸以上の活躍!!)

B(戦力化に成功!!年俸分の活躍はできた!!) 

C(ある程度の活躍はできたか!)

D(期待値よりは低いが最低限の活躍)

E(活躍ならず)

 

 補強には必ずお金が必要ですので、その費用に見合う活躍をしたかどうかが今回の評価基準の大本になっています。外国人選手に関しては残留で契約したこと自体が補強だと思うので、新加入の選手だけでなく以前から在籍していた選手も評価対象にしています。また、ドラフトで加入したルーキー達は必ずしも即戦力ということではないと思うので振り返りはしますが、評価はしませんので皆さんで評価を考えて欲しいと思います。

※成績は全て2024年の成績です。

 

 

今回は終盤大失速で悔しいセリーグ4位

広島東洋カープです!!!

 

 

目次

  1. ドラフト指名一覧
  2. 日本人選手の評価
  3. 外国人選手の評価
  4. まとめ

 

 

 

 

ドラフト指名選手一覧

1位:常廣 羽也斗 (青山学院大) 投手

一軍:試2、回11、防2.45、勝1、振12
二軍:試12、回63.2、防3.96、勝2、振46

 1位の常廣選手は2球団競合の即戦力右腕として期待されましたが、今季はコンディションが整わず二軍でのリハビリがメインとなりました。ただ、後半戦から復帰し終盤には一軍デビューも果たすなど来季への足掛かりは掴めたと思います。来季こそ真価を発揮したいです。

 

2位:髙 太一 (大阪商業大) 投手

一軍:試1、回2、防0.00、勝0、振2
二軍:試14、回51.2、防4.88、勝2、振25

 2位の高選手は大卒ルーキーの中でも即戦力左腕として期待されましたが、一軍では試合の登板にとどまりました。ただ、二軍では好成績を残していますし、ポテンシャルの高さは見せることが出来ています。来季は一軍での出番を増やしたいです。

 

3位:滝田 一希 (星槎道都大) 投手

一軍:試1、回4、防2.25、勝1、H1、振5
二軍:試14、回42.2、防2.89、勝1、振31

 3位の滝田選手は高選手と同じく即戦力左腕として期待された大卒ルーキーでしたが、今季は二軍メインで試合に登板しました。その中で40回以上を投げ防御率2点台は素晴らしい成績だったと思います。終盤には一軍デビュー、プロ初勝利も挙げましたし充実の1年だったと思います。来季は一軍で本格的に勝負したいです。

 

4位:仲田 侑仁 (沖縄尚学高) 内野手

一軍:試1、率250、安1、本0、打0、得1、盗0、O500
二軍:試54、率196、安26、本0、打13、得3、盗0、O455

 4位の仲田選手は将来の中軸候補として期待され加入しました。今季は高卒ルーキーということもあり二軍で育成でしたね。ファースト、サードを中心に起用され、終盤には一軍デビューも経験しました。1年目としては順調に経験を積めたと思うので、来季以降に期待です。

 

5位:赤塚 健利 (中京学院大) 投手

一軍:なし
二軍:試13、回13、防3.46、勝1、振10

 5位の赤塚選手は大卒ルーキーでしたが、どちらかというと素材型の選手だったので、今季は二軍メインでの起用となりました。ケガ離脱はあったものの中継ぎとして経験を積めたと思います。来季は二軍で好成績を残し、一軍デビューを目指したいです。

 

育成2位:佐藤 啓介 (静岡大) 内野手

一軍:試7、率133、安2、本0、打0、得1、盗0、O369
二軍:試94、率288、安96、本4、打33、得40、盗11、O729

 育成2位の佐藤選手は大卒ルーキーながら開幕から二軍で無双状態ということでその実力が認められシーズン途中に支配下昇格を勝ち取っていました。一軍デビューも果たしましたが、一軍の壁は厚くポジションの関係でそこまで出場機会が与えられたわけではありませんでした。後半戦は調子を落としたとは言え最終的に二軍では好成績で終えましたし、来季は一軍での出番を増やしたいです。

 

 

 

日本人新加入選手

内間 拓馬(楽天、現役ドラフト)年俸:700万 D

一軍:なし
二軍:試29、回27、防4.00、勝1、振21

 現役ドラフトで楽天から加入した内間選手は今季は二軍で中継メインで起用され安定した投球を見せていました。ただ、一軍は投手陣がある程度固まっていたため、一軍では登板機会がありませんでした。二軍ではイニングを消費してくれたものの一軍では登板なしに終わったことを考慮してD評価としています。

 

日髙 暖己(オリックス人的補償)年俸:450万 D

一軍:なし
二軍:試14、回49.1、防5.29、勝2、振20

 西川選手がFAでオリックスに移籍した際の人的補償で加入した若手有望株の右腕です。高卒2年目として迎えた今季は二軍でローテを回り経験を積みました。同年代の投手の中では実戦経験を積んでいる方だと思います。来季は一軍デビューを狙いたいです。

 

岡田 明丈(育成から昇格)年俸:800万 D

一軍:なし
二軍:試28、回28、防2.25、勝1、振17

 岡田選手はケガや不振の影響で育成契約に移行していた実績のある投手です。今季はケガから復帰し二軍で登板を重ねました。28試合に投げ防御率2点台と好成績を残していますね。その投球を評価されシーズン途中の7月に支配下復帰を果たしました。ただ、一軍での登板機会はありませんでしたね。そのため、低年俸ですがD評価としています。

 

 

 

外国人選手

コルニエル(来日5年目)年俸:3600万 C 

一軍:試16、回17、防2.65、勝0、振14
二軍:試17、回16.1、防0.55、勝2、振24

 カープアカデミーから成り上がり来日5年目を迎えたコルニエル選手ですが、今季は中継ぎとして一軍で16試合に登板で防御率2点台と抑えました。ただ、一軍の中継ぎ陣の調子が軒並み良かったこともありそこまで登板機会を増やせまんでした。二軍では無双状態でしたし、もう少し上積みが欲しかったです。低年俸ということもありC評価としました。

 

ハーン(来日1年目)年俸:8800万 B 

一軍:試35、回35、防1.29、勝0、H17、S2、振26
二軍:試10、回9.2、防0.00、勝0、S3、振9

 ハーン選手は昨年までメジャーでプレーし通算101試合登板、25先発を記録する実力者です。今季は先発、中継ぎ両にらみでしたが開幕はケガの影響で出遅れました。ただ、復帰してからは一軍で接戦時を中心に起用され35試合に登板し防御率1点台、17ホールド、2セーブと素晴らしい成績を残しました。年俸もそこまで高くないですが、稼働が少なかったことを考慮しB評価としました。

 

ハッチ(来日1年目)年俸:1億2500万 D

一軍:試5、回22、防7.36、勝0、振18
二軍:試15、回72.1、防2.36、勝5、振46

 ハッチ選手は先発ローテ候補として期待され加入しましたが、今季は一軍で5試合に先発し防御率7点台と苦しみました。ただ、二軍では70回以上を投げ防御率2点台と安定してイニングを消費してくれました。高年俸ということも考慮しD評価としています。

 

シャイナー(来日1年目)年俸:1億2000万 E 

軍:試12、率133、安4、本0、打5、得1、盗0、O428
二軍:試34、率171、安18、本2、打7、得6、盗0、O504

 シャイナー選手は今季の打線の中軸を担うことが期待されていましたが、今季は一軍で苦しみ12試合で打率133に終わりました。二軍でも厳しかったですし、中々期待通りとは行きませんでした。そのため、E評価としています。

 

レイノルズ(来日1年目)年俸:8250万 E

一軍:試2、率000、安0、本0、打0、得0、盗0、O167
二軍:なし

 レイノルズ選手もシャイナー選手同様厳しかったですね。ケガの影響もあり実戦復帰が敵わずシーズン途中に既に退団しています。そのため、E評価としています。

 

 

 

まとめ

 一時、セリーグ首位に立ち優勝に向けて進んでいたチームですが、9月の大失速もあり4位に終わっていますね。今季の補強はほとんど機能していませんでしたし、補強がもう少しうまくいっていればこんなに失速することもなかったかもしれません。今オフは九里選手や矢崎選手など主力格が抜けますが、支配下枠は既に68人とパンパンのためこれ以上は動きづらいですね。現在補強した選手の活躍が大事になってくると思います。

ストーブリーグ補強第12弾!!西武がオリックスを退団したセデーニョ選手を獲得!!!~補強の狙いとは!?~

何はともあれ野球推しです。

 

 2024年のストーブリーグの補強第12弾がありましたね。西武がオリックスのセデーニョ選手を獲得することが発表されました。

 そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。

 

 

目次

  1. 各選手詳細
  2. 補強の意図
  3. 今後の補強

 

 

 

 

各選手詳細

セデーニョ(26歳)194cm、118㎏、右投右打、内野手、来日2年目

通算:試155、率254、安122、本24、打71、得41、盗0、O743
一軍:試98、率260、安76、本15、打37、得29、盗0、O758
二軍:試7、率444、安8、本2、打6、得2、盗0、O1.333

 セデーニョ選手はアメリカのマイナーリーグを中心にプレーし昨年からオリックスに育成契約で加入していました。開幕後、二軍で無双し早々に支配下昇格を勝ち取ると一軍で2本の満塁本塁打を含む9本塁打と大暴れし、森選手が離脱した際には4番を務めました。今季は1年間一軍でプレーしチーム最多となる15本塁打を放つなどキャリアハイの成績を残しました。ただ、ポジションや契約などの折り合いがつかず今オフでの退団が決まっていました。その後、西武への加入が決まりました。

 

選手の特徴

 セデーニョ選手は強打が武器の内野手です。昨年は15本塁打、OPS758と持ち前の長打力を発揮しました。ポジションはファーストですが、守備力は低くDHでの起用がメインとなりそうです。体重118㎏とかなりの巨漢なので足もそこまで速くないですね。どちらにせよ打撃で長所を発揮する選手です。

 

 

補強の意図

 西武は今季チーム全体が打撃で苦しみましたね。補強した外国人野手であるアギラー選手、コルデロ選手がどちらも不発に終わると日本人選手も佐藤選手、外崎選手の7本塁打が最多と深刻な長打力不足、得点力不足でした。セデーニョ選手はここ2年でNPBで実績を残していますし、即戦力として期待できると思います。26歳と年齢も若いのでここからの成長にも期待したいです。

 

 

今後の補強

 西武は支配下枠が62人とまだかなり空いていますね。FA補強からも撤退しましたし、あとは外国人選手の補強がメインになると思います。

 今季在籍した外国人選手で残留するのはボー選手だけで、今オフの補強はセデーニョ選手以外だと中継ぎ投手のラミレス選手だけですね。まだ3人ですし、投手1人、野手1人は最低でも補強したいところです。

 その他の育成からの支配下昇格も積極的にあると思います。来季から森脇選手、佐々木選手が復帰するので順当にいけば支配下復帰すると思いますし、井上選手、上間選手、ガルシア選手など支配下復帰を狙う選手たちが中心になると思います。

 

 

まとめ

 今回は強打の内野手であるセデーニョ選手しました。まだ若く日本での実績もあるスラッガーということでピンズドの補強になると思います。まだ外国人補強が続くと思うので今後の動向にも注目したいです。

 

ストーブリーグ補強第11弾!!オリックスが広島の石川選手をFAで獲得!!!~補強の狙いとは!?~

何はともあれ野球推しです。

 

 2024年のストーブリーグの補強第11弾がありましたね。オリックスが広島の九里選手を獲得することが発表されました。

 そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。

 

 

目次

  1. 各選手詳細
  2. 補強の意図
  3. 今後の補強

 

 

 

 

各選手詳細

九里 亜蓮(33歳)188cm、97㎏、右投、投手、プロ11年目

通算:試260、回1260、防3.49、勝71、H13、振944
一軍:試23、回131.2、防3.21、勝7、振95

 九里選手は亜細亜大学からドラフト2位で広島に加入した技巧派右腕です。大学時代はチームのエースとして東都で通算19勝5敗、防御率1.60と素晴らしい実績を残しました。プロ入り後も1年目から先発、中継ぎ両方で活躍し2018年からは先発一本で勝負しローテの柱に定着しています。2021年には13勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得し、2023年にはキャリアハイとなる174回を投げ防御率2.56と素晴らしい成績を残しました。今季も先発の柱として活躍し、オフにメジャー挑戦も考慮に入れて海外FA権を行使し動向が注目されていました。海外移籍も模索しましたがこのタイミングでオリックスへの加入が決まりました。

 

選手の特徴

 九里選手は多彩な変化球を駆使する技巧派右腕です。ストレートは平均140㎞中盤とそこまで速くはありませんが、チェンジアップ、スライダー、カットボール、シュート、ナックルカーブツーシームと多くの球種を操ります。また、大きなケガなく2017年から8年連続100回以上を投げるなど安定してイニングを消費してくれる選手です。2023年にキャリアハイを達成しているのも高評価ですね。オリックスでも先発の柱として期待できると思います。

 

 

補強の意図

 オリックスは強力な先発陣を擁していますが、今季は大エース山本選手、主力格の山崎福選手が退団し、宮城選手、山下選手、東選手など計算したかった選手がケガや不振に苦しむなど先発の頭数が足りない時期がありました。ただ、エスピノーザ選手、曽谷選手など新戦力の台頭もありました。来季は宮城選手、エスピノーザ選手はほぼ確定で田嶋選手、山下選手、曽谷選手が順当ならローテに入ると思うのでここに九里選手が入ると6人が直ぐに埋まってしまいますね。ここに東選手や高島選手、来季から先発転向の古田島選手、若手有望株の齋藤選手が控えているわけですからかなり層が厚いです。来季は先発陣がさらに強化され12球団でもトップクラスに位置するはずです。

 

 

 

今後の補強

 オリックスは現在支配下枠65人とまずまず空いていますね。ここから人的補償で引き抜かれれば64人になります。ただ、広島の支配下枠は68人とパンパンなので人的補償で引き抜かれるかは微妙ですね。引き抜かれるとすれば九里選手、矢崎選手が抜けることを考えて基本的に投手が選ばれると思います。

 育成選手が多いのでここから補強があるとすれば外国人になると思います。投手はマチャド選手、エスピノーザ選手、ペルドモ選手と3人の残留が決まっていて、野手は新加入のディアス選手の1人のみが決まっていますね。今季は得点力不足に苦しみましたし、獲得するとしたら野手をもう1人追加したいです。

 その他、育成選手の昇格も見据えていると思います。注目は今季ルーキーながら二軍で打率301と好成績を残した二遊間の河野選手です。

 

 

まとめ

 今回はオリックスが先発右腕の九里選手を獲得しました。ケガが少なく実績豊富なため計算しやすいですし、強力な先発陣さらに強化できると思います。