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今回は補強情報のまとめです!!中日ドラゴンズの岩嵜翔選手が金銭トレードでオリックスバファローズへの加入が発表されました。そこで、今回は各選手と補強の意図について簡単にまとめてみました。
- 基本情報
- 補強の意図
- まとめ
基本情報
岩嵜 翔(35歳)189cm、90㎏、投手、右投、プロ18年目
2025年一軍:試4、回4.1、防2.08、勝1、H1、振3
2025年二軍:試6、回5.1、防0.00、勝1、S3、振7
通算:試325、回619.1、防3.56、勝31、H111、S11、振445
経歴
岩嵜選手は市立船橋高校からドラフト1位でソフトバンクに加入した右腕です。プロ入り後はしばらくは先発として活躍しましたが、中継ぎ転向後覚醒し2017年には72試合に登板し防御率1.99、46ホールドで最優秀中継ぎ賞のタイトルを獲得しました。ただ、その後は度重なるケガに苦しみながら中日ではトミージョン手術も経験しました。昨年のシーズン中盤に復帰すると今季はここまで一軍、二軍合わせて好成績を残していました。
選手としての特徴
岩嵜選手は189㎝もの高身長を活かした縦の角度を使った投球が持ち味です。ストレートは150㎞を超えるくらいですが角度があるため打ちづらく、空振り率の高いフォークを決め球として使いますね。ストレートとフォークの投球割合は半々くらいで他にナックルカーブとスライダーを使用します。コントロールに苦しみことも少ないのでイニングの途中でも起用しやすいですね。
補強の意図
オリックスは中継ぎの主力として期待された吉田選手、宇田川選手、小木田選手、即戦力ルーキーの東山選手、育成ながら若手有望株の前選手と5人の中継ぎ投手がトミージョン手術を受け今季絶望、さらに平野選手、山崎選手、阿部選手らが不振、山岡選手も調整が遅れるなど中継ぎ陣がかなり不安定です。中継ぎ防御率はリーグで唯一の4点台で5位と差をつけられて最下位と数字からも見て取れますね。マチャド選手、ペルドモ選手、山田選手、川瀬選手、古田島選手らが頑張ってますが、中継ぎの層としては心許ないです。
中日は松山選手、清水選手、マルテ選手、齋藤選手、橋本選手、勝野選手、藤嶋選手ら中継ぎ陣が安定していて二軍で好成績を残していた岩嵜選手も中々出番がなかったですね。出場機会を与えるために親心による放出だったと思います。なお今回で支配下枠が1つ空いたので打率3割越えを記録している福元選手の支配下昇格の可能性が高まったと思います。
まとめ
今回は岩嵜選手の金銭トレードをまとめました。この補強で支配下枠は67人となりましたが、まだ枠の空きはありますね。今後の補強はまだあると思いますし、岩嵜選手にはオリックスの貴重な戦力になって欲しいです。