何はともあれ野球推しです。
2024年のストーブリーグの補強第4弾がありましたね。楽天が阪神を退団となった加治屋選手を支配下契約で獲得することを発表しました。
そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。
目次
- 各選手詳細
- 補強の意図
- 今後の補強
各選手詳細
加治屋 蓮(32歳)185cm、90㎏、右投、投手、プロ11年目
通算:試222、回201、防3.99、勝11、H73、S1、振158
一軍:試13、回12、防4.50、勝2、H3、振12
二軍:試29、回26.1、防0.68、勝2、S2、振26
加治屋選手はJR九州からドラフト1位で加入した中継ぎ右腕です。2018年には72試合に登板するなど大車輪の活躍でチームのリーグ優勝に貢献しましたが、翌年以降はケガに悩まされ2020年のオフにソフトバンクを退団となり阪神に加入していました。阪神移籍後は復活し、昨年は51試合登板で防御率2.56とブルペン陣を支えリーグ優勝に貢献していました。今季はケガもあり序盤に状態が上がらず二軍暮らしが続きましたが、二軍では防御率0点台と無双状態だったのでなぜ上げないのか不思議でした。オフに退団となりましたが、まだまだやれるということでこの度楽天への加入が発表されました。
選手の特徴
加治屋選手はキレのある変化球を駆使する中継ぎ右腕です。ストレートは140㎞後半と中継ぎの中では速い方ではありませんが、スライダー、フォークとキレのある変化球を持っているため奪三振率の高い投手です。また、ビハインド、ワンポイント、接戦時とありとあらゆる場面を任せられた選手でジョーカー的に起用できるのも魅力です。
補強の意図
楽天は中継ぎ防御率3.63とパリーグの中で一番悪い成績で今季を終えました。則本選手、藤平選手、酒居選手、鈴木選手、渡辺選手、宋選手と主力どころはいい選手がいますが、脇を固める選手が大苦戦していますね。中継ぎの層が極端に薄いので中継ぎの層を厚くする意図があると思います。どんな場面でも登板できる加治屋選手は楽天でも重宝されるはずです。
今後の補強
楽天はドラフト1位で宗山選手を獲得し一気に機運が高まっていますね。この勢いで来季リーグ優勝を狙うためには投手、野手どちらも一段と層を厚くすることが求められます。酒居選手も残留してくれたので後はFAと外国人の補強がメインですね。個人的には外国人5人体制にすることが一番大事だと思います。
まとめ
今回は中継ぎ右腕の加治屋選手の獲得が発表されました。今季一軍では出番が少なかったものの二軍では防御率0点台と無双していたのでまだまだやれると思いますね。新天地での活躍に期待したいです。