ドラフト採点、阪神タイガース~2000年~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回は新企画です!!

 過去のドラフトはどれだけ成功したかを各選手ごとに評価して隔年ごとに検証してみたいと思います!

 選手の評価は独自の指標を用いていてランクはなし、C、C⁺、B、B⁺、A、A⁺、S、SSまで9段階評価で点数は各ランクごとに0、1、2、3、4、5、7、10、15点を付けています。

 その年の点数の合計で

0~4点(少し厳しい年)

5~7点(まずまず成功!)

8~10点(十分に成功!!) 

11点以上(大成功!!!)   

20点以上(神ドラフト!!!!)

 というイメージです!!

 

 ちなみに評価の基準(かなり複雑なので伝わるかはわからないです💦)は最後に記載しておくので気になる人はそちらもご覧ください。

 

※成績は全て通算の成績です。

※タイトルの略称

 勝:最多勝 
 高:最高勝率 
 率:最優秀防御率
 奪:最多奪三振
 中:最優秀中継ぎ
 セ:最多セーブ

 率:首位打者 
 安:最多安打
 出:最高出塁率
 本:本塁打王
 点:打点王
 盗:盗塁王

 ベ:ベストナイン
 ゴ:ゴールデングラブ賞
 新:新人王
 M:MVP
 日:日本シリーズMVP
 沢:沢村賞
 代:日本代表選出

 

今回は阪神タイガース、2000年ドラフトです!!!

 

 

 

ドラフト指名選手一覧

1位:藤田太陽川崎製鉄千葉)投手 C⁺

2010年:試48、回46、防3.14、勝6、H19、振29
通算:試156、回247.2、防4.06、勝13、H24、S4、振161

 1位の藤田選手は高卒社会人で活躍していた選手でアマチュア時代は日本代表に選ばれるほどの実力者でした。逆指名制度を利用して阪神に入団後はケガの影響で中々結果が残せず2009年にトレードで西武に移籍しています。西武加入後は中継ぎとして登板を重ねヤクルトでもプレーしました。一軍で戦力になっており基準に沿ってC⁺となっています。

 

2位:伊達昌司プリンスホテル)投手 C⁺

2003年:試51、回55.1、防2.60、勝5、S9、振16
通算:試146、回211、防3.33、勝12、S9、振117

 大卒社会人で即戦力投手として期待された伊達選手は阪神の他に日本ハム、巨人と3球団でプレーし通算146試合に登板するなど一定の戦力になりました。2003年には51試合に登板し中継ぎ陣を支えましたね。オールドルーキーだったためプロでは6年間と短かったですが、基準に沿ってC⁺です。

 

3位:狩野恵輔前橋工高)捕手 C

2009年:試127、率262、安103、本5、打35、得34、盗10、O661
通算:試402、率255、安200、本18、打91、得73、盗11、O670

 3位の狩野選手は身体能力の高い捕手として期待されましたが、2009年に127試合に出場するなど正捕手格としてプレーしました。ただ、レギュラーとして固定されていたのはこの年のみでそれ以外は第二捕手としての起用が多かったです。それでもプロで14年間プレーしていることからチームから必要とされていた選手でしたね。基準に沿ってC評価となっていますが、個人的にはBくらいあげてもいい選手だと思います。この基準少し厳しかったかなぁ。

 

4位:赤星憲広JR東日本)外野手  SS

2005年:試145、率316、安190、本1、打38、得119、盗60、O768
通算:試1127、率295、安1276、本3、打215、得698、盗381、O705
新…1回、盗…5回、ベ…2回、ゴ…6回

 赤星選手は大学時代にオリンピックの日本代表に選出され、その合同合宿で当時の監督だった野村監督に見いだされ4位で指名されています。プロ入り後もルーキーイヤーから1番センターとして固定され新人王を獲得すると、その後も5回盗塁王を獲得するなど自慢の俊足を武器に大活躍しました。腰のケガの影響で9年間という短い期間での引退を余儀なくされましたが、短期間でも素晴らしい成績を残しましたね。タイトルも6年間獲得していますし、SS評価です。

 

5位:加藤隆行(長崎工高)投手

通算:なし

 加藤選手は甲子園未出場ながらもポテンシャルの高さを評価されドラフト5位で指名された大型右腕です。ただ、プロでは結果が残せず4年で退団となっています。一軍で戦力となれなかったので評価なしです。

 

6位:沖原佳典(NTT東日本)内野手 C

2005年:試67、率311、安83、本1、打23、得32、盗3、O720
通算:試366、率256、安253、本8、打76、得107、盗14、O628

 沖原選手は社会人野球の第一線で活躍しオリンピックにも日本代表として選出されたアマチュアを代表するショートでした。プロ入り時点で28歳とかなりのオールドルーキーでしたが、プロでは阪神楽天で8年間プレーし一軍で戦力となりました。野村監督の下で重宝されましたね。基準に沿ってC評価です。

 

7位:藤本敦士(デュプロ)内野手 B

2005年:試127、率301、安121、本0、打36、得51、盗9、O719
通算:試1011、率251、安619、本14、打208、得253、盗27、O623

 藤本選手は内野のユーティリティープレイヤーとして通算1000試合以上に出場しました。レギュラーとして固定された期間はそれほど長くないですが、持ち前の守備力を活かしサブとしての需要は高かったですね。阪神退団後もヤクルトで4年間プレーしています。基準に沿ってB評価です。

 

 

 

計24点

 

 

まとめ

 4位で獲得した赤星選手が大当たりなのはもちろんですが、それ以外にも藤田選手、伊達選手、狩野選手、沖原選手、藤本選手と評価がついた選手がほとんどで点数が伸びました。一軍で戦力となった選手が多く大成功といっていいドラフトだと思います。

 

 

 

※評価の基準

投手

①登板数(先発×2)or投球回のどちらか高い方を採用
 登板数(C75、B150、A300、S450、SS600)

投球回(C250、B500、A750、S1000、SS1500)

②勝ち数×2+ホールド数+セーブ数×1.5
 合計(C30、B70、A140、S200、SS300)

③二桁勝利or20ホールドor15セーブを達成した年

 C:1年 B:3年 A:5年 S:7年 SS:10年

④タイトルを獲得した年

 A:1年 A⁺:2年 S:3年 SS:5年

 

基本的に①と②の合計、ただ③と④は達成した瞬間にその基準以上が確定

①がBの基準、②がCの基準→C⁺

①がBの基準、②がBの基準、③がCの基準→B

①がBの基準、②がBの基準、③がCの基準、④がAの基準→A

 

野手

①試合数(C300、B600、A900、S1200、SS1800)

②塁打数+四死球+盗塁数(C450、B900、A1350、S1800、SS2700)

※捕手は×1.5、遊撃手は×1.2

③打点+得点(C240、B480、A720、S960、SS1440)

※捕手は×1.5、遊撃手は×1.2

④120安打or20本塁打or80打点or30盗塁を達成した年

 C:1年 B:3年 A:5年 S:7年 SS:10年

⑤タイトルを獲得した年

 A:1年 A⁺:2年 S:3年 SS:5年

 

基本的に①と②、③の合計、ただ④と⑤は達成した瞬間にその基準以上が確定

①がBの基準、②がCの基準、③がCの基準→C⁺

①がBの基準、②がBの基準、③がCの基準→B

①がCの基準、②がCの基準、③がCの基準、④がBの基準→B