何はともあれ野球推しです。
先日行われたドラフト会議後に各球団の簡単な総評を書いた記事が凄まじい閲覧数となっていてかなりビビッています(笑)。
私もドラフト会議を楽しみにしていましたし、皆さんも楽しみにしていた人が多かったのだと思います。
今回は1球団ごとにドラフトで指名された選手の詳細と指名の意図、指名全体の感想、今後の補強についてをまとめてみました。
今回は宗山選手を外すも補強ポイントにあった指名!!
広島東洋カープです!!!
目次
- ドラフト指名一覧
- 各選手詳細と指名の意図
- 全体の感想
- 今後の補強について
ドラフト指名一覧
1位:宗山 塁(明大)内
佐々木 泰(青学大)内
2位:佐藤柳之介(富士大)投
3位:岡本 駿(甲南大)投
4位:渡辺 悠斗(富士大)捕
5位:菊地ハルン(千葉学芸)投
指名終了
育成指名
1位:小船 翼(知徳)投
2位:竹下 海斗(敦賀気比)投
3位:安竹 俊喜(静岡大)捕
指名終了
1位:佐々木 泰(青学大)内
177㎝、77㎏、右投右打、22歳、走攻守三拍子揃った右のスラッガー
1位は地元スターの宗山選手を5球団競合の末に外すも右のスラッガーである佐々木選手を獲得することに成功しました。サードを守る右のスラッガーということでチームの補強ポイントとマッチしていますね。彼にしか打てないような凄まじい本塁打を打つこともありますし爆発力があります。日本一を決める試合で本塁打を放つなど大舞台での強さも魅力です。サード守備も問題なく足も速いので打撃だけの選手でもないです。1年目からどのくらい戦力となれるか注目です。
2位:佐藤柳之介(富士大)投
179㎝、88㎏、左投、22歳、多彩な変化球を操る先発型左腕
2位で先発型左腕である佐藤選手を指名しました。球速はそこまで速くありませんが、出所の見えづらいフォームでストレートで打者を差し込むことが出来ます。さらに、スライダー、カーブなどの変化球もよく先発で勝負できる選手ですね。チームに足りていないところですし、1年目から先発ローテを狙って欲しいです。
3位:岡本 駿(甲南大)投
186㎝、80㎏、右投、22歳、4年時に評価を上げた長身右腕
3位は甲南大学から岡本選手を指名しました。高校まではショートの選手でしたが大学で投手に転向し才能が開花した選手です。力感のないフォームからノビのあるストレートを投げ込むことが出来ます。変化球もある程度器用に操れますね。即戦力というよりも将来性を見込んだ指名です。
4位:渡辺 悠斗(富士大)捕
181㎝、97㎏、右投右打、22歳、屈強な体格を持つ右のスラッガー
4位は富士大学から渡辺選手を指名しました。今春は打撃部門で4冠を獲得しており長打力にコンタクト能力も併せ持ちます。捕手での指名ですがチームではファーストをメインにしていますね。ただ、肩は強いので捕手も出来ると思います。プロでは外国人選手が活躍出来なかった時にチャンスが訪れると思います。
5位:菊地ハルン(千葉学芸)投
200㎝、103㎏、右投、17歳、ポテンシャルは超高校級の大型右腕
5位はNPBでも屈指の大きさを持つ菊地選手を指名しました。200㎝と超大型ですが変化球を器用に操ることができ、しなやかなフォームと併せて高い将来性を見込んでの指名だと思います。数年後に投手陣の中心となっていて欲しいです。
育成
育成ではポテンシャルの高い3人を指名しました。
特に1位の小船選手は支配下での指名あると言われた198㎝、最速151㎞の剛腕です。フォームに癖はありますが大化けに期待です。
2位の竹下選手は二刀流で活躍する技巧派左腕、3位の安竹選手は浪人も経験した苦労人の捕手です。
指名全体の感想
宗山選手を外しましたが補強ポイントから考えるとこっちの方が良かったかもしれませんね。打者は長打力重視、投手は左腕と広島が好きな長身右腕ということでピンポイントで埋めにいった印象です。
今後の補強
さてドラフトが終わったので今後の補強はFA、外国人、トレード、元NPB選手の引き抜き、育成からの昇格、現役ドラフトの6つの手段に絞られると思います。まだ、退団となる選手が出そろってないですし、トレードは他球団との兼合い、現役ドラフトは市場に出る選手がわからないということもあるので中々考察するのは難しいですが、現在わかっている範囲で補強を考えたいと思います。ちなみに現役ドラフトはプラスアルファだと思うので、ここでは考察はしません。
主な退団選手
投手:野村(引退)、岡田、戸根、小林、内間
野手:曽根、レイノルズ、シャイナー
入る選手がいるということは出る選手もいるのでここをまとめないわけにはいきませんね。
既存の支配下選手を見ると現在、西武の支配下から外れる選手は引退する野村選手も含め8人が発表されています。ドラフトで加入するのは5人なので補強の余地はまだありますね。どちらかというと投手の補強が多くなりそうです。
ドラフト前に挙げた補強ポイント
※()内優先度
即戦力投手(中)→佐藤
左投手(高)→佐藤
スラッガー(超高)→佐々木、渡辺
一三塁(中)→佐々木、渡辺
二遊間(中)→なし
外野手(中)→なし
ドラフト前に挙げた補強ポイントは右のスラッガーを中心に埋めましたね。二遊間、外野手については補強すると思いましたがありませんでした。特に二遊間は曽根選手、育成の前川選手が退団となっているので2人減っていますね。センターを守れる外野手も少ないですし、ここはなるべく補強したいです。
外国人
在籍中の外国人選手
赤字:残留濃厚
投手:コルニエル、ハーン、ハッチ
野手:シャイナー、レイノルズ
外国人選手は一軍に登録できるのが5人、ベンチ入りは4人というルールがあるのでそのことを頭に入れながら補強を考えていきたいです。
投手は現状残留となりそうなのは中継ぎで活躍したハッチ選手くらいですね。コルニエル選手はチームに複数年在籍している選手ですし、来季も契約する可能性はありますが個人的には入れ替えたほうがいいと思います。
野手は2人とも退団が発表されていますね。今季打線が長打力不足に陥ったのは外国人選手が厳しかったのも要因の一つです。
新外国人として先発1人、中継ぎ1人が欲しいですね。先発は柱はしっかりしているので1人加われば十分だと思います。中継ぎは入れ替わりが激しいのでここはハーン選手ともう1人いてもいいと思います。
野手はファースト、レフトで長打力のある選手を獲得したいです。
FA
FAは今季国内FA権を取得した九里選手を全力で引き留めたいですね。毎年ケガなく多くのイニングを安定して消費してくれる選手です。柱の1人ですしいるといないとじゃ大きく違います。出来るだけ大型契約を提示して熱意を伝えたいです。
トレード
トレードは他球団との兼合いもありますが、選手同士のトレードであれば支配下枠の増減がないのが利点ですね。広島はトレードの少ない球団なのであまり積極的に動くとは思いませんが、自チームに他球団で出番が増えそうな選手は多いですね。中継ぎの長谷部選手や外野手の中村将成選手は二軍で好成績を残しながら中々一軍での出場機会が増えない選手なのでこの2人であればいい選手とトレード出来ると思います。
元NPB選手の引き抜き
現状、まだ各球団から退団となる選手が揃っていないのでここの動きは現在よりも加速していくと思いますが、現状の考察をしたいと思います。広島はこのジャンルの選手をあまり獲得しないですが、補強ポイントを埋めるために獲得するのはアリだと思います。
二遊間を守れる阪神の遠藤選手やセンターを守れる西武の鈴木選手、日本ハムの江越選手あたりを狙っていってもいいと思います。
育成からの支配下昇格
広島は育成選手が少ない球団ですが候補はいますね。
筆頭は今季育成1位ルーキーの杉田選手は二軍で11試合に先発し防御率3.12といいところを見せています。来季さらに成長すれば先発の6人目は課題ですし、支配下昇格、一軍デビューも狙えると思います。
野手では外野手の名原選手が注目です。二軍で積極的に起用され11盗塁と自慢の俊足でアピールしています。センターを守れる選手が不足していますし、状況次第では支配下昇格の可能性もあると思います。
まとめ
広島は右のスラッガーと左の先発投手といった補強ポイントを埋める指名をしました。ただ、二遊間とセンターはドラフトで獲得出来ていないのでドラフト以外で獲得しておきたいです。
ドラフト会議前の各球団の補強ポイントはこちら
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