補強情報!!読売ジャイアンツの秋広選手、大江選手と福岡ソフトバンクホークスのリチャード選手のトレードが発表!!~各球団の思惑とは!?~

何はともあれ野球推しです。

 

今回は衝撃のトレードがありましたね!!読売ジャイアンツの秋広選手と大江選手、福岡ソフトバンクホークスのリチャード選手の2対1のトレードが発表されました。そこで、今回は各選手と補強の意図について簡単にまとめてみました。

 

 

  1. 基本情報
  2. 補強の意図
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

秋広 優人(22歳)200cm、100㎏、内野手、右投左打、プロ5年目

2024年一軍:試26、率261、安12、本0、打1、得5、盗0、O574
2025年一軍:試5、率143、安1、本0、打0、得0、盗0、O393
2025年二軍:試25、率157、安11、本2、打5、得4、盗0、O493
通算:試153、率270、安127、本10、打42、得41、盗0、O720
 
経歴

 秋広選手は二松学舎高校からドラフト5位で巨人に加入した内野手です。プロ入り当初は球界の日本人最高身長の選手として注目されましたね。ルーキーイヤーから一軍をコロナでの緊急事態ながら一軍を経験すると3年目には一軍で121試合に出場し10本塁打を放つなど将来の主軸候補として期待されていました。ただ、昨年は二軍でも2本塁打と成績を落とすと今季は二軍で打率1割台と苦戦を強いられていました。そんな中このタイミングでのトレードとなりました。

 

選手としての特徴

 秋広選手は柔らかいバットコントロールが持ち味の左の好打者です。ポテンシャルの高さから将来の主軸候補として期待されていましたが、本来は高いアベレージとパンチ力を持つ中距離打者ですね。近年は球団の育成方針と合わず苦しんでいたようです。守備位置は一塁、三塁、左翼をメインで守りますが、外野守備はまだ技術不足が露呈していますね。守備はそこまで上手くないので得意の打撃でアピールして欲しいです。

 

 

大江 竜聖(26歳)173cm、82㎏、投手、左投、プロ9年目

2024年二軍:試32、回28.2、防3.16、勝0、振36
2024年一軍:試16、回13.2、防2.63、勝0、H5、振13
2025年二軍:試11、回14.1、防4.40、勝0、振16
通算:試149、回121.1、防3.75、勝7、H41、振94
 
経歴

 大江選手は二松学舎高校からドラフト6位で巨人に加入した左投手です。プロ入り後からサイドスローに転向し、ワンポイントを中心に一軍で通算149試合に出場しました。特に2020年、2021年と2年連続で40試合以上に登板していますね。ただ、近年は自身の不調とチームの中継ぎ陣が強固になってきたこともあり一軍での登板機会が減っていました。今季も一軍での登板はまだありませんでしたね。そんな中このタイミングでトレードとなりました。

 

選手としての特徴

 大江選手はサイドスローという特徴を持った変則左腕です。基本的には左打者に対してのワンポイント起用が多く、キレのあるストレートとスライダーで打者を手玉に取ります。課題は右打者への対応ですね。今季はストレートの威力が上がっていて二軍では防御率以上にいい印象です。ソフトバンクは森福選手やかやま選手など左のワンポイントを重宝してきたチームなので大江選手もそこに続いてほしいです。

 

 

リチャード(25歳)189cm、123㎏、内野手、右投右打、プロ8年目

2024年一軍:試15、率226、安7、本0、打1、得0、盗0、O595
2025年一軍:試6、率091、安2、本0、打0、得0、盗0、O273
2025年二軍:試21、率162、安11、本4、打10、得7、盗0、O533
通算:試100、率160、安45、本10、打27、得21、盗0、O518
 
経歴

 リチャード選手は沖縄尚学高校から育成3位でソフトバンクに加入した内野手です。プロ入り後は3年目に二軍で本塁打王打点王の二冠を獲得し支配下昇格を果たすとそこから昨年まで5年連続で本塁打王を獲得するなど将来の主軸候補として期待されていました。ただ、一軍では通算打率1割台と苦しみレギュラーを獲得するには至りませんでした。今季もサードのレギュラーである栗原選手がケガ離脱したためチャンスを得たものの打率0割台とアピールすることが出来ませんでした。その後は二軍で試合に出ていましたが、このタイミングでのトレードとなりました。

 

選手としての特徴

 リチャード選手は恵まれた体格を持つ右のスラッガーです。最大の武器は長打力で逆方向にも特大の一発を放つことが出来ます。課題は確実性で特に変化球への対応に苦労していますね。守備位置は一塁、三塁をメインとしていて当初は課題とされていましたが、今季は格段に良くなっていますね。新天地への移籍を機に大化けして欲しいです。

 

 

補強の意図

 巨人は丸選手に続き不動の4番である岡本選手が離脱してしまいましたね。長打力に課題のあるチームですが、岡本選手が抜けてそれに拍車がかかってしまいます。先日はアベレージタイプの吉川選手を4番に入れるくらい攻撃力に苦しんでいます。ここまで出場機会の少なかった秋広選手、大江選手と引き換えに爆発力のあるリチャード選手を加えサードのレギュラー候補として期待していると思います。リチャード選手も新天地での覚醒に期待したいです。

 ソフトバンクは近藤選手、柳田選手、今宮選手、海野選手、正木選手、ダウンズ選手などケガ人は続出していますね。特に外野手は開幕スタメンの3人が抜け候補者に苦慮しています。二軍でくすぶっていたリチャード選手と引き換えに秋広選手が加入しレギュラー候補として期待していると思います。また、本来武器であるはずの強力中継ぎ陣の調子も中々上がってこないですね。特に左投手は松本晴選手、ヘルナンデス選手しかいないですね。左のワンポイントとして期待できる大江選手の加入で中継ぎ陣に厚みが出ると思います。

 

 

まとめ

 今回は巨人、ソフトバンク双方のトレードについてまとめました。秋広選手、リチャード選手と両球団のトッププロスペクトによるトレードということもあり衝撃が大きかったですね。私もこのトレードは予想出来ませんでした(笑)。今回のトレードで移籍した選手たちの活躍に期待したいです。