ストーブリーグ補強第10弾!!ロッテがソフトバンクの石川選手をFAで獲得!!!~補強の狙いとは!?~

何はともあれ野球推しです。

 

 2024年のストーブリーグの補強第10弾がありましたね。ロッテがソフトバンクの石川選手を獲得することが発表されました。

 そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。

 

 

目次

  1. 各選手詳細
  2. 補強の意図
  3. 今後の補強

 

 

 

 

各選手詳細

石川 柊太(32歳)185cm、88㎏、右投、投手、プロ11年目

通算:試185、回822、防3.32、勝56、H17、振712
一軍:試15、回63.1、防2.56、勝7、振52
二軍:試6、回30.2、防2.35、勝2、振27

 石川選手は創価大学から育成1位でソフトバンクに加入した本格派右腕です。プロ入り後は先発、中継ぎ両方で起用され一軍で通算185試合に登板し56勝を挙げました。近年は先発での起用がメインで通算1000投球回が見てきました。2020年には最多勝、最高勝率の2冠に輝いていますし、実績抜群です。ただ、今季はモイネロ選手、大津選手の先発転向がハマったこともあり一軍での登板機会を減らしました。石川選手自身の調子は悪くなかったので、10先発に留まったのは納得できなかったのかもしれませんね。そのこともあり、国内FA権を行使しこの度ロッテに加入することが決まりました。

 

選手の特徴

 石川選手は威力のあるストレートと変化量の大きいパワーカーブが武器の先発右腕です。変化球はカーブの他にカットボール、フォークをメインに操ります。基本的にどの球種も球威があり、コントロールはアバウトですがその球威を武器に打者を打ち取ります。また、投球間隔が他の投手と比べてかなり短くテンポ良く投げ込むのも魅力ですね。調子の良い時は相手の攻撃が直ぐに終わりチームに流れを呼び込む投球を見せます。

 

 

補強の意図

 ロッテは先発投手陣が中々決まっていませんね。今季の主力格のうち佐々木選手はポスティングでのメジャー挑戦が決まっており、外国人のメルセデス選手も現在保留者名簿に記載されており退団が濃厚とされています。現時点で決まってるのは小島選手、種市選手、西野選手くらいでその他は横一線の印象です。実績のある石川選手、唐川選手、美馬選手、二木選手や若手有望株の中森選手、田中選手など候補はいますが、計算しづらいです。外国人補強もまだ終わっていませんが、このタイミングで計算できる石川選手を獲得できたのは大きいと思います。石川選手の武器であるパワーカーブもマリンで化けますし、キャリアハイの成績を残す可能性も十分にあると思います。

 

 

 

今後の補強

 ロッテはまだ外国人補強が終わっていませんね。野手はポランコ選手、ソト選手が残留していますが、投手はゲレーロ選手の復帰以外何も決まっていません。先発、中継ぎ両方足りていないですし、あと2人くらい獲得しておきたいです。

 日本人選手の補強は育成でソフトバンクを退団した中村選手を獲得していますし、もうないかなぁ。石川選手はCランクと人的補償も発生しないため、自チームからこの先退団する選手はいなさそうです。

 

 

まとめ

 今回はロッテが先発右腕の石川選手を獲得しました。ケガが少なく実績豊富なため計算しやすいですし、不安な先発陣の柱として期待できると思います。