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今回は補強情報のまとめです!!埼玉西武ライオンズの佐藤龍世選手が金銭トレードで中日ドラゴンズへの加入が発表されました。そこで、今回は各選手と補強の意図について簡単にまとめてみました。
- 基本情報
- 補強の意図
- まとめ
基本情報
佐藤 龍世(28歳)174cm、85㎏、内野手、右投右打、プロ7年目
2024年一軍:試93、率244、安72、本7、打34、得25、盗0、O720
2025年二軍:試40、率326、安46、本4、打15、得28、盗1、O889
通算:試324、率227、安176、本13、打67、得72、盗3、O654
経歴
佐藤選手は富士大学からドラフト7位で西武に加入しました。富士大は西武のお得意様ですね。トレードで日本ハムに移籍しまた西武に戻ってきたという異色の経歴の持ち主ですが、2023年から一軍での出番を増やすと自己最多の93試合に出場するとOPS720と好成績を残し、チームのレギュラー格として活躍しました。今季は更なる飛躍が期待されましたが、遅刻などで首脳陣からの信頼を失いここまで一軍での出番はありませんでした。ただ、二軍では打率326、OPS889と格の違いを見せていましたね。その実力を評価されこのタイミングで中日ドラゴンズにトレード移籍となりました。
選手としての特徴
佐藤選手は小柄ながらパンチ力のある打撃が持ち味の右打者です。一番の武器は選球眼の良さで四球が非常に多い選手です。ここ2年で出塁率は390、330とかなり高い成績を残しています。また、長打力も魅力で二塁打の数が一気に増えていますね。守備もセカンド、サードを中心に複数ポジションを守ることが出来、今季は外野にも調整しているようです。武器である打撃で存在感を発揮できれば一軍に残れると思います。
補強の意図
中日は内野手、特にサードのレギュラーが固まっていないですね。当初期待された若手有望株の石川選手の調子が上がらず主力格である福永選手、ベテランの高橋選手の2人も長期離脱を余儀なくされサードを守れる選手の候補が少なくなっていました。セカンドも田中選手がレギュラー格ですが、コンディションに不安のある選手ですし休みを挟みながら起用したいですよね。ここ2年一軍での実績があり、今季も二軍で好成績を残している佐藤選手に白羽の矢が立ち、内野手のレギュラー候補として期待していると思います。
西武は金銭トレードのため支配下枠が1つ空き66人となりましたね。この枠空けによって二軍で8本塁打、OPS977と無双中の仲三河選手の支配下昇格の可能性が高まったと思います。
まとめ
今回は佐藤選手の金銭トレードをまとめました。この補強で支配下枠は68人となりましたが、まだ枠の空きはありますね。今後の補強はまだあると思いますし、佐藤選手には中日の貴重な戦力になって欲しいです。