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先日、中日ドラゴンズの育成選手である野手の三浦 瑞樹選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は三浦選手と中日の育成選手事情について簡単にまとめてみました。
三浦選手おめでとうございます!!
- 基本情報
- その他の育成選手
- まとめ
基本情報
三浦 瑞樹(25歳)174cm、79㎏、投手、左投、プロ4年目
2024年二軍:試15、回95.2、防1.60、勝3、振59
2025年二軍:試1、回7、防1.29、勝1、振3
経歴
三浦選手は東北福祉大学から育成4位でソフトバンクに加入した選手です。ルーキーの時から二軍、三軍で100回以上を消費し先発として期待されていました。昨年は二軍で95回を消費し防御率1.60の成績で最優秀防御率のタイトルを獲得し支配下昇格を勝ち取りました。一軍でも中継ぎで5試合に登板し無失点に抑えました。ただ、昨年のオフに自由契約となり今季から中日に育成契約で加入していました。中日ではキャンプから積極的にアピールし、オープン戦で複数イニングで起用されていました。先日、今季初の二軍での登板で7回1失点の好投を見せ、この度支配下昇格となりました。
選手としての特徴
三浦選手は多彩な変化球を操る技巧派左腕です。特殊球のチェンジアップは右打者に有効な変化球で左打者にもスライダーで打ち取ることが出来ます。ストレートは140㎞前半と遅い方ですが、ボールに切れがあり変化球もいいので差し込まれる場面が多いですね。先発、中継ぎ両方に対応でき、回跨ぎも問題なく使い勝手がいいですね。中日では不足している先発や中継ぎ左腕として活躍してくれると思います。
その他の育成選手
支配下枠66(投33、捕7、内15、外11) 育成選手15人
三浦選手が支配下に昇格したことで支配下枠は後4人となりました。枠に余裕はまだあるので、支配下昇格はまだあると思います。ただ、シーズンは始まったばかりなのでアクシデントがなければ直ぐにの支配下昇格はないと思いま
濃厚:岡田
候補:石川、近藤、福元
期待:川上、日渡、モニエル
濃厚
濃厚では実績のある岡田選手を挙げました。
昨年は大ケガから復帰し、二軍で防御率1.14と好投を見せていました。今季もキャンプからアピールを重ね、二軍では2試合、11回を投げ無失点と状態がいいです。通算350試合に登板した実績のある選手ですし、シーズンのどこかで支配下復帰を果たすと思います。
候補
候補も投手中心ですね。
中継ぎ左腕の近藤選手は昨年二軍で43試合に登板し防御率2.09と成長を見せていました。今季も二軍で3試合に登板し無失点と結果を残していますし、中継ぎが足りないとなれば候補に挙がってきそうです。2017年のドラフト2位石川翔選手もケガから復帰して物凄い剛速球を投げ込んでいるんですよね。実戦を重ねれば良くなっていきそうです。
野手ではケガの影響で今季から育成契約となっている福元選手が今季ここまで8試合で打率450と結果を出しているんですよね。このまま好調を維持していれば打撃が課題のチームですし、どこかで出番はあると思います。
期待
期待には二軍で出場機会のある野手を選出しました。
捕手の日渡選手はドラフト4位ルーキーの石伊選手が一軍に抜擢されていることもあり優先順位が低くなってしまいますよね。余程好成績を残さない限り可能性は低そうです。川上選手はセカンド、サード、ショートを守れる内野手で今季はここまで打撃で成長を見せているんですよね。ここに挙げた候補の中では最も支配下昇格の可能性が高そうです。若手有望株のモニエル選手も長打力をアピールできれば昇格候補に挙がって来ます。
まとめ
今回は複数イニングをこなせる左腕の三浦選手の支配下昇格が発表されました。現状見ても先発、ロング要員どちらも不足気味なので三浦選手が貴重な戦力になると思います。