何はともあれ野球推しです。
シーズンも半分が終わりチームの現状も良く見えるようになってきましたね。ドラフトまで3ヶ月を切ったのでそろそろ各チームの戦力分析を簡単にしておきたいです。
今回はドラフト前企画ということで、各チームの選手たちを年齢分布でまとめてみました。層の薄いところを可視化してドラフトに向けて足りないところを分析出来ればと思います。それでは見てみましょう！
評価の基準
A：充実、B：やや充実、C平均、Dやや不足、E不足
先発
主力C、層E、若手C
| 右 | 左 | |
| 36以上 | ||
| 35 | ||
| 34 | ||
| 33 | 森 | |
| 32 | 石田健 | |
| 31 | 大貫〇 | |
| 30 | ケイ〇、濱口△ | |
| 29 | 平良 | 東◎ |
| 28 | ジャクソン〇 | |
| 27 | ||
| 26 | 中川颯△、吉野 | |
| 25 | ||
| 24 | ||
| 23 | 石田裕△ | |
| 22 | 松本隆 | |
| 21 |
小園、深澤 |
|
| 20 | 森下 | |
| 19 |
今季の立ち位置…◎：エース級、〇：ローテを守れる、△：谷間で投げれる
昨年オフに今永選手、バウアー選手が抜けたことで戦力ダウンが想定されていました。その中で東選手が2年連続躍動し大エースとして成長を遂げました。新加入のケイ選手、ジャクソン選手もローテを守ってくれていて、ドラフト5位ルーキーの石田選手も奮闘し大崩れとはなっていないと思います。ただ、柱として期待された大貫選手、石田選手が想定通りとはならず特に石田選手はケガもあり不振の時期が長かったです。平良選手も長期離脱があり濱口選手もローテを守ることは出来ませんでした。
ただ、表を見ると小園選手をはじめ森下選手など若手有望株が控えているんですよね。東選手以外の日本人投手が苦しんでいる中、若手がどれくらい台頭できるかがカギだと思います。いずれにしても、現状かなり苦しいので追加の優先度は高いです。
中継ぎ
主力C、層C、若手D
| 右 | 左 | |
| 36以上 | ||
| 35 | ||
| 34 | 三嶋 | |
| 33 | 森原◎ | |
| 32 |
山崎〇、ウィック〇 ウェンデルケン◎ |
|
| 31 | ||
| 30 | 佐々木△ | |
| 29 | ||
| 28 | 上茶谷 | |
| 27 | 伊勢〇 | 坂本〇 |
| 26 |
京山△、中川颯△ 入江、堀岡 |
石川 |
| 25 |
徳山△、中川虎△ 三浦 |
ディアス |
| 24 | 橋本、宮城 | |
| 23 | 松本凌 | |
| 22 | 高田 | |
| 21 | ||
| 20 | ||
| 19 |
今季の立ち位置…◎：勝ちパ、〇：接戦時、△：ビハインド、ロング
今季は勝ちパを担って欲しかった伊勢選手、山崎選手が年間通して不安定でウェンデルケン選手もケガで前半戦はほぼいない状態でした。その中で森原選手が守護神として安定した投球を見せ、新加入のウィック選手も接戦時での起用が目立ちました。他にも徳山選手、中川虎選手、ワンポイント的に坂本選手、ビハインドでの佐々木選手、中川颯選手など昨年とは顔ぶれが様変わりしました。新戦力が複数人台頭してきたのは長期的に見ても大きいですね。今はプラスとはなってないですが、実績組が復調してくれば層が厚くなっていきそうです。
ただ、今季は一軍に新戦力を供給できたものの二軍に有望株が少なくなっているので、素材型の投手を追加しておきたいです。
捕手
主力A、層B、若手A
| 打撃型 | 守備型 | |
| 36以上 | ||
| 35 | 伊藤 | |
| 34 | 戸柱△ | |
| 33 | ||
| 32 | ||
| 31 | ||
| 30 | ||
| 29 | ||
| 28 | ||
| 27 | ||
| 26 | 山本◎ | |
| 25 | ||
| 24 | 益子、上甲 | |
| 23 | 東妻 | |
| 22 | ||
| 21 | ||
| 20 | 松尾 | |
| 19 |
今季の立ち位置…◎：レギュラー、〇：一軍主力、△：サブ 赤字：左
今季は守備型の山本選手が打撃でも覚醒し捕手としてリーグ屈指の成績を残しました。それだけにケガの影響が心配ですが完治すれば長年の正捕手問題に終止符を打ちそうです。ここに伊藤選手、戸柱選手の実績組が控え、若手にも高卒1年目ながら二軍で非凡な成績を残している松尾選手がいるなど一気に充実してきました。若手の益子選手、東選手が出場機会を求め他ポジションを守っているほど若手の層が厚いです。現状、追加の必要はないですが、前述の2人が本格的にコンバートとなれば考えたいです。
一三塁手
一塁：主力A、層B、若手E
三塁：主力A、層E、若手D
| 打撃型 | 守備型 | |
| 36以上 | 宮崎◎ | 大和△ |
| 35 | ||
| 34 | ||
| 33 |
オースティン◎ 西浦 |
|
| 32 | フォード | |
| 31 | 柴田△ | |
| 30 | 佐野 | 京田 |
| 29 | ||
| 28 | ||
| 27 | ||
| 26 | 知野 | |
| 25 | 井上 | 西巻 |
| 24 | 益子 | 林△ |
| 23 | ||
| 22 | ||
| 21 | ||
| 20 | ||
| 19 |
今季の立ち位置…◎：レギュラー、〇：一軍主力、△：サブ 赤字：左
ファーストはオースティン選手、サードは宮崎選手と打撃で大きくプラスを出せる選手がいます。ただ、守備力は平均以下でコンディション面にも不安を抱える選手なので2番手以降の選手たちも重要になってきます。ファーストは佐野選手、筒香選手が守れますが、サードは京田選手、柴田選手、林選手など二遊間の選手が入る場合が多いですね。井上選手が二軍で頑張っているとは言え二軍の層が薄いです。
表を見ても支配下の23歳以下の選手が1人もいません。育成に小深田選手、高見澤選手がいるとは言え有望株の追加したいです。
二遊間
二塁 ：主力A、層E、若手D
遊撃 ：主力E、層E、若手C
| 打撃型 | 守備型 | |
| 36以上 | 大和△ | |
| 35 | ||
| 34 | ||
| 33 | 西浦 | |
| 32 | ||
| 31 | 柴田△ | |
| 30 | 京田〇 | |
| 29 | ||
| 28 | ||
| 27 | ||
| 26 | 牧◎、知野 | |
| 25 | 西巻 | |
| 24 | 林△ | |
| 23 | 森△ | 石上 |
| 22 | ||
| 21 | ||
| 20 | ||
| 19 |
今季の立ち位置…◎：レギュラー、〇：一軍主力、△：サブ 赤字：左、青字：両
セカンドは現役最強の二塁手である牧選手がいますが、ショートは今季も固まりませんでした。京田選手が守備で貢献がありますが打撃でアピール出来ず、今季積極的に起用された森選手もレギュラー奪取とまではいきませんでした。林選手、ルーキーの石上選手も起用されましたが一軍の壁は厚いですね。
表を見ると追加はしているためバランスはいいですが中々結果が伴っていませんね。このままではもし牧選手が離脱となればセカンドでも大きくマイナスになってしまいますし、コアとなれる候補選手の追加が欲しいです。
外野手
左翼 ：主力B、層B、若手B
中堅 ：主力B、層A、若手C
右翼 ：主力C、層B、若手A
| 打撃型 | 守備型 | |
| 36以上 | ||
| 35 | ||
| 34 | 大田 | |
| 33 | 筒香△ | |
| 32 | ||
| 31 | 桑原〇、神里 | |
| 30 | 佐野◎ | |
| 29 | 楠本 | 関根△ |
| 28 | ||
| 27 | 蝦名〇 | |
| 26 | 梶原〇 | |
| 25 | 井上 | |
| 24 | 勝又 | |
| 23 | 東妻 | |
| 22 | 渡会〇 | |
| 21 | ||
| 20 | ||
| 19 | 武田 |
今季の立ち位置…◎：レギュラー、〇：一軍主力、△：サブ 赤字：左
外野は激戦区ですね。レフトは打撃でプラスを出せる佐野選手が固定されていますが、センター、ライトは流動的です。桑原選手、筒香選手などの実績のある選手に加え、今季は蝦名選手、梶原選手、ドラフト1位ルーキーの渡会選手など若手有望株の台頭が目覚ましいです。昨年、主力級の活躍をした関根選手をサブに回せるくらいの層の厚さです。
二軍もまだ有望株が控えていますし、昨年のドラフトで高卒の武田選手も追加しているので、追加の優先度は低いです。ただ、右の外野は不足しているので追加があっても驚かないです。
評価
先発 ：主力C、層E、若手C
中継ぎ：主力C、層C、若手D
捕手 ：主力A、層B、若手A
一塁 ：主力A、層B、若手D
二塁 ：主力A、層E、若手D
三塁 ：主力A、層E、若手D
遊撃 ：主力E、層E、若手C
左翼 ：主力B、層B、若手B
中堅 ：主力B、層A、若手C
右翼 ：主力C、層B、若手A
補強ポイント
DeNAは投手陣が課題ですね。先発、中継ぎ両方足りていません。ただ、先発は若手の台頭、中継ぎは実績組の復調で改善する余地はあると思います。編成がこの部分をどう判断するかで追加の優先度は変わってきそうです。
野手は捕手、外野手は今季でかなりプラスとなっていますが、内野陣はかなり層が薄いですね。主力選手が1人抜けるとガクッと戦力が落ちてしまうのが懸念点です。内野のコア候補の獲得が最優先事項だと思います。
