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先日、北海道日本ハムファイターズの育成選手である投手の孫易磊選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は孫選手と日本ハムの育成選手事情について簡単にまとめてみました。
孫選手おめでとうございます!!
- 基本情報
- その他の育成選手
- まとめ
基本情報
孫 易磊(20歳)183cm、93㎏、投手、右投、来日2年目
2024年二軍:試15、回25.2、防3.86、勝2、振24
2025年二軍:試7、回26.2、防1.35、勝2、振21
経歴
孫選手は高校時代にU18台湾代表に選出されるほど台湾球界で名が知れた若手有望株です。台湾ドラフトでは上位指名が予想されていましたが、海外挑戦のためドラフトには出ず日本ハムに育成契約で加入していました。来日1年目となった昨年は二軍で長いイニングを中心に登板し、防御率3点台と安定した投球を見せていました。今季もここまで先発を中心に登板し防御率1点台と素晴らしい成績を残していました。まだ20歳と若いですが、一軍で一度試してみたいほどの成績を残していたためこのタイミングでの支配下昇格となりました。
選手としての特徴
孫選手は高い奪三振能力を誇る本格派右腕です。ストレートは常時150㎞前後を計測し、キレのあるスライダーの他にフォーク、チェンジアップを投じ空振りを取ることが出来ます。ゾーン内で勝負できるため与四球が少ないのも特徴です。また、野手としても非凡なものを持っていてチーム方針により二刀流での活躍も期待されています。
その他の育成選手
支配下枠67(投36、捕9、内13、外9) 育成選手15人
今回の孫選手の昇格で残りあと3枠となりましたね。枠に余裕はなくなってきましたが、特に投手に二軍でアピールしている選手が多いのでこのまま好成績を残していけばチャンスはあると思います。候補となる選手を見ていきましょう!
濃厚:宮内
候補:松本、北浦、山口
期待:松岡、山本、中山、清宮、濱田
濃厚
濃厚にはケガの影響で育成契約に移行している宮内選手を挙げました。元々中継ぎの即戦力として期待されましたが、手術もあり順風満帆とはいきませんでした。ただ、昨年の途中から復帰し二軍で防御率1点台、今季もここまで二軍で10試合に登板し自責点0と結果を残しています。大卒社会人ということで年齢も高めですし、ケガさえなければ支配下昇格は間違いないと思います。
候補
候補では期待値の高い投手を2人と野手1人を挙げています。
松本選手は毎年二軍で安定した成績を残している右腕ですね。今季も8試合を投げ自責点0と安定しています。回跨ぎも問題ないですし、中継ぎがピンチになれば候補に挙がってくると思います。今季から育成契約に移行している北浦選手もここまでで防御率1点台とアピールしているんですよね。中継ぎ左腕は激戦区ですが、右も抑えられるところを見せられれば評価は上がるはずです。
野手では外野手の山口選手に期待したいです。高い身体能力を持つ外野手で今季はここまで打率260、OPS691と結果を残しています。センターを問題なく守れればレギュラー候補として昇格もあると思います。
期待
期待には二軍で出場機会のある選手を選出しました。
山本選手、中山選手は毎年二軍で防御率2点台と安定している右腕です。特に山本選手は奪三振能力も高く中継ぎとして機能すると思います。松岡選手、清宮選手の大化け期待コンビも投げているボールは物凄いのであとは安定感さえつけばですね。
野手では高卒2年目ながらショートをメインに出場機会の多い濱田選手に注目です。
まとめ
今回は孫選手の支配下昇格が発表されました。今季二軍で素晴らしい投球を続けていましたし、早速一軍での登板もありましたね。このまま中継ぎで戦力になるようだと先発でのチャンスも巡ってくると思います。