何はともあれ野球推しです。
2024年のストーブリーグの補強第15弾がありましたね。楽天が茂木選手の人的補償としてヤクルトの小森選手を獲得することが発表されました。
そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。
目次
- 各選手詳細
- 補強の意図
- 今後の補強
各選手詳細
小森 航大郎(21歳)173㎝、83㎏、右投右打、内野手、プロ3年目
通算:試4、率000、安0、本0、打0、得0、盗0、O000
一軍:試4、率000、安0、本0、打0、得0、盗0、O000
二軍:試110、率252、安78、本2、打23、得40、盗24、O618
小森選手は宇部工業からドラフト4位でヤクルトに入団した内野手です。
ルーキーイヤーから二軍で実戦経験を積み今季二軍でチーム内2番目となる110試合に出場し、24盗塁で盗塁王を獲得しています。終盤には一軍デビューも果たし、ここから一軍で戦力となっていくことが期待されていた選手ですね。来季4年目となるこのタイミングでの移籍となりました。
選手の特徴
小森選手は小柄ながら高い身体能力を持つ内野手です。一番の武器は俊足で昨年は二軍で24盗塁を記録し盗塁王を獲得しています。失敗5と成功率が高いのも良いですね。さらに、パンチ力のある打撃と強肩も備えていてポテンシャルが高いです。守備位置は昨年は二軍で二塁60試合、遊撃52試合と二遊間をメインとしています。将来のレギュラー候補としてだけでなく代走要員としても期待できると思います。
補強の意図
小森選手は内野手の層を厚くする意味で非常に大きな補強です。ドラフトで宗山選手、陽選手を獲得しましたが、他に二遊間を守れる若手内野手は入江選手、黒川選手、ワォーターズ選手くらいしかおらず、特に右打ちは入江選手、ワォーターズ選手の2人と少ないところでしたね。高い身体能力を活かして外野手起用もありえると思います。
また、将来のレギュラー候補としてだけでなく一軍で代走要員として出番がありそうですね。今季は代走要員として田中選手が控えていましたが、盗塁0ですし盗塁を狙うなら小森選手の方が適正ですね。代走から一軍に定着しレギュラーを狙うルートもあると思います。
今後の補強
楽天は支配下枠67人とそこそこ埋まっていますね。今オフは久しぶりに外国人5人体制を整えるなど補強を積極的に行っています。さらに、外国人野手を追加で補強する可能性も示唆していますね。そうなると支配下枠は68人となるので補強するとしてそこくらいだと思います。支配下の捕手が5人しかいないのと、来季から西口選手が復帰することを考慮して育成から昇格する枠も空けておきたいですね。今季はいい補強が行えたと思います。