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先日、横浜DeNAベイスターズの育成選手である投手のマルセリーノ選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回はマルセリーノ選手とDeNAの育成選手事情について簡単にまとめてみました。
マルセリーノ選手おめでとうございます!!
- 基本情報
- その他の育成選手
- まとめ
基本情報
マルセリーノ(22歳)191cm、82㎏、投手、右投、来日4年目
2024年二軍:試9、回8.1、防4.32、勝0、S1、振12
2025年二軍:試14、回14.1、防2.51、勝1、S4、振28
経歴
マルセリーノ選手はアメリカのマイナーリーグでプレーしていたドミニカ共和国出身の投手です。2022年から育成契約でプレーし独立リーグへの派遣や二軍での登板を重ねていました。今季はここまで二軍で14試合に登板し守護神での起用もありましたね。その実績を評価され、このタイミングでの支配下昇格となりました。
選手としての特徴
ルシアーノ選手は高い奪三振能力を誇る剛腕右腕です。一番の武器は高身長から投げ下ろすストレートで、最速157㎞、常時150㎞以上と高い威力を誇ります。また、キレのあるスライダーを投げ込みこのコンビネーションで三振を量産します。今季は二軍でイニングの倍近くの三振を奪っていて凄まじいですね。イマイチ安定しない中継ぎの戦力になってくれると思います。
その他の育成選手
支配下枠66(投36、捕7、内13、外10) 育成選手16人
今季支配下昇格となった庄司選手、九鬼選手に加えこのマルセリーノ選手で残りあと4枠となりましたね。枠にはまだ余裕がありますし、今後も二軍でアピール出来れば支配下昇格のチャンスは十分にありますね。候補となる選手を見ていきましょう!
濃厚:西巻
候補:橋本、笠谷
期待:深沢、今野、上甲、蓮、粟飯原、高見澤
濃厚
濃厚には育成野手の中で唯一二軍で好成績を残している西巻選手を挙げました。今季はここまで打率289、OPS716と流石の安定感ですね。毎年二軍では言うことなしです。7盗塁と足も使えて、内野全ポジションを守れるユーティリティーです。ショートのレギュラーはまだ固まっていませんし、チャンスはあると思います。
候補
候補では期待値の高い投手を2人挙げています。
ケガで育成契約に移行していた橋本選手は今季復帰していますね。成績はまだ伴っていませんが、投げられているという事実が大きいです。中継ぎ陣の戦力となれる選手です。
今季ソフトバンクから加入した笠谷選手はチームに少ない左腕として期待されていましたが、今季は二軍で1試合の登板のみと試合に出られていないのが心配なところです。ケガなのかはわかりませんが二軍でアピールしたいです。
期待
期待には二軍で出場機会のある選手を選出しました。
投手では昨年の3月にトミージョン手術を受けた深沢選手の復帰が待ち遠しいですね。順調にいけば今季中に実戦復帰できるはずです。他にも中継ぎ登板のある今野選手が経験を積んでいます。
野手では捕手の上甲選手、内野手の蓮選手、粟飯原選手、高見澤選手らが二軍多く出場機会をもらっていますが、いずれも打撃でアピール出来ていないんですよね。特に上甲選手は同じく捕手の九鬼選手が支配下昇格したことで向かい風となっています。
まとめ
今回はルシアーノ選手の支配下昇格が発表されました。今季二軍で素晴らしい投球を続けていましたし、中継ぎの戦力として期待したいです。