各球団の弱点と補強ポイントを見直して指名予想してみよう!!~千葉ロッテマリーンズ編~

何はともあれ野球推しです。

今回はドラフト直前企画ということで各球団の弱点を振り返り補強ポイントを洗い出しそうという企画です。

 今回はチームの弱点、補強ポイントに優先順位をつけ最後は指名予想までしていきたいと思います。それでは見てみましょう!!!

 

 

今回は佐々木選手の動向次第で戦略が大きく変わる!?

千葉ロッテマリーンズです!!

 

 

 

 

目次

  1. チーム成績
  2. 弱点
  3. 補強ポイント
  4. 指名予想

 

 

 

 

チーム成績

先防3.06(5位)、中防3.38(5位)、率247(2位)、得493(3位)
本75(3位)、犠93(5位)、盗64(5位)、失71(3位)、O689(1位)

 ロッテは投手が課題ですね。先発、中継ぎ両方で成績が下位に沈んでいます。近年は投高打低が顕著ですし、優勝を狙うには確実に改善したいです。

 野手は打撃成績は軒並み上位ですが、犠打とエラー数が最下位と堅実な野球が苦手なのが課題です。守備が安定している選手や小技が得意な選手も追加しておきたいです。

 

 

 

弱点

先発

小島 和哉(28歳)試25、回163.1、防3.58、勝12、振132
種市 篤暉(26歳)試23、回147.1、防3.05、勝7、振148
メルセデス(30歳)試21、回126.1、防2.71、勝4、振91
西野 勇士(33歳)試20、回122.1、防3.24、勝9、振77
佐々木 朗希(22歳)試18、回111、防2.35、勝10、振129
カイケル(36歳)試8、回40、防3.60、勝2、振29
唐川 侑己(35歳)試8(6)、回38、防2.37、勝3、振31
石川 歩(36歳)試5、回24.1、防3.70、勝3、振11

 先発は主力投手が軒並み不調でしたね。小島選手、種市選手、西野選手はイニングを食ってくれていますが防御率3点台と苦しみ、防御率のいいメルセデス選手も勝ち星に恵まれませんでした。佐々木選手は自身初の二桁勝利を達成したものの細かいケガ離脱がありシーズン通した活躍が出来ませんでした。そして、佐々木選手のメジャー挑戦がいつになるかも重要となってきますね。シーズン途中に加入したカイケル選手や唐川選手、石川選手は後半戦に存在感を示しましたが年齢も考えるとシーズン通しての活躍は難しそうです。中森選手や田中選手など若手有望株はいますが、佐々木選手がメジャー挑戦となるなら追加は欲しいです。

 

 

中継ぎ

益田 直也(32歳)試44、回41.2、防2.59、勝1、H7、S25、振35
鈴木 昭汰(26歳)試51、回49.1、防0.73、勝2、H29、S5、振42
澤村 拓一(36歳)試39、回35、防3.34、勝1、H16、S1、振26
横山 陸人(23歳)試43、回42、防1.71、勝3、H21、S3、振37
国吉 佑樹(33歳)試41、回41.2、防1.51、勝3、H13、S1、振21
坂本 光士郎(30歳)試37、回33、防5.73、勝1、H12、振34
岩下 大輝(28歳)試21、回21.2、防2.91、勝2、H5、振13
澤田 圭佑(30歳)試21、回20、防3.60、勝2、H8、振10
菊地 吏玖(24歳)試20、回24、防2.25、勝1、H3、S1、振27

 西村選手や坂本選手、澤田選手など昨年活躍した投手たちが苦しむ中で守護神の益田選手以外にも鈴木選手と横山選手が勝ちパで固定出来たことで最低限のレベルは保てました。ただ、層の薄さはどうにもならなかったですね。国吉選手、菊池選手、岩下選手など良さを見せた選手もいましたが、昨年のように勝ちパを何人かで回すような体制にはなりませんでした。勝ちパはある程度固まってきているので脇を固める選手が欲しいです。

 

 

日本人スラッガー

一軍本塁打

ポランコ(33歳)23本
ソト(35歳)21本
岡(33歳)7本

藤岡(31歳)5本
佐藤(26歳)5本

  ロッテはポランコ選手、ソト選手と長打力のある外国人選手が主軸を担ってくれていますが、日本人選手の長打力不足は長年の課題となっています。長打力が期待された安田選手、山口選手が今年は苦しんでおり、日本人最多本塁打は岡選手の7本と二桁に乗らない状況です。チーム全体の打率を見ても打力は上がってきていると思うので、あとは主軸を担える選手の育成が必要です。

 

 

サード

中村 奨吾(32歳)試120、率234、安88、本4、打27、得36、盗2、O631
安田 尚憲(25歳)試31、率228、安36、本0、打24、得15、盗0、O592

 今季からサードにコンバートされた中村選手がメインで起用されましたが、打撃の調子が中々上がらずプラスを出すことは出来ませんでした。サード守備もスローイングに不安がありプラスとはなってないですね。勝負どころでの一打が出たりもしますが数字的には物足りないですし、中村選手が復調するか取って代われる選手が出てくるのが理想ですね。2番手の安田選手も今季は調子が上がらず一軍では本塁打0と打撃成績が厳しく出場機会を大きく減らしましたし、ドラフト1位ルーキーの上田選手を計算するのはまだ難しいですね。候補自体はいるので優先度は低いですが、二軍で育成する選手も少ないので追加はしておきたいです。

 

 

二遊間

セカンド

藤岡 裕大(31歳)試90、率256、安80、本5、打29、得31、盗0、O706
小川 龍成(26歳)試98、率241、安63、本0、打21、得33、盗10、O566

ショート

友杉 篤輝(23歳)試124、率206、安73、本0、打15、得33、盗11、O474
小川 龍成(26歳)試33、率241、安63、本0、打21、得33、盗10、O566

 セカンドは今季から藤岡選手がメインで起用されていますが、攻守で平均から少し上くらいを安定して出せるものの細かいケガ離脱が多いのでシーズン通して計算することは難しく2番手以降も重要となってきますね。藤岡選手が離脱した時、さらに守備固め的にも今季台頭してきた小川選手が控えているのである程度計算は出来ます。
 ショートは友杉選手がメインで起用され小川選手がサブという立ち位置でしたが、プラスを出すことはできていません。友杉選手は好守の時もありますがポカもあるためまだ経験値が足りていない印象です。小川選手が成長を見せているものの2人とも打撃でマイナスなので攻守でプラスを出せる選手の台頭が望ましいです。

 

 

 

補強ポイント

※()内優先度

即戦力投手()、左投手(
スラッガー超高)、サード()、二遊間(中)、外野手(中)

 先発、中継ぎ両方課題なので投手は何としても欲しいですね。特に先発が出来る選手と中継ぎ左腕が指名出来れば理想です。

 野手はポジションに関係なく長打力のある選手が欲しいですね。特にサードが守れれば理想です。また、補強ポイントには挙げていませんが外野手も年齢層が上がってきていて、若手が少ないので編成上追加しておきたいです。

 

 

 

指名予想

投手2人以上(即戦力1人以上)
スラッガー1人、一三塁手1人、外野手1人
 
1位:即戦力投手
2位:スラッガー
3位:投手
4位:外野手
5位:投手
6位:一三塁手

 補強ポイントを踏まえてこの選手をこの順位で取れたら理想だなというところを挙げてみました。

 

 DeNAは昨年のドラフトで投手を2人しか指名していないので今年は確実に3人以上は欲しいです。また、若手の台頭に期待するなら二遊間の指名は避けてもいいのかなと思います。

 

 

 

個人的理想の指名

1位予想:金丸夢斗(関西大)
2位:佐々木泰(青山学院大
3位:小船翼(知徳)
4位:正林輝大(神村学園
5位:荘司宏太(セガサミー
6位:岸本佑也(奈良大付

 個人的な理想の指名を考えてみました。理想ですのでこの選手はこの順位で獲れないだろうと思いながら、この順位で獲れたらラッキーだなという目線で選んでいます。

 

 

1位は世代No1投手の金丸選手ですね。このレベルの選手は中々出てこないですし、佐々木選手がメジャー挑戦を控えていること、先発陣の年齢が上がってきたことを考えると柱となれる可能性の高い選手を指名したいです。外れたら地元木更津総合高校出身で大学でも活躍する篠木選手を指名したいです。

 2位は残っていれば青学の佐々木選手を指名したいです。長打力に魅力のある選手ですし、サード守備も軽快にさばけます。足も速いですしポテンシャルは高いと思うので阪神の森下選手のように化けたら主軸を担える選手だと思います。サードのレギュラーを中村選手と競って欲しいです。

 3位は知徳高校の小船選手です。春の大会で活躍し評価が上がった選手で、身長198㎝の角度を活かした豪速球が魅力の大型右腕です。夏はケガ明けでそこまでアピールできず評価が上がりきらなかったですが、ポテンシャルは高いですし上位で指名したい選手です。

 4位は神村学園の正林選手です。高校生の中ではトップクラスの打撃技術を持ちプロでも率を残せる選手になれる素材です。春の甲子園では低反発バットで本塁打を放っておりパンチ力もありますね。足、肩も悪くないですし両翼なら十分に守れそうです。打撃力のある外野手として育成していきたいです。

 5位はセガサミーの庄司選手です。魔球と呼ばれるチェンジアップを武器に打者を手玉に取る中継ぎ左腕ですね。あのチェンジアップがあればルーキーイヤーから戦力になる可能性は十分にあると思います。中継ぎ左腕の少ないロッテには持ってこいの人材です。

 6位は奈良大付属の岸本選手です。高校では投手とショートの二刀流で活躍していてどちらも魅力的な選手です。肩の強さを活かしたショートは守備は武器ですし、振る力もあるのでロッテではショートで育成したいです。

 

 投手3人、野手3人のバランスのいい指名になりました。ロッテは投手、野手偏った指名をほぼ行わないのでその例に習った形です。近年は高卒投手の育成にも成功しているので高卒投手は1人くらい欲しいです。

 

 

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