何はともあれ野球推しです。
今回は今季の補強はどのくらい上手くいったのか、各球団各選手ごとにS~Eの6段階で評価をしたいと思います。評価の明確な基準はなく主の独断と偏見で評価することをご承知おきください。各評価のイメージは以下の通りです。
S(補強大成功!!期待以上の大活躍!!!)
A(補強成功!!年俸以上の活躍!!)
B(戦力化に成功!!年俸分の活躍はできた!!)
C(ある程度の活躍はできたか!)
D(期待値よりは低いが最低限の活躍)
E(活躍ならず)
補強には必ずお金が必要ですので、その費用に見合う活躍をしたかどうかが今回の評価基準の大本になっています。外国人選手に関しては残留で契約したこと自体が補強だと思うので、新加入の選手だけでなく以前から在籍していた選手も評価対象にしています。また、ドラフトで加入したルーキー達は必ずしも即戦力ということではないと思うので振り返りはしますが、評価はしませんので皆さんで評価を考えて欲しいと思います。
※成績は全て2025年の成績です。
今回は最下位脱出でAクラスも見えた!!
中日ドラゴンズです!!!
目次
- ドラフト指名一覧
- 日本人選手の評価
- 外国人選手の評価
- まとめ
ドラフト指名選手一覧
1位:金丸 夢斗(関西大)投手
一軍:試15、回96.2、防2.61、勝2、振78
二軍:試6、回26、防1.04、勝3、振18
1位の金丸選手は5球団競合の末獲得したゴールデンルーキーとして注目されました。今季は開幕はコンディション不良で出遅れたものの復帰後は二軍での登板を経て一軍で15試合に先発し防御率2.61と好投を見せました。中々援護に恵まれず2勝に留まったものの次期エースの片鱗は見せたと思います。来季はローテの一角として期待されます。
2位:吉田 聖弥(西濃運輸)投手
一軍:試5、回9、防5.00、勝0、振3
二軍:試14、回62.2、防4.16、勝3、振42
2位の吉田選手は社会人トップクラスの左腕として即戦力期待でした。今季は二軍で先発ローテを回り経験を積むと一軍ではロングリリーフを中心に5試合に登板しました。防御率5.00とプロの壁に当たったもののいい経験になったと思います。来季は一軍での起用を増やしたいです。
3位:森 駿太(桐光学園高)内野手
一軍:試6、率200、安4、本0、打0、得1、盗0、O573
二軍:試74、率232、安41、本9、打29、得22、盗2、O714
3位の森選手は高卒内野手ということで二軍で育成がメインでした。今季は二軍で74試合に出場し今季のルーキーの中で最多となる9本塁打を放ち、自慢の長打力を見せました。終盤には一軍デビューも果たしましたね。来季は一軍での出番を増やしたいです。
4位:石伊 雄太(日本生命)捕手
一軍:試85、率221、安52、本3、打21、得17、盗0、O570
二軍:試9、率318、安7、本2、打3、得2、盗0、O1.105
4位の石伊選手は10年ぶりの社会人捕手として指名されました。今季は一軍で徐々に存在感を増していくと後半戦は正捕手として起用され85試合に出場しました。ドラフト前から定評のあった守備力は一軍で通用しましたね。来季は正捕手に定着することが期待されます。
5位:高橋 幸佑(北照高)投手
一軍:なし
二軍:試11、回11.1、防4.76、勝1、振5
5位の高橋選手は素材型の高卒左腕です。今季は二軍で11試合に登板するなど経験を積みました。特にストレートの威力は二軍でも通用していました。来季は二軍での登板を増やしたいです。
6位:有馬 惠叶(聖カタリナ高)投手
一軍:なし
二軍:なし
6位の有馬選手は素材型の高卒右腕で今季は二軍で育成がメインでした。ただ、ケガの影響もあり二軍での登板がなかったですね。来季はコンデションを万全にし二軍で経験を積みたいです。
日本人新加入選手
三浦 瑞樹(ソフトバンク、退団後加入)年俸:500万 B
一軍:試7、回33、防4.64、勝2、振21
二軍:試17、回87、防2.79、勝5、振48
ソフトバンクを退団し育成契約で加入した三浦選手は春季キャンプからアピールを重ね4月に支配下昇格を果たしました。その後一軍で7試合に先発し2勝を挙げるなど一定の戦力となりました。6月以降は一軍での出番がなく二軍でローテを回りました。低年俸も考慮しB評価としました。来季は先発候補の1人として頭数に入っていると思います。
伊藤 茉央(楽天、現役ドラフト)年俸:880万 C
一軍:試12、回11.1、防0.79、勝1、H1、振5
二軍:試25、回26、防2.08、勝1、S1、振22
楽天から現役ドラフトで加入した伊藤選手は実績は少ないものの貴重な変則派右腕として期待されました。今季は二軍で防御率2.08と好成績を残し、後半戦は一軍への帯同が増えました。一軍では12試合に登板し防御率0.79とビハインドメインながら好投を見せましたね。今季のC評価ですが、来季への期待は高いです。
佐藤 龍世(西武、トレード)年俸:3400万 E
一軍:試23、率197、安13、本0、打3、得5、盗1、O522
二軍:試31、率229、安19、本1、打8、得6、盗0、O635
佐藤選手は石川選手、福永選手が思うようにいかないチーム事情を踏まえ、サードのレギュラー候補の1人としてシーズン途中に金銭トレードで加入しました。加入後直ぐに一軍に合流しましたが、23試合で打率197とアピールすることが出来ず後半戦は二軍暮らしがメインでした。一軍の戦力となれなかったためE評価としました。
近藤 廉(育成から昇格)年俸:510万 C
一軍:試16、回16.1、防2.20、勝20、H1、振17
二軍:試27、回26、防0.79、勝2、H4、振25
大卒5年目となった近藤選手は春季キャンプからアピールを重ね4月と早い段階で支配下昇格を果たしました。二軍では防御率0.79と無双状態でしたね。一軍ではビハインドメインながら16試合に登板し防御率2.20と好投を見せました。来季はさらに飛躍が期待される内容でしたね。低年俸ということも考慮しC評価です。
岡田 俊哉(育成から昇格)年俸:1000万 E
一軍:試4、回7.2、防8.22、勝0、振9
二軍:試15、回57.1、防1.88、勝4、振42
ケガで育成契約に移行していた岡田選手は復帰後の経過も良好だと判断され5月に支配下昇格を果たしました。久しぶりに一軍に戻って来れたのは良かったと思います。今季終了後に引退となりました。16年のプロ生活お疲れ様でした。
外国人選手
メヒア(来日3年目)年俸:1億 C
一軍:試25、回45.2、防3.35、勝2、H12、振23
二軍:試14、回78、防2.42、勝6、振50
メヒア選手は先発の柱候補として残留していましたが、今季は先発としては安定感に欠けました。ただ、終盤に中継ぎに配置転換されると抜群の安定感で勝ちパに定着しましたね。来季も残留となったのは期待の現れだと思います。年俸も考慮してC評価としました。
マラー(来日1年目)年俸:1億 B
一軍:試18、回101.2、防3.54、勝4、振86
二軍:試5、回27.1、防2.96、勝1、振24
マラー選手は先発の柱として期待された左腕です。今季18試合に先発し101.2回を消費し防御率3.54と一定の戦力となりましたね。勝ち星は伸びなかったものの安定してイニングを消費してくれましたね。課題だった先発の戦力となってくれたことを考慮しB評価としました。
マルテ(来日1年目)年俸:1億9000万 C
一軍:試35、回32.1、防1.95、勝1、H15、S2、振25
二軍:試15、回14.2、防2.45、勝0、S7、振23
マルテ選手はライデル選手が抜けた後の守護神候補として1億9000万の大型契約で加入しました。今季は一軍で35試合に登板し防御率1点台、15ホールド、2セーブと接戦時に起用され素晴らしい成績を残しました。ただ、ランナーを溜める場面が多く数字ほどの安定感はなかった印象です。勝ちパに定着するまでには至らなかったですね。高年俸ということもありC評価としました。
ウォルターズ(来日1年目)年俸:6000万 D
一軍:試3、回5、防0.00、勝0、振5
二軍:試33、回34.1、防3.41、勝0、S8、振29
ウォルターズ選手は実績は少ないものの高いポテンシャルを見込んで加入した本格派右腕です。今季は二軍で33試合に登板し防御率3点台とまずまずの投球を見せたものの安定感に欠け一軍では3試合の登板に留まりました。年俸は低いですがD評価です。
カリステ(来日3年目)年俸:9000万 C
一軍:試61、率227、安40、本1、打14、得13、盗1、O579
二軍:試20、率270、安17、本1、打6、得6、盗0、O684
カリステ選手はパンチ力のあるユーティリティーとして戦力となることが期待されました。今季は開幕から中々調子が上がらず一軍で61試合の出場に留まりました。後半戦は一軍での出番がなかったですね。複数年契約だったため残留となりましたが、本来ならば退団となる成績だったと思います。年俸も考慮しC評価です。
ロドリゲス(来日1年目)年俸:1500万 C
一軍:試20、率207、安6、本0、打1、得3、盗0、O544
二軍:試59、率247、安36、本1、打9、得18、盗4、O620
ロドリゲス選手はキューバの若手有望株の内野手です。今季は二軍で59試合に出場するなど経験を積み、一軍でもショートが中々固まらないチーム事情もあり20試合に出場しましたね。まだまだ戦力とはなれていないですが、年俸もそこまで高くないためC評価としました。
ボスラー(来日1年目)年俸:1億 S
一軍:試122、率261、安118、本13、打58、得37、盗0、O742
二軍:試2、率400、安2、本0、打1、得0、盗0、O800
ボスラー選手はチームに足りない左のスラッガーとして期待されました。今季は一軍でファーストのレギュラーに定着すると主に中軸を担い122試合に出場しチームトップとなる58打点を挙げるなど打線の核として機能しました。後半戦チームがAクラス争い出来たのは彼の存在も大きかったですね。年俸もそこまで高くないですし文句なしのS評価です。
チェイビス(来日1年目)年俸:5000万 C
一軍:試38、率171、安18、本5、打8、得7、盗0、O619
二軍:試12、率293、安12、本1、打8、得4、盗0、O762
チェイビス選手はサードのレギュラーが中々固まらないチーム事情もありシーズン途中にしました。今季は一軍で5本塁打を放つなど自慢の長打力を見せましたが、打率1割台と確実性に欠けました。シーズン途中で頑張ったと思いますが、悩んだ末にC評価としました。
まとめ
3年連続最下位から脱出し4位となった中日ですが、今季の補強はまずまずの成果を挙げています。打線の核となったボスラー選手の存在が大きく先発ローテを回ったマラー選手、中継ぎとして戦力となったメヒア選手、マルテ選手と突き抜けて良かった選手はいませんが、ある程度やれていますね。ドラフト1位ルーキーの金丸選手やソフトバンクから加入した三浦選手も先発の戦力となりましたね。
それ以上にここ2~3年の補強組の活躍が目覚ましいですね。現役ドラフトで加入した細川選手を初め、トレードで加入した松葉選手、涌井選手は先発陣のなくてはならない戦力です。ソフトバンクを退団後に加入した上林選手も今季はかつての輝きを取り戻し、阪神から加入した山本選手、板山選手も存在感を放っています。出戻りとなった加藤選手も第2捕手として活躍していますね。補強組がこれだけ活躍しながら4位に甘んじているのは生え抜き選手の苦戦が要因の1つだと思うので、選手の育成にも力を入れたいです。