何はともあれ野球推しです。
今回は今季の補強はどのくらい上手くいったのか、各球団各選手ごとにS~Eの6段階で評価をしたいと思います。評価の明確な基準はなく主の独断と偏見で評価することをご承知おきください。各評価のイメージは以下の通りです。
S(補強大成功!!期待以上の大活躍!!!)
A(補強成功!!年俸以上の活躍!!)
B(戦力化に成功!!年俸分の活躍はできた!!)
C(ある程度の活躍はできたか!)
D(期待値よりは低いが最低限の活躍)
E(活躍ならず)
補強には必ずお金が必要ですので、その費用に見合う活躍をしたかどうかが今回の評価基準の大本になっています。外国人選手に関しては残留で契約したこと自体が補強だと思うので、新加入の選手だけでなく以前から在籍していた選手も評価対象にしています。また、ドラフトで加入したルーキー達は必ずしも即戦力ということではないと思うので振り返りはしますが、評価はしませんので皆さんで評価を考えて欲しいと思います。
※成績は全て2025年の成績です。
今回は積極補強も連覇ならず!!
読売ジャイアンツです!!!
目次
- ドラフト指名一覧
- 日本人選手の評価
- 外国人選手の評価
- まとめ
ドラフト指名選手一覧
1位:石塚 裕惺(花咲徳栄)内野手
一軍:試9、率111、安1、本0、打0、得0、盗0、O222
二軍:試55、率327、安52、本3、打25、得29、盗4、O891
1位の石塚選手は高卒ショートということで二軍で育成でしたが、高卒ルーキーらしからぬ素晴らしい成績を残しました。打率327、OPS891と無双していてドラ1の凄さを感じさせましたね。来季は一軍での出場を増やせるか注目です。
2位:浦田 俊輔(九州産業大)内野手
一軍:試22、率208、安11、本0、打4、得4、盗0、O508
二軍:試91、率208、安68、本0、打16、得39、盗20、O687
2位の浦田選手は守備、走塁は一軍レベルとの触れ込みでしたが、1年目はプロのスピード感に戸惑った印象です。ただ、二軍でも多く出場機会がありポストシーズンにも代走として出場しましたね。多くの経験が積めたと思うで来季に活かしてほしいです。
3位:荒巻 悠(上武大)内野手
一軍:試31、率296、安16、本1、打1、得1、盗0、O747
二軍:試56、率240、安35、本3、打22、得15、盗1、O734
3位の荒巻選手は大卒の左のスラッガーですが、今季は二軍で3本塁打と自慢の長打力を発揮しました。岡本選手の離脱の影響もあり一軍でも31試合に出場し本塁打を記録しましたね。来季はレギュラー獲得に向けて勝負の年となりそうです。
4位:石田 充冴(北星大付高)投手
一軍:なし
二軍:なし
4位の石田選手は高卒ルーキーということもあり三軍で育成でしたが、ケガの影響もあり二軍での登板はありませんでした。近年の巨人の高卒投手はケガが多い印象です。来季はコンディション面を万全にし、二軍で多くの経験を積みたいです。
5位:宮原 駿介(東海大静岡キャンパス)投手
一軍:試14、回14.2、防3.68、勝0、H2、振14
二軍:試29、回32.1、防1.67、勝0、振29
5位の宮原選手はドラフト直前の評価よりも低い順位で加入した大卒左腕でしたが、今季は二軍で主に中継ぎとして登板し防御率1点台と好成績を残しました。一軍でも14試合に登板し一定の戦力となりましたね。来季は一軍で中継ぎ陣の一角に食い込みたいです。
日本人新加入選手
甲斐 拓也(ソフトバンク、FA)年俸:3億 C
一軍:試68、率260、安58、本4、打20、得17、盗3、O658
二軍:なし
甲斐選手はソフトバンクの正捕手を務めていた球界を代表する捕手で、今季から年齢億+出来高1億5000万の大型契約で巨人に移籍していました。今季は開幕直後は打率3割越えと絶好調でしたが、徐々に調子が下降しケガの影響で長期離脱してから一軍への復帰は叶いませんでした。結果的にシーズンの半分以下の出場に終わったのは高年俸の選手からすると物足りなくC評価としました。
田中 将大(楽天、退団後加入)年俸:1億6000万 D
一軍:試10、回45、防5.00、勝3、振29
二軍:試13、回59.2、防3.17、勝5、振38
田中選手は日米で多くの実績を持つレジェンド選手です。今季から1億6000万の大型契約で巨人に加入しました。先発ローテの一角として期待されましたが、前半戦は不振で二軍暮らしが続きました。終盤に登板機会があり日米通算200勝を達成しましたが、シーズンで見ると3勝に留まりました。高年俸に見合う活躍ではなかったためD評価です。
田中 瑛斗(日本ハム、現役ドラフト)年俸:750万 S
一軍:試62、回50.2、防2.13、勝1、H37、振38
二軍:なし
現役ドラフトで加入した田中選手は巨人に来て覚醒しましたね。1年間一軍に帯同すると接戦時を中心に62試合に登板し防御率2.13、37ホールドと素晴らしい成績を残しました。特にあのシュートは右打者のとって脅威となりましたね。文句なしのS評価で今オフの大幅昇給は間違いないです。
石川 達也(DeNA、退団後加入)年俸:1600万 A
一軍:試41、回59、防2.14、勝5、H7、振46
二軍:試4、回4、防0.00、勝0、振3
石川選手は昨年のオフにDeNAを退団となっており今季から巨人に加入しました。今季はオープン戦から猛アピールすると、中継ぎながら急遽開幕ローテを担い5試合に先発しました。中継ぎに戻ってからも1年間一軍に帯同し最終的に41試合に登板し防御率2.14と好成績を残しました。今季のチームに欠かせない選手でしたね。年俸も低いですしA評価です。
リチャード(ソフトバンク、トレード)年俸:1000万 B
一軍:試77、率211、安49、本11、打39、得17、盗1、O652
二軍:試14、率254、安12、本3、打14、得9、盗0、O837
リチャード選手はシーズン途中にソフトバンクから秋広選手、大江選手とのトレード加入した選手です。加入当初は岡本選手が離脱していたこともありサードとして起用され、岡本選手が復帰してからはファーストのとして起用されました。最終的に低打率ながら11本塁打、39打点とキャリアハイの成績を残しました。低年俸ということもありB評価です。来季はレギュラー獲得に向けて勝負の年になりそうです。
戸田 懐生 (育成から昇格)年俸:680万 C
一軍:試2、回2.2、防3.38、勝0、振3
二軍:試35、回81.2、防2.42、勝4、振73
戸田選手は5年目の育成選手で、今季は春季キャンプからアピールを重ね開幕直後に支配下昇格を果たしました。ただ、二軍ではチームトップのイニングを消費したものの一軍では2試合の登板に終わりました。低年俸とイニングを消費したことを評価しC評価としましたが、来季は一軍での登板を増やしたいです。
笹原 操希 (育成から昇格)年俸:420万 D
一軍:試13、率100、安2、本0、打0、得1、盗0、O282
二軍:試86、率245、安48、本2、打20、得31、盗15、O654
笹原選手は高卒4年目の育成選手です。昨年から二軍で好成績を残し注目されていましたが、今季はキャンプからアピールを重ね4月に支配下昇格を果たしました。ただ、開幕後は二軍で打率245と結果を残すことが出来ず一軍でプロ初安打を放ったもののオフに育成再契約となってしまいました。一軍での出番が少なかったためD評価としています。まだ若く若手有望株の1人であることに変わりないためまずは二軍で好成績を残したいです。
三塚 琉生(育成から昇格)年俸:370万 C
一軍:試6、率000、安0、本0、打0、得0、盗0、O000
二軍:試78、率318、安75、本9、打40、得25、盗4、O850
三塚選手は高卒3年目の育成選手です。今季は二軍で主軸を担い9本塁打を放つなど持ち前の長打力をアピールし、6月に支配下昇格を果たしました。一軍では結果を残せなかったものの、二軍では圧倒的な成績を残していますね。将来への期待も感じさせる内容で今オフに育成再契約にならなかったことも含めC評価としました。
鈴木 大和 (育成から昇格)年俸:410万 D
一軍:試4、率000、安0、本0、打0、得1、盗0、O000
二軍:試44、率268、安19、本0、打10、得14、盗7、O664
鈴木選手は二軍で7盗塁と持ち前の俊足をアピールし6月に支配下昇格を果たしました。ただ、一軍では代走でプロ初得点を記録したものの4試合の出場に留まりました。今オフに退団となり戦力となることは出来ませんでした。今季の評価はD評価です。
山田 龍聖(育成から昇格)年俸:950万 D
一軍:試2、回4、防4.50、勝0、振1
二軍:試12、回45、防2.60、勝5、S1、振33
山田選手は2021年のドラフト2位でしたが、ケガの影響で育成再契約となっていました。今季はケガから復帰し二軍球団のくふうハヤテに派遣されていましたが、そこで好成績を残し巨人に復帰すると6月に支配下昇格を果たしました。一軍でも二試合に登板しましたね。来季は支配下のままということで期待の高さが伺えます。今季の評価はD評価です。
菊地 大稀(育成から昇格)年俸:2400万 C
一軍:試7、回10、防1.80、勝1、H1、振16
二軍:試23、回50、防1.98、勝4、S3、振54
菊地選手は一軍でも実績のある中継ぎ右腕で昨年も二軍で好成績を残していました。今季も二軍で防御率1点台と好成績を残し、7月に支配下昇格を果たしました。一軍でも7試合に登板し一定の戦力となりました。来季は一軍でフル回転して欲しいです。
乙坂 智(退団後加入)年俸:420万 E
一軍:試5、率200、安1、本0、打0、得0、盗0、O600
二軍:試24、率220、安9、本0、打4、得3、盗0、O559
乙坂選手は2021年にDeNAを退団し、2022年からメキシコリーグでプレーしていた選手です。その後はアメリカの独立リーグなどを行き来し2025年はアメリカのマイナーリーグでプレーしていました。その実力に目を付けた巨人に引き抜かれ7月に加入しました。外野手が中々固まらないチーム事情もあり活躍が期待されましたが、一軍では5試合の出場に留まりました。シーズン途中の加入は中々難しくE評価としました。
外国人選手
グリフィン(来日3年目)年俸:2億 C
一軍:試14、回78、防1.62、勝6、振77
二軍:試3、回11、防0.82、勝0、振10
来日3年目となったグリフィン選手は初のオールスターに選出されるなど前半戦から好投を続けていましたが、如何せん稼働が少ないのは懸念材料ですね。防御率1点台ですが、イニングは規定投球回の半分ほどしか消費していないのは高年俸の選手として厳しいです。投げれば好投を見せていますが高年俸ということもありC評価です。
バルドナード(来日3年目)年俸:1億5000万 D
一軍:試19、回13.2、防3.29、勝1、H7、振13
二軍:なし
バルドナード選手は昨年まで中継ぎ左腕として一時期守護神を務めるなど活躍していましたが、今季は安定感に欠ける投球が続き来日後ワーストとなる19試合の登板に留まりました。シーズン途中には投球フォームを変え腕を下げるなど試行錯誤したものの結果が出なかったですね。複数年契約を結んでいたため来季も残留となりましたが、本来の調子を取り戻して欲しいです。
マルティネス(来日9年目)年俸:12億 S
一軍:試58、回56.2、防1.11、勝3、H6、S46、振65
二軍:なし
中日の絶対的守護神だったマルティネス選手は昨年のオフに巨人と4年総額49億の超大型契約を結び加入していました。今季のNPB最高年俸となりましたね。今季も守護神として起用され防御率1点台でセーブ王となる46セーブをマークするなど高年俸に恥じない圧倒的な成績を残しました。年俸を考えても文句なしのS評価です。
ケラー(来日4年目)年俸:2億 C
一軍:試45、回46.1、防3.11、勝1、H7、振49
二軍:試5、回5、防0.00、勝0、振6
来日4年目となったケラー選手は今季は41試合に登板しましたが、昨年ほどの安定感はなく7ホールドと起用の優先度がそこまで上がらなかったです。基本的には早い回での起用が多く試合の勝敗に直結する場面での登板は避けられていた印象です。本来であれば勝ちパで起用したかったですがそうはならなかったですね。高年俸ということもありC評価です。
ヘルナンデス(来日2年目)年俸:1億2000万 D
一軍:試52、率211、安32、本2、打8、得14、盗1、O601
二軍:試42、率220、安27、本2、打18、得13、盗1、O581
ヘルナンデス選手は昨年好成績を残し残留を勝ち取っていた選手で、今季は外野のレギュラーとして期待されました。ただ、今季はケガの影響もあり打撃の調子が中々上がらず52試合の出場に留まりました。彼の計算外がチームに大きく響きました。年俸も考慮してD評価です。
キャベッジ(来日1年目)年俸:2億 A
一軍:試123、率267、安115、本17、打51、得50、盗5、O781
二軍:試4、率500、安6、本0、打0、得3、盗0、O1.083
今季から加入したキャベッジ選手はチーム最多の17本塁打、51打点と気を吐き離脱した岡本選手に代わり中軸を担いました。調子の波が若干大きいものの123試合に出場しOPS781は十分だったと思います。守備ではセンターを守る機会もありましたね。高年俸ですが貢献度を踏まえA評価です。
フルプ(来日2年目)年俸:1200万 D
一軍:試2、率000、安0、本0、打0、得0、盗0、O000
二軍:試73、率273、安45、本4、打31、得26、盗8、O736
フルプ選手はチャコ代表としてWBCに出場した選手で、チェコ人として初のNPB参入となりました。育成契約の2年目でしたが二軍で打率273、OPS736と一定の成績を残し、外野のレギュラーが中々固まらないチーム事情も相まって7月に支配下昇格を果たしました。ただ、一軍では2試合の出場に留まるなど戦力となったとは言えないですね。低年俸ですがD評価としました。
まとめ
巨人はマルティネス選手、甲斐選手、田中将大選手と昨年のオフに大補強を行い二連覇を目指しましたが、期待通りに活躍したのはマルティネス選手のみですね。
ただ、現役ドラフトで加入した田中瑛選手、DeNAを退団後加入した石川選手、新外国人のキャベッジ選手などこの辺りの補強が大きかったです。田中選手、石川選手は強力だと思われていた外国人投手陣が思うようにいかない中穴を埋めてくれたと思います。キャベッジ選手の存在も大きく、彼がいなければ岡本選手が離脱した時にもっと崩壊していたと思います。
育成から昇格した選手など脇役となる選手たちが戦力となれれば良かったですが、ここは苦しかったですね。昨年のオフに大きく枠を空けていましたが、枠を埋めた選手たちがもう少し戦力となってほしかったです。