各球団、今シーズンの補強採点2025~広島東洋カープ編~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回は今季の補強はどのくらい上手くいったのか、各球団各選手ごとにS~Eの6段階で評価をしたいと思います。評価の明確な基準はなく主の独断と偏見で評価することをご承知おきください。各評価のイメージは以下の通りです。

 

S(補強大成功!!期待以上の大活躍!!!)

A(補強成功!!年俸以上の活躍!!)

B(戦力化に成功!!年俸分の活躍はできた!!) 

C(ある程度の活躍はできたか!)

D(期待値よりは低いが最低限の活躍)

E(活躍ならず)

 

 補強には必ずお金が必要ですので、その費用に見合う活躍をしたかどうかが今回の評価基準の大本になっています。外国人選手に関しては残留で契約したこと自体が補強だと思うので、新加入の選手だけでなく以前から在籍していた選手も評価対象にしています。また、ドラフトで加入したルーキー達は必ずしも即戦力ということではないと思うので振り返りはしますが、評価はしませんので皆さんで評価を考えて欲しいと思います。

※成績は全て2025年の成績です。

 

 

今回はまたも後半失速でセリーグ5位!!

広島東洋カープです!!!

 

 

目次

  1. ドラフト指名一覧
  2. 日本人選手の評価
  3. 外国人選手の評価
  4. まとめ

 

 

 

 

ドラフト指名選手一覧

1位:佐々木 泰(青山学院大内野手

一軍:試54、率271、安49、本0、打6、得11、盗2、O587
二軍:試9、率560、安14、本1、打4、得2、盗1、O1.353

 1位の佐々木選手はサードのレギュラー候補として期待されましたが、今季はケガ離脱もありながら一軍で54試合に出場し打率271と対応力の高さを見せました。二軍では少ない打席数ですが無双していましたね。侍ジャパンの強化合宿にも召集され存在感を放っていました。来季はサードのレギュラー奪取を目指すシーズンになります。

 

2位:佐藤 柳之介(富士大)投手

一軍:試6、回25、防3.60、勝1、振17
二軍:試18、回99、防3.09、勝4、振74

 2位の佐藤選手は大学生トップクラスの左腕として即戦力の期待がかけられていました。今季は二軍で先発ローテを回り防御率3.09と結果を残しながら谷間で一軍の先発起用がありましたね。一軍で初勝利も記録しました。来季は一軍での起用を増やしたいです。

 

3位:岡本 駿(甲南大)投手

一軍:試42、回41.1、防2.88、勝1、H2、振37
二軍:試3、回3、防0.00、勝0、振3

 3位の岡本選手は大卒ながら素材型の色が強かったため育成メインだと思われていましたが、オープン戦から結果を残すとシーズンのほとんどを一軍に帯同し中継ぎとして42試合に登板しました。ビハインドメインながら防御率2点台は素晴らしいですね。来季は先発に挑戦するようなのでどこまでやれるか注目です。

 

4位:渡邉 悠斗(富士大)内野手

一軍:試2、率125、安1、本0、打1、得0、盗0、O250
二軍:試59、率226、安44、本1、打17、得8、盗0、O553

 4位の渡邊選手は主軸候補として期待される左のスラッガーです。今季は二軍でファースト、サードをメインに起用され59試合に出場しました。ただ、打率226とプロのスピード感に対応するには時間がかかりましたね。終盤には一軍デビューしプロ初安打、初打点もマークしました。来季は二軍で好成績を残したいです。

 

5位:菊地 ハルン(千葉学芸高)投手

一軍:試4、回4、防2.25、勝0、振1
二軍:試10、回15.2、防2.87、勝0、振13

 5位の菊地選手は2mという高身長の素材型で高卒ルーキーということもあり二軍でじっくり育成でした。二軍では10試合で防御率2点台と好投を見せ、終盤には一軍デビューも果たしましね。来季は二軍で好成績を残し一軍での起用を増やしたいです。

 

 

日本人新加入選手

山足 達也(オリックス、現役ドラフト)年俸:1900万 D

一軍:試11、率111、安1、本0、打1、得2、盗0、O384
二軍:試56、率259、安36、本1、打13、得22、盗2、O663

 現役ドラフトでオリックスから加入した山足選手は内野複数ポジションを守れるユーティリティ性を評価され開幕一軍入りを果たしましたが、その後アピールすることが出来ず一軍では11試合の出場に留まりました。二軍ではまずまずでしたが一軍では戦力になれなかったです。低年俸ですがD評価です。

 

鈴木 健矢(日本ハム人的補償)年俸:1700万 A

一軍:試24、回33.1、防1.89、勝2、H2、振19
二軍:試10、回22.2、防1.19、勝0、振18

 史上初の同じチームから2人目の現役ドラフト移籍者となった鈴木選手はアンダースローという唯一無二の特性を活かし、一軍で24試合に登板し防御率1点台と好成績を残しました。ビハインドメインで回跨ぎなどもあり貢献度が高かったためもう少し登板数が伸びてもいいと思いました。低年俸ということもありA評価です。

 

前川 誠太(育成から昇格)年俸:400万 C

一軍:試28、率185、安10、本0、打9、得1、盗0、O455
二軍:試71、率279、安63、本1、打20、得23、盗2、O667

 前川選手は高卒4年目の育成選手です。今季も二軍で二遊間のレギュラーとして71試合に出場し打率279と好成績を残していました。年々成績を上げているのがいいですね。その実力が認められ7月に支配下昇格を果たしました。一軍デビューも果たし打率1割台ながらも28試合に出場し経験を積めたのは良かったと思います。来季は二遊間のレギュラー争いに参加してほしいです。

 

辻 大雅(育成から昇格)年俸:350万 A

一軍:試16、回16、防1.13、勝0、振21
二軍:試23、回23.2、防3.80、勝1、S1、振24

 辻選手は高卒3年目の育成左腕です。今季は二軍でイニングを上回る三振を奪うなどアピールを重ね7月に支配下昇格を果たしました。一軍に合流後もビハインドメインながら16試合に登板し防御率1点台と好投を見せましたね。特に狙って三振を奪える投球が良かったです。来季は勝ちパ候補に名乗りを上げる投球だったと思います。低年俸ということもありA評価です。

 

 

外国人選手

ハーン(来日2年目)年俸:1億1500万 S 

一軍:試55、回51、防3.35、勝1、H22、S8、振54
二軍:なし

 ハーン選手は昨年もケガ離脱こそありましたが好成績を残し昇給での残留を勝ち取っていました。今季は開幕から一軍でフル回転し勝ちパメインで55試合に登板しました。22ホールド、8セーブと重要な局面での登板が目立ちますね。防御率3点台は今季の投高打低の環境においてそこまで良くはないですがチームへの貢献度は高かったと思います。年俸もそれほど高くないためS評価としています。

 

ドミンゲス(来日1年目)年俸:7700万 D

一軍:試6、回26.2、防3.71、勝1、振20
二軍:試18、回49.2、防3.08、勝2、S1、振51

 ドミンゲス選手は先発候補として加入しました。今季は開幕から谷間を中心に登板し一定の成績を残していましたが、6月に一度炎上してから一軍での登板がなく6試合の登板に留まりました。求められた活躍は出来なかったですね。年俸は低いですがチームへの貢献度も踏まえD評価です。

 

モンテル(来日1年目)年俸:1億3000万 B 

軍:試105、率255、安94、本9、打41、得23、盗0、O692
二軍:試2、率250、安1、本1、打1、得1、盗0、O875

 モンテロ選手は今季打線の中軸を担うことが期待されました。その中で4、6番を中心に担い105試合に出場しOPS692と近年の野手助っ人の成績からすると良くやってくれたと思います。ファーストのレギュラーとして存在感を示しましたね。来季も残留となり球団からの期待が見て取れます。年俸も考慮しB評価としました。

 

ファビアン(来日1年目)年俸:1億800万 S

軍:試138、率276、安149、本17、打65、得60、盗2、O741
二軍:なし

 ファビアン選手は今季打線の中軸を担うことが期待されました。その中で2~4番の上位打線をメインで担い138試合に出場しOPS741、チーム最多となる17本塁打、65打点を記録するなど大活躍を見せました。夏場に失速しタイトルには手が届かなかったものの一時期首位打者を争うほどでした。守備は課題がありますが、それ以上に打撃での貢献度が高かったですね。年俸もそこまで高くなく文句なしのS評価です。

 

 

 

まとめ

 広島はオリックスにFA移籍した九里選手の人的補償を獲得出来ないなど失態はありましたが、補強全体を見るとかなり成功確率が高いですね。毎年苦戦している助っ人野手は2人とも活躍し、特にファビアン選手は大当たりでした。さらに、勝ちパを担ったハーン選手、現役ドラフトで加入した鈴木選手、ドラフト3位ルーキーの岡本選手など中継ぎで活躍した選手が多かったです。育成から昇格した2人も来季に繋がる活躍を見せました。ドラフト1位ルーキーの佐々木選手もケガ離脱がありながら戦力になっていますね。チームとして苦戦したのは既存の選手たちの不振が要因の1つです。