各球団、今シーズンの補強採点2025~阪神タイガース編~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回は今季の補強はどのくらい上手くいったのか、各球団各選手ごとにS~Eの6段階で評価をしたいと思います。評価の明確な基準はなく主の独断と偏見で評価することをご承知おきください。各評価のイメージは以下の通りです。

 

S(補強大成功!!期待以上の大活躍!!!)

A(補強成功!!年俸以上の活躍!!)

B(戦力化に成功!!年俸分の活躍はできた!!) 

C(ある程度の活躍はできたか!)

D(期待値よりは低いが最低限の活躍)

E(活躍ならず)

 

 補強には必ずお金が必要ですので、その費用に見合う活躍をしたかどうかが今回の評価基準の大本になっています。外国人選手に関しては残留で契約したこと自体が補強だと思うので、新加入の選手だけでなく以前から在籍していた選手も評価対象にしています。また、ドラフトで加入したルーキー達は必ずしも即戦力ということではないと思うので振り返りはしますが、評価はしませんので皆さんで評価を考えて欲しいと思います。

※成績は全て2025年の成績です。

 

 

今回はリーグ優勝を奪還し黄金期形成か!?

阪神タイガースです!!!

 

 

目次

  1. ドラフト指名一覧
  2. 日本人選手の評価
  3. 外国人選手の評価
  4. まとめ

 

 

 

 

ドラフト指名選手一覧

1位:伊原 陵人(NTT西日本) 投手

一軍:試28、回110、防2.29、勝5、H1、振81
二軍:試1、回1、防0.00、勝0、振1

 社会人No1左腕として即戦力の期待を受けた伊原選手は開幕直後は中継ぎでしたが、そこで好投を見せ後から先発ローテに定着しました。終盤は疲労もあり打ち込まれる場面が多く負けが先行しましたが、110回を投げ防御率2点台はルーキーとしては十分な数字だと思います。今年の前半戦のような投球がシーズン通して出来れば二桁勝利も見えてくる選手です。

 

2位:今朝丸 裕喜(報徳学園) 投手

一軍:なし
二軍:試12、回46.2、防4.24、勝5、振33

 2位の今朝丸選手は高卒ルーキーということもあり二軍がメインでしたが、その二軍で12試合に登板すると5勝0敗と勝てる投球を披露しました。高卒ルーキーでこれだけ投げられれば十分ですね。来季は二軍で先発ローテを回り一軍デビューを目指したいです。

 

3位:木下 里都(KMGホールディングス)投手

一軍:試11、回13.2、防3.29、勝0、H1、振12
二軍:試39、回40.1、防2.01、勝1、S1、振35

 3位の木下選手は素材型のパワーピッチャーという印象でしたが、二軍では持ち前の球威を発揮し防御率2.01と好投を見せました。一軍でも11試合に登板しある程度やれることが見せれましたね。来季は一軍でフル回転したいです。

 

4位:町田 隼乙 (BC埼玉)捕手

一軍:なし
二軍:試31、率152、安10、本0、打8、得3、盗0、O415

 4位の町田選手は強打の捕手として注目されましたが、今季はケガの影響もあり二軍で31試合の出場に留まりました。同じくルーキーで育成で加入した嶋村選手の方が多くマスクを被っていて本人も悔しかったと思います。来季はコンディションを万全にし持ち前のパワーを発揮して欲しいです。

 

5位:佐野 大陽(日本海リーグ富山)内野手

一軍:なし
二軍:試91、率266、安82、本0、打23、得34、盗5、O644

 5位の佐野選手は内野の層の底上げを目的に獲得しましたが、今季は持ち前のユーティリティ性を活かし二軍で内野の全ポジションを守り91試合に出場しました。打率266と打撃でも一定の成果を挙げていますね。来季は一軍で戦力になることが求められると思います。

 

育成1位:工藤 泰成(徳島インディゴソックス)投手

一軍:試18、回16.1、防3.31、勝0、H1、振16
二軍:試40、回36、防3.50、勝4、S10、振39

 育成1位で加入した工藤選手は持ち前の剛速球が藤川監督の目に留まり開幕前に支配下昇格を果たし開幕一軍も勝ち取っていました。ただ、シーズンでは安定感に欠ける場面が多く18試合の登板に留まりました。奪三振能力が高く期待されている選手なので来季はコントロールを改善し一軍でフル回転して欲しいです。

 

育成3位:早川 太貴(くふうハヤテ)投手

一軍:試3、回11.1、防0.00、勝2、振5
二軍:試17、回82.2、防2.83、勝8、振58

 育成3位の早川選手は昨年のくふうハヤテ時代に引き続き今季も二軍で先発ローテを回り8勝1敗と好成績を残していました。その実力が認められ7月に支配下昇格を果たすと、一軍では2先発で2勝を挙げるなど能力の一端を見せましたね。来季は先発の頭数の1人として期待されていると思います。

 

 

日本人新加入選手

畠 世周(巨人、現役ドラフト)年俸:2000万 B 

一軍:試12、回12.1、防0.00、勝0、H4、振3
二軍:試9、回7.2、防7.20、勝0、振6

 畠選手は巨人から現役ドラフトで加入した中継ぎ投手です。巨人時代は通算132試合登板と一軍での実績があり阪神でも即戦力として期待されましたが、前半戦はケガで出遅れたものの復帰してからは一軍で接戦時に登板し戦力となりました。日本シリーズでもピンチの場面で登板がありましたね。稼働が少ないですが大事な時期に戦力となり低年俸ということも考慮しB評価としました。

 

楠本 泰史(DeNA、退団後加入)年俸:1800万 D

一軍:試16、率133、安2、本0、打1、得0、盗0、O388
二軍:試65、率304、安42、本0、打15、得17、盗0、O824

 不足していた左の代打として期待された楠本選手は二軍では打率302と好成績を残したものの、一軍では打率1割台と期待に応えることが出来ず今オフで退団となりました。一軍で戦力となることが求められていたのにそうなれなかったのは残念ですね。厳しいですがE評価です。

 

 

外国人選手

ビーズリー(来日3年目)年俸:2億4000万 D 

一軍:試8、回29.1、防4.60、勝1、H1、振25
二軍:試15、回77.1、防2.21、勝5、振82

 ビーズリー選手は今季先発ローテに定着することが期待されていましたが、今季は8試合に先発し防御率4点台と中々苦しかったですね。昨年は防御率1点台で貯金5を作ってくれたことを考えると期待通りとはいきませんでした。高年俸ということもありD評価です。今オフには退団となることが発表されています。

 

ゲラ(来日2年目)年俸:3億 E 

一軍:試6、回4.2、防13.50、勝0、H1、振4
二軍:試35、回35.1、防2.55、勝1、振40

 ゲラ選手は昨年59試合に登板し防御率1点台と結果を残し年俸3億で残留していました。今季は勝ちパの一角として期待されましたが、開幕から中々調子が上がらず一軍で6試合の登板に留まりました。ゲラ選手の不調が石井選手、及川選手に負担が集中する要因の1つとなってしまいました。高年俸ということもありE評価です。

 

デュプランティエ(来日1年目)年俸:1億1600万 S 

一軍:試15、回90.2、防1.39、勝6、振113
二軍:試3、回10.2、防0.00、勝1、振15

 デュプランティエ選手は今季先発ローテ候補として加入しましたが、一軍で15試合に先発し防御率1.39と素晴らしい成績を残しました。ケガでの離脱がなければもっと成績が上がっていたでしょうね日本シリーズでは打ち込まれましたが、シーズンでの投球を考えれば貢献度は大きかったです。年俸もそこまで高くないですし、S評価としました。

 

ネルソン(来日1年目)年俸:1億3500万 C 

一軍:試23、回32.2、防1.93、勝2、H7、振25
二軍:試8、回13.2、防0.66、勝0、振16

 ネルソン選手は今季勝ちパの候補として加入した中継ぎ右腕ですが、今季は23試合に登板し防御率1点台とまずまずの成績を残しました。ただ、防御率ほどの安定感がなくコンデション不良もありそれほど登板数が伸びませんでした。本来勝ちパとして期待していただけにそこまではいっていないですね。年俸も考慮しC評価です。

 

ハートウィグ(来日1年目)年俸:5800万 C 

一軍:試16、回12.1、防3.65、勝2、H7、振8
二軍:試4、回4、防2.25、勝0、振4

 ハートウィグ選手は層の薄かった中継ぎ右腕を補強するためにシーズン途中に加入しましたが、一軍で16試合に登板し7ホールドを挙げるなどまずまず戦力となりましたね。ただ、安定感に欠ける場面があり勝ちパで起用することが出来なかったです。今オフには退団となりました。年俸も低いですしシーズン途中の加入ということも考慮しC評価です。

 

ドリス(来日1年目)年俸:1480万 A 

一軍:試20、回18.2、防1.93、勝2、H7、振16
二軍:試2、回2、防0.00、勝0、振2

 ドリス選手は層の薄かった中継ぎ右腕を補強するためにシーズン途中に加入しましたが、一軍で20試合に登板し防御率1点台、7ホールドを挙げるなどこちらはかなり戦力となりましたね。接戦時を任されるくらいの安定感があり、日本シリーズでは勝ちパの3人に次ぐ存在になっていましたね。低年俸ということもありA評価です。

 

ヘルナンデス(来日1年目)年俸:4700万 D 

軍:試47、率229、安22、本1、打8、得3、盗0、O549
二軍:試47、率240、安37、本6、打25、得19、盗2、O776

 ヘルナンデス選手は今季唯一の助っ人野手でしたが、佐藤選手が外野に入る時のサードだったり交流戦でのDHなどでスタメンの機会がありました。それ以外では代打がメインでしたね。日本シリーズでも代打で起用がありました。バックアップとしてはある程度戦力となりましたが、貢献度は低いですね。低年俸ですしCと悩みましたが、来季への期待も込めてD評価です。

 

 

まとめ

 昨年連覇を逃した反省を活かし、昨年は4人のみだった外国人選手を7人に増やしました。野手のバックアップやシーズン途中にも中継ぎ右腕を2人獲得するなど薄いところを的確に埋めてきました。その中でドラフト1位ルーキーの伊原選手やデュプランティエ選手、ドリス選手など貢献度の大きい選手も出てきていますね。既存の選手が強いため大補強は必要ありませんが、投手、野手共に層が薄く今オフも層を厚くする補強があると思います。