何はともあれ野球推しです。
今回は新企画です!!
過去のドラフトはどれだけ成功したかを各選手ごとに評価して隔年ごとに検証してみたいと思います!
選手の評価は独自の指標を用いていてランクはなし、C、C⁺、B、B⁺、A、A⁺、S、SSまで9段階評価で点数は各ランクごとに0、1、2、3、4、5、7、10、15点を付けています。
その年の点数の合計で
0~4点(少し厳しい年)
5~7点(まずまず成功!)
8~10点(十分に成功!!)
11点以上(大成功!!!)
20点以上(神ドラフト!!!!)
というイメージです!!
ちなみに評価の基準(かなり複雑なので伝わるかはわからないです💦)は最後に記載しておくので気になる人はそちらもご覧ください。
※成績は全て通算の成績です。
※タイトルの略称
勝:最多勝
高:最高勝率
率:最優秀防御率
奪:最多奪三振
中:最優秀中継ぎ
セ:最多セーブ
率:首位打者
安:最多安打
出:最高出塁率
本:本塁打王
点:打点王
盗:盗塁王
ベ:ベストナイン
ゴ:ゴールデングラブ賞
新:新人王
M:MVP
日:日本シリーズMVP
沢:沢村賞
代:日本代表選出
今回は読売ジャイアンツ、2000年ドラフトです!!!
ドラフト指名選手一覧
1位:阿部慎之助(中央大)捕手 SS
2012年:試138、率340、安159、本27、打104、得72、盗0、O994
通算:試2282、率284、安2132、本406、打1285、得996、盗13、O863
率…1回、出…1回、点…1回、M…1回、ベ…9回、ゴ…4回、代…2回
1位の阿部選手は大学時代から打撃型の捕手として活躍しましたが、プロ入り後も巨人の正捕手として長年活躍しました。特に首位打者、打点王、最高出塁率を獲得した2012年は圧巻で打率340、OPS994と捕手としては異次元の打撃を見せています。他にも30本塁打以上を記録した年が5回あり、2000安打、400本塁打を達成するなど歴代でも屈指の捕手として君臨しました。これほどの打撃成績を残す捕手がこの先現れるかわからないですね。阿部選手を指名できた時点でこのドラフトは成功です。
2位:上野裕平(立教大)投手
通算:試1、回1、防0.00、勝0、振1
アマチュア時代から第一線で活躍していた上野選手は大学4年時に肘のケガがあったもののドラフト2位という高い順位で指名されました。プロ入り後はその肘のケガが重なり一軍での登板は1試合に留まりました。引退後は巨人でスコアラーとして活躍しているそうです。
3位:三浦貴(東洋大)投手
2001年:試49、回58、防3.14、勝3、振38
通算:試52、回60.2、防3.56、勝3、振40
通算:試134、率193、安21、本1、打1、得3、盗0、O393
3位の三浦選手は東都1部で通算13勝と1年時から主戦で投げていた即戦力投手です。プロ入り後はルーキーイヤーに49試合に登板し戦力となりましたが、2年目以降は頭部死球によるイップスの影響で1年目がキャリアハイとなりました。3年目からは素質を買われ野手に転向し、一軍134試合に出場しました。巨人を退団後は西武でもプレーしましたね。基準に達していないため評価なしですが、かなりCに近いです。
4位:根市寛貴(光星学院高)投手
通算:なし
4位の根市選手は高校時代にエースとしてチームを甲子園ベスト4に導くなど世代でも屈指の好投手として期待されました。ただ、プロ入り後は壁にぶち当たり一軍では未登板に終わりました。それでも近鉄、楽天と3球団を渡り歩いたためポテンシャルの高さは評価されていたようです。一軍で戦力となっていないので評価なしです。
5位:川本大輔(広陵高)投手
通算:なし
5位の川本選手はエースとしてチームを春の甲子園出場に導いたサイドスローの右腕です。ただ、プロ入り後は壁にぶち当たり一軍では未登板に終わりました。一軍で戦力となっていないので評価なしです。
6位:山下浩宜(九共大八幡西高)内野手
通算:なし
6位の山下選手は高校通算42本塁打の強打と俊足を武器とする大型遊撃手として期待されました。ただ、プロ入り後は中々結果が残せず3年で退団となっています。
7位:小野剛(武蔵大)投手
通算:試12、回21.2、防4.57、勝0、振17
7位の小野選手は大学時代に首都大学リーグ記録を塗り替える通算37勝という実績を引っさげ即戦力投手として期待されました。ただ、巨人では一軍での登板がないまま2年で退団しています。その後、イタリアのリーグで1年間プレーし、翌年から西武に入団し3年間プレーしました。
8位:李景一(敦賀気比高)捕手
通算:なし
8位の李選手は高校時代に内海選手とバッテリーを組んでいた強打の捕手です。ただ、プロ入り後は阿部選手が正捕手として君臨していたこともあり一軍での出場はありませんでした。
計15点
まとめ
1位で獲得した阿部選手が後に名球会入りを果たすほどの最強捕手に成長したためそれだけで大成功と言えるドラフトだったと思います。欲を言えばもう1人くらい点数の入る選手がいれば良かったですが、3位の三浦選手は1年目に49試合に登板していて即戦力投手としての役目は果たしていると思います。
※評価の基準
投手
①登板数(先発×2)or投球回のどちらか高い方を採用
登板数(C75、B150、A300、S450、SS600)
投球回(C250、B500、A750、S1000、SS1500)
②勝ち数×2+ホールド数+セーブ数×1.5
合計(C30、B70、A140、S200、SS300)
③二桁勝利or20ホールドor15セーブを達成した年
C:1年 B:3年 A:5年 S:7年 SS:10年
④タイトルを獲得した年
A:1年 A⁺:2年 S:3年 SS:5年
基本的に①と②の合計、ただ③と④は達成した瞬間にその基準以上が確定
例
①がBの基準、②がCの基準→C⁺
①がBの基準、②がBの基準、③がCの基準→B
①がBの基準、②がBの基準、③がCの基準、④がAの基準→A
野手
①試合数(C300、B600、A900、S1200、SS1800)
②塁打数+四死球+盗塁数(C450、B900、A1350、S1800、SS2700)
※捕手は×1.5、遊撃手は×1.2
③打点+得点(C240、B480、A720、S960、SS1440)
※捕手は×1.5、遊撃手は×1.2
④120安打or20本塁打or80打点or30盗塁を達成した年
C:1年 B:3年 A:5年 S:7年 SS:10年
⑤タイトルを獲得した年
A:1年 A⁺:2年 S:3年 SS:5年
基本的に①と②、③の合計、ただ④と⑤は達成した瞬間にその基準以上が確定
例
①がBの基準、②がCの基準、③がCの基準→C⁺
①がBの基準、②がBの基準、③がCの基準→B
①がCの基準、②がCの基準、③がCの基準、④がBの基準→B