何はともあれ野球推しです。
今回は新企画です!!
過去のドラフトはどれだけ成功したかを各選手ごとに評価して隔年ごとに検証してみたいと思います!
選手の評価は独自の指標を用いていてランクはなし、C、C⁺、B、B⁺、A、A⁺、S、SSまで9段階評価で点数は各ランクごとに0、1、2、3、4、5、7、10、15点を付けています。
その年の点数の合計で
0~4点(少し厳しい年)
5~7点(まずまず成功!)
8~10点(十分に成功!!)
11点以上(大成功!!!)
20点以上(神ドラフト!!!!)
というイメージです!!
ちなみに評価の基準(かなり複雑なので伝わるかはわからないです💦)は最後に記載しておくので気になる人はそちらもご覧ください。
※成績は全て通算の成績です。
※タイトルの略称
勝:最多勝
高:最高勝率
率:最優秀防御率
奪:最多奪三振
中:最優秀中継ぎ
セ:最多セーブ
率:首位打者
安:最多安打
出:最高出塁率
本:本塁打王
点:打点王
盗:盗塁王
ベ:ベストナイン
ゴ:ゴールデングラブ賞
新:新人王
M:MVP
日:日本シリーズMVP
沢:沢村賞
代:日本代表選出
今回は近鉄バファローズ、2000年ドラフトです!!
ドラフト指名選手一覧
1位:山本省吾(慶応大)投手 B⁺
2008年:試30、回154.2、防3.38、勝10、H2、振90
通算:試287、回743.1、防4.41、勝40、H11、S2、振501
1位の山本選手は高校時代から甲子園準優勝を果たすなど世代の第一線で活躍した選手です。大学時代は下級生時から登板し東京六大学リーグで通算21勝を挙げています。プロ入り後は先発、中継ぎ両方で活躍しプロ2年目には54試合に登板、8年目には二桁勝利を達成するなど一軍の戦力となりました。近鉄→オリックスだけでなく横浜、ソフトバンクで13年間プレーしています。基準に沿ってB⁺評価です。
2位:愛敬尚史(松下電器)投手 C
2001年:試30、回32.1、防1.67、勝2、振15
通算:試119、回170.1、防3.96、勝9、H1、S1、振88
2位の愛敬選手はアマチュアで実績を積んだサイドスロー右腕で首都大学リーグでは通算27勝を挙げました。プロ入り後は1年目に30試合に投げ防御率1点台とリーグ優勝に貢献し、その後も中継ぎを中心に登板しました。2006年には11先発で4勝を挙げるなど先発としても戦力となりましたね。基準に沿ってC評価です。
3位:近澤昌志(鳥羽高)捕手
通算:試4、率500、安1、本0、打2、得0、盗0、O1.500
近澤選手は高校通算33本塁打の強打の捕手として3位という高い順位で指名されました。プロ入り後は二軍で経験を積み4年目に一軍デビュー、初安打、初打点をマークしています。ただ、この年以外に一軍での出場はなく5年目のオフに退団となりました。
4位:阿部真宏(法政大)内野手 B
2003年:試111、率291、安116、本6、打43、得58、盗6、O756
通算:試877、率248、安599、本26、打250、得256、盗23、O658
阿部選手は大学時代にベストナインを2度受賞し、日本代表にも選出されるなどリーグでもトップクラスの野手としてドラフト4位で指名されました。プロ入り後は安定した守備力2年目にレギュラーとして定着すると5年目までショートの主力格として活躍しました。ただ、6年目に手首のケガで離脱すると後藤選手や大引選手にレギュラーを奪われ出場機会が減少しました。それでも安定した守備力で一軍の戦力となりましたね。基準に沿ってB評価です。ちなみにあと23試合出場していればもう1つ上の評価でした。
5位:牧田明久(鯖江高)外野手 C⁺
2012年:試123、率225、安85、本9、打53、得38、盗5、O614
通算:試691、率253、安385、本23、打150、得159、盗23、O656
牧田選手は高校時代にエースで4番と言う二刀流で活躍していましたが、プロ入り後は高い身体能力を活かし外野手に専念しました。近鉄時代は分厚い層に跳ね返されましたが、楽天に加入後は高い守備力を活かし通算691試合に出場しました。12年目にはレギュラー格として123試合に出場しましたね。打撃でアピール出来ればレギュラー定着できる素質はあったと思います。基準に沿ってC⁺評価です。
6位:金谷剛(中野実高出)捕手
通算:なし
金谷選手はマイナーリーグでプレーしていた経験を持つ隠し玉の捕手です。打撃でアピールすることが期待されましたが、1年目に二軍で打率1割台と不振だったこともあり1年で退団となっています。
計10点
まとめ
1位の山本選手、2位の愛敬選手、4位の阿部選手、5位の牧田選手と点数のついた選手が4人もいて一定の戦力となった選手が多いです。ただ、レギュラー格となる山本選手、阿部選手が一定期間活躍しましたが、A評価以上となる選手がおらず少し物足りないですね。成功と言えるドラフトだったと思いますが、大成功とまではいかないと思います。
※評価の基準
投手
①登板数(先発×2)or投球回のどちらか高い方を採用
登板数(C75、B150、A300、S450、SS600)
投球回(C250、B500、A750、S1000、SS1500)
②勝ち数×2+ホールド数+セーブ数×1.5
合計(C30、B70、A140、S200、SS300)
③二桁勝利or50試合登板or20ホールドor15セーブを達成した年
C:1年 B:3年 A:5年 S:7年 SS:10年
④タイトルを獲得した年
A:1年 A⁺:2年 S:3年 SS:5年
基本的に①と②の合計、ただ③と④は達成した瞬間にその基準以上が確定
例
①がBの基準、②がCの基準→C⁺
①がBの基準、②がBの基準、③がCの基準→B
①がBの基準、②がBの基準、③がCの基準、④がAの基準→A
・
野手
①試合数(C300、B600、A900、S1200、SS1800)
②塁打数+四死球+盗塁数(C450、B900、A1350、S1800、SS2700)
※捕手は×1.5、遊撃手は×1.2
③打点+得点(C240、B480、A720、S960、SS1440)
※捕手は×1.5、遊撃手は×1.2
④120安打or20本塁打or80打点or30盗塁を達成した年
C:1年 B:3年 A:5年 S:7年 SS:10年
⑤タイトルを獲得した年
A:1年 A⁺:2年 S:3年 SS:5年
基本的に①と②、③の合計、ただ④と⑤は達成した瞬間にその基準以上が確定
例
①がBの基準、②がCの基準、③がCの基準→C⁺
①がBの基準、②がBの基準、③がCの基準→B
①がCの基準、②がCの基準、③がCの基準、④がBの基準→B