祝、支配化昇格!!~、鍵谷陽平選手、宮内春輝選手、梅林優貴手、~ その他昇北海道日本ハムファイターズ格候補選手まとめ

何はともあれ野球推しです。

 

先日、北海道日本ハムファイターズの育成選手である投手の鍵谷陽平選手と宮内春輝選手、捕手の梅林優貴の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は各選手とソフトバンクの育成選手事情について簡単にまとめてみました。

 鍵谷選手、宮内選手、梅林選手おめでとうございます!!

 

  1. 基本情報
  2. その他の育成選手
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

鍵谷 陽平(33歳)178cm、86㎏、投手、右投、プロ12年目

2024年二軍:試13、回16.1、防1.10、勝0、振7
通算:試419、回398、防3.46、勝25、H109、S7、振324

 

経歴

 鍵谷選手は中央大学からドラフト3位で加入した中継ぎ投手です。プロ入り後は主に中継ぎとして登板し、長年チームに貢献してきました。リーグ優勝、日本一も経験し2017年には60試合に登板し防御率2.53と好成績を残しています。その後、2019年に巨人にトレード移籍し5年間プレーしましたが、昨年はケガの影響もあり一軍で13試合の登板に終わりその年のオフに退団となっていました。今季から育成契約で日本ハムに復帰し、序盤はリハビリに専念していましたが、ケガから復帰してからは二軍で防御率1点台の好成績を残していました。その調子の良さが評価されこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 鍵谷選手は通算400試合以上に登板した実績のある経験豊富な中継ぎ投手です。右のオーソドックスなタイプでストレートをコーナーに投げ分け落ちるボールで空振りを奪います。色々な状況に登板してくれる柔軟さも売りで豊富な経験を活かした熟練の投球が光ります。最初はビハインドでの登板がメインになると思いますが、信頼を勝ち取り接戦時での登板を増やしてほしいです。

 

 

 

宮内 春輝(28歳)176cm、75㎏、投手、右投、プロ2年目

2024年二軍:試1、回1、防0.00、勝0、振1
通算:試15、回16.2、防6.48、勝1、H2、振18

 

経歴

 宮内選手は日本製紙石巻からドラフト6位で加入した中継ぎ投手です。社会人時代はチームのエースとして活躍し、「東北の林昌勇」の愛称で親しまれました。オールドルーキーとして迎えた昨年は一軍で15試合に登板し防御率6点台とプロの壁に跳ね返されました。さらに、秋季キャンプ中に左膝の前十字靭帯を断裂する重傷を負いリハビリに専念するために育成契約に移行していました。今季も前半戦はリハビリに専念し、7/13の二軍戦で実戦復帰を果たしました。テスト登板を終えこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 宮内選手はサイドスローから最速152㎞のストレートを投げ込む変則右腕です。落差のあるシンカーを得意としており、横に曲がるスライダーも操ります。基本的にはストレートで押しシンカーで仕留めるパワーピッチャーです。昨年は回跨ぎの登板も複数あり、一軍ではビハインドの場面での投球が求められます。

 

 

 

梅林 優貴(26歳)171cm、81㎏、捕手、右投右打、プロ5年目

2024年二軍:試31、率325、安26、本3、打8、得16、盗0、O861
通算:試29、率148、安8、本0、打3、得2、盗0、O330

 

経歴

 梅林選手は広島文化学園大学からドラフト6位で加入した捕手です。大学時代は4年時まで全くの無名でしたが、同じ年にドラフト1位で加入した河野選手の視察をした際にスカウトの目に留まり指名に至りました。プロ入り後は3年目に一軍デビューを果たしましたが、その後は出場機会が減り2023年オフに育成契約に移行していました。今季は二軍で打率325と打撃でアピールを重ねこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 梅林選手は二塁送球1.8sを記録する強肩を持つ捕手です。今季は打撃の調子が良く二軍でも3本塁打とパンチ力も増しています。現在一軍の捕手は若手の田宮選手が台頭していますが、梅林選手は今季からファーストなど捕手以外のポジションにも挑戦しており、調子の良さを買われ一軍でも出番が増えそうです。後半戦巻き返しを図る上でキーマンになるかもしれません。

 

 

その他の育成選手

支配下枠70(投37、捕8、内14、外11) 育成選手12人

 3選手の支配下昇格で支配下枠はいっぱいになりました。もう枠に余裕はないですし、期限ギリギリなのでここからの支配下昇格は考えられません。そのため、今回は育成選手のまとめは行いません。

 

 

 

 

まとめ

 今回は鍵谷選手、宮内選手、梅林選手が支配下昇格を果たしました。3人とも支配下復帰組ですし、鍵谷選手は豊富な経験で中継ぎ陣を引っ張っていく役割が求められます。宮内選手と梅林選手には一軍に定着してチームの起爆剤になって欲しいです。

祝、支配化昇格!!~福岡ソフトバンクホークス、中村亮太選手、三浦瑞樹選手、前田純選手、石塚綜一郎選手~ その他昇格候補選手まとめ

何はともあれ野球推しです。

 

先日、福岡ソフトバンクホークスの育成選手である投手の中村亮太選手と三浦瑞樹選手、前田純選手、捕手の石塚綜一郎の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は各選手とソフトバンクの育成選手事情について簡単にまとめてみました。

 中村選手、三浦選手、前田選手、石塚選手おめでとうございます!!

 

  1. 基本情報
  2. その他の育成選手
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

中村 亮太(26歳)182cm、78㎏、投手、右投、プロ4年目

2024年二軍:試18、回31、防3.19、勝3、S3、振24
通算:試2、回2.22、防33.75、勝0、振1

 

経歴

 中村選手は東京農業大学北海道オホーツクから育成8位で加入した本格派右腕です。大学時代は3年時に全国大会に出場した経験はありますが、全国的には無名の存在でした。プロ入り後は2年目に二軍で好成績を残し一度支配下昇格を果たしましたが、一軍で活躍することが出来ずその年のオフに育成再契約となっています。昨年は二軍でチーム最多の53試合に登板し防御率2点台の好成績を残していましたが、枠の関係で支配下復帰はなりませんでした。今季は過去2年ほどいい成績ではありませんが、ロングリリーフなどの多彩な状況を想定した登板を多くしていました。その投球が認められこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 中村選手は最速154㎞のストレートを投げ込む本格派右腕です。アームのような腕の使い方からオーバースローで投げることができ、ストレートで押していくパワーピッチャーです。基本的にはストライクゾーンの中で勝負するので四球も少ないです。ここまで中継ぎ登板がメインですが、回跨ぎの起用もあり一軍でもビハインドやロングリリーフの場面で活躍できると思います。

 

 

 

三浦 瑞樹(24歳)174cm、78㎏、投手、左投、プロ3年目

2024年二軍:試11、回71、防1.52、勝2、振42

 

経歴

 三浦選手は東北福祉大学から育成4位で加入した左腕です。高校時代は盛岡大付属高校のエースとして甲子園に3度出場しており、大学入学後も好投を続け大学日本代表候補にも選出されています。プロ入り後は主に先発として登板を重ね、今季は二軍で防御率1点台と好成績を残していました。その成績が評価されこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 三浦選手はコントールの良さが売りの技巧派左腕です。ストレートの球速は140㎞前半ですが、伸びがあり両サイドに投げ分けることが出来ます。また、特殊球のチェンジアップも持っており三振を狙えるのも特徴です。ストレートの調子次第でその日の調子が決まるタイプです。一軍では先発の6枚目を争う立場になると思います。

 

 

前田 純(24歳)189cm、85㎏、投手、左投、プロ2年目

2024年二軍:試12、回67.2、防1.46、勝7、振47

 

経歴

 前田選手は日本文理大学から育成10位で加入した大型左腕です。高校時代はベンチ入りも叶いませんでしたが、大学で飛躍的に成長し育成での指名となりました。プロ入り後は昨年は三軍で先発として経験を積み、今季からは二軍で先発ローテに定着し好投を続けていました。その実力が評価されこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 前田選手は高身長を活かした角度のある球筋が武器の左腕です。ストレートは140㎞前半ですが、球速以上に速く見えるようで打者は振り遅れることが多いです。また、縦に大きく割れるカーブやフォークでタイミングを崩すことも得意です。尻上がりに調子を上げるタイプで立ち上がりが上手く行けばそのまま抑えることも珍しくありません。一軍では三浦選手同様、先発の6枚目を争う立場になると思います。

 

 

 

石塚 綜一郎(23歳)181cm、87㎏、捕手、右投右打、プロ5年目

2024年二軍:試27、率310、安18、本4、打19、得14、盗0、O1.054

 

経歴

 石塚選手は黒沢尻工業高校から育成1位で加入した捕手です。甲子園に出場したことはありませんが、3年時には中心選手としてチームを36年ぶりに岩手県ベスト4に導いています。その活躍とポテンシャルの高さが評価され指名に至りました。プロ入り後は三軍メインで経験を積んでいましたが徐々に成績が上昇し、今季は二軍で打席数は少ないながらも無双級の成績を残していました。その打撃が評価されこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 石塚選手はスタンドまで持っていける長打力と肩の強さが売りの捕手です。三軍戦では本塁打を量産しており、今季は二軍でもその長打力を存分に発揮しています。捕手登録ですが、二軍では外野として出場することがほとんどで捕手での出場はありません。一軍でも外野かDHでの起用になると思います。

 

 

その他の育成選手

支配下枠69(投35、捕9、内14、外11) 育成選手40人

 4選手の支配下昇格で支配下枠は後1人となりました。もう枠に余裕はないですし、期限ギリギリなのでここからの支配下昇格はよほどのことがない限り考えられません。そのため、今回は育成選手のまとめは行いません。

 

 

 

 

まとめ

 今回は中村選手、三浦選手、前田選手、石塚選手が支配下昇格を果たしました。4人同時昇格は異例のことですが、各選手二軍で好成績を残していますし枠も空いているので昇格しても不思議ではないですね。4人とも一軍での実績がないため、どんな活躍が出来るか楽しみです。

 

祝、支配化昇格!!~阪神タイガース高橋遥人選手、佐藤蓮選手、川原陸選手~ その他昇格候補選手まとめ

何はともあれ野球推しです。

 

先日、阪神タイガースの育成選手である投手の高橋遥人選手と佐藤蓮選手、川原 陸選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は各選手と阪神の育成選手事情について簡単にまとめてみました。

 高橋選手、佐藤選手、川原選手おめでとうございます!!

 

  1. 基本情報
  2. その他の育成選手
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

髙橋 遥人(28歳)181cm、79㎏、投手、左投、プロ7年目

2024年二軍:試9、回32、防3.09、勝0、振35
通算:試44、回269.1、防3.01、勝14、H1、振282

 

経歴

 高橋選手は亜細亜大学からドラフト2位で加入した本格派左腕です。大学時代が主に先発として活躍し、通算成績は負け越しているものの高いポテンシャルを評価されての指名でした。プロ入り後も先発として一軍で登板し、2021年には2試合連続完封を記録するなど球界トップクラスの投手となることが期待されていました。ただ、その後は度重なるケガに苦しみ2021年にはクリーニング手術、2022年にはトミージョン手術、2023年にはクリーニング手術を受けるなど近年はリハビリに費やしており、育成契約に移行していました。今季は二軍で実戦復帰し、先発としてある程度投げ完投も記録したことでテスト期間を終えこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 高橋選手はしなやかな腕の振りから最速152㎞以上にも思える威力のあるストレートを投げ込む本格派左腕です。ベース板でのボールの威力が強く、変化球もツーシームカットボールと威力と独特な機動を両立しており、初見の打者はほぼ打つことが出来ません。高い奪三振率を誇り調子のいい時は支配的な投球を見せます。コントールが課題でしたが、2021年にはほぼ改善しており自身の持つ球界トップクラスのポテンシャルを存分に発揮していました。ケガを克服し本来の球の勢いを取り戻していれば、同じ先発左腕の伊藤選手、大竹選手も調子を落としていますし、先発陣にとって救世主となれる存在です。

 

 

 

佐藤 蓮(26歳)189cm、103㎏、投手、右投、プロ4年目

2024年二軍:試30、回29.2、防2.12、勝1、S1、振26

 

経歴

 佐藤選手は上武大学からドラフト3位で加入した本格派右腕です。大学時代は4年まで公式戦での登板はありませんでしたが、4年時にロッテ二軍戦で好投を見せたことで一気にドラフト候補に浮上しリーグ戦でも好投を続けドラフト当日は3位と高評価を得ました。プロ入り後は右ひじや腰の痛みに苦しみ一軍登板はなく2022年に育成契約に移行していました。ただ、今シーズンはフォームを改良しストレートの球威が戻りコントールも改善したことで二軍で防御率2点台と好成績を残しこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 佐藤選手は恵まれた体格から最速155㎞のストレートを投げ込む本格派右腕です。今季は自慢のストレートのキレとコントロールが向上し課題である四球から崩れることが少なくなりました。また、キレのあるスライダーで三振を取ることが出来るのも魅力です。典型的なパワーピッチャーであり、一軍で活躍する中継ぎ投手の条件は揃っています。

 

 

川原 陸(23歳)186cm、89㎏、投手、左投、プロ6年目

2024年二軍:試30、回28.1、防2.86、勝0、S1、振22

 

経歴

 川原選手は創成館高校からドラフト5位で加入した本格派左腕です。高校時代はエースとして明治神宮大会準優勝に貢献し、準決勝では最強世代であった大阪桐蔭を4回2/3を無失点の好投を見せました。その実力とポテンシャルを評価され支配下での加入となりました。ただ、一軍での登板はなく3年目となる2021年には左肩のケガに苦しみ二軍での登板もなくオフに育成契約に移行していました。昨年から二軍で1年通して投げることが出来るようになり、昨年は先発、中継ぎ両方での登板がありました。今季は中継ぎに専念し二軍で好成績を残しこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 川原選手はしなやかな腕の振りから回転数の高いストレートを投げ込む本格派左腕です。球持ちがよくストレートもホップ成分が高いため、ストライクゾーンである程度勝負することが出来ます。特に右打者のクロスファイヤーに投げ込む度胸は魅力です。変化球はスライダーやチェンジアップをメインで投げます。高身長で角度もあり打者からは打ちづらく見える投手です。

 

 

 

その他の育成選手

支配下枠68(投34、捕7、内15、外12) 育成選手6人

 高橋選手、佐藤選手、川原選手の支配下昇格で支配下枠は後1人となりました。もう枠に余裕はないのでここからの支配下昇格は慎重になりそうです。

 

濃厚:
候補:マルティネス
期待:松原、福島

 

濃厚

 濃厚は枠が少ないためなしです。

 

候補

 候補には今季から育成契約で加入した本格派右腕マルティネス選手を挙げました。今季は二軍で先発を含めた10試合に登板し防御率2点台と好成績を残しています。外国人枠の関係もありますが、非常時の昇格は考えられる選手です。

 

期待

 期待には二軍で安定して投げられている育成1位ルーキーの松原選手と野手唯一の育成選手である育成2位ルーキーの福島選手を挙げました。特に福島選手はセンターも守れますし、近本選手に何かあった時は昇格候補の1番手として上がってくると思います。

 

 

 

まとめ

 今回は高橋選手、佐藤選手、川原選手が支配下昇格を果たしました。3人とも支配下復帰組で二軍で好成績を残し実力で枠を勝ち取りましたね。高橋選手は先発として期待されますし、佐藤選手、川原選手もプロ初登板が待たれます。

 

祝、支配化昇格!!~読売ジャイアンツ伊藤 優輔選手~ その他昇格候補選手まとめ

何はともあれ野球推しです。

 

先日、読売ジャイアンツの育成選手である投手の伊藤 優輔選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は伊藤選手と巨人の育成選手事情について簡単にまとめてみました。

 伊藤選手おめでとうございます!!

 

  1. 基本情報
  2. その他の育成選手
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

伊藤 優輔(27歳)178cm、82㎏、投手、右投、プロ4年目

2024年二軍:試29、回30、防0.90、勝3、S9、振26

 

経歴

 伊藤選手は三菱パワーからドラフト4位で加入した選手です。小山台高校中央大学を経て三菱パワーに入社した選手で小山台高校出身では初のプロ野球選手となりました。加入したのは25歳の年なのである程度即戦力として期待されましたが、加入直後に右ひじ痛に苦しみルーキーイヤーの11月にトミージョン手術を受け育成契約に移行していました。2年目は大半をリハビリに費やし3年目となる昨年に遂に実戦復帰しました。今季は開幕から二軍で好投を続け、守護神を任されるまでに成長しましたね。防御率も0点台ですし文句なしの支配下復帰です。

 

 

選手としての特徴

 伊藤選手は最速156㎞を計測する直球が武器の中継ぎ右腕です。トミージョン手術から復帰直後は自慢のストレートも鳴りを潜めていましたが、フォームを見直し7/15に154㎞を計測するまで球威が戻りました。キレのあるスライダーも投げることができ奪三振率が高いのも特徴です。コントロールが課題ですが、そこをクリアすることが出来れば一軍でも戦力になると思います。チームは現在強固な中継ぎ陣を誇っていますが、ここから暑い時期が続きますし出番はあると思います。

 

 

 

その他の育成選手

支配下枠69(投37、捕6、内13、外13) 育成選手36人

 モンテス選手の加入と伊藤選手が支配下に昇格したことで支配下枠は後1人となりました。もう枠に余裕はないので、ここからしばらくはアクシデントがない限り支配下昇格があることはないと思います。

 

濃厚:
候補:船越、戸田、ルシアーノ、加藤
期待:吉村、田村、岡本、鈴木、花田、亀田、萩原、北村、ティマ

 

濃厚

 濃厚は枠が少ないので挙げません。

 

候補

 候補の選手は多いので全員を紹介しきれないですが開幕から二軍で積極的に起用されてる選手を選んでいます。注目は防御率1点台と好投を続ける戸田選手です。複数イニングを投げることも出来ますし、使い勝手のいい選手です。期限ギリギリに誰を上げるかとなったら名前の挙がる選手だと思います。

 

期待

 期待には昨年から特に首脳陣から期待されていた選手を入れています。今年はまだ二軍での起用が少ないですが、今後のアピール次第では昇格候補になりそうです。

 

 

 

まとめ

 今回は投手の伊藤選手の支配下昇格が発表されました。現在は強固なリリーフ陣ですが、暑い時期にも突入しますし疲労が出てきた時に救世主となれる存在です。

 

2024ドラフト前企画、現有戦力と5年後のスタメンを見比べ補強ポイントを簡単に洗い出そう~東京ヤクルトスワローズ編

何はともあれ野球推しです。

 シーズンも半分が終わりチームの現状も良く見えるようになってきましたね。ドラフトまで3ヶ月を切ったのでそろそろ各チームの戦力分析を簡単にしておきたいです。

 

 今回はドラフト前企画ということで、各チームの現在のスタメンと5年後のスタメンをまとめて個人的な見解で5段階に分けて評価することで、各チームの補強ポイントを見てみようという企画です。

 

 

 5年後のスタメンを予想することで未来に向けてどこのポジションが薄いのかわかると思います。

 

 簡易ではありますが、野手陣の補強ポイントをサラッとまとめるにはちょうどいいかなと思います。

 ドラフト直前にはもう少し詳細な分析をやりたいです。

 

 

今回は連覇から一転苦しむ東京ヤクルトスワローズです。

 

評価の基準

A:現在(他球団に比べて大きな長所)、将来(確実に計算できる)

B:現在(他球団に比べて少し長所)、将来(ある程度計算できる)

C:現在(他球団に比べて平均くらい)、将来(計算できるかできないか半々)

D:現在(他球団に比べて少し短所)、将来(どちらかというと計算できない)

E:現在(他球団に比べてかなり短所)、将来(かなり不透明)

 

成績の略称

試(そのポジションでの試合数)、率(打率)、安(安打)、本(本塁打

打(打点)、得(得点)、盗(盗塁)、O(OPS

※外野手はレフト、センター、ライトと分けての試合数が乗っていないので外野手としての試合数を記載

 

 

 

 

捕手

2024年(7/16現在) D(他球団に比べて少し長所)

中村 悠平(34歳)試63、率228、安42、本0、打17、得10、盗0、O578
松本 直樹(30歳)試26、率288、安19、本1、打6、得3、盗1、O703
西田 明央(32歳)試8、率077、安1、本0、打1、得0、盗0、O210

 昨年は正捕手の中村選手と若手の内山選手、古賀選手の3人で主に回していましたが、今年は内山選手、古賀選手の2人がケガで離脱しており中村選手への負担が増えています。その中村選手もコンディション面に不安があり前年から打撃成績を大きく下げています。単純に捕手の母数が足りていなく、一時期二軍の捕手は育成から支配下昇格したばかりの橋本選手1人だけとなっていた時期もありました。松本選手が一軍でやれるところを見せているのはポジティブ要素ですが、中村選手の負担を減らせる捕手の追加が急務です。

 

 

2029年(5年後) B(ある程度計算できる)

本命:内山 壮真(27歳)
対抗:古賀 優大(31歳)、鈴木 叶(24歳)
候補:中村 悠平(39歳)、松本 直樹(35歳)、西田 明央(37歳)、橋本 星哉(28歳)、中川 拓真(26歳)

 5年後は正捕手の中村選手が39歳となり年齢的に衰えが来ていると予想されますが、内山選手が27歳、古賀選手が31歳、鈴木選手が24歳となっておりこの3人が主戦を張っているのが理想ですね。特に内山選手、鈴木選手は打力があるのでリーグ屈指の捕手に成長している可能性があります。期待値としては鈴木選手が一番高いですかね。

 ここに今季戦力化している松本選手や支配下昇格を果たした橋本選手が控える形です。

 

 

 

一塁手

2024年(7/16現在) B(他球団に比べて少し長所)

オスナ(31歳)試83、率244、安77、本10、打42、得31、盗0、O689
村上 宗隆(24歳)試8、率234、安68、本15、打39、得47、盗4、O788

 ファーストはオスナ選手がほぼ固定で守っていますね。守備も上手いですし、今季は勝負強い打撃でチーム1位の打点を挙げています。打撃成績は前年から下げていますが、今年の投高打低を見る限りこれくらいは許容範囲だと思います。特に大きな離脱なく出続けられるのも魅力ですね。

 オスナ選手の他には村上選手が試合途中にサードからファーストに回ることもあります。もしオスナ選手が離脱した時は村上選手がファーストに入り代役選手がサードに入るようになると思います。

 

 

5年後  D(どちらかというと計算できない)

本命:オスナ(36歳)
対抗:北村 恵吾(28歳)、山田 哲人(37歳)
候補:増田 珠(30歳)、宮本 丈(34歳)

 5年後は正一塁手のオスナ選手が36歳となり衰えが来てもおかしくない時期です。また、オスナ選手は外国人選手ですのでこの5年の間に退団などがあってもおかしくないですね。

 そうなると若手の一番手は北村選手になると思います。二軍では10本塁打と持ち前のパワーを見せられていますね。二軍では三ツ俣選手が30試合とファーストでの起用が一番多い選手ですが、宮本選手も含めユーティリティーの選手ですのでスタメンでは厳しいかなと思います。

 また、セカンドの山田選手がコンバートされる可能性もありそうですね。どちらにせよ二軍に目ぼしい若手が少ないのでプロスペクトを入れたいところです。

 

 

 

二塁手

2024年(7/16現在) D(他球団に比べて少し短所) 

山田 哲人(32歳)試49、率198、安33、本6、打19、得13、盗0、O610
武岡 龍世(23歳)試51、率210、安22、本3、打9、得14、盗1、O583
北村 拓己(24歳)試12、率161、安5、本1、打4、得2、盗2、O540

 セカンドは本来ならば山田選手を固定したいですが、近年中々調子が上がらず苦しんでいます。今年も打率2割前後と年齢による衰えなのでしょうか、もの足りない成績となっています。ただ、二番手の武岡選手が伸びてきており、一軍で戦力となるところまで来ています。打力のある北村選手もいますし近々世代交代を迎えそうです。

 

 

2028年(5年後) D(どちらかというと計算できない)

本命:武岡 龍世(27歳)
対抗:山田 哲人(37歳)、小森 航大郎(26歳)
候補:赤羽 由紘(29歳)、宮本 丈(34歳)、北村 拓己(29歳)、伊藤 琉偉(26歳)

 5年後は山田選手が3歳となりセカンドを守れるか微妙なので、若手で売り出し中の武岡選手を本命にしました。段々と一軍で力を出せるようになってきましたし、5年後にはレギュラーに定着して欲しい選手です。

 二軍では小森選手が44試合、伊藤選手が18試合、増田選手が16試合守っていますが、伊藤選手は他ポジションを守ってほしいのでレギュラー候補としたら小森選手かなと思います。二軍で年々成績を上げていて2,3年後には一軍で戦力となっていそうです。

 ただ、純粋なセカンドは武岡選手、小森選手くらいなので母数自体が少なく追加があってもいいと思います。

 

 

三塁手

2024年(7/16現在) B(他球団に比べて長所)

村上 宗隆(24歳)試82、率234、安68、本15、打39、得47、盗4、O788
北村 拓己(24歳)試15、率161、安5、本1、打4、得2、盗2、O540

 サードは史上最年少三冠王である村上選手がいるのでここは安泰かと思われましたが、ここ2年続け成績を下げており不安要素ですね。早めのメジャー挑戦意思の表明が悪い方向にいっているのか、各球団の徹底マークにあった影響もあるのか今年は大分物足りない成績となっています。村上選手の不振がチームの順位にも影響を与えていますね。対抗馬として北村選手も控えていますが、村上選手と比べられるのはかわいそうなので何とか村上選手に復活して欲しいです。

 

 

2028年(5年後) E(かなり不透明)

本命:北村 恵吾(29歳)
対抗:西村 瑠伊斗(25歳)、山田 哲人(37歳)
候補:赤羽 由紘(28歳)、髙野 颯太(24歳)、村上 宗隆(28歳)

 5年後はかなり不透明ですね。村上選手のメジャー志向が強いのでとりあえず省いて考えました。

 そうなると、今季一軍でもある程度出場機会のある北村選手が本命です。二軍ではやることがないですし、打力でプラスをだせる選手です。セカンドも守れるほどの守備力も持っていますね。二軍では高卒2年目の西村選手が最多の54試合に出場しており対抗に挙げました。山田選手がコンバートしている可能性もありますね。

 村上選手がいるうちにある程度目途を立てておきたいところです。

 

 

 

遊撃手

2024年(7/16現在) A(他球団に比べてかなり長所)

長岡 秀樹(22歳)試83、率269、安83、本3、打31、得28、盗2、O660
武岡 龍世(23歳)試2、率210、安22、本3、打9、得14、盗1、O583

 ショートは高卒5年目の長岡選手が固定されており、今季は打撃でプラスを出していますね。上位打線を担うことも増えていますし、今季の投高打低を考えるとショートではかなりの打撃成績だと思います。守備の安定感も年々増していますし、ケガも少ないので完全にレギュラーとして一本立ちしました。

 

 

2028年(5年後) A(確実に計算できる)

本命:長岡 秀樹(27歳)
対抗:武岡 龍世(28歳)
候補:伊藤 琉偉(26歳)赤羽 由紘(28歳)、小森 航大郎(25歳)

 5年後はレギュラーの長岡選手が27歳でバリバリの年齢ですね。同級生の武岡選手もいますし、この2人がいれば安泰です。ここに今年からルーキーの伊藤選手も加入しているので母数も足りていると思います。

 

 

 

外野手

2024年(7/16現在) 

サンタナ(32歳)試70、率315、安82、本11、打42、得33、盗1、O910
丸山 和郁(25歳)試66、率261、安49、本0、打8、得23、盗4、O633
西川 遥輝(32歳)試62、率235、安50、本1、打19、得29、盗5、O622
塩見 泰隆(31歳)試28、率267、安27、本3、打8、得15、盗3、O722
青木 宣親(41歳)試19、率196、安18、本0、打9、得6、盗0、O486
宮本 丈(29歳)試12、率388、安19、本0、打1、得6、盗1、O842
山崎 晃大朗(31歳)試20、率077、安2、本0、打1、得4、盗1、O249
岩田 幸宏(26歳)試24、率083、安2、本0、打0、得4、盗3、O203

 外野手は各ポジションの出場試合数の内訳がなかったのでまとめて載せました。詳細な内訳はわかりませんが、感覚でレフト、センター、ライトを振り分けたいと思います。

 

 

 

左翼手

2024年(7/16現在)  A(他球団に比べてかなり長所)

サンタナ(32歳)試70、率315、安82、本11、打42、得33、盗1、O910
宮本 丈(29歳)試12、率388、安19、本0、打1、得6、盗1、O842
濱田 太貴(23歳)試12、率080、安1、本0、打1、得0、盗0、O195
青木 宣親(41歳)試19、率196、安18、本0、打9、得6、盗0、O486

 レフトはサンタナ選手が完全に固定されています。今季の投高打低の中前年よりも打撃成績を上げるのは素晴らしいですね。他球団にとって驚異となる存在です。ただ、ケガしやすいのがたまにキズで、7/16現在もケガで離脱しています。代役として出場している宮本選手も好調を維持していますが、サンタナ選手が復活することが望ましいです。

 

 

2028年(5年後) C(計算できるかできないか半々)

本命:塩見 泰隆(36歳)
対抗:澤井 廉(29歳)、サンタナ(37歳)
候補:濱田 太貴(28歳)、山崎 晃大朗(36歳)、内山 壮真(27歳)、太田 賢吾(32歳)、増田 珠(30歳)

 5年後はサンタナ選手が37歳となっており流石に衰えていることが予想されます。新たに複数年契約を結んだため後3年は在籍するとはいえ外国人選手ですので退団してしまう可能性もありますね。

 そうなると、コンディション面に不安を抱える塩見選手を体の負担も考えてレフトで起用するのが一番可能性が高いかなと思います。若手にも濱田選手、澤井選手、内山選手と打力が長所の選手が控えていますね。

 実際は若手の中から台頭してきて欲しいです。

 

 

 

中堅手

2023年(7/16現在) C(他球団に比べて平均的)

西川 遥輝(32歳)試62、率235、安50、本1、打19、得29、盗5、O622
塩見 泰隆(31歳)試28、率267、安27、本3、打8、得15、盗3、O722
丸山 和郁(25歳)試66、率261、安49、本0、打8、得23、盗4、O633
岩田 幸宏(26歳)試24、率083、安2、本0、打0、得4、盗3、O203

 センターは主力の塩見選手が万全であれば長所となるポジションですが、今シーズンはケガで出場数が伸びてきません。ここ2年はケガで出場が少なく計算に入れることが難しいです。

 ただ、代役として入る西川選手が今季は戦力となっていて上位打線での奮闘が続いています。センターを守れる丸山選手も好調を維持していますし、このポジションの層も厚くなってきたように感じます。西川選手がスタメンの時は今季支配下昇格を果たした岩田選手や中堅の山崎選手が守備固めに入る場面もあります。

 塩見選手の状態次第で補強の有無が変わってきます。

 

 

2029年(5年後) C(計算できるかできないか半々)

本命:丸山 和郁(29歳)
対抗:並木 秀尊(30歳)、塩見 泰隆(36歳)
候補:濱田 太貴(28歳)、赤羽 由紘(29歳)、岩田 幸宏(32歳)

 5年後は塩見選手が35歳となりセンターを守る選手としてはギリギリの年齢になってきます。他ポジションへのコンバートも十分考えられますね。

 そうなると、今季台頭している丸山選手が本命かなと思います。昨年いい時期もあった並木選手も控えており、基本的にはこの2人で争う形になるかなと思います。濱田選手もセンターを守れますが、守備力的にも両翼の方がいいのかなと思います。

 候補自体は少ないので追加があってもいいと思います。

 

 

 

右翼手

2023年(7/16現在) C(他球団に比べ平均的)

丸山 和郁(25歳)試66、率261、安49、本0、打8、得23、盗4、O633
西川 遥輝(32歳)試62、率235、安50、本1、打19、得29、盗5、O622
濱田 太貴(23歳)試12、率080、安1、本0、打1、得0、盗0、O195

 ライトは昨年までサンタナ選手が守っていましたが、今年はライトに回っており代わりに守備力、走力に定評のある丸山選手が台頭しています。今季は打撃面でも成長を見せておりレギュラーとして固定されていますね。丸山選手がセンターを守る時は濱田選手だったり、増田選手だったり調子のいい選手が任されています。丸山選手の活躍で他球団とはそれほど差がついていません。

 

 

2028年(5年後) E(かなり不透明)

本命:濱田 太貴(28歳)
対抗:澤井 廉(29歳)、並木 秀尊(30歳)、塩見 泰隆(36歳)
候補:内山 壮真(26歳)赤羽 由紘(28歳)、西村 瑠伊斗(24歳)

 5年後は正直わからないですね。現在レギュラーも丸山選手はセンターで起用される可能性が高く他の候補者を立てたいです。二軍で長打力を見せている澤井選手や若手有望株の濱田選手、足に定評のある並木選手などの候補は控えています。塩見選手がコンバートしている可能性もありますね。

 ただ、状況としては不透明なので追加は欲しいです。

 

 

各ポジション評価

     現状   5年後
捕手   D     B
一塁手  B     D
二塁手  D     D     
三塁手  B     E
遊撃手  A     A
左翼手  A     C
中堅手  C     C
右翼手  C     E

 

5年後のスタメン(予想)

       丸山

塩見            濱田

    長岡    武岡

 北村          オスナ

       内山

 

 

まとめ

 現状はレギュラーがある程度固定されていますが、セカンドと捕手が他球団と比べて劣っているポジションです。どちらも主力である山田選手、中村選手がいますが今季は中々調子が上っていない影響があります。

 また、将来的にはサードと外野も不透明な部分が多いので追加は欲しいところです。

 ただ、ヤクルトの最大の弱点は投手なので上位の枠は1つ以上は投手に割くはずです。

 

各選手の年俸は適正か!?球団別年俸評価2024~埼玉西武ライオンズ投手編~

何はともあれ野球推しです。

 

 今回は各選手の年俸評価を行っていきたいと思います。かなり長い企画になりそうなので今シーズンかけてゆっくりやれればなと思います。

 私は基本的に選手ファーストですので年俸が多過ぎると言うことはほぼないと思います。

 皆さんもこれを機に選手の年俸について考えてみてください。

 ちなみに年俸は推定で間違っている可能性もあるのでご注意ください。それでは見ていきましょう。

 

今回は強力投手陣を持つ埼玉西武ライオンズの投手です。
 

順番は背番号順です。

成績の略称

試(試合)、防(防御率)、H(ホールド)、S(セーブ)、振(三振)

 

 

 

これまでに掲載した各球団の年俸評価はこちらに載せております。

各選手の年俸評価2023 カテゴリーの記事一覧 - 何はともあれ野球推し (zabero.net)

 

 

 

ヤン(27歳)年俸:7500万  来日1年目

2023年:なし
通算:なし

 ヤン選手はアメリカのマイナーリーグで活躍した中継ぎ左腕です。最速159㎞を計測する直球が一番の武器で高い奪三振能力を持ちます。西武は中継ぎ陣が少し薄いので中心として回ってくれることを期待しての獲得だと思います。

 

 

上田 大河(22歳)年俸:1250万 契約金:7000万 プロ1年目

2023年:なし
通算:なし

 上田選手は大阪商業大学からドラフト2位で加入した即戦力ルーキーです。総合力の高い本格派右腕で飛びぬけたボールはないものの、コントロールもまとまっており変化球でもストライクが取れるため早い段階での活躍が期待される選手です。

 

 

渡邉 勇太朗(23歳)年俸:820万 30万ダウン プロ6年目

2023年:試2、回11、防0.82、勝1、振4
通算:試22、回79.1、防3.75、勝6、H2、振43

 渡邊選手は将来先発の柱として活躍することが期待される若手有望株の選手です。昨年は昨年は二軍でローテを回りましたが防御率3点台後半とアピール不足に終わり、一軍では2試合の先発に終わりました。ただ、その2試合では1失点に抑える好投を見せましたね。年俸はダウン評価になりましたが今季につながるないようでしたし、今季は一軍での出番が増えているのでアップ評価は確実です。

 

 

髙橋 光成(27歳)年俸:2億6500万 8500万アップ プロ10年目

2023年:試23、回155、防2.21、勝10、振120
通算:試157、回1022.2、防3.46、勝65、振759

 高橋選手は近年のチームを牽引するエース格の選手です。昨年はリーグ2位となる防御率2.21を記録し、2完封を含む4完投をするなどエースの投球を見せました。チームにとって必要不可欠な選手ですね。年俸も大幅アップは納得の数字だと思います。今季は中々調子が上がらず苦労しているのでマイナス評価になる可能性が高いです。

 

 

増田 達至(36歳)年俸:2億4000万 6000万ダウン プロ12年目

2023年:試40、回37、防5.45、勝4、H10、S19、振27
通算:試559、回570、防3.03、勝31、H140、S194、振482 

 増田選手は長年守護神を務めてきた中心選手です。昨年は年齢による衰えなのか防御率5点台と奮わず守護神としては物足りない数字となりました。複数年契約がきれるタイミングで年俸も下がってしまいましたね。今季は増田選手の野球人生においてターニングポイントとなる年になりそうです。

 

 

與座 海人(28歳)年俸:3000万 300万ダウン プロ7年目

2023年:試15、回83、防3.69、勝2、振39
通算:試62、回283.1、防3.46、勝16、H3、振147

 與座選手は二桁勝利の経験もあるアンダースローの先発投手です。昨年は防御率3点台とある程度の成績を残しましたが2勝に留まりました。ただ、83回を投げてくれているのでマイナス評価となりましたが個人的には現状維持でも良かったと思います。

 

 

隅田 知一郎(24歳)年俸:4000万 2000万アップ プロ3年目

2023年:試22、回131、防3.44、勝9、振128
通算:試38、回212.2、防3.53、勝10、振201

 隅田選手は将来のエース候補として期待される先発左腕です。昨年は前年とは違い打線の援護もあり、131回を投げ防御率3点台、9勝をマークしました。オフには井端ジャパンにも選出されましたし、先発の柱となりましたね。年俸も2倍となりチームからの期待値も高いです。

 

 

松本 航(27歳)年俸:5800万 700万ダウン プロ6年目

2023年:試20、回116.2、防3.47、勝6、振89
通算:試105、回585、防3.72、勝37、振481

 松本選手は近年先発の柱としてチームを支える選手です。昨年は116回を投げ防御率3点台に抑えるなどまずまずの成績を残しました。ただ、チームの成績が悪く自身も2つ負け越したこともありマイナス評価となってしまいましたね。100回以上を安定して投げてくれるありがたい存在ですが、厳しい評価になったと思います。

 

 

佐藤 隼輔(24歳)年俸:3000万 1400万アップ プロ3年目

2023年:試47、回39.2、防2.50、勝1、H19、振27
通算:試60、回86.2、防3.72、勝4、H19、振60

 佐藤選手は将来投手陣の中心となることが期待される選手です。昨年は中継ぎへの配置転換がハマり、47試合に登板し防御率2.50、19ホールドを挙げるなどブレイクを果たしました。年俸も2倍近くとなりしっかりと評価されましたね。今季も中継ぎとして登板しており、アップ評価になる可能性が高いと思います。

 

 

田村 伊知郎(29歳)年俸:1300万 300万アップ プロ8年目

2023年:試24、回23.2、防1.52、勝2、H8、S1、振20
通算:試102、回125.1、防3.71、勝3、H9、S2、振83

 田村選手はここ数年二軍で好成績を残していた中堅選手です。昨年は開幕一軍入り後はなりませんでしたが、二軍では無双級の投球を続けシーズン後半に一軍に昇格し好投を見せました。シーズン終盤では接戦時などいい場面も任されていましたね。年俸の上がり幅は思ったより少なかったですが、年俸以上の貢献度がありました。

 

 

武内 夏暉(22歳)年俸:1600万 契約金:1億 プロ1年目

2023年:なし
通算:なし

 武内選手は国学院大学からドラフト1位で加入した即戦力投手です。今年のルーキーの中ではNo1の評価を獲得した選手でドラフト当日は3球団競合の末西武が交渉権を獲得しました。完成度がとにかく高くコントロールが乱れ崩れることがほぼありません。ストレートと変化球のコンビネーションも一級品で今季のここまでの活躍も頷ける実力です。順調にいけば新人王は間違いです。

 

 

糸川 亮太(26歳)年俸:950万 契約金:2500万 プロ1年目

2023年:なし
通算:上記に同じ

 糸川選手はENDEからドラフト7位で加入した大卒社会人ルーキーです。特にシンカーに定評があり、社会人時代は先発もしていましたがプロ入り後は中継ぎ起用がメインとなりそうです。今年で26歳となるのである程度即戦力性が求められます。

 

 

平井 克典(32歳)年俸:9000万 2年契約の1年目 プロ8年目

2023年:試54、回53、防2.55、勝4、H32、振29
通算:試350、回459、防3.39、勝29、H125、振353

 平井選手は先発、中継ぎ両方でチームに貢献してきた鉄人です。昨年は中継ぎとしてチーム1位の54試合に登板し54ホールドを挙げました。オフには国内FA権を行使しましたが残留が基本路線だったようですね。これまでの功績を考えて億越えの大台を達成しても良かったかなと思います。

 

 

青山 美夏人(23歳)年俸:1400万 400万アップ プロ2年目

2023年:試39、回45.2、防2.96、勝1、H1、S3、振34
通算:上記に同じ

 青山選手は昨年のドラフト4位ルーキーです。昨年はルーキーながら開幕戦で守護神を任されるとその後はビハインドの場面を中心に一軍で39試合に登板し、即戦力の評価に違わぬ成績を残しました。年俸もアップ評価となり今季への期待の高さが伺えます。

 

 

甲斐野 央(27歳)年俸:4000万 400万アップ プロ6年目

2023年:試46、回42.2、防2.53、勝3、H11、S2、振39
通算:試160、回147、防3.54、勝7、H48、S11、振164

 甲斐野選手は昨年までソフトバンクで活躍していた中継ぎ投手です。昨年はケガから復帰し、一軍で46試合に登板し防御率2点台と好成績を残しました。接戦時での起用もありましたね。年俸はアップ評価となりましたが、個人的にはもう少し上げても良かったかなと思います。今季からは人的補償で西武に加入しているため、契約更改はソフトバンクでのものです。

 

 

山田 陽翔(20歳)年俸:700万 現状維持 プロ2年目

2023年:なし
通算:なし

 山田選手は昨年のドラフト5位ルーキーです。エースで4番、主将の三刀流でチームを甲子園準優勝に導いた選手ですが、昨年は高卒ルーキーらしく二軍で体づくりがメインとなりました。ケガなどもありましたが、ひとまずは順調にステップを踏んでいると思います。

 

 

浜屋 将太(25歳)年俸:750万 250万ダウン プロ5年目

2023年:なし
通算:試20、回87.1、防5.82、勝4、振49

 浜屋選手は一軍での活躍が期待される左腕です。昨年は二軍で防御率4点台とアピール不足に終わり一軍では未登板におわりました。年俸もダウン評価となり悔しいシーズンになったと思います。今季が勝負の年となりそうです。

 

 

成田 晴風(18歳)年俸:650万 契約金:4000万 プロ2年目

2023年:なし
通算:なし

 成田選手は弘前工業高校からドラフト4位で加入した高卒ルーキーです。身長184cmの恵まれた体格から角度のあるボールを投げることができ、高校時代は最速150㎞えお記録しています。ポテンシャルの高い選手で大化けの可能性がある選手です。

 

 

ボー・タカハシ(27歳)年俸:3500万 現状維持 来日3年目

2023年:試28、回36、防3.00、勝0、振27
通算:試55、回67.2、防2.79、勝0、H2、振53

 ボー選手は日本の血も入っている日系の外国人投手です。昨年はビハインドの場面を中心に28試合に登板し、回跨ぎも務めるなど貴重な存在となりました。現状維持での再契約となりましたが、低年俸ですしいてくれて助かる選手です。今季は先発に配置転換され一軍で好投を見せているのでアップ評価になる可能性が高いと思います。

 

 

羽田 慎之介(20歳)年俸:600万 現状維持 プロ3年目

2023年:なし
通算:なし

 羽田選手は球界トップクラスのポテンシャルを秘める若手有望株の選手です。昨年は二軍で先発を中心に8試合に登板し防御率2.15と好成績を残しました。着実に成長した姿を見せており、今季は一軍デビューを果たしています。

 

 

本田 圭佑(31歳)年俸:2700万 300万ダウン プロ9年目

2023年:試25、回34.2、防1.56、勝0、H2、振29
通算:試131、回275、防3.89、勝11、H34、振156

 本田選手は先発、中継ぎ両方で活躍する中堅選手です。昨年はビハインドの場面を中心に25試合に登板し防御率1点台の好成績を残しました。回跨ぎやブルペンデーでの先発を任されるなど色々な起用に応えており、数字以上に貢献度が高かったです。年俸はダウン評価となりましたが、個人的にはアップ評価にして欲しかったです。

 

 

杉山 遙希(18歳)年俸:700万 契約金:5000万 プロ1年目

2023年:なし
通算:なし

 杉山選手は横浜高校からドラフト3位で加入した高卒ルーキーです。高校時代は1年時からエースとして背番号1を背負っており、甲子園出場にも導いています。完成度が高く3年時には力強さも増しましたね。将来は先発として期待されていると思います。

 

 

今井 達也(26歳)年俸:8000万 3500万アップ プロ8年目

2023年:試19、回133、防2.30、勝10、振130
通算:試125、回626.2、防3.51、勝42、振542

 今井選手は先発の柱としてチームを引っ張る看板選手です。昨年はケガで開幕こそ出遅れたものの復帰してからは好投を続け自身初の二桁勝利を達成しました。長いイニングを投げることも多くエースとして覚醒しましたね。年俸も大幅アップとなりしっかりと評価されたと思います。

 

 

アブレイユ(28歳)年俸:1億5000万 来日1年目

2023年:なし
通算:なし

 アブレイユ選手はチームの新守護神となることが期待され加入した中継ぎ投手です。昨年はメジャーで45試合に登板しイニングを上回る奪三振を記録しました。威力のあるストレートとキレのあるスライダーで奪三振能力が高いですね。西武としては奮発して獲得した選手です。

 

 

宮澤 太成(25歳)年俸:900万 契約金:3000万 プロ1年目

2023年:なし
通算:なし

 宮澤選手は四国ILリーグ徳島からドラフト5位で加入したルーキーです。最速155㎞の威力のあるストレートを上から投げ下ろすことができ、フォークも落差が大きいです。高い奪三振能力を持つためリリーフでの活躍が期待されます。コントロールが課題なのでそこが改善されれば一軍でも活躍できるはずです。

 

 

黒田 将矢(20歳)年俸:650万 現状維持 プロ3年目

2023年:なし
通算:なし

 黒田選手は将来先発の柱となることが期待される若手有望株の選手です。昨年は二軍で先発として13試合に登板し防御率3点台と安定した成績を残しました。高卒2年目で二軍であれだけ投げられていたら十分ですね。今季は一軍デビューが目標です。

 

 

中村 祐太(28歳)年俸:1000万 100万ダウン プロ11年目

2023年:試5、回7、防1.29、勝0、振3
通算:試42、回192.2、防4.44、勝11、振130

 中村選手は広島で先発として活躍していた選手です。昨年はリリーフでの起用がメインでしたが、二軍で防御率1.08と無双級の投球を見せました。ただ、一軍では5試合の登板に留まりオフには現役ドラフトで西武に加入しました。今季は出場機会が一気に増え一軍で戦力になっているのでアップ評価は確実です。

 

 

大曲 錬(26歳)年俸:820万 20万アップ プロ4年目

2023年:試10、回10、防5.40、勝0、振5
通算:試20、回19.2、防4.44、勝0、H1、振7

 大曲選手は一軍で戦力となることが期待される中継ぎ投手です。昨年は二軍で安定した成績を残しましたが、一軍では10試合の登板で防御率5点台に終わり一軍定着とはなりませんでした。今季は一軍で結果を残したいです。

 

 

平良 海馬(24歳)年俸:2億5000万 8000万アップ プロ7年目

2023年:試23、回150、防2.40、勝11、振153
通算:試231、回376.1、防1.94、勝18、H101、S31、振407

 平良選手は近年中継ぎの中心として活躍した選手です。昨年は自身の希望通り先発に転向し、150回を投げ防御率2.40とエースの投球を見せました。勝利数と奪三振はチーム内1位でしたね。配置転換への反対意見も多くありましたが有言実行する姿はカッコイイですね。大幅アップも納得の成績です。

 

 

水上 由伸(26歳)年俸:3300万 700万ダウン プロ4年目

2023年:試23、回17、防2.12、勝0、H5、S1、振13
通算:試112、回100、防2.63、勝4、H46、S2、振75

 水上選手は中継ぎの陣の中心選手として活躍することが期待される選手です。昨年は中々状態が上がらず開幕一軍入りを逃すも、シーズン後半から一軍に復帰してからは安定感を取り戻し接戦時での起用もありました。ただ、新人王+最優秀中継ぎ賞を獲得した前年からは大きく成績を下げてしまったのでマイナス評価となってしまいましたね。

 

 

豆田 泰志(21歳)年俸:750万 470万アップ プロ4年目

2023年:試16、回15.1、防0.59、勝0、H6、S1、振12
通算:上記に同じ

 豆田選手は将来中継ぎの中心として活躍することが期待される若手有望株の選手です。育成選手として迎えた昨年は二軍で好成績を残し7月中旬に支配下昇格を果たしました。一軍でも好投を続け終盤には勝ちパを任されるほどでした。年俸は大幅アップを果たし、今季への期待の高さが伺えます。

 

 

 

 

 

年俸上位5選手

1位:高橋(2億6500万)
2位:平良(2億5000万)
3位:増田(2億4000万)
4位:アブレイユ(1億5000万)
5位:平井(9000万)

 

 

 

上がり幅上位5選手(金額)

1位:高橋(8500万アップ)
2位:平良(8000万アップ)
3位:今井(3500万アップ)
4位:隅田(2000万アップ)
5位:佐藤(1400万アップ)

 

 

 

上がり幅上位5選手(比率)

1位:豆田(268%)
2位:隅田(200%)
3位:佐藤(188%)
4位:今井(178%)
5位:平良(147%)

 

 

 

 

まとめ

 強力投手陣を擁する西武ですが、数年一軍で活躍している選手も多く高年俸となった選手が多くいました。ただ、リーグ5位となった影響もあるのか全体的に評価が厳しくマイナス評価となった選手も多かったです。特に中継ぎ投手への評価は低いと感じました。

 

 

 

祝、支配化昇格!!~中日ドラゴンズ松木平 優太選手~ その他昇格候補選手まとめ

何はともあれ野球推しです。

 

先日、中日ドラゴンズの育成選手である投手の松木平選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は各選手の詳細と中日の育成選手事情について簡単にまとめてみました。

 松木平選手おめでとうございます!!

 

  1. 基本情報
  2. その他の育成選手
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

松木平 優太(21歳)178cm、78㎏、投手、右投、プロ4年目

2024年二軍:試14、回97.2、防1.84、勝9、振64
2023年二軍:試16、回81、防4.56、勝5、振34

 

経歴

 松木平選手は精華高校から育成ドラフト3位で中日に加入した本格派右腕です。高校時代は2年秋に投手に本格的に転向し、そこから急成長を遂げ一気にドラフト候補まで登り詰めました。ドラフト時点では投手に転向し1年も経ってませんでしたが、その伸びしろに期待し育成での指名となりました。プロ入り後は二軍で着実に成長し、昨年は二軍で先発ローテとして5勝を挙げました。オフのウインターリーグにも育成選手として唯一参加しており、首脳陣からもかなり期待されていました。今季は春季キャンプからアピールを重ね開幕後は二軍で防御率1点台とエース級の活躍を見せています。チーム内外から支配下昇格を望む声も多く聞かれましたがこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 松木平選手は総合力の高い本格派右腕です。オフのウインターリーグでストレートの最速151㎞を記録しており、常時140㎞後半のストレートを投げ込みます。変化球はスライダー、カーブ、チェンジを投げ、特にチェンジは空振り率の高い決め球です。また、コントロールも良く、制球を乱して崩れることが少ないのも魅力です。一軍では先発として起用されると思いますが、自分の力を発揮出来れば結果は付いてくるはずです。

 

 

 

 

その他の育成選手

支配下枠70(投34、捕6、内16、外14) 育成選手16人

 松木平選手が支配下登録されたことにより支配下枠が制限いっぱいの70人となりました。今季はロドリゲス選手、尾田選手、板山選手、岩嵜選手、松木平選手の5人が支配下昇格しましたね。もう育成選手を支配下に上げることはできないため、育成選手のまとめは行いません。

 

 

 

まとめ

 今回は松木平選手が支配下昇格を果たしました。開幕から二軍で無双級の投球を続けており、支配下昇格が待たれていたので遂に一軍で見れるとなると楽しみが大きいですね。