各球団の弱点と補強ポイントを見直して指名予想してみよう!!~東北楽天ゴールデンイーグルス編~

何はともあれ野球推しです。

今回はドラフト直前企画ということで各球団の弱点を振り返り補強ポイントを洗い出しそうという企画です。

 今回はチームの弱点、補強ポイントに優先順位をつけ最後は指名予想までしていきたいと思います。それでは見てみましょう!!!

 

 

今回は交流戦首位も流れに乗れず悔しいBクラス、新体制で黄金期到来なるか!?

東北楽天ゴールデンイーグルスです!!

 

 

 

 

目次

  1. チーム成績
  2. 弱点
  3. 補強ポイント
  4. 指名予想

 

 

 

 

チーム成績

先防3.81(6位)、中防3.63(6位)、率242(4位)、得492(4位)
本72(4位)、犠126(1位)、盗90(2位)、失64(2位)、O645(4位)

 楽天は投手陣が課題ですね。先発、中継ぎ共にリーグで圧倒的に悪くマイナスとなってしまっています。 

 ただ、野手陣も強いというわけでなくバントや盗塁などで走者を進めつつ上手く得点していった印象ですね。投手も野手も課題ですし補強ポイントはかなり多いです。

 

 

弱点

先発

早川 隆久(26歳)試25、回170.1、防2.54、勝11、振160
岸 孝之(39歳)試22、回143.1、防2.83、勝6、振73
藤井 聖(28歳)試22、回126、防2.93、勝11、振76
内 星龍(22歳)試20、回110.2、防3.58、勝6、振45
古謝 樹(23歳)試15、回83.1、防4.32、勝5、振58
瀧中 瞭太(29歳)試12、回71.1、防4.16、勝4、振26
ポンセ(30歳)試15(12)、回67、防6.72、勝3、振56
荘司 康誠(24歳)試7、回29.2、防6.98、勝1、振26

 先発は早川選手がエースとして覚醒し今季台頭した藤井選手と共に二桁勝利を達成、大ベテランの岸選手も防御率2点台で規定投球回を達成するなど異次元の活躍を見せ、先発転向の内選手、ルーキーの古謝選手と主力投手は出てき始めましたね。ただ、内選手、古謝選手は後半戦不調で来季に向けては不安要素ですし、岸選手は来季40歳、台頭が期待される荘司選手もケガで手術を受けるなど頭数が足りなくなる可能性が考えられます。先発防御率はリーグ最下位ですし、新戦力1枚は追加しておきたいところです。

 

 

中継ぎ

則本 昂大(33歳)試54、回52、防3.46、勝3、H7、S32、振44
酒居 知史(31歳)試49、回46.1、防2.33、勝2、H28、振29
鈴木 翔天(28歳)試49、回48.2、防1.66、勝2、H26、S1、振48
藤平 尚真(26歳)試47、回46.1、防1.75、勝0、H20、S1、振58
渡辺 翔太(23歳)試49、回47.1、防3.04、勝7、H19、振41
宋 家豪(32歳)試41、回41、防3.18、勝1、H18、振22
弓削 隼人(30歳)試34、回33.1、防5.94、勝2、H3、振28

 守護神に抜擢された則本選手は防御率はそこまで良くないですが、4敗しかしていなく守護神としての役割は十分果たしていますし、酒居選手、鈴木選手、藤平選手と勝ちパでいけるこの3人は素晴らしい活躍を見せました。宋選手、渡辺選手も接戦時で登板していますし、この6人はガッチリ固まっています。ただ、それ以外だと20試合以上に登板した選手が弓削選手のみと12球団で最少と脇を固める選手が台頭出来ていません。弓削選手も防御率5点台と苦しかったですね。この6人に負担が集中してしまっていますし、一軍で戦力となる選手の頭数を増やしたいです。

 

 

捕手

一軍成績

太田 光(28歳)試94、率196、安45、本2、打23、得23、盗2、O535
石原 彪(25歳)試66、率171、安25、本4、打13、得9、盗0、O527

安田 悠馬(24歳)試14、率262、安32、本2、打9、得12、盗0、O658

 正捕手の太田選手は今季打撃の調子が上がらず成績を大きく下げました。2番手として出場機会が増えた石原選手もパンチ力を見せましたが打率1割台と確実性に欠けましたね。二軍で好成績を残している安田選手も守備が課題なのか一軍での起用を増やせませんでした。現状でマイナスのポジションですし、安田選手をどう起用するか、そもそも支配下の捕手が5人とかなり少ないですし確実に追加しておきたいです。

 

 

 

二遊間

セカンド

小深田 大翔(29歳)試131、率229、安103、本3、打23、得50、盗29、O582

ショート

村林 一輝(27歳)試138、率241、安125、本6、打50、得51、盗5、O583

 セカンドは今季からコンバートした小深田選手がレギュラーとして定着しショートは昨年から引き続き村林選手がメインで起用されています。2人とも守備が良く小深田選手は盗塁、村林選手はパンチ力や勝負強さなどで存在感を見せていますが、打撃成績はOPS600を切るなどマイナスとなっています。この2人からレギュラーを奪取出来る選手もいないですし、2番手以降の選手を起用した場合大きなマイナスとなってしまうのが弱点ですね。二軍で育成している選手も少ないですし追加しておきたいです。

 

 

外野手

一軍成績

辰己 涼介(27歳)試143、率294、安158、本7、打58、得68、盗20、O772
小郷 裕哉(28歳)試143、率257、安145、本7、打49、得64、盗32、O694

阿部 寿樹(34歳)試32、率227、安52、本9、打32、得19、盗0、O711

中島 大輔(23歳)試35、率228、安28、本1、打10、得18、盗1、O591

渡邊 佳明(27歳)試26、率250、安34、本0、打11、得9、盗0、O567

伊藤 裕季也(28歳)試21、率261、安30、本2、打10、得10、盗0、O680

島内 宏明(34歳)試9、率214、安28、本0、打12、得8、盗0、O559

 外野手はセンターの辰己選手が攻守に大きなプラスを出していて球界を代表する選手に成長し、ライトも昨年から引き続き小郷選手がレギュラーに定着しプラスをだしています。この2人は全試合に出場していますが、レフトは色々な選手が起用されたものの固定することは出来ませんでした。島内選手は昨年からの不調を脱することが出来ず、岡島選手もケガがあり今季は不調でした。中島選手、渡邊選手も要所で存在感を見せたもののレギュラーとまではいってないですね。阿部選手、伊藤選手など内野が本職の選手も多く起用されていますし攻守でマイナスとなってしまっています。二軍を見渡しても一軍の戦力となりそうな選手が不足しているので追加は必要です。

 

 

補強ポイント

※()内優先度

即戦力投手(
若手有望株野手(超高)、捕手()、二遊間(中)、外野手(中)

 先発、中継ぎ共に頭数が少ないので即戦力投手は欲しいですが、それ以上に欲しいのが若手有望株の野手です。主力のほとんどが20代後半以上で20代前半で一軍に定着している野手は1人もいません。2番手以降もかなり薄いので野手の補強は必須だと思います。

 

 

 

指名予想

投手2人以上(即戦力2人以上)
捕手1人、スラッガー1人、二遊間1人、外野手1人
 
1位:野手
2位:即戦力投手
3位:捕手
4位:二遊間
5位:投手
6位:外野手
7位:投手
8位:野手

 補強ポイントを踏まえてこの選手をこの順位で取れたら理想だなというところを挙げてみました。

 

 野手中心の指名で間に投手を入れています。楽天はあまり育成で指名しないので支配下の選手を多くしています。

 

 

 

個人的理想の指名

1位予想:西川史礁(青山学院大
2位:箱山遥人(健大高崎
3位:浅利太門(明治大)
4位:庄子雄大(神奈川大)
5位:岩崎峻典(東洋大
6位:井上剣也(鹿児島実)
7位:中島悠貴(茨城トヨペット
8位:三井雄心(浦和学院

 個人的な理想の指名を考えてみました。理想ですのでこの選手はこの順位で獲れないだろうと思いながら、この順位で獲れたらラッキーだなという目線で選んでいます。

 

 1位は青山学院大学の西川選手にしました。侍ジャパンの選考試合に出場し存在感を見せた選手ですね。大学日本代表でも中軸を担いますし長打力のある打撃は世代でもトップクラスです。身体能力も高くセンターも守れる選手ですね。楽天では1年目からレギュラーを目指して欲しい選手です。

 2位は3位では残っていないと思い繰り上げて健大高崎の箱山選手を推します。高校生の中でもトップクラスの守備力を持つ捕手で強肩、ブロッキング、フットワークなど捕手としてのレベルが高いです。打撃も力強さが増していましたね。将来の正捕手候補として獲得したいです。

 3位は明治大学の浅利選手です。3年生まではドラ1候補とまで言われた高いポテンシャルを持つ投手で、4年時に調子が上がらなかったため評価が上がらなかったですが覚醒すれば球界を代表する投手になる可能性を秘めています。出力も高いですしリリーフであれば1年目から戦力になるかもしれません。

 4位は神奈川大学の庄司選手です。足の速さはドラフト候補の中でもNo1だと思います。大学レベルでは盗塁で刺されることがほとんどありません。打撃も長打力のあるタイプではありませんが癖のない打撃フォームで神奈川リーグの最多安打記録を塗替えたので悪くないです。二遊間のレギュラー争いに加わって欲しいです。

 5位は東洋大の岩崎選手です。こちらもドラ1候補と言われながら春先から苦しみ中々評価が上がりませんでした。ただ、流石にこの順位まで残っている可能性の方が低いと思いますね。ボールの強さはありますし、威力のあるカットも投げれるので先発、中継ぎ両にらみの選手です。

 6位は鹿児島実業の井上選手です。ストレートの威力は高校生の中でもトップクラスで常時140㎞中盤を計測します。パワー型の投手でまだまだ出力が上がりそうですね。将来を見据えて獲得しておきたいです。

 7位は茨城トヨペットの中島選手です。ストレートの威力のある左腕で中継ぎとして活躍する画が見える選手です。大卒社会人ということで年齢は高いですが1年目から即戦力として活躍してくれると思います。

 8位は浦和学院の三井選手です。2年生の時に甲子園を経験した左のスラッガーでパンチ力が魅力の選手です。サードの守備も鍛えれば伸びると思います。二軍でじっくりと育成したい選手です。

 

 投手4人、野手4人のバランスのいい指名になりましたが、上位で野手の比率を高くしました。野手のコア候補が出てこないと暗黒時代が来てしまうと思いますし、相乗効果で若手の台頭に期待したいです。

 

 

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