各球団の弱点と補強ポイントを見直して指名予想してみよう!!~広島東洋カープ編~

何はともあれ野球推しです。

今回はドラフト直前企画ということで各球団の弱点を振り返り補強ポイントを洗い出しそうという企画です。

 今回はチームの弱点、補強ポイントに優先順位をつけ最後は指名予想までしていきたいと思います。それでは見てみましょう!!!

 

 

今回は8月首位も後半大失速、来季こそ逆襲へ!!

広島東洋カープです!!

 

 

 

 

目次

  1. チーム成績
  2. 弱点
  3. 補強ポイント
  4. 指名予想

 

 

 

 

チーム成績

先防2.77(3位)、中防2.33(3位)、率239(6位)、得422(5位)
本54(6位)、犠116(3位)、盗67(2位)、失66(2位)、O601(6位)

 広島は投手陣の活躍で一時首位に立つほどの強さを見せましたね。投手陣が調子を落としたことで失速しましたが、先発、中継ぎ共に1位に近い3位の成績です。

 課題は野手で打率、本塁打OPSで最下位となってしまっています。投手陣が調子を落とした時に野手陣が奮起することが出来なかったのが痛いです。兎にも角にも野手の補強が必要です。

 

 

 

弱点

長打力不足

一軍本塁打

坂倉(26歳)12本
菊池(34歳)9本
末包(28歳)9本

秋山(36歳)4本
石原(26歳)3本

宇草(27歳)3本

 新外国人のシャイナー選手、レイノルズ選手の2人が結果を残せず途中退団、主軸として期待された末包選手はケガが長引きシーズンの半分しか出場することが出来ませんでした。4番に小園選手が座る場面も多く、好打者ですが4番というタイプではないですね。二桁本塁打は坂倉選手の1人のみと寂しく追加が欲しいです。

 

 

外野手

秋山 翔吾(36歳)試135、率289、安158、本4、打30、得60、盗6、O679
野間 峻祥(31歳)試109、率271、安106、本1、打28、得40、盗8、O690

末包 昇大(28歳)試76、率238、安68、本9、打37、得22、盗1、O664

上本 崇司(34歳)試41、率209、安27、本0、打7、得16、盗0、O480

田村 俊介(21歳)試27、率1988、安20、本0、打5、得4、盗1、O496

 外野手で100試合以上に出場した選手は秋山選手と野間選手の2人ですが、どちらもリードオフマンタイプで30歳以上ということであまり大きなプラスは出せてないですね。秋山選手は攻守で存在感をしめしていますが、OPS700以上を出している選手は1人もいないですし、打撃で強みのある選手を追加したいですね。ただ、末包選手、田村選手、中村選手など期待値の高い選手も控えているので彼らの成長に期待して高卒での指名でもいいかもしれません。

 

 

外野手

堂林 翔太(33歳)試57、率230、安56、本1、打17、得15、盗0、O572
坂倉 将吾(26歳)試51、率279、安119、本12、打44、得43、盗3、O740

田中 広輔(35歳)試33、率156、安15、本1、打7、得5、盗1、O471
 

 広島は基本的にファーストに外国人選手を持ってくるチームですが、今季のように外国人選手が全滅すると悲惨なことになるポジションですね。打撃がメインのポジションですが、最多出場の堂林選手が今季は打撃の調子が上がらず、田中選手もファーストではかなり物足りない数字です。坂倉選手も本職は捕手ですし、日本人選手で核となる選手を作っておきたいところですね。近年、林選手、内田選手、仲田選手などコーナーのスラッガー候補を獲得しているとはいえまだ時間がかかりそうですし、競争相手を追加してもいいと思います。

 

 

二遊間

二軍セカンド

佐藤 啓介(23歳)試86、率288、安96、本4、打33、得40、盗11、O729
前川 誠太(21歳)試29、率277、安41、本3、打13、得22、盗3、O757

二軍ショート

韮澤 雄也(23歳)試98、率260、安78、本2、打31、得22、盗2、O644
曽根 海成(30歳)試30、率155、安11、本1、打3、得9、盗3、O436

 一軍ではセカンド菊池選手、ショート矢野選手の鉄壁コンビが定着していてサードを守る小園選手も二遊間どちらもこなせる選手です。サブ的に羽月選手も控えていて入る隙がありません。ただ、二軍ではセカンドは今季ルーキーながら育成から昇格した佐藤選手、ショートは韮沢選手がメインで起用されており、この2人以外には育成の前川選手くらいしか二遊間を守れる選手がいません。菊池選手が来季で35歳を迎えることを考えると母数が少ないですし追加しておきたいです。

 

 

 

補強ポイント

※()内優先度

即戦力投手(中)、左投手(
スラッガー超高)、一三塁(中)、二遊間(中)、外野手(中)

 昨年は5人中4人が投手という投手ドラフトになったので今季は野手が中心になりそうですね。

 とにかく長打力のある選手がほしいので打撃のいい選手を優先的に指名していきたいです。その中で球団が高く評価している投手がいれば指名してもいいと思います。

 

 

 

指名予想

投手1~2人
スラッガー2人、二遊間1人、外野手1人
 
1位:スラッガー
2位:スラッガー
3位:投手
4位:外野手
5位:投手
6位:二遊間

 補強ポイントを踏まえてこの選手をこの順位で取れたら理想だなというところを挙げてみました。

 

 広島はとにかく野手が課題ですし、このくらい強引な指名でもいいと思います。ポジション問わず打てる選手を1位、2位で指名し3位からは評価の高い投手と若手が少ない二遊間と外野手を指名する形でいいと思います。

 

 

 

個人的理想の指名

1位予想:宗山塁(明治大)
2位:宇野真仁朗(早稲田実
3位:山口廉王(仙台育英
4位:柳舘憲吾(国学院大)
5位:高尾響(広陵
6位:大西蓮(JR東日本東北)
7位:工藤泰成(四国IL徳島)

 個人的な理想の指名を考えてみました。理想ですのでこの選手はこの順位で獲れないだろうと思いながら、この順位で獲れたらラッキーだなという目線で選んでいます。

 

 

 1位は既に宗山選手を公言していますね。二遊間はそれほど優先度が高くないと思っていたので少し驚きましたが、矢野選手が来季も今年同様以上の活躍が出来るかは不透明ですし、地元広陵高校出身でスペシャルな人材である宗山選手を指名にいくのは悪くないと思います。外れたら残っていれば大商大の渡部選手や富士大の麦谷選手などとにかく打てる選手を指名したいです。

 2位は早実の宇野選手がいいと思います。ショートの選手ですがプロではセカンドやサードでの起用も予想される選手です。高校の時点で木製バットで何本も本塁打を放っておりパンチ力は魅力的ですね。足も速く走塁意識も高いですし広島の色に合いそうだと勝手に思っています。未来に向けて投資するのも悪くない選択肢です。

 3位は仙台育英高校の山口選手です。身長193㎝の大型右腕でポテンシャルが高くこの辺りで指名されてもおかしくない選手だと思います。ストレートの威力だけでなく変化球もある程度扱えているところもプラスですね。広島は高身長右腕が好きなので指名したいです。

 4位は即戦力の内野手國學院大の柳舘選手です。高い打撃技術を持ち左打者ですが逆方向にも強い打球が飛ばせる選手です。大学日本代表では5番を打っていましたし3年春には首位打者を獲得するなど実績も豊富な選手です。サード守備も悪くないですね。1年目からある程度戦力になってくれそうな選手です。

 5位はやはり外せない広陵の高尾投手です。地元のスター選手で甲子園でも結果を残していますし実績や完成度は世代でもトップクラスですね。身長172㎝と小柄で伸びしろの面が心配されますが、高校の時点でこれほど投げれる選手ですし一軍で戦力化できる可能性は高いと思います。

 6位は社会人から大西選手です。ファースト専門の選手ですが右のスラッガーで社会人トップクラスの長打力を誇り、今の広島の補強ポイントにピッタリの選手だと思います。高卒社会人で来年23歳と大卒と同じ年齢というところも安心です。過去にも末包選手を6位で指名していますし、同じような感じで期待しています。

 7位は即戦力投手として独立リーグから工藤選手です。最速157㎞を計測する剛速球が武器で短いイニングであれば常時150㎞を超えてくるストレートが魅力です。先発の時でもある程度ストレートの球威を出せるのも魅力ですね。リリーフであれば即戦力になれる選手です。

 

 とにかく打力のある選手を中心に投手も指名した形です。出来れば外野手も指名したかったので4位に吉納選手とか残ってないよな~って思いつつ柳舘選手であれば足、肩もあるので外野もできるんじゃないかなって思っています。

 

 

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