2024年度戦力分析野手編~東北楽天ゴールデンイーグルス~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回は各球団の開幕前戦力分析を行っていきたいと思います。今回は野手編ということで各球団の野手を0.5~10点と点数をつけて評価したいと思います。ちなみに記事を出す順番はルーレットで決めました。それでは見ていきましょう!!

 

 

今回は主力の状態次第!?東北楽天ゴールデンイーグルスです!!!

 

 

目次

  1. 総合得点
  2. ポジション別解説
  3. まとめ

 

 

 

 

総合評価

評価のイメージは以下の通りです。

   イメージ           

10点:最強                

9点:                 

8点:球界でもトップクラス       

7点:タイトルを狙える    

6点:            

5点:他球団でも1年間レギュラーを張れる  

4点:

3点:自チームのレギュラー格

2点:レギュラーが抜けた時に穴を埋められる

1点:途中出場からでも存在感を出せる 

0.5点:期待枠orサブ

 

 野手は投手と違い守備など数字に現れない貢献度も多いので具体的な数値は設けず、個人的なイメージで評価を付けたいと思います。

 ちなみに今回の評価はかなり辛めに付けています。一軍で計算できる選手を0.5点~つけていますので、点数がついているだけ凄いです。他球団でもレギュラーを張れる選手が5点ですからね。10点の選手はほぼ出ないと思ってください。

 計算が立ちやすいということで複数年連続で結果を残している実績のある選手を高めに評価しており(巨人の岡本選手など)、逆に昨年ブレイクしたような単年活躍の選手は少し評価を落としています(日本ハムの万波選手など)。

 ちなみに◎がついている人はレギュラー確定の選手です。また、パリーグはDHがあるのでその分点数が伸びやすいです。

 

 

2024年度想定戦力

10点:浅村

9点:

8点:

7点:

6点:辰己

5点:小深田、島内

4点:太田、岡島

3点:フランコ、鈴木、村林、小郷

2点:山崎、阿部

1点:安田、伊藤、茂木、黒川、田中

0.5点:堀内、武藤、山田、平良、中島

計57.5点

 楽天は毎年全試合に出場し球界トップクラスの成績を残す浅村選手や他球団でもクリーンアップを打てる実力を持つ島内選手、ゴールデングラブ賞常連の辰巳選手など粒ぞろいですがチーム全体で調子の波が大きくイマイチ乗り切れない印象です。2番手以降の選手が不足していて主力格の選手に不調やアクシデントがあったときに代わり入っていける選手がいないことが要因の1つだと思います。また、巧打タイプが多くポイントゲッターが浅村選手と島内選手に頼らざるを得ないことも要因です。昨年も浅村選手、島内選手が揃って調子の悪かった前半戦はチーム全体でかなり苦しみました。主力の調子の維持も重要ですが、2番手以降の選手のレベルアップも必要だと思います。

 

 

捕手

序列 名前 点数 備考
1番手 太田 4点 正捕手
2番手 安田 1点 若手有望株
3番手 堀内 0.5点 第2捕手候補、守備型
4番手 田中   第2捕手候補、守備型
5番手 石原   第2捕手候補、打撃型
6番手 水上   高卒5年目、育成選手
7番手 江川   高卒5年目、育成選手

 捕手はベテランの炭谷選手が抜けましたが、穴を埋められる存在はいます。昨年正捕手として活躍した太田選手は勝負強い打撃で高い盗塁阻止率で攻守共にレベルアップしています。十分に正捕手を任せられる実力でもう一回り成長すると球界でもトップクラスの選手になれると思います。若手有望株の安田選手も長打力のある打撃が魅力で打撃型の捕手としてポテンシャルは高いです。今年のオープン戦から太田選手と共に一軍で起用されているのは堀内選手と石原選手です。堀内選手は一時期正捕手候補として台頭した選手で監督が代わり一軍定着への足掛かりを掴みたいです。石原選手もパンチ力のある打撃が売りで打撃型の捕手として代打でも活躍できることを見せられれば一軍定着につながると思います。太田選手がメインで炭谷選手が抜けた2番手以降の枠を争うことになると思います。

 

 

ファースト

序列 名前 点数 備考
1番手 フランコ 3点 来日2年目
2番手 鈴木 4点 主力格、安定感抜群
3番手 阿部 2点 2番手
4番手 伊藤 1点 左キラー
5番手 浅村 10点 サブポジ
6番手      
7番手      

 ファーストはレギュラーが固定されていません。1番手は来日2年目のフランコ選手ですが、昨年の成績ではレギュラー安泰ではないです。日本球界に対応し更なる上積みが求められると思います。フランコ選手が厳しい場合は主力格の鈴木選手が入ると思います。毎年安定した成績を残せる選手ですが昨年は珍しく躓きました。このままでは終わらないはずなので今年の奮起に期待したいです。他にも昨年中日から加入した阿部選手や左キラーとして戦力となった伊藤選手など候補は多いです。ある程度流動的になりそうですが、レギュラーが固まるのが理想です。

 

 

セカンド

序列 名前 点数 備考
1番手 小深田 5点 レギュラー格、今年からメイン
2番手 村林 3点 昨年ブレイク、二遊間
3番手 黒川 1点 若手有望株、高卒5年目
4番手 伊藤 1点 左キラー
5番手 山崎 2点 二遊間の2番手
6番手 平良 0.5点 若手有望株
7番手      

 セカンドは浅村選手がサードにコンバートとなったのでここは白紙ですね。1番手はオープン戦からセカンドでの出場を続けている小深田選手です。昨年の中野選手の前例がありますし、セカンドであれば送球の問題は解消されると思います。他にも二遊間のサブである山崎選手や昨年台頭した伊藤選手、若手有望株の黒川選手に実績組の茂木選手と候補は多いです。阿部選手は昨年の起用を見る限りセカンドでの起用はなさそうなかな。浅村選手の穴を誰が埋めるか注目です。

 

 

サード

序列 名前 点数 備考
1番手 浅村 10点 今年からコンバート◎
2番手 フランコ 3点 来日2年目
3番手 阿部 2点 2番手
4番手 伊藤 1点 左キラー
5番手 山崎 2点 ユーティリティー
6番手 黒川 1点 若手有望株
7番手 茂木 1点 サブポジ

 サードは今年からレギュラー格の浅村選手がコンバートされるようです。年齢も上がってきましたし負担の少ないサードで貢献して欲しいです。浅村選手はケガ離脱の少ない選手なので心配はあまりしていませんが、もし離脱した時でもフランコ選手、阿部選手、伊藤選手など候補は多いです。

 

 

ショート

序列 名前 点数 備考
1番手 村林 3点 レギュラー筆頭候補
2番手 山崎 2点 2番手
3番手 小深田 5点 セカンドがメイン
4番手 山田 0.5点 日本ハムから加入
5番手 茂木 1点 実績組
6番手 伊藤 1点 左キラー
7番手 入江   若手有望株

 ショートは昨年頭角を現した村林選手が最有力です。元々守備のいい選手だったので課題の打撃がレベルアップした今では十分レギュラーを張れる実力を身に着けていると思います。オープン戦でもショートで固定されていますし、今江新監督からも期待されていると思います。2番手には安定した守備力と走塁に定評がある山崎選手がいます。一軍である程度戦力なれることは証明済みなのでワンランクレベルアップしてレギュラー争いに加わって欲しいです。さらに、今年から加入した山田選手も既に支配下昇格を果たしており候補に挙がります。

 

 

レフト

序列 名前 点数 備考
1番手 島内 5点 レギュラー格◎
2番手 阿部 2点 2番手
3番手 岡島 4点 サブポジ、ライトがメイン
4番手 小郷 3点 サブポジ、ライトがメイン
5番手 小深田 5点 サブポジ、内野がメイン
6番手 田中 1点 守備固め
7番手      

 レフトはレギュラー格の島内選手がいるのでここは固定です。昨年は前半戦大不振に陥り二軍調整も経験しましたが、復帰後は本来の打撃を取り戻していたので今年も期待できると思います。2番手にはサブポジですが実績のある阿部選手が控えています。他にも主力格の岡島選手、小深田選手や昨年ブレイクした小郷選手が守れます。

 

 

センター

序列 名前 点数 備考
1番手 辰巳 6点 レギュラー格◎
2番手 田中 1点 2番手
3番手 中島 0.5点 ドラフト6位ルーキー
4番手

小郷

3点 サブポジ
5番手 小深田 5点 サブポジ
6番手      
7番手      

 センターはレギュラー格の辰巳選手がいるのでここも固定ですね。ゴールデングラブ賞常連の守備力に安定した打力を持ちます。替えの効かない選手ですしケガ無くシーズンを完走して欲しいです。他にも外野の2番手として守備固め、代走での出場が多い田中和選手やドラフト6位ルーキーの中島選手などが候補です。

 

 

ライト

序列 名前 点数 備考
1番手 岡島 4点 主力格
2番手 小郷 3点

若手有望株、昨年ブレイク

3番手 田中 1点 2番手
4番手 武藤 0.5点 若手有望株
5番手 中島 0.5点 ドラフト6位ルーキー
6番手 島内 5点 サブポジ
7番手      

 ライトは主力格の岡島選手がいるのでほぼ確定だと思います。昨年も勝負強い打撃を武器に5番を多く任されるなどチームに欠かせない戦力でした。また、昨年ブレイクし一時期3番を任されていた小郷選手はレギュラー定着に向けて今年が勝負の年です。浅村選手、島内選手に次ぐポイントゲッターになれる素質を持っているので何とか一本立ちして欲しいです。他にも2番手の田中和選手や若手有望株の武藤選手など候補はいます。

 

 

DH

序列 名前 点数 備考
1番手 フランコ 3点 来日2年目
2番手 島内 5点 レギュラー格
3番手 浅村 10点 レギュラー格
4番手 岡島 4点 主力格
5番手 小郷 3点 若手有望株
6番手 伊藤 1点 左キラー
7番手 阿部 2点 実績組

 DHは流動的になりそうですね。打力期待のフランコ選手や島内選手が優先的に起用されると思います。レギュラー格の浅村選手に休養にも使われそうですね。他にもレギュラー当落線上の小郷選手、伊藤選手、阿部選手らが入ることも考えられます。

 

 

途中出場組

役割 名前 点数 備考
代打兼守備固め

阿部

2点 一、三、左
代打兼守備固め 伊藤 1点 左キラー、一、二、三
代走兼守備固め 山崎 2点 二、三、遊
代走兼守備固め 田中 1点 外野
代打兼守備固め 茂木 1点 内野全
守備固め 山田 0.5点 内野全
第三捕 堀内 0.5点  
代走兼守備固め 辰見   二、三
       

 代打の人材は不足していますね。阿部選手や伊藤選手など存在感を出せそうな選手はいますが計算はしづらいです。特に左打者が少ないので茂木選手の状態が上がってくればと思います。

 代走は田中和選手や山崎選手が起用されることが多かったです。ただ、切り札的な存在はいないので昨年支配下昇格を果たした辰見選手やドラフト6位ルーキーの中島選手にアピールして欲しいです。

 守備固めは阿部選手、山崎選手、新加入の山田選手など複数ポジションを守れる選手が多いのでここは問題なさそうです。外野は田中和選手が多く入ると思います。

 

 

理想のオーダー

レギュラー   ベンチ要員
1番 村林   代打兼守備固め 阿部
2番 小深田   代打 伊藤
3番 浅村   守備固め 山田
4番 島内   何でも屋 山崎
5番 岡島   二番手 堀内
6番 フランコ   二番手 茂木
7番 鈴木   二番手 中島
8番 辰巳   二番手 小郷
9番 太田   第三捕手 石原
        代走 辰見

 スタメンは悩みましたがオープン戦での出場が少なかった小郷選手を外しました。そうするとレフトに島内選手が入りDHにフランコ選手という布陣になると思います。

 打順は難しいですが足の使える村林選手、小深田選手を1,2番に置きました。村林選手はオープン戦で不調ですが何とか状態を上げて欲しいです。この打順であれば辰巳選手を8番に置けるので下位でも期待できる打線になると思います。

 途中出場組が少し薄かったですが山田選手、中島選手の加入により手数は増えたと思います。

 

 

まとめ

 日本ハムは新外国人のレイエス選手、スティーブンソン選手の2人の調子次第でスタメンが大きく変わってきそうです。現在レギュラーとして確約されているのは松本選手、万波選手の2人だけなので誰がレギュラーに定着するか楽しみです。

 

 

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祝、支配化昇格!!~福岡ソフトバンクホークス仲田 慶介選手、緒方 理貢選手、川村 友斗選手~ その他昇格候補選手まとめ

何はともあれ野球推しです。

 

先日、福岡ソフトバンクホークスの育成選手である内野手の仲田選手と外野手の川村選手、緒方選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は各選手とソフトバンクの育成選手事情について簡単にまとめてみました。

 仲田選手、川村選手、緒方選手おめでとうございます!!

 

  1. 基本情報
  2. その他の育成選手
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

仲田 慶介(24歳)174cm、77㎏、内野手、右投両打、プロ3年目

オープン戦:試12、率125、安1、打0、得2、盗0、O472
2023年二軍:試70、率274、安62、本1、打18、得29、盗8、O648

 

経歴

 仲田選手は福岡大学から育成14位で加入した内野手です。ドラフト当初は肩の強さを買われ外野手として指名されましたが、その後チーム事情により内野手に転向していました。昨年は主にセカンドとして二軍で70試合に出場し存在感を示していました。チーム内でも努力家として評判であり、人一倍練習し今の地位を勝ち取った選手です。

 

 

選手としての特徴

 仲田選手は強肩が武器の内野手です。セカンド、ショートをメインに守り外野も守れるユーティリティープレイヤーです。昨年、二軍で8盗塁をするなど代走としても起用できます。ベンチ要員が不足しているソフトバンクにとってベンチに置いておきたい存在です。ひたむきな姿勢がチームにいい影響をもたらすと思います。

 

 

 

緒方 理貢(25歳)174cm、72㎏、外野手、右投左打、プロ4年目

オープン戦:試11、率500、安6、本0、打2、得6、盗2、O1.117
2023年二軍:試50、率140、安8、本0、打1、得11、盗4、O489

 

経歴

 緒方選手は駒沢大学から育成4位で加入した外野手です。プロ2年目の2022年には二軍で盗塁王を獲得するなど頭角を現していました。昨年は不振により二軍での出場機会が減少しましたが、オフの宮崎フェニックスリーグでは打率442とアピールしました。今年は春季キャンプから打撃でアピールを重ね、オープン戦でも少ないチャンスながら打率500を記録しこの度支配下昇格を掴みました。

 

 

選手としての特徴

 緒方選手は俊足巧打の外野手です。外野がメインですが昨年は二軍でファースト、セカンドでも出場しておりユーティリティー性が高いです。足の速さも武器で代走としても貢献できます。一軍に置いておくだけで起用しやすい選手です。

 

 

 

川村 友斗(24歳)181cm、88㎏、外野手、左投左打、プロ3年目

オープン戦:試14、率235、安4、本1、打4、得5、盗3、O690
2023年二軍:試68、率260、安46、本6、打20、得34、盗6、O824

 

経歴

 川村選手は仙台大学から育成2位で加入した外野手です。プロ2年目の2023年はオープン戦で打率357と猛アピールを見せましたが支配下枠の関係で支配下昇格を果たすことができませんでした。それでも二軍で好成績を残しファーム日本選手権ではMVPに輝いていました。今年も春季キャンプからアピールをし二軍監督時代から指導を受けていた小久保監督に高評価を受けたこともありオープン戦でも多く起用されました。オープン戦でも本塁打を放つなどアピールしこの度支配下昇格を掴みました。

 

 

選手としての特徴

 川村選手はパンチ力のある強打の外野手です。チーム内に左打ちが多くいたことも影響し中々支配下昇格が果たせませんでしたが、一軍の選手に負けない打撃力があります。また、盗塁のスタートの良さを小久保監督から評価されており代走での起用も考えられます。

 

 

 

その他の育成選手

支配下枠65(投32、捕8、内15、外10) 育成選手55人

 3選手が支配下に昇格したことで支配下枠は後5人となりました。まだ枠に余裕はありますが、ここからシーズン途中の外国人補強なども考えられるのでまた直ぐに支配下昇格がある可能性は低いと思いますが、いい選手が複数人いるので昇格も十分に考えられます。

 

濃厚:中村亮、古川
候補:鍬原、渡邉、石塚、西尾、勝連、佐藤直
期待:大竹、三浦、佐藤宏、前田、藤野、伊藤、大泉

 

濃厚

 今回野手3人が支配下昇格されたということで次は投手から昇格する可能性が高いと思います。中でも昨年から二軍で好成績を残している中村選手、古川選手の2人が最も可能性が高いです。

 中村選手は昨年二軍でチーム最多の53試合に登板し防御率2.17と好成績を残していました。右のサイドスローということもあり中継ぎとして存在感を出せると思います。モイネロ選手、大津選手が先発にいったのも追い風です。

 古川選手は一軍で戦力となった経験のある中継ぎ投手です。昨年は二軍で34試合に登板し防御率1.43と好成績を残しましたが、一軍では防御率4.50と結果を残せずオフに育成契約に移行していました。ただ、一軍でもある程度戦力として見込める選手なので中継ぎにアクシデントがあった時にはいの一番で名前が上がると思います。

 

候補

 候補の選手にもいい選手が多いです。

 投手は今年から加入した鍬原選手が一軍で49試合に登板した実績を持ちます。新天地で覚醒すれば一軍の戦力となりそうです。他にも左のサイドスローである渡邉選手は嘉弥真選手が今候補に上がりそうです。

 野手はオープン戦での起用もあった打撃型捕手の石塚選手や昨年二遊間で多く起用された西尾選手、勝連選手、今年から育成契約に移行した佐藤直選手などがいます。特に佐藤直選手は現在支配下の外野手が少ないこともありチャンスはあると思います。

 

期待

 期待には昨年三軍以下で好成績を残した選手を入れています。特に大竹選手は昨年トミージョン手術から復帰したばかりですし今年は本格化が期待されると思います。

 

 

 

まとめ

 今回は仲田選手、緒方選手、川村選手の3選手が支配下昇格を果たしました。3人とも途中出場でも輝く選手たちで代走、守備固め要員が少ないチームにとって貴重な戦力になると思います。バックアップ要員が不足していることは以前書いた開幕前戦力分析をでも触れているので気になる方はチャックしてみてください。

 

2024年度戦力分析野手編~福岡ソフトバンクホークス~ - 何はともあれ野球推し (zabero.net)

2024年度戦力分析野手編~阪神タイガース~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回は各球団の開幕前戦力分析を行っていきたいと思います。今回は野手編ということで各球団の野手を0.5~10点と点数をつけて評価したいと思います。ちなみに記事を出す順番はルーレットで決めました。それでは見ていきましょう!!

 

 

今回は固定面子で王座連覇へ!!阪神タイガースです!!!

 

 

目次

  1. 総合得点
  2. ポジション別解説
  3. まとめ

 

 

 

 

総合評価

評価のイメージは以下の通りです。

   イメージ           

10点:最強                

9点:                 

8点:球界でもトップクラス       

7点:タイトルを狙える    

6点:            

5点:他球団でも1年間レギュラーを張れる  

4点:

3点:自チームのレギュラー格

2点:レギュラーが抜けた時に穴を埋められる

1点:途中出場からでも存在感を出せる 

0.5点:期待枠orサブ

 

 野手は投手と違い守備など数字に現れない貢献度も多いので具体的な数値は設けず、個人的なイメージで評価を付けたいと思います。

 ちなみに今回の評価はかなり辛めに付けています。一軍で計算できる選手を0.5点~つけていますので、点数がついているだけ凄いです。他球団でもレギュラーを張れる選手が5点ですからね。10点の選手はほぼ出ないと思ってください。

 計算が立ちやすいということで複数年連続で結果を残している実績のある選手を高めに評価しており(巨人の岡本選手など)、逆に昨年ブレイクしたような単年活躍の選手は少し評価を落としています(日本ハムの万波選手など)。

 ちなみに◎がついている人はレギュラー確定の選手です。また、パリーグはDHがあるため点数が伸びやすいです。

 

 

2024年度想定戦力

10点:

9点:近本

8点:大山、中野

7点:

6点:佐藤

5点:

4点:梅野、坂本、木浪、ノイジー

3点:森下

2点:

1点:糸原、小幡、ミエセス、島田、小野寺

0.5点:榮枝、渡邊、高寺、原口、前川、井上、野口

計58.5点

 阪神は主力をほぼ固定して1年間戦いリーグ優勝を果たしました。2番手との差が大きいというわけではなく、糸原選手、原口選手、島田選手、小野寺選手などが脇を固めており途中出場組として棲み分けられている印象です。現状維持ではなく若手の台頭などで層が厚くなると連覇が近づくと思います。 

 

 

捕手

序列 名前 点数 備考
1番手 梅野 7点 正捕手①
2番手 坂本 1点 正捕手②
3番手 長坂   第3捕手
4番手 榮枝 0.5点 若手有望株
5番手 中川   次期正捕手候補、高卒3年目
6番手 藤田   高卒5年目、二軍で育成中
7番手 片山   中堅組

 捕手は梅野選手と坂本選手の2人が併用されていますね。先発投手によってスタメンが代わり才木選手などのパワーピッチャーにはブロッキングの上手い梅野選手、大竹選手などのコントロールのいい投手にはリードに定評のある坂本選手が起用されています。昨年は正捕手論争が繰り広げられていましたが、どちらもいい捕手なことに変わりはなく甲乙つけがたいので調子の良しあしで起用の比重を変えてもいいのかなと思います。3番手以降からかなり起用が減りますが、中堅組の長坂選手、若手有望株の榮枝選手、中川選手などが候補です。

 

 

ファースト

序列 名前 点数 備考
1番手 大山 8点 絶対的4番◎
2番手 原口 0.5点 2番手
3番手 糸原 1点 ユーティリティー
4番手 高濱   中堅組
5番手      
6番手      
7番手      

 ファーストはレギュラー格の大山選手がいるのでここは固定です。昨年は不動の4番として座りチームをリーグ優勝に導きました。岡田監督からの信頼も厚いです。2番手はやや力が劣りますが、勝負強い打撃を見せる原口選手、実績組の渡邊選手、昨年台頭した小野寺選手などが候補です。

 

 

セカンド

序列 名前 点数 備考
1番手 中野 8点 レギュラー格◎
2番手 高寺 0.5点 若手有望株、高卒4年目
3番手 小幡 1点 若手有望株、高卒6年目
4番手 遠藤   若手有望株、高卒5年目
5番手 熊谷   ユーティリティー
6番手 植田   ユーティリティー
7番手 渡邊 0.5点 中堅組

 セカンドもレギュラー格の中野選手がいるのでここは固定ですね。昨年からセカンドにコンバートされたとは思えない動きを見せ10年連続ゴールデングラブ賞を獲得していた菊池選手の牙城を崩しました。打撃でも2番に定着しチームの得点源となっていました。昨年は中野選手が全試合フルイニング出場をしたため2番手が分かりませんが、若手有望株の小幡選手、高寺選手、中堅組の渡邊選手、ユーティリティーの熊谷選手、植田選手あたりが候補になると思います。

 

 

サード

序列 名前 点数 備考
1番手 佐藤 8点 コンバート、精神的支柱◎
2番手 糸原 1点 ユーティリティー、実績組
3番手 渡邊 0.5点 中堅組
4番手 小野寺 1点  
5番手 熊谷   ユーティリティー
6番手 小幡 0.5点 若手有望株、サブポジ
7番手      

 サードは佐藤選手がレギュラーです。昨年はチームトップの24本塁打を放ちポイントゲッターとして貢献しました。ただ、調子の波が大きく守備もそこまで上手いわけではないので2番手以降も大事になってきます。昨年は守備固めでの出場が多かった糸原選手に中堅組の渡邊選手、サブポジとして小野寺選手、小幡選手も守れます。佐藤選手が1本立ちし球界トップクラスの選手になることが理想です。

 

 

ショート

序列 名前 点数 備考
1番手 木浪 4点 レギュラー◎
2番手 小幡 1点

次期レギュラー候補

3番手 高寺 0.5点 若手有望株
4番手 戸井   若手有望株、高卒3年目
5番手 山田   高卒ルーキー
6番手 百崎   高卒ルーキー
7番手      

 ショートは木浪選手が昨年レギュラーを掴みました。安定した守備に恐怖の8番とまで言われた勝負強い打撃はチームに欠かせません。今年も昨年同様の活躍を維持できるかがカギだと思います。レギュラーを争う候補として高卒6年目の小幡選手がレベルアップしており一軍で戦力になれる実力を付けています。ここが切磋琢磨してさらにレベルアップしてくるとどちらかが抜けた時も替えが効くと思います。他にも若手有望株の高寺選手、戸井選手などが控えています。

 

 

レフト

序列 名前 点数 備考
1番手 ノイジー 4点 レギュラー候補
2番手 小野寺 1点 2番手
3番手 ミエセス 0.5点 長打力自慢
4番手 前川 0.5点 若手有望株、高卒3年目
5番手 井上 0.5点 若手有望株、高卒5年目
6番手 島田 1点 中堅組、守備固め
7番手 野口 0.5点 若手有望株

 レフトは昨年から加入したノイジー選手がレギュラー格です。昨年のポストシーズンの活躍を見ると今年も期待したくなりますよね。シーズンでの成績はイマイチだったので今年はシーズンでも大活躍を期待したいです。同じく外国人のミエセス選手はパワー自慢で覚醒すれば大きな戦力になります。2番手以降にも若手有望株で春季キャンプからアピールを続けている前川選手に昨年一軍の戦力となった小野寺選手、守備、走塁に定評のある島田選手など候補は豊富にいます。ノイジー選手の調子次第で流動的になりそうです。

 

 

センター

序列 名前 点数 備考
1番手 近本 1点

ドラフト3位ルーキー

2番手 島田 1点 2番手
3番手 小野寺 0.5点 2番手候補
4番手

井坪

  若手有望株、高卒2年目
5番手      
6番手      
7番手      

 センターはレギュラーの近本選手がいるのでここは固定です。球界でもトップクラスのリードオフマンですし、いるといないとじゃ大きく戦力に差が出ます。昨年近本選手がケガ離脱した時には島田選手が代わりに入りました。守備だけで言えば肩が強い分近本選手よりもプラスを出せるかもしれません。他にも小野寺選手が昨年は守ることもありました。

 

 

ライト

序列 名前 点数 備考
1番手 森下 3点 レギュラー候補
2番手 前川 0.5点 レギュラー候補
3番手 小野寺 0.5点 レギュラー候補
4番手 井上 0.5点 若手有望株
5番手 ミエセス 0.5点 来日2年目
6番手 野口 0.5点 若手有望株
7番手      

 ライトは昨年レギュラーを掴んだ森下選手がいます。勝負どころでの打撃が魅力でまだ若いですし今後軸になって欲しい選手です。今年が2年目ということで今年の活躍次第でレギュラーに完全に定着できるかが決まると思います。他にも候補はいて若手有望株の前川選手は左投げということでライトがメインになると思います。外野2番候補の小野寺選手や育成から支配下昇格を果たした野口選手らも候補です。森下選手の調子次第で流動的になりそうです。

 

 

途中出場組

役割 名前 点数 備考
代打兼守備固め 糸原 1点 代打の切り札、三
代打兼守備固め 渡邊 0.5点 右の代打、二、三
代打 原口 0.5点 右の代打
第三捕手 長坂    
代走兼守備固め 島田 1点 外野
代走兼守備固め 植田   二、外
代走兼守備固め 熊谷   二、三、外
何でも屋 小幡 1点 二、遊
代打兼守備固め 小野寺 1点

 代打は糸原選手、原口選手、渡邊選手の起用が多かったです。3人とも難しい起用のされかただったと思いますが、経験のある選手たちですし途中出場でも存在感を示していました。打力のある小野寺選手、前川選手、ミエセス選手の起用も考えられそうです。

 代走は島田選手、小幡選手の起用が多かったです。また、熊谷選手、植田選手はベンチに入れば優先的に起用されると思います。

 守備固めは糸原選手がサード、島田選手が外野の守備固めで起用されていました。他のポジションは守備固めを起用する必要がないポジションです。ユーティリティーの熊谷選手、植田選手も起用されると思います。

 

 

 

理想のオーダー

レギュラー   ベンチ要員
1番 近本   代打兼守備固め 糸原
2番 中野   代打兼守備固め 渡邊
3番 森下   代打 原口
4番 大山   二番手 梅野
5番 佐藤   二番手 小幡
6番 ノイジー   二番手 小野寺
7番 坂本   二番手 ミエセス
8番 木浪   第三捕手 榮枝
9番     代走兼守備固め 島田
        代走兼守備固め 熊谷

 スタメンはほぼ固定ですね。捕手が坂本選手、梅野選手が併用されるくらいの違いだと思います。

 打順も佐藤選手、森下選手、ノイジー選手の調子次第で3,5,6が変わりますが他はほぼ固定です。

 ベンチには実績のある糸原選手、渡邊選手、島田選手や伸びしろが見込める小野寺選手、小幡選手なども控えていて頼もしいです。

 

 

 

まとめ

 阪神はレギュラー、途中出場組どちらもある程度固定されているので役割分担がハッキリしていることが強さに繋がっていると思います。ただ、主力が離脱した時に入っていける選手が不足しているので、アクシデントがあった時にどう対応するかが重要になってくると思います。

 

他球団の戦力分析はこちらから

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開幕前戦力分析2024 カテゴリーの記事一覧 - 何はともあれ野球推し (zabero.net)

2024年度戦力分析野手編~福岡ソフトバンクホークス~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回は各球団の開幕前戦力分析を行っていきたいと思います。今回は野手編ということで各球団の野手を0.5~10点と点数をつけて評価したいと思います。ちなみに記事を出す順番はルーレットで決めました。それでは見ていきましょう!!

 

 

今回は王座奪還なるか!?福岡ソフトバンクホークスです!!!

 

 

目次

  1. 総合得点
  2. ポジション別解説
  3. まとめ

 

 

 

 

総合評価

評価のイメージは以下の通りです。

   イメージ           

10点:最強                

9点:                 

8点:球界でもトップクラス       

7点:タイトルを狙える    

6点:            

5点:他球団でも1年間レギュラーを張れる  

4点:

3点:自チームのレギュラー格

2点:レギュラーが抜けた時に穴を埋められる

1点:途中出場からでも存在感を出せる 

0.5点:期待枠orサブ

 

 野手は投手と違い守備など数字に現れない貢献度も多いので具体的な数値は設けず、個人的なイメージで評価を付けたいと思います。

 ちなみに今回の評価はかなり辛めに付けています。一軍で計算できる選手を0.5点~つけていますので、点数がついているだけ凄いです。他球団でもレギュラーを張れる選手が5点ですからね。10点の選手はほぼ出ないと思ってください。

 計算が立ちやすいということで複数年連続で結果を残している実績のある選手を高めに評価しており(巨人の岡本選手など)、逆に昨年ブレイクしたような単年活躍の選手は少し評価を落としています(日本ハムの万波選手など)。

 ちなみに◎がついている人はレギュラー確定の選手です。また、パリーグはDHがあるのでその分点数が伸びやすいです。

 

 

2024年度想定戦力

10点:近藤、柳田

9点:山川

8点:

7点:甲斐

6点:今宮

5点:牧原、中村

4点:栗原、ウォーカー

3点:柳町、三森、周東

2点:嶺井

1点:川瀬

0.5点:谷川原、海野、リチャード、野村勇、野村大、井上、正木、生海

計76点

 ソフトバンクは山川選手、ウォーカー選手の加入で打線に厚みが出そうですね。柳田選手、近藤選手らと超強力打線が組めると思います。毎年課題であるケガ離脱の多さがなければ12球団でもトップクラスの陣容です。若手の台頭がやや足りないですが、入る隙間がないのが現状です、、、。

 

 

捕手

序列 名前 点数 備考
1番手 甲斐 7点 正捕手
2番手 嶺井 2点 第2捕手
3番手 谷川原 0.5点 若手有望株、打撃型
4番手 海野 0.5点 若手有望株、守備型
5番手 渡邉陸   若手有望株、打撃型
6番手 牧原   高卒4年目、二軍で育成中
7番手 吉田   大卒2年目、サブポジあり

 ソフトバンクは山川選手、ウォーカー選手の加入で打線に厚みが出そうですね。柳田選手、近藤選手らと超強力打線が組めると思います。毎年課題であるケガ離脱の多さがなければ12球団でもトップクラスの陣容です。若手の台頭がやや足りないですが、入る隙間がないのが現状です。

 

 

ファースト

序列 名前 点数 備考
1番手 山川 9点 レギュラー◎
2番手 中村 5点 主力格
3番手 リチャード 0.5点 若手有望株、二軍で無双中
4番手 野村大 0.5点 若手有望株
5番手 川瀬 1点 サブポジ
6番手 井上   若手有望株、高卒4年目
7番手      

 ファーストは新加入の山川選手がレギュラーです。1年間出られれば本塁打王の最有力候補の選手ですし、1人で環境を破壊出来るほどの打撃力を持ちます。2番手に中村選手が控えているのも強いですね。ゴールデングラブ級の守備力に高い打撃技術を持ち合わせ、他球団であればレギュラーで起用されているような選手です。メインはこの2人だと思いますが、若手有望株のリチャード選手やサブポジの三森選手など他にも候補は多くいます。

 

 

セカンド

序列 名前 点数 備考
1番手 牧原 5点 レギュラー格、ユーティリティー
2番手 三森 3点 レギュラー候補
3番手 川瀬 1点 ユーティリティー
4番手 野村勇 0.5点 期待枠
5番手 周東 3点 代走の切り札
6番手 川原田   若手有望株、高卒4年目
7番手      

 セカンドはある程度流動的になりそうです。1番手はユーティリティーの牧原選手です。セカンドを高いレベルで守ることができ、昨年は少し成績を落としたものの打撃力もある選手です。昨年最多出場の三森選手も当然レギュラー候補です。課題の守備もレベルアップしていますし、打撃で更なる上積みがあればレギュラーに固定されると思います。他にもユーティリティーの川瀬選手やポテンシャルの高い野村勇選手、周東選手もいます。候補は多いので誰がレギュラーを掴むか楽しみです。

 

 

サード

序列 名前 点数 備考
1番手 栗原 4点 主力格
2番手 野村勇 0.5点 期待枠
3番手 リチャード 0.5点 若手有望株
4番手 井上 0.5点 若手有望株
5番手 川瀬 1点 ユーティリティー、守備固め要員
6番手 牧原 5点 ユーティリティー、主力格
7番手 広瀬   ドラフト3位ルーキー

 サードは主力格の栗原選手がいますが、膝のケガから復帰後は中々打撃の状態が上がらず必ずしもレギュラー確定というわけではありません。ただ、クリーンアップも打てる選手ですし栗原選手が復調するのが理想的だと思います。他にも昨年守備固めなどで多く出場した川瀬選手や若手有望株のリチャード選手、井上選手、コンディションが万全であればレギュラー候補に上がってくる野村勇選手、ドラフト3位ルーキー廣瀬選手などがいます。ユーティリティーの牧原選手も守れますし栗原選手の状態次第で流動的になりそうです

 

 

ショート

序列 名前 点数 備考
1番手 今宮 6点 レギュラー格◎
2番手 川瀬 1点 2番手
3番手 牧原 5点 ユーティリティー
4番手 野村勇 0.5点 期待枠
5番手 川原田   若手有望株
6番手      
7番手      

 ショートはレギュラー格の今宮選手がいるのでここは安泰ですね。ゴールデングラブ級の守備力にここ2年は打撃も復調傾向です。唯一コンディション面が気がかりで休養を挟みながらの起用になりますが、昨年は2番手として川瀬選手が存在感を示しており問題なく運用できていました。この2人のどちらかが欠けると一気に苦しくなりますが、牧原選手や野村勇選手など代わりになる選手も控えているので他ポジションにしわ寄せがいくと思いますが上手く運用して欲しいです。

 

 

レフト

序列 名前 点数 備考
1番手 近藤 10点 レギュラー格◎
2番手 柳町 3点 2番手
3番手 中村 5点 主力格、サブポジ
4番手 正木 0.5点 若手有望株
5番手 生海 0.5点 若手有望株
6番手 ウォーカー 4点 巨人から加入、守備難
7番手 川村   若手有望株、育成選手

 レフトは球界屈指の打撃職人である近藤選手がいるのでここは固定です。昨年は本塁打王打点王の2冠を獲得しレベルの高さを見せつけました。今年も昨年同様大暴れして欲しいです。ケガが少し多い選手なので昨年はDHで休養を取ることもありましたが、その時には2番手として柳町選手が起用されることが多かったです。長打力は課題ですが安定した打撃力があるため計算しやすい選手です。昨年から外野の守備練習を再開した中村選手も問題なく入っていける選手です。新加入のウォーカー選手はやはり守備が厳しそうなのでDH専となりそうです。他にも若手有望株の正木選手、生海選手など候補はいますが、割って入るのはかなりハードルが高いです。近藤選手がメインで柳町選手、中村選手がサブという位置付けだと思います。

 

 

センター

序列 名前 点数 備考
1番手 周東 3点 代走の切り札、レギュラー候補
2番手 牧原 5点 ユーティリティー、主力格
3番手 川村   若手有望株、育成選手
4番手

柳町

3点 2番手
5番手 生海 0.5点 若手有望株
6番手      
7番手      

 センターはサバイバルになりそうですね。昨年最も起用の多かった牧原選手はセカンドの可能性もあるので他ポジションとの兼ね合いで流動的になりそうです。牧原選手セカンドの場合は昨年盗塁王を獲得した周東選手が入ると思います。圧倒的な走力を持つ選手ですしリードオフマンに定着することが出来ればこの上ない戦力です。さらに春季キャンプから育成の河村選手がアピールしていてレギュラー争いに加わってくるほどの結果を残しています。外野の2番手である柳町選手もいますし、場合によっては近藤選手も守ることがありそうです。周東選手が自分の手でチャンスをつかめるかですね。

 

 

ライト

序列 名前 点数 備考
1番手 柳田 10点 レギュラー◎
2番手 近藤 10点 レギュラー格、サブポジ
3番手 柳町 3点 2番手
4番手 中村 5点 主力格、サブポジ
5番手 正木 0.5点 若手有望株
6番手 川村   若手有望株、育成選手
7番手 生海 0.5点 若手有望株

 ライトはレギュラー格の柳田選手がいるのでここは固定ですね。常に球界を引っ張ってきた選手ですし、余程のことがない限りレギュラーは安泰です。柳田選手がDHなどで休む時は柳町選手や中村選手が入る形になると思います。他、ここまでアピールを続けている河村選手も支配下昇格があれば候補に上がります。

 

 

DH

序列 名前 点数 備考
1番手 ウォーカー 4点 巨人から加入
2番手 柳田 10点 ライトのレギュラー
3番手 近藤 10点 レフトのレギュラー
4番手 山川 9点 ファーストのレギュラー
5番手 リチャード 0.5点 若手有望株
6番手      
7番手      

 DHは打力のあるウォーカー選手が入ることが予想されます。外野守備は厳しいですがDHであれば心配いらないですし何より1年間出られれば本塁打王を争えるだけの打力を持っているのは魅力です。また、レギュラー格の山川選手、近藤選手、柳田選手が休養のため入ることも考えられますね。若手有望株ではリチャード選手が入れるポテンシャルを持っていますが、現状は厳しいので覚醒が待たれます。

 

 

途中出場組

役割 名前 点数 備考
代打兼守備固め

柳町

2点 外野の2番手
代打兼守備固め 中村 5点 主力格
代走兼守備固め 周東 3点 代走の切り札
代走兼守備固め 川村   育成選手、外野
何でも屋 川瀬 1点 内野全
代打 野村大 0.5点 若手有望株
第三捕手兼代打 谷川原 0.5点 外野サブポジ
代走兼守備固め 野村勇 0.5点 二、三、遊、
       

 代打は中村選手がベンチにいれば切り札として勝負どころに持ってこれると思います。この位置に中村選手がいるのは他球団からするとかなり脅威だと思います。他にも安定した打力を持つ柳町選手や勝負強い打撃が特徴の川瀬選手、右の代打として存在感を出しつつある野村大選手などがいます。

 

 代走は周東選手がいればジョーカーとなります。12球団No1の走力を持つ選手ですし得点を入れられる確率が大幅に上がります。さらに、育成の川村選手も盗塁のスタートの良さを小久保監督に評価されておりオープン戦でも複数回盗塁を成功させているので代走でも貢献できる選手だと思います。

 

 守備固めは内野全ポジションを守れる川瀬選手にファーストの名手中村選手、外野は周東選手、柳町選手、川村選手が入れます。守備のスペシャリストはやや少ない印象です。

 

 

理想のオーダー

レギュラー   ベンチ要員
1番 周東   代打兼守備固め 中村
2番 近藤   代打 野村大
3番 柳田   代走兼守備固め 野村勇
4番 山川   何でも屋 川瀬
5番 ウォーカー   二番手 嶺井
6番 栗原   二番手 三森
7番 牧原   二番手 柳町
8番 今宮   二番手 川村
9番 甲斐   第三捕手兼守備固め 谷川原
           

 理想のオーダーということでハマれば最も攻撃力が高くなる1番センター周東選手を軸に考えました。そうなると牧原選手がセカンドに入り自ずとオーダーが決まってきます。

 打順は2番に近藤選手を入れる超攻撃型のオーダーになりました。下位まで切れ目のない打線が組めると思います。

 ベンチにも中村選手、嶺井選手、柳町選手、三森選手など他球団であればレギュラーでもおかしくない選手たちがゴロゴロ控えていて層が厚いです。スペシャリスト枠がやや少ないですが川瀬選手がある程度担え、スタメンに入っている牧原選手、周東選手も流動的に移動できるので問題はないと思います。

 

 

 

まとめ

 ソフトバンクは中村選手がレギュラーからあぶれるほどの巨大戦力が特徴ですね。今年も新たに山川選手、ウォーカー選手が加入して打線がさらにレベルアップすると思います。後はケガさえなければ12球団でもトップクラスの野手陣です。若手の台頭が少ないのが気がかりなので1人でも多く一軍に顔を出して欲しいです。

 

 

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祝、支配化昇格!!~北海道日本ハムファイターズ福島 蓮選手~ その他昇格候補選手まとめ

何はともあれ野球推しです。

 

先日、北海道日本ハムファイターズの育成選手である投手の福島選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は福島選手と日本ハムの育成選手事情について簡単にまとめてみました。

 福島選手おめでとうございます!!

 

  1. 基本情報
  2. その他の育成選手
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

福島 蓮(20歳)190cm、76㎏、投手、右投、プロ3年目

2023年二軍:試17、回51.2、防2.79、勝4、振51

 

経歴

 福島選手は八戸西高校から育成1位で加入した長身右腕です。高校3年の時に春の選抜甲子園に21世紀枠として出場し、1回戦で敗れたもののスカウトの目に留まり育成指名にこぎつけました。プロ加入後はストレートの球速が向上し、昨年は二軍で主に先発として起用され防御率2点台、イニングと同等の奪三振を記録するなど高卒2年目としては素晴らしい成績を残していました。今年も春季キャンプからアピールを重ね開幕前のこのタイミングで支配下昇格となりました。新庄監督からはまずは中継ぎでの起用が示唆されています。

 

 

選手としての特徴

 福島選手は150㎞前後の威力のあるストレートとフォークのコンビネーションで奪三振を奪う本格派右腕です。190cmの長身から投げ下ろす投球フォームなので縦の角度を使えるのが特徴です。

 

 

 

その他の育成選手

支配下枠66(投34、捕7、内14、外11) 育成選手16人

 福島選手が支配下に昇格したことで支配下枠は後4人となりました。まだ枠に余裕はありますが、ここからシーズン途中の外国人補強なども考えられるのでまた直ぐに支配下昇格がある可能性は低いと思います。

 

濃厚:鍵谷、柿木、齊藤
候補:松岡、松本、山本、中川、柳川、梅林
期待:宮内、孫、山口、阿部

 

濃厚

 今年から巨人から復帰した鍵谷選手は通算419試合に登板した経験を持つベテランです。鍵谷選手の一軍復帰は単純な戦力だけでなく色々な効果を与えられると思います。

 他にも昨年、二軍で中継ぎを中心に好成績を残した柿木選手、齊藤選手も控えています。特に柿木選手は昨年無双級の投球を見せていた時期もあり、調子を維持できれば支配下復帰を狙えると思います。

 

候補

 候補の選手にもいい選手が多いです。今年から育成契約に移行したものの再度の支配下復帰を狙う松岡選手、梅林選手に昨年も二軍で起用されていた松本選手、柳川選手、山本選手、中山選手の4人の投手がいます。特に松本選手は複数年に渡って二軍で結果を残しているので昨年は成績を落としてしまいましたが、ここから二軍で好投を見せれば支配下昇格が見えてくると思います。

 

期待

 期待にはトミージョン手術で育成契約に移行した宮内選手がいます。ケガが癒えれば間違いなく支配下復帰すると思いますが、今年はリハビリに専念だと思います。

 他にも昨年二軍でチーム内トップの13盗塁をマークした阿部選手に身体能力の高い外野手である山口選手、今年から加入した台湾の若手有望株である孫選手がいます。

 

 

 

まとめ

 今回は福島選手が支配下昇格を果たしました。昨年から二軍で好投を見せていた選手ですし、まだ若いですが支配下昇格は納得です。新庄監督ですし一軍での起用はあると思うので、結果を残して一軍定着を狙って欲しいです。

 

祝、支配化昇格!!~オリックスバファローズ富山 凌雅選手、椋木 蓮選手~ その他昇格候補選手まとめ

何はともあれ野球推しです。

 

先日、オリックスバファローズの育成選手である投手の富山選手と椋木選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は富山選手、椋木選手とオリックスの育成選手事情について簡単にまとめてみました。

 富山選手、椋木選手おめでとうございます!!

 

  1. 基本情報
  2. その他の育成選手
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

富山 凌雅(26歳)178cm、84㎏、投手、左投、プロ6年目

通算:試78、回74、防3.89、勝2、H28、振58
2023年二軍:試1、回1、防0.00、勝0、振2

 

経歴

 富山選手はトヨタ自動車からドラフト4位で加入した中継ぎ左腕です。プロ3年目で迎えた2021年シーズンは51試合に登板し防御率2点台、22ホールドを挙げるなど一軍の戦力として大きく貢献しました。ただ、翌年からケガに悩まされトミージョン手術を受けたことにより2023年から育成契約に移行していました。2023年の終盤に二軍戦に復帰し復帰が期待されていました。春季キャンプでも好調を維持しておりこのタイミングで支配下昇格となりました。一軍で戦力になっていた選手ですし、戻ってきたのは大きいです。

 

 

選手としての特徴

 威力のあるストレートとキレのある変化球を投げ込みゾーン内で勝負する本格派左腕です。ストレートの平均球速は140㎞前半ですがキレで勝負でき打者は差し込まれることが多いです。キャンプを見ている限り球速はアップしていそうですし、リハビリを果てパワーアップした姿が見られるかもしれません。

 

 

 

椋木 蓮(24歳)179cm、86㎏、投手、右投、プロ3年目

通算:試4、回17.2、防1.02、勝2、振21
2023年二軍:なし

 

経歴

 椋木選手は東北福祉大学からドラフト1位で加入し将来を有望視された選手です。ルーキーだった2022年のシーズンに一軍で4試合に登板し2勝を挙げました。プロ2試合目の登板では9回2死までノーヒットに抑えるなどルーキーらしからぬ強烈な存在感を放っていました。ただ、4試合目の先発登板で右肘の違和感を訴え緊急降板しておりその年にトミージョン手術を受けたため2023年は育成契約に移行していました。今年の春季キャンプから完全復帰し順調に調整を重ねていたため、開幕前のこのタイミングでの支配下昇格となりました。

 

 

選手としての特徴

 椋木選手は150㎞前後の威力のあるストレートと鋭く曲がるスライダーを軸に抑える本格派右腕です。この2つの球種によるコンビネーションは強力で先発、中継ぎ両方で貢献できます。他にもカーブ、チェンジ、カット、フォークなどを操ります。

 

 

 

その他の育成選手

支配下枠65(投31、捕6、内16、外12) 育成選手18人

 富山選手、椋木選手が支配下に昇格したことで支配下枠は後5人となりました。まだ枠に余裕はありますが、ここからシーズン途中の外国人補強なども考えられるのでまた直ぐに支配下昇格がある可能性は低いと思いますが、いい選手が複数人いるので昇格も十分に考えられます。

 

濃厚:佐藤、才木
候補:井口、入山、川瀬、中田、河野、平野、香月、木下
期待:小野、山中、上野、村上

 

濃厚

 オリックスは育成にもいい選手が多いので争いは激しいですが、中でも佐藤選手、才木選手の両投手は期待値が高いです。

 佐藤選手は先発として期待される大型左腕で高卒5年目ながらここまで育成契約を更新していることから期待値の高さが伺えます。年々レベルアップしており今年は春季キャンプからアピールを重ね一軍でも起用されています。今年は山本選手、山崎福選手が抜け先発の頭数が減っているのも追い風です。

 才木選手は常時150㎞を超えるストレートで押していくパワーピッチャーで、2023年はケガで二軍での起用が少なかったもののシーズン終了後のアジアウインターリーグで守護神として起用され10試合に登板し防御率0.00、15奪三振と無双級の投球を見せていました。今年も春季キャンプからアピールを重ねており早期の支配下昇格を望む声も少なくありません。

 

候補

 候補の選手にもいい選手が多いです。オリックス特有の力強いストレートを投げ込む入山選手、川瀬選手、中田選手の右腕トリオに日本ハムから加入した井口選手は一軍で通算217試合に登板しており実績十分です。育成5位で加入したルーキー河野選手も春季キャンプから一軍に合流しアピールを続けています。昨年、支配下昇格を果たした平野選手も再度の支配下復帰を狙っていますし、巨人から加入した香月選手、広島から加入した木下選手も複数ポジションを守れ有事の際は候補に上がってきます。

 

期待

 期待には昨年元々阪神で活躍し昨年オリックス支配下復帰を果たした小野選手がいます。今年から中継ぎに挑戦するようですし、ハマれば候補に上がるはずです。他にもパワフルな打撃が魅力の山中選手に二遊間を守れる上野選手、育成唯一の捕手である村上選手も有事の際は候補に上がってきます。

 

 

 

まとめ

 今回は富山選手と椋木選手の支配下復帰組が支配下昇格を果たしました。元々トミージョン手術を受けたため育成契約に移行していた選手ですし、万全の状態で投げられることが確認されたための支配下復帰だと思います。2人とも一軍の戦力として計算されていると思いますね。

 

2024年度戦力分析野手編~読売ジャイアンツ~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回は各球団の開幕前戦力分析を行っていきたいと思います。今回は野手編ということで各球団の野手を0.5~10点と点数をつけて評価したいと思います。ちなみに記事を出す順番はルーレットで決めました。それでは見ていきましょう!!

 

 

今回は強力内野陣を形成!!読売ジャイアンツです!!!

 

 

目次

  1. 総合得点
  2. ポジション別解説
  3. まとめ

 

 

 

 

総合評価

評価のイメージは以下の通りです。

   イメージ           

10点:最強                

9点:                 

8点:球界でもトップクラス       

7点:タイトルを狙える    

6点:            

5点:他球団でも1年間レギュラーを張れる  

4点:

3点:自チームのレギュラー格

2点:レギュラーが抜けた時に穴を埋められる

1点:途中出場からでも存在感を出せる 

0.5点:期待枠orサブ

 

 野手は投手と違い守備など数字に現れない貢献度も多いので具体的な数値は設けず、個人的なイメージで評価を付けたいと思います。

 ちなみに今回の評価はかなり辛めに付けています。一軍で計算できる選手を0.5点~つけていますので、点数がついているだけ凄いです。他球団でもレギュラーを張れる選手が5点ですからね。10点の選手はほぼ出ないと思ってください。

 計算が立ちやすいということで複数年連続で結果を残している実績のある選手を高めに評価しており(巨人の岡本選手など)、逆に昨年ブレイクしたような単年活躍の選手は少し評価を落としています(日本ハムの万波選手など)。

 ちなみに◎がついている人はレギュラー確定の選手です。また、パリーグはDHがあるため点数が伸びやすいです。

 

 

2024年度想定戦力

10点:岡本

9点:

8点:坂本

7点:大城

6点:吉川

5点:丸

4点:門脇

3点:秋広、ドーア

2点:梶谷

1点:岸田、小林、佐々木、中山、泉口、長野、オコエ

0.5点:山瀬、増田大、湯浅、岡田、萩尾、松原、重信

計58.5点

 巨人はある程度レギュラーが固まっている印象です。球界トップクラスの選手である岡本選手、坂本選手を始めオリックス森選手に次ぐ打撃型捕手である大城選手、ゴールデングラブ級の守備力を持つ吉川選手、門脇選手と粒ぞろいです。中田選手、ウォーカー選手、ブリンソン選手、中島選手が抜けたため2番手以降の打力にやや不安があるものの秋広選手など若手有望株も台頭してきており楽しみの方が大きいです。 

 

 

捕手

序列 名前 点数 備考
1番手 大城 7点 正捕手◎
2番手 岸田 1点 2番手
3番手 小林 1点 第3捕手
4番手 山瀬 0.5点 次期正捕手候補
5番手 喜田   育成から昇格
6番手   ユーティリティー
7番手      

 捕手は打力のある大城選手が正捕手ですね。セリーグは投手が打席に入る特性上捕手の打力もそれなりに求められますが、大城選手はその中でもトップクラスの打力を持っていますね。リードが下手と言われる傾向にありますが、守備も年々レベルアップしていますし、リードは結果論なので言うほど悪くないと思います。大城選手を外す理由がありませんが、阿部新監督となり負担軽減も考えて他の捕手との併用を視野に入れているようです。2番手の筆頭候補は年々レベルアップが見られる岸田選手です。昨年はある程度一軍でも戦力になることを示せていました。元々阿部二軍監督時代から評価されていた選手なので今年は起用が増えそうです。他にも元々正捕手として戦力になっていた小林選手や若手有望株の山瀬選手などの候補がいます。トレードで加入した郡選手が第三捕手として緊急時に入れるのも大きいです。

 

 

ファースト

序列 名前 点数 備考
1番手 岡本 10点 絶対的4番◎
2番手 秋広 3点 若手有望株
3番手 増田陸   若手有望株、代打期待
4番手 菊田   若手有望株
5番手   ユーティリティー
6番手      
7番手      

 ファーストは今年は岡本選手が入りそうです。今まで何回も本塁打王打点王の2冠を達成していて、毎年ケガなく安定して成績を残せる選手です。文句なしで球界トップクラスの選手だと思います。中田選手が抜けたので2番手は若手有望株の秋広選手になりそうですね。高卒3年目だった昨年は100安打、10本塁打以上を記録しOPS700に乗せてきました。伸びしろもまだまだありますし岡本選手が守らないのであれば優先的に起用されると思います。これ以降がやや力が落ちますが二軍で修行中の増田陸選手、菊田選手も控えており候補はいます。

 

 

セカンド

序列 名前 点数 備考
1番手 吉川 6点 レギュラー格◎
2番手 泉口 1点 ドラフト4位ルーキー
3番手 中山 0.5点 若手有望株、二遊間
4番手 湯浅 1点 若手有望株、ユーティリティー
5番手 増田大   ユーティリティー
6番手 門脇   ショートのレギュラー候補
7番手

 

   

 セカンドは球界トップクラスの守備力を持つ吉川選手がいるのでここはほぼ固定です。体のコンディションに難があるため1年間フルで出場することは難しいですが、打力も一定数ある選手ですし休ませながらでも起用したい選手です。そのため、2番手以降の選手も大事になってきますが候補は多いです。春季キャンプからアピールを重ねているのがドラフト4位ルーキーの泉口選手で安定した守備力と打撃の好調さを買われ開幕スタメンも狙える位置につけています。他にも若手有望株の中山選手やユーティリティーの湯浅選手などが控えていますね。今年はショートがメインとされる門脇選手もセカンドを守ることができます。

 

 

サード

序列 名前 点数 備考
1番手 坂本 8点 コンバート、精神的支柱◎
2番手 岡本 10点 元々サード
3番手 中山 0.5点 若手有望株、サブポジ
4番手 泉口 1点 ドラフト4位ルーキー
5番手 門脇 4点 ショートのレギュラー候補
6番手 増田陸   若手有望株
7番手 湯浅 0.5点 若手期待枠、ユーティリティー

 サードは坂本選手が完全にコンバートされる予定です。ショートよりも間違いなく負担は減るでしょうし、近年ケガ離脱が多かったことを考えるとサードの方が力を最大限発揮できると思います。坂本選手がいるといないとじゃ大きく違うだけにケガ離脱がないように気を付けたいところです。坂本選手が入れないようなら岡本選手がサードに回りファースト秋広選手が最有力だと思います。他にも若手有望株の増田陸選手、中山選手、湯浅選手らもサードを守れますし、ドラフト4位ルーキーの泉口選手も準備していると思います。

 

 

ショート

序列 名前 点数 備考
1番手 門脇 4点 レギュラー◎
2番手 中山 0.5点

二遊間のレギュラー候補

3番手 泉口 2点 ドラフト4位ルーキー
4番手 湯浅   若手有望株、ユーティリティー
5番手 中田   高卒2年目、育成から昇格
6番手 坂本 8点 コンバートされた
7番手      

 ショートは昨年ルーキーながら高い守備力で1番手まで上り詰めた門脇選手がいます。打撃も当初は苦しんだものの徐々に対応し、坂本選手がコンバートできる要因の1つになりました。阿部新監督にも早々にショートのレギュラーと明言されており期待の高さがうかがえますね。門脇選手をショートに固定できるかが今年だけでなく今後のチーム方針も左右しそうです。他にも候補はいて年々レベルアップしている若手有望株の中山選手やルーキーの泉口選手、高い守備力を持つ湯浅選手に高卒2年目ながら支配下昇格を果たした中田選手と候補は多いです。

 

 

レフト

序列 名前 点数 備考
1番手 5点 レギュラー格
2番手 秋広 3点 昨年ブレイク
3番手 梶谷 2点 ベテラン
4番手 長野 3点 ベテラン
5番手 岡田 0.5点 若手有望株
6番手 萩尾 0.5点 実績組
7番手 オコエ 0.5点 若手有望株

 レフトは外野のレギュラー格である丸選手がメインになりそうです。ここ2年は打撃成績を下げており絶対的なレギュラーという立場ではなくなっていますが、長打力は申し分ないですし実績的にも1番手だと思います。ここに若手有望株の秋広選手、岡田選手、萩尾選手や実績のある梶谷選手、長野選手も控えておりレベルの高い争いが繰り広げられそうです。丸選手も安泰ではなくなってきています。

 

 

センター

序列 名前 点数 備考
1番手 佐々木 1点

ドラフト3位ルーキー

2番手 松原 0.5点 春季キャンプで存在感
3番手 5点 レギュラー格
4番手

岡田

0.5点 若手有望株
5番手 萩尾 0.5点 若手有望株
6番手 オコエ 2点 若手有望株
7番手      

 センターはドラフト3位ルーキーの佐々木選手と中堅組の松原選手が猛アピールをしていますね。2人とも好調ですし開幕スタメンをどちらかになりそう。守備負担も考えて丸選手は両翼になる見込みなのでレギュラーを狙うならこのポジションだと思います。ポテンシャルの高いオコエ選手、若手有望株の岡田選手、萩尾選手なども虎視眈々とレギュラーの座を狙っていると思います。このポジションは固定できるようだと今年の巨人は強そうです。

 

 

ライト

序列 名前 点数 備考
1番手

ドーア

3点 新外国人
2番手 5点 レギュラー格
3番手 秋広 3点 若手有望株、主力格
4番手 岡田 0.5点 若手有望株
5番手 オコエ 0.5点 若手有望株
6番手 松原 0.5点 春季キャンプで存在感
7番手 浅野 0.5点 若手有望株

 ライトは新外国人のオドーア選手が入ると思います。元々は内野の選手ですが外野守備は今のところそつなくこなしています。打球判断が早くなればもっと上達すると思います。肝心の打撃ですが今のところまだ対応できていないので徐々に合わせていってほしいです。阿部新監督はこのオドーア選手をどれくらい我慢して起用するかで他の選手のチャンスも変わってくると思います。

 

 

途中出場組

役割 名前 点数 備考
代打 増田陸   代打期待、若手有望株
代打 長野 1点 代打の切り札
代打 菊田   代打期待、若手有望株
第三捕手 小林 1点  
代走兼守備固め 重信 0.5点 外野
代走兼守備固め 松原 0.5点 外野
代走兼守備固め 増田大 0.5点 代走の切り札、二、外
何でも屋 梶谷 2点 外野
代走兼守備固め 湯浅 0.5点 二、三、遊

 

中田選手、ウォーカー選手、中島選手が抜けたことで代打の層は薄くなりましたが、ベテランの長野選手に加え阿部新監督は増田陸選手、菊田選手の2人の若手に期待しているようですね。まずは代打で結果を残して一軍定着を狙ってほしいです。

 代走は近年切り札として起用されてきた増田大選手が一時期の活躍よりは少し落ちている印象ですが、重信選手や松原選手と代わりになれる選手が控えているのが心強いです。育成にも鈴木選手やソフトバンクから加入した船越選手が代走の枠を狙っています。

 守備固めはユーティリティーとして実績のある増田大選手、重信選手に加え若手には郡選手、湯浅選手と次世代を担う選手も出てきているのでここは問題なさそうです。特に捕手ができる郡選手は重宝されると思います。

 

 

 

理想のオーダー

レギュラー   ベンチ要員
1番 佐々木   代打 長野
2番 吉川   代打 増田陸
3番 門脇   二番手 岸田
4番 岡本   二番手 泉口
5番 坂本   二番手 秋広
6番 ドーア   二番手 松原
7番   代走兼守備固め 湯浅
8番 大城   第三捕手 小林
9番     代走兼守備固め 増田大
        代走兼守備固め 重信

 

唯一決まっていないセンターには期待を込めてルーキーの佐々木選手を入れました。実際はレフト、ライトは競争になると思いますが、レフトは丸選手、ライトはオドーア選手がいるのである程度固定されそうです。もしかするとセンター松原選手、レフト佐々木選手という布陣もあると思います。

 打順は3番門脇選手、5番坂本選手が理想という阿部新監督のコメントがあったのでそれに則って組みました。この打順であれば1,2,3番がハマれば8番まで強打者が並ぶ強力打線になります。個人的には1番門脇選手、2番吉川選手、3番丸選手or佐々木選手でもいいかなと思います。

 ベンチには長野選手、梶谷選手、小林選手といった実績のある選手が控えていて心強いですし、岸田選手、泉口選手など新戦力候補も入っているのでバランスがいいと思います。

 

 

 

まとめ

 巨人は外野のレギュラー争いが激化しそうですね。期待できる選手は多くいるので誰がレギュラーの座を掴むか楽しみです。また、ショート門脇選手の固定化やキャッチャー、セカンドの運用に注目です。

 

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