2024年度戦力分析野手編～横浜DeNAベイスターズ～

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何はともあれ野球推しです。

　今回は各球団の開幕前戦力分析を行っていきたいと思います。今回は野手編ということで各球団の野手を0.5～10点と点数をつけて評価したいと思います。ちなみに記事を出す順番はルーレットで決めました。それでは見ていきましょう！！

今回は主力は強力！！横浜DeNA ベイスターズです！！！

総合評価

評価のイメージは以下の通りです。

　　　イメージ　　　　　　　　　　　

10点：最強　　　　　　　　　　　　　　

9点：　　　　　　　　　　　　　　　　　

8点：球界でもトップクラス　　　　　　　

7点：タイトルを狙える　　　　

6点：　　　　　　　　　　　　

5点：他球団でも1年間レギュラーを張れる　　

4点：

3点：自チームのレギュラー格

2点：レギュラーが抜けた時に穴を埋められる

1点：途中出場からでも存在感を出せる　

0.5点：期待枠orサブ

　野手は投手と違い守備など数字に現れない貢献度も多いので具体的な数値は設けず、個人的なイメージで評価を付けたいと思います。

　ちなみに今回の評価はかなり辛めに付けています。一軍で計算できる選手を0.5点～つけていますので、点数がついているだけ凄いです。他球団でもレギュラーを張れる選手が5点ですからね。10点の選手はほぼ出ないと思ってください。

　計算が立ちやすいということで複数年連続で結果を残している実績のある選手を高めに評価しており（巨人の岡本選手など）、逆に昨年ブレイクしたような単年活躍の選手は少し評価を落としています（日本ハムの万波選手など）。

　ちなみに◎がついている人はレギュラー確定の選手です。また、パリーグはDHがあるため点数が伸びやすいです。

２０２４年度想定戦力

10点：

9点：牧

8点：

7点：宮崎

6点：佐野

5点：桑原

4点：関根

3点：オースティン、京田

2点：大和、山本、伊藤、戸柱

1点：渡会、柴田

0.5点：林、西浦、楠本、大田、神里、蝦名、梶原、松尾、石上

計51.5点

　DeNAは牧選手、宮崎選手、佐野選手と素晴らしいポイントゲッターを複数人揃えていますが、リードオフマンタイプの選手が不在ですね。期待が大きいのはドラフト1位ルーキーの渡会選手で、伸びしろもありながらある程度即戦力として見られていると思います。1，2番にハマってくるとチームとしても大きいです。昨年は関根選手がブレイクしましたが、後半には調子を落としていますし渡会選手も入ってくるのでここが正念場だと思います。さらに、2番手以降の選手も課題です。昨年も宮崎選手の体調が優れず、佐野選手も不振に苦しんでいた時に代わりに穴を埋める選手がいませんでした。今年は主力格のソト選手が抜けますし、この位置の選手のレベルアップが重要になってきます。

捕手

序列	名前	点数	備考
1番手	山本	2点	正捕手候補
2番手	戸柱	2点	正捕手候補
3番手	伊藤	2点	正捕手候補
4番手	松尾	0.5点	次期正捕手候補
5番手	上甲		2年目、育成から昇格
6番手	益子		高卒6年目、二軍で育成中
7番手	東妻		高卒5年目、二軍で育成中

　捕手は主力格の伊藤選手、戸柱選手に昨年ブレイクした山本選手の3人が併用されていました。3人とも正捕手としては決定打が足りませんが、若さとエース格である東選手の専属捕手として機能している山本選手が1番手になると思います。実績のある戸柱選手、伊藤選手が控えているので1人ケガしても問題なく埋めていける布陣だと思います。若手有望株には次期正捕手候補の松尾選手も控えていていますし、数年後にはガッチリ固まっていると思います。

ファースト

序列	名前	点数	備考
1番手	佐野	6点	外野と兼任、4番候補
2番手	オースティン	3点	主力格、サブポジ
3番手	宮崎	7点	サードのレギュラー、サブポジ
4番手	牧	9点	セカンドのレギュラー、サブポジ
5番手	知野		ユーティリティー
6番手	大和	2点	主力格、サブポジ
7番手	京田	3点	ショートのレギュラー、サブポジ

　ファーストは主力格のソト選手が抜けたので確定ではないですが、外野のレギュラーだった佐野選手が順当に入ると思います。昨年もファーストとして70試合に出場しているので問題なく務まりますし、守備面も考えてファーストの方がいいかなと思います。ここにコンディション面で不安のあるオースティン選手、宮崎選手のサブポジとしても考えられていると思います。ただ、4番手までに挙げた選手は主力格の選手なので実際の2番手候補は知野選手になると思います。スタメンで起用するにはまだ力不足なので、もしも佐野選手が離脱した時に入っていける選手が上がってくると層が厚くなると思います。

セカンド

序列	名前	点数	備考
1番手	牧	9点	レギュラー◎
2番手	渡会	1点	ドラフト1位ルーキー
3番手	林	0.5点	若手期待枠、ユーティリティー
4番手	柴田	1点	ユーティリティー
5番手	西巻		ユーティリティー
6番手	知野		ユーティリティー
7番手

　セカンドはレギュラーの牧選手がいるのでここは固定ですね。間違いなく球界でもトップクラスのセカンドなので牧選手の存在は大きいです。ケガも少ない選手なので大丈夫だと思いますが、一応2番手がいるに越したことはないので代役も立てて置きたいです。候補は2年目となる林選手ですね。打撃に苦しみましたが守備とスピードは魅力です。中堅組の柴田選手も一定の戦力として計算できますし、牧選手が長期離脱とかにならなければ崩れることはなさそうです。

サード

序列	名前	点数	備考
1番手	宮崎	3点	若手有望株、4番候補
2番手	渡会	0.5点	ドラフト1位ルーキー
3番手	柴田	1点	ユーティリティー
4番手	石上	0.5点	ドラフト4位ルーキー
5番手	井上		ドラフト5位ルーキー
6番手	小深田		若手期待枠、育成契約
7番手	林	0.5点	若手期待枠、ユーティリティー

　サードは球界屈指の打撃技術を持つ宮崎選手がいるのでここも安泰です。ただ、昨年もコンディションの維持に苦しんでおり年齢も上がってきたので代役となる選手は必須です。昨年は守備固めとして柴田選手が多く起用されていました。スタメン起用ではショートのレギュラーである京田選手が多かったですね。今年はこの2人の他にドラフト1位渡会選手、4位石上選手、5位井上選手のルーキートリオもサードを守れそうですし、トレード加入した西浦選手も候補に入ってくると思います。候補は確実に増えているので2番手候補の台頭に期待したいです。

ショート

序列	名前	点数	備考
1番手	京田	3点	レギュラー候補
2番手	石上	0.5点	ドラフト4位ルーキー
3番手	大和	2点	2番手、ベテラン
4番手	森		若手有望株
5番手	西浦	0.5点	実績組、ヤクルトから加入
6番手	柴田	1点	ユーティリティー
7番手	林	0.5点	若手期待枠、ユーティリティー

　ショートはドラフト4位ルーキーの石上選手が春季キャンプからアピールしていますね。オープン戦でも結果が出ていますしこの調子を維持できれば開幕スタメンも見えてくると思います。ここに昨年の1番手だった京田選手も黙っていないと思います。ケガしない体と安定感のある守備でシーズン通して計算のしやすい選手です。後は打撃成績が伴ってくればですね。他にもベテランの大和選手は守備範囲こそ狭まっているものの熟練の技術と勝負強い打撃で存在感を示しています。若手有望株の森選手、林選手も期待されていますし候補多いのでレギュラーを固定したいです。

レフト

序列	名前	点数	備考
1番手	渡会	2点	ドラフト1位ルーキー
2番手	関根	4点	昨年ブレイク
3番手	佐野	6点	レギュラー格
4番手	オースティン	3点	ケガさえなければ1番手
5番手	梶原	0.5点	若手有望株
6番手	大田	0.5点	実績組
7番手	楠本	0.5点	代打で存在感

　レフトは昨年メインで起用されていた佐野選手がファーストに回りそうなのでここは競争ですね。昨年の実績的には関根選手が数歩リードしていると思います。昨年の前半戦のような活躍が年間通して出来れば球界トップクラスのリードオフマンになれると思います。対抗にドラフト1位ルーキーの渡会選手がいますね。球団からもファンからも期待値が高い選手ですし、数年後には主力として1本立ちしていて欲しいです。他にも二軍で好成績を残している梶原選手や代打で存在感を示している楠本選手、パワフルな打撃を評価され育成から支配下に昇格した勝又選手など候補は多いです。レギュラーが固定されるのが望ましいですがある程度流動的な起用になると思います。

センター

序列	名前	点数	備考
1番手	桑原	5点	レギュラー◎
2番手	関根	4点	春季キャンプで存在感
3番手	蝦名	0.5点	若手有望株
4番手	梶原	0.5点	若手有望株
5番手	神里	0.5点	実績組
6番手	渡会	2点	ドラフト1位ルーキー
7番手

　センターはレギュラーの桑原選手がいますね。打撃に少しムラがありますが守備力も高いですしレギュラーから外す理由はないと思います。主力格の関根選手もセンターを守れるので何かあったときも心配なしです。ただ、桑原選手も絶対的なレギュラーというわけではないので争う選手の台頭が望ましいですね。若手有望株の梶原選手や高い身体能力を持つ蝦名選手などが候補に挙がると思います。今のところ桑原選手のレギュラーは安泰です。

ライト

序列	名前	点数	備考
1番手	関根	4点	昨年ブレイク
2番手	オースティン	3点	ケガさえなければ1番手
3番手	梶原	0.5点	若手有望株
4番手	渡会	0.5点	ドラフト1位ルーキー
5番手	蝦名	0.5点	若手有望株
6番手	井上		ドラフト5位ルーキー
7番手	勝又		育成から支配下昇格

　ライトはケガさえなければオースティン選手が入るのが望ましいです。球界トップクラスの打撃力があるだけにいるといないとじゃ攻撃力に大きく差が出ると思います。オースティン選手が出られないようであれば関根選手が順当に入ると思います。

途中出場組

役割	名前	点数	備考
代打	大和	2点	代打の切り札、ベテラン
代打	楠本	0.5点	左の代打
代走兼守備固め	林	0.5点	二、三、遊
守備固め	知野		内野全ポジション
代打兼守備固め	西浦	0.5点	右の代打、三、遊
代走兼守備固め	蝦名	0.5点	外野
代走兼守備固め	神里	0.5点	外野
何でも屋	大田	0.5点	外野
代走兼守備固め	柴田	0.5点	二、三、遊

　代打は楠本選手が存在感を示していましたが、昨年の後半くらいから極度の不振に陥ってしまいました。楠元選手の調子が戻ってくると心強いです。他にも勝負強い打撃を見せる大和選手がベンチにいるなら強力なカードになると思います。この他大田選手、神里選手、西浦選手などの実績組が担ってほしいところですが計算出来るかは不透明ですし全体的に層は薄いです。

　代走は他球団と比べると切り札のような選手が不足していますが、林選手や神里選手などポテンシャルの高い選手はいます。個人的には走塁技術の高い西巻選手や育成の村川選手に期待しています。

　守備固めは内野は柴田選手や林選手などユーティリティープレイヤー複数人います。外野は神里選手が中心になりそうです。

理想のオーダー

レギュラー			ベンチ要員
1番	中	桑原	代打	大和
2番	左	渡会	代打	楠本
3番	右	オースティン	代打兼守備固め	大田
4番	二	牧	二番手	戸柱
5番	一	佐野	二番手	伊藤
6番	三	宮崎	二番手	京田
7番	遊	石上	二番手	関根
8番	捕	山本	守備固め	柴田
9番	投		代走兼守備固め	林
			代走兼守備固め	神里

　スタメンは春季キャンプでアピールを続けている渡会選手、石上選手のルーキーコンビを期待を込めて抜擢しました。実際の開幕戦でもありえるオーダーですし他の選手にもいい刺激になっていると思います。ライトにも今のところケガなく順調に来ているオースティン選手を入れています。関根選手が外れていますが何かあれば直ぐに入っていける選手の存在は大きいですね。

　打順は1，2番にリードオフマンとして期待したい桑原選手、渡会選手を入れその後は打力のある選手がズラッと並んでいますね。１，２番が出塁することができれば他球団にとっても脅威となる打線を組めると思います。

　このスタメンであれば代打に大和選手、関根選手を起用できますし、京田選手も残っているので臨機応変に対応できる布陣だと思います。

まとめ

　DeNAは捕手、ショート、レフトが流動的となりそうですね。2番手の選手が課題でしたが、激しい競争を機にチーム全体の層を押し上げて欲しいです。また、強力なポイントゲッターを複数人抱えているのでリードオフマンの台頭次第で攻撃力が飛躍的に上がると思います。

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