何はともあれ野球推しです。
今回は各球団の開幕前戦力分析を行っていきたいと思います。今回は野手編ということで各球団の野手を0.5~10点と点数をつけて評価したいと思います。ちなみに記事を出す順番はルーレットで決めました。それでは見ていきましょう!!
今回は日本一から悲願のリーグ優勝へ!!
目次
- 2024年振り返り
- 総合得点
- ポジション別解説
- まとめ
2024年度成績
打率256(1位)、本塁打101(2位)、得点522(1位)
犠打85(6位)、盗塁69(1位)、OPS685(1位)
牧 秀悟(26歳)試133、率294、安152、本23、打74、得76、盗11、O857
佐野 恵太(30歳)試139、率273、安143、本8、打62、得51、盗0、O705
宮﨑 敏郎(30歳)試125、率283、安116、本14、打56、得49、盗1、O815
オースティン(33歳)試106、率316、安125、本25、打69、得66、盗0、O983
山本 祐大(26歳)試108、率291、安104、本5、打29、得34、盗1、O723
梶原 昂希(25歳)試91、率292、安99、本4、打30、得49、盗16、O707
桑原 将志(31歳)試106、率270、安77、本5、打24、得35、盗8、O685
京田 陽太(30歳)試98、率245、安53、本1、打28、得17、盗3、O585
度会 隆輝(22歳)試75、率255、安64、本3、打24、得21、盗2、O633
森 敬斗(23歳)試71、率251、安47、本0、打5、得16、盗8、O621
蝦名 達夫(27歳)試76、率256、安57、本3、打17、得28、盗3、O678
関根 大気(29歳)試79、率227、安29、本0、打4、得14、盗2、O540
筒香 嘉智(33歳)試57、率188、安28、本7、打23、得12、盗0、O682
戸柱 恭孝(34歳)試46、率244、安22、本0、打4、得4、盗0、O581
柴田 竜拓(31歳)試82、率261、安6、本0、打2、得4、盗1、O631
林 琢真(24歳)試63、率167、安17、本0、打7、得11、盗6、O467
DeNAは昨年日本一を達成しましたが、その要因の1つが強力な野手陣でした。
主な入退団選手
IN:三森、加藤
OUT:フォード、大和、大田、楠本
日本シリーズにもDHや代打で出場していたフォード選手が退団となりましたが、外国人枠の関係上仕方ないですね。他にも大和選手、大田選手、楠本選手など実績のある選手たちが抜けています。
新戦力としてソフトバンクからトレードで三森選手が加入しました。高い打撃技術を持つ内野手でショートは微妙ですが、それ以外は問題なく守れますね。2番手以降から実力差が空いてしまうチームにとって大きな戦力になると思います。現在はケガ離脱しているのでしっかりと治して戻って来て欲しいです。他にもドラフト3位ルーキーの加藤選手は強打の内野手で春季キャンプからアピールを積んでいます。
総合評価
評価のイメージは以下の通りです。
イメージ
10点:最強
9点:
8点:球界でもトップクラス
7点:タイトルを狙える
6点:
5点:他球団でも1年間レギュラーを張れる
4点:
3点:自チームのレギュラー格
2点:レギュラーが抜けた時に穴を埋められる
1点:途中出場からでも存在感を出せる
0.5点:期待枠orサブ
野手は投手と違い守備など数字に現れない貢献度も多いので具体的な数値は設けず、個人的なイメージで評価を付けたいと思います。
ちなみに今回の評価はかなり辛めに付けています。一軍で計算できる選手を0.5点~つけていますので、点数がついているだけ凄いです。他球団でもレギュラーを張れる選手が5点ですからね。10点の選手はほぼ出ないと思ってください。
計算が立ちやすいということで複数年連続で結果を残している実績のある選手を高めに評価しており(巨人の岡本選手など)、逆に昨年ブレイクしたような単年活躍の選手は少し評価を落としています(日本ハムの水谷選手など)。
ちなみに◎がついている人はレギュラー確定の選手です。また、パリーグはDHがあるため点数が伸びやすいです。
2025年度想定戦力
10点:牧
9点:オースティン
8点:
7点:宮崎
6点:佐野
5点:山本、桑原
4点:梶原
3点:京田
2点:森、蝦名、渡会、関根、戸柱、三森
1点:伊藤、筒香
0.5点:柴田、林、松尾、石上、知野、井上、加藤
計66.5点
捕手
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 山本 | 5点 | 正捕手、昨年ブレイク |
2番手 | 戸柱 | 2点 | 2番手 |
3番手 | 伊藤 | 1点 | ベテラン |
4番手 | 松尾 | 0.5点 | 若手有望株、打撃型 |
5番手 | |||
6番手 | |||
7番手 |
捕手は正捕手へと成長した山本選手がいますね。昨年レベルの打撃成績を求めるのは酷ですが、守備力は十分なだけにここからさらに成績を上げてくるようだと12球団でもトップクラスの捕手へと飛躍しましすね。今季の成績に注目です。2番手に実績組の戸柱選手が控えていてここも頼もしいです。山本選手がケガ離脱したポストシーズンは見事に代役を務め上げ日本一に大きく貢献しました。3番手以降も実績組の伊藤選手に若手有望株の松尾選手、育成から支配下に昇格した九鬼選手など候補は多いです。
ファースト
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | オースティン | 9点 | 現役最強野手、ケガだけが心配 |
2番手 | 佐野 | 6点 | 主力格、サブポジ |
3番手 | 三森 | 2点 | 新戦力、サブポジ |
4番手 | 京田 | 3点 | 守備固め |
5番手 | 牧 | 10点 | 主力格、サブポジ |
6番手 | 筒香 | 1点 | 打力期待 |
7番手 |
ファーストはオースティン選手がいるのでここも固定ですね。昨年は大きなケガなくシーズンを全うしリーグでもトップクラスの打撃成績を残しました。彼が4番にどっしりと座っていたことが昨年の強さの秘訣でしたね。ただ、ケガが多い選手なので2番手以降もしっかりと用意しておきたいです。主力格の佐野選手をファーストに持ってきたり、新戦力の三森選手、昨年少ない打席数ながら7本塁打を放った筒香選手などが候補です。個人的には三森選手を起用する時は牧選手をファーストに持ってくるより、セカンド牧選手、ファースト三森選手の布陣の方がいいかなと思っています。
セカンド
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 |
牧 |
10点 | 現役最強セカンド |
2番手 | 三森 | 2点 | 2番手、ケガ離脱中 |
3番手 | 加藤 | 1点 | ドラフト3位ルーキー |
4番手 | 林 | 0.5点 | 守備固め |
5番手 | 柴田 | 0.5点 | 守備固め |
6番手 | 知野 | 0.5点 | 内野ユーティリティー |
7番手 |
セカンドは主力格の牧選手がいるのでここも固定です。高い打撃力を持つ強打のセカンドで現役のセカンドの中ではNo1と言っても過言ではないと思います。ケガが少ない選手ですが、もしもアクシデントがあった場合には新戦力の三森選手や内野ユーティリティーの知野選手、ドラフト3位ルーキーの加藤選手らが候補です。
サード
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 宮崎 | 6点 | 主力格、コンディション不安 |
2番手 | 加藤 | 1点 | ドラフト3位ルーキー |
3番手 | 三森 | 0.5点 | 新戦力、サブポジ |
4番手 | 井上 | 0.5点 | 若手有望株、左のスラッガー |
5番手 | 柴田 | 0.5点 | 守備固め |
6番手 | 林 | 0.5点 | 若手有望株、サブポジ |
7番手 |
サードは主力格の宮崎選手がいるのでここも固定です。12球団でもトップクラスの打撃技術を持つ強打者で打撃で大きくプラスを出せますね。ただ、コンディションに不安があり休みを挟みながらの起用になるので2番手以降も大事になってきます。昨年は宮崎選手が休養の時に大きく戦力が落ちていましたが、今季は三森選手、加藤選手らの加入や二軍で圧倒的な成績を残した井上選手の戦力化などで昨年よりも期待できる陣容になりそうです。
ショート
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 森 | 2点 | レギュラー期待 |
2番手 | 京田 | 3点 | 高い守備力、安定感〇 |
3番手 | 加藤 | 0.5点 | ドラフト3位ルーキー |
4番手 | 林 | 0.5点 | 若手有望株 |
5番手 | 石上 | 0.5点 | 若手有望株、大卒2年目 |
6番手 | |||
7番手 |
ショートは若手有望株の森選手にレギュラーを掴んでほしいですね。ポテンシャルは誰もが認めるところなので安定感さえ身につけばレギュラーに大きく近づきます。ただ、オープン戦で打率0割台と結果が残っていないのが気掛かりですね。この心配が杞憂に終わってほしいです。昨年スタメン起用が最も多かった京田選手は安定感のある守備力が売りですね。打撃が課題ですが守備がいいので総合でも少しのマイナスくらいに抑えられる選手です。森選手の状態が上がらなければ彼が起用されると思います。他にもドラフト3位ルーキーの加藤選手は打撃でアピールしておりここは注目です。
レフト
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 佐野 | 6点 | 主力格、中軸 |
2番手 | 蝦名 | 2点 | 昨年台頭、高い身体能力 |
3番手 | 渡会 | 2点 | 若手有望株、ミート力〇 |
4番手 | 筒香 | 1点 | 中軸候補 |
5番手 | 関根 | 2点 | 守備、走塁に定評 |
6番手 | 勝又 | 若手有望株 | |
7番手 | 井上 | 若手有望株 |
レフトは主力格の佐野選手がいるのでここも固定ですね。近年は打撃が振るわず大きくプラスを出すことが出来ていませんが、主軸を打つ選手ですし全盛期の打撃が戻ってくればチームとしても大きいです。佐野選手が外れることはないと思いますが、彼がファーストで起用される場面もあるのでそうなるとチャンスが出てきますね。精神的支柱でもある筒香選手や昨年起用の多かった蝦名選手、天才的な打撃センスを持つ渡会選手らが候補です。
センター
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 桑原 | 5点 | 主力格 |
2番手 | 梶原 | 4点 | 若手有望株、サブポジ |
3番手 | 蝦名 | 2点 | 高い身体能力 |
4番手 | 関根 | 0.5点 | 俊足好守 |
5番手 | |||
6番手 | |||
7番手 |
センターは主力格の桑原選手がいますね。昨年の日本シリーズでは大活躍を見せ日本一に大きく貢献した選手です。ゴールデングラブ賞経験があり守備力は高く打撃も勝負強さが際立っています。ただ、好不調の波が大きく必ずしも固定というわけではありませんね。ケガの影響で開幕に間に合わないことも確定しています。ライトでの起用が予想される梶原選手をセンターに回したり、高い身体能力を持つ蝦名選手、守備、走塁に定評のある関根選手らが候補です。
ライト
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 梶原 | 4点 | 若手有望株、昨年ブレイク |
2番手 | 渡会 | 2点 | 若手有望株、打撃期待 |
3番手 | 蝦名 | 2点 | 昨年台頭 |
4番手 | 関根 | 2点 | 俊足好守 |
5番手 | |||
6番手 | |||
7番手 |
ライトは昨年台頭した梶原選手の起用が予想されますね。昨年はチーム1位の16盗塁を記録するなど自慢の快足を見せつけました。OPS700を超えており打撃でも成長を見せましたね。今季も同様の成績を残せればレギュラーとして固定されると思います。また、センターに梶原選手を回し渡会選手をライトに起用することも考えられますね。色々と注目されていますが、打撃センスは一級品で将来的に首位打者も狙えるような選手です。守備は課題ですがそれ補うだけの打撃を見せてほしいです。他にも一軍の戦力として期待される関根選手らが候補です。
途中出場組
役割 | 名前 | 点数 | 備考 |
代打 | 筒香 | 1点 | 代打の切り札 |
何でも屋 | 三森 | 2点 | 左の代打、一、二、三 |
第三捕手 |
伊藤 | 1点 | |
何でも屋 | 蝦名 | 2点 | 外 |
何でも屋 | 関根 | 2点 | 外 |
代走兼守備固め | 柴田 | 0.5点 | 二、三 |
代走兼守備固め | 林 | 0.5点 |
二、三、遊 |
代打兼守備固め | 知野 | 0.5点 | 一、二、三 |
代走兼守備固め | 神里 | 外 |
大和選手の引退で代打メインの選手が不在となりますが、スタメンから漏れた選手が強力なので十分に期待できそうですね。長打力が魅力の筒香選手や高いミート力を持つ三森選手、昨年台頭した蝦名選手などが候補です。
第三捕手として実績組の伊藤選手が控えていますね。山本選手、戸柱選手の壁が厚いですが、打撃が売りの選手で一軍で十分に戦力となれる選手です。彼が3番手にいる時点で捕手の層の厚さがわかります。
守備固め要員として内野には柴田選手、林選手、知野選手、外野には関根選手、上里選手らがいますね。ここの人材は豊富なので激戦区になると思います。代走では昨年も6盗塁を記録した林選手の優先順位が最も高そうです。
理想のオーダー
レギュラー | ベンチ要員 | ||||
1番 | 中 | 梶原 |
二番手 |
戸柱 | |
2番 | 二 | 牧 | 二番手 | 三森 | |
3番 | 左 | 佐野 | 代打 | 筒香 | |
4番 | 一 | オースティン | 二番手 | 桑原 | |
5番 | 三 | 宮崎 | 二番手 | 蝦名 | |
6番 | 右 | 渡会 | 代走兼守備固め | 関根 | |
7番 | 捕 | 山本 | 代走兼守備固め | 林 | |
8番 | 遊 | 森 | 代走兼守備固め | 柴田 | |
9番 | 投 | 二番手 | 京田 | ||
第三捕手 | 伊藤 |
スタメンは基本固定ですね。代わるところがあるとすれば渡会選手、森選手のところと休養日の宮崎選手くらいですかね。特に渡会選手は桑原選手、蝦名選手、関根選手とライバルが強力で流動的になりそうです。今回は将来のことを考えて渡会選手を入れています。
1番に足の使える梶原選手を入れて、2~5番は昨年と同じですね。強打者が揃っているだけに1番の出塁が大きなカギを握りそうです。
6番に打撃期待の渡会選手を置き、7番は捕手ながら打撃でも結果を残した山本選手と7番まで怖い選手が並んでいます。8番はショートの選手が入りそうです。
ベンチには捕手の戸柱選手、伊藤選手、2番手の三森選手、蝦名選手、代打要員の筒香選手、代走兼守備固めの柴田選手、林選手、関根選手はシーズンの大半を一軍で過ごしそうです。
まとめ
DeNAは強力な打線を軸に昨年も日本一を達成しましたね。ただ、桑原選手がケガで開幕絶望、オースティン選手、宮崎選手もコンディションに不安があるということで必ずしもポジティブなことだけではないですね。若手の突き上げを中心に選手層を厚くすることが大事になりそうです。
他球団の戦力分析はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓