2024ドラフト直前企画、各球団の弱点と補強ポイントを見直して指名予想してみよう!!~福岡ソフトバンクホークス編~

何はともあれ野球推しです。

今回はドラフト直前企画ということで各球団の弱点を振り返り補強ポイントを洗い出しそうという企画です。

 今回はチームの弱点、補強ポイントに優先順位をつけ最後は指名予想までしていきたいと思います。それでは見てみましょう!!!

 

 

今回は圧倒的な強さでリーグ優勝!!黄金時代の到来となるか!?

福岡ソフトバンクホークスです!!

 

 

 

 

目次

  1. チーム成績
  2. 弱点
  3. 補強ポイント
  4. 指名予想

 

 

 

 

チーム成績

先防2.48(1位)、中防2.67(2位)、率260(1位)、得593(1位)
本109(1位)、犠123(2位)、盗88(2位)、失53(1位)、O721(1位)

 ソフトバンクは全ての指標で2位以上を記録していて攻守で隙が無いですね。今シーズンの圧倒的な強さが見えます。チーム成績からは弱点は見えないです。

 

 

 

弱点

先発の層の薄さ

今年の先発投手陣

有原 航平(32歳)試26、回182.2、防2.36、勝14、振136
モイネロ(28歳)試25、回163、防1.88、勝11、振155
スチュワート(24歳)試20、回120、防1.95、勝9、振105
大関 友久(26歳)試20、回122.1、防2.50、勝8、振77
大津 亮介(25歳)試18、回113.1、防3.02、勝6、振95
東浜 巨(34歳)試11、回56、防3.38、勝3、振39
石川 柊太(32歳)試15(10)、回63.1、防2.56、勝7、振52

 昨年まで課題だった先発陣ですが、今季はスチュワート選手の成長とモイネロ選手、大津選手の先発転向がハマり先発防御率リーグ1位まで改善しました。エースの有原選手はさすがの投球でしたし、大関選手は二桁勝利は達成出来なかったものの安定していました。大津選手が後半戦落ちてきた時には石川選手が復調し穴を埋めました。実績組の石川選手、東浜選手、和田選手が思うような活躍が出来なかったものの打線の強さや中継ぎでカバーした印象です。

 ただ、和田選手は来年以降も中継ぎで起用される可能性もありますし、上記の7人以外に先発の頭数がいないのが現状です。実績のある板東選手は今季不調でしたし、二軍で好成績を残している前田純選手、三浦選手は一軍でどれほど戦力になるかは不透明です。この7人の誰か1人でも離脱すると先発陣が崩壊する可能性がありますし、先発を追加し頭数を増やしておきたいです。

 

 

 

2番手以降の捕手

今季の捕手陣

甲斐 拓也 (31歳)試119、率256、安88、本5、打43、得34、盗1、O690
海野 隆司(27歳)試51、率173、安18、本2、打10、得10、盗0、O504

 正捕手の甲斐選手が偉大過ぎてあまり問題になっていませんが、捕手もかなり問題だと思います。今季は攻守でプラスを出している甲斐選手はケガ離脱がほとんどない選手でここまで安定した活躍を見せてくれています。実績のある嶺井選手もいますが今季は一軍では4試合の出場に留まり、2番手として海野選手が起用されていました。ただ、守備ではある程度成長は見せたものの打撃では苦しかったですね。もし甲斐選手がケガで長期離脱となれば戦力がガクッと落ちてしまうことが予想されます。二軍では嶺井選手の他に谷川原選手、渡邉陸選手と打撃型の捕手がメインで起用されていますが、海野選手を含め一軍のレギュラーとなると苦しいと思います。

 現在、支配下の捕手は9人いますが石塚選手、吉田選手は他ポジションでの起用がメインですし、谷川原選手も外野起用があることを考えるとそこまであぶれているということはないと思います。甲斐選手が衰えてきた時のことも考えて追加しておきたいです。

 

 

二遊間

セカンド

牧原 大成(31歳)試74、率283、安68、本2、打13、得26、盗6、O679
川瀬 晃 (27歳)試34、率261、安36、本0、打7、得17、盗2、O599
廣瀨 隆太(23歳)試34、率233、安24、本2、打9、得9、盗0、O609

ショート

今宮 健太(32歳)試132、率262、安121、本6、打39、得60、盗1、O704
川瀬 晃 (27歳)試41、率261、安36、本0、打7、得17、盗2、O599

 セカンドは牧原選手、ショートは今宮選手がメインでスーパーサブとして川瀬選手が控えている状態です。ただ、2人ともケガの多い選手ですし30歳を超えてきていることを考えると若手の台頭が必要不可欠です。二軍ではセカンドは広瀬選手、ショートはイヒネ選手がメインで起用されていて、広瀬選手は牧原選手がケガ離脱した際に一軍で存在感を示しましたが、イヒネ選手は二軍でも打率1割台とまだまだ成長途上です。シーズン途中にショート候補としてダウンズ選手を獲得しましたが日本でどれくらいやれるかはまだ不透明ですね。将来のことを考えて追加しておきたいところです。

 

 

 

左中継ぎ、左打ち一三塁手、若手外野手

 この3ポジションは現状の優先度はそこまで高くないですが、編成上少ないポジションなので追加しておきたいです。中継ぎ左腕はヘルナンデス選手、長谷川選手、田浦選手くらいしかおらず、左打ちの一三塁手は川瀬選手から下が1人もいません。23歳以下の外野手も笹川選手しかいないですし、この3ポジションは頭に入れておきたいです。

 

 

補強ポイント

※()内優先度

即戦力先発()、中継ぎ左腕(中)
二遊間()、若手外野手(中)、捕手(中)、左打ちの一三塁手(中)

 補強ポイントはまずは先発投手ですね。来季いきなり崩れるということは考えづらいですが、頭数は増やしておきたいです。また、中継ぎ左腕もチャンスがあれば狙っていきたいです。

 先発の頭数は揃ってきましたが、加藤選手のFA流出の可能性もあり補充しておきたいところです。また、中継ぎは実績組に頼らないのであれば追加が必須なところで2人穫れれば上出来だと思います。ただ、ここは三浦選手や前田純選手など二軍で好成績を残している中継ぎ左腕を配置転換する可能性もあると思います。

 野手は二遊間を最優先で捕手、一三塁手、外野手も狙っていきたいです。

 

 

 

指名予想

投手2人(即戦力1人)
二遊間1人、捕手1人、外野手1人、一三塁手1人
 
1位:二遊間
2位:即戦力投手
3位:捕手
4位:投手
5位:外野手
6位:一三塁手

 補強ポイントを踏まえてこの選手をこの順位で取れたら理想だなというところを挙げてみました。

 

 ソフトバンクはある程度余裕があるので優先順位の高いポジションを早めに追加する感じでいいと思います。昨年投手中心のドラフトだったので今年は野手多めで考えています。指名順位どうこう言うよりもその時点で残っているいい選手を獲得したいです。

 

 

 

個人的理想の指名

1位予想:宗山塁(明治大)
2位:伊原陵人(NTT西日本
3位:狩生聖真(佐伯鶴城
4位:石伊雄太(日本生命
5位:飯山志夢(立正大)
6位:荒巻悠(上武大)

 個人的な理想の指名を考えてみました。理想ですのでこの選手はこの順位で獲れないだろうと思いながら、この順位で獲れたらラッキーだなという目線で選んでいます。

 

 1位は大学生No1ショートの宗山選手がいいと思いました。大袈裟でなく10年に1人の素材で、守備だけで言えばプロに混ぜてもトップクラスの守備力を誇ります。ここに確実性の高い打撃を備えているわけですから競合間違いなしです。ソフトバンクでレギュラーとなるのは並大抵のことではないので、このレベルのスペシャルな人材が必要なのかなと思います。外れたら即戦力投手の篠木選手や高校生No1右腕の今朝丸選手を狙ってもいいかなと思います。

 2位は残っていれば社会人トップクラスの左腕である伊原選手にいきたいです。2年前、この順位で獲得した社会人投手である大津選手がうまく活躍しているのでその流れに乗りたいです。先発、中継ぎ両方に対応できそうですし戦力になる可能性は高いと思います。

 3位は地元の有望株である佐伯鶴城狩生選手にしました。㎝の高身長と柔らかさを備えたキレイな投球フォームでポテンシャルの高さが評価されています。ストレートも常時145㎞前後を計測しますし、上位指名の条件はそろっています。

 4位は社会人トップクラスの捕手である石伊選手です。この順位で残っている可能性は低いですが、近年の社会人捕手への風当たりの強さを考えてこの順位にしています。守備型の捕手で現時点でもプロで通用する守備力を持っていると思います。今季は打撃が成長していて戦力になる可能性が高い選手です。

 5位は総合力の高い大卒外野手である飯山選手。走攻守三拍子揃ったタイプでセンターも問題なく守れるので今いる外野手との違いを出していける選手だと思います。

 6位は上武大の荒巻選手です。一三塁手の左打ちのスラッガーということで補強ポイントにドンピシャだと思います。他球団の様子も見て順位を繰り上げて指名することも考えられると思います。

 

 ソフトバンク支配下の素材の選手が苦戦しているのと昨年のドラフトからある程度完成度のある選手を指名しだしたことも考え戦力化しそうな選手を並べてみました。ただ、3位の狩生選手や6位の荒巻選手などロマン枠も獲得していてバランスが取れていると思います。

 

 

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