2024ドラフト直前企画、各球団の弱点と補強ポイントを見直して指名予想してみよう!!~阪神タイガース編~

何はともあれ野球推しです。

今回はドラフト直前企画ということで各球団の弱点を振り返り補強ポイントを洗い出しそうという企画です。

 今回はチームの弱点、補強ポイントに優先順位をつけ最後は指名予想までしていきたいと思います。それでは見てみましょう!!!

 

 

今回は悔しい2連覇ならず、、、新体制で逆襲へ!!

阪神タイガースです!!

 

 

 

 

目次

  1. チーム成績
  2. 弱点
  3. 補強ポイント
  4. 指名予想

 

 

 

 

チーム成績

先防2.62(2位)、中防2.27(1位)、率242(4位)、得485(3位)
本67(4位)、犠115(5位)、盗41(5位)、失85(5位)、O641(4位)

 阪神はチーム成績で見ると明らかに野手が課題ですね。昨年もそれほど打撃成績はよくありませんでしたが、今季はそこから落ちていて昨年改善されていたエラー数が今季倍近くに増えています。また、昨年形成していた強力先発陣に今季は少し陰りが出てきているところも気になるところです。

 

 

 

弱点

捕手

一軍

梅野 隆太郎(33歳)試92、率209、安56、本0、打15、得18、盗0、O532
坂本 誠志郎(30歳)試63、率223、安43、本0、打12、得11、盗2、O512

二軍

榮枝 裕貴(26歳)試50、率274、安57、本3、打32、得29、盗14、O727
藤田 健斗(22歳)試55、率174、安21、本0、打7、得14、盗0、O442

中川 勇斗(20歳)試45、率321、安44、本4、打28、得20、盗0、O920

 捕手の課題は今季も継続でした。梅野選手、坂本選手は一軍で戦力となる捕手ですが、2人とも打撃で大きくマイナスを出していてここは他球団と比べても劣っている部分だと思います。守備重視のポジションと言ってもある程度の打撃成績は欲しいですよね。

 二軍では藤田選手は打撃で苦しんでいますが、榮枝選手は存在感を示していて一軍で見たい選手ですし、若手有望株の中川選手はケガが多いものの圧倒的な打撃力を見せています。この2人はぜひ一軍で起用してもらいたいですが、守備面などで課題があるなら追加しておきたいところです。

 

 

二遊間

セカンド

中野 拓夢(28歳)試143、率232、安127、本1、打32、得63、盗6、O579

ショート

木浪 聖也(30歳)試114、率214、安77、本1、打35、得27、盗1、O550
小幡 竜平(24歳)試45、率241、安28、本1、打9、得12、盗2、O623

 昨年、優勝の原動力となっていたセカンド中野選手、ショート木浪選手の2人が今季は打撃不振で思うような活躍が出来ませんでした。中野選手は上位打線を担っていましたが、正直上位で起用される打撃成績ではないですよね。守備もエラー数が増えていて攻守に精彩を欠きました。ショートは若手有望株の小幡選手も起用されましたが、レギュラーとなるともう少しでしたね。

 二軍には打率288とアピールしている高寺選手や高卒1年目ながら存在感を示している山田選手など若手有望株はいますが、最高出塁率をマークした二遊間候補の遠藤選手が退団となったことを考えると追加は必須です。

 

 

三塁手

ファースト

大山 悠輔(29歳)試130、率259、安125、本14、打68、得63、盗0、O721
渡邉 諒(29歳)試10、率260、安32、本2、打11、得7、盗0、O671
原口 文仁(32歳)試5、率241、安14、本2、打9、得5、盗1、O685

サード

佐藤 輝明(25歳)試117、率268、安121、本16、打70、得58、盗0、O766
渡邉 諒(29歳)試16、率260、安32、本2、打11、得7、盗0、O671
糸原 健斗(31歳)試5、率216、安21、本0、打9、得8、盗0、O547

 ファースト大山選手、サード佐藤選手と主軸の2人がレギュラーですが、今季はどちらも調子が上がらず打撃成績を下げています。さらに、この2人が調子の悪い時に取って代われる選手がいなかったことも問題ですね。渡邉選手は頑張っていましたが、原口選手、糸原選手含め2番手以降の選手も全員30歳以上で若手に突き上げがほしいですね。

 二軍ではファーストは今季退団となった片山選手、サードは二遊間から回ってきた戸井選手が最多出場と打力に期待できる有望株が必要になってきます。

 

 

 

補強ポイント

※()内優先度

即戦力投手(
打力のある一三塁手超高)、二遊間()、捕手(

 先に挙げた二遊間、捕手、一三塁手は当然狙っていきたいです。特に一三塁手は二軍で育成する選手がいないということになりかねないので確実に追加しておきたいです。

 また、投手も先発、中継ぎ共に強力な主力に負担が大きくかかっていたので層を厚くするためにも追加しておきたいです。

 

 

 

指名予想

投手3人以上(即戦力2人以上)
二遊間1人、捕手1人、一三塁手1人
 
1位:二遊間
2位:即戦力投手
3位:捕手
4位:一三塁手
5位:投手
6位:投手
7位:投手

 補強ポイントを踏まえてこの選手をこの順位で取れたら理想だなというところを挙げてみました。

 

 ソフトバンクはある程度余裕があるので優先順位の高いポジションを早めに追加する感じでいいと思います。昨年投手中心のドラフトだったので今年は野手多めで考えています。指名順位どうこう言うよりもその時点で残っているいい選手を獲得したいです。

 

 

 

個人的理想の指名

1位予想:宗山塁(明治大)
2位:高橋幸佑(北照
3位:石伊雄太(日本生命
4位:吉鶴翔瑛(法政大)
5位:佐々木大輔(富士大)
6位:竹田祐(三菱重工West)
7位:広池康志郎(東海大九州キャンパス)

 個人的な理想の指名を考えてみました。理想ですのでこの選手はこの順位で獲れないだろうと思いながら、この順位で獲れたらラッキーだなという目線で選んでいます。

 

 1位は大学生No1ショートの宗山選手がいいと思いました。大袈裟でなく10年に1人の素材で、守備だけで言えばプロに混ぜてもトップクラスの守備力を誇ります。ここに確実性の高い打撃を備えているわけですから競合間違いなしです。獲得することが出来ればショートで固定したい選手です。外れたら即戦力投手の篠木選手や佐藤選手がいいかなと思います。

 2位は高卒左腕の高橋選手です。ドラフト候補の多い北海道の中でも頭一つ抜けた選手でストレートの威力は左腕の中でトップクラスです。U18日本代表合宿で好投しここまで評価を上げていると思います。同じく2位で指名された高卒左腕の門別選手がいい感じにきているので続いて欲しいです。

 3位は社会人トップクラスの捕手である石伊選手です。守備型の捕手で現時点でもプロで通用する守備力を持っていると思います。今季は打撃が成長していて戦力になる可能性が高い選手です。片山選手も退団しますし、年齢分布を見ても空いたところに入れる選手です。

 4位は法政大の吉鶴選手です。威力のあるストレートとキレのある変化球を投げることができ、調子が良ければ手を付けられない左腕です。調子に波があるためこの順位にしていますが、上位でも驚かないポテンシャルを持っています。上手くハマれば1年目から戦力になりそうです。

 5位は富士大のレギュラーである佐々木選手です。富士大ではショートを守っていますが、個人的にはスラッガー性分の強い一三塁手だと思っています。ショートを守っているくらいなのでプロでも問題なく内野を守れそうです。阪神はショートの選手を指名し後からコンバートする傾向にあるのでこの指名もありだと思います。

 6位は社会人トップクラスの投手である竹田選手です。高校、大学、社会人と名門でプレーしてきて総合力の高さが売りの選手です。尖った武器はありませんがコントロールも含めまとまっているので戦力になる可能性が高いと思います。

 7位は東海大九州キャンパスの広池選手です。知名度はそこまで高くない大学の出身ですが身長185㎝と恵まれた体格を持ち高いポテンシャルを持つ選手です。阪神のスカウトコメントも出ているので下位での指名も考えられそうです。

 

 阪神は野手を中心に補強ポイントがありますが、加治屋選手など一軍で戦力となりそうな選手が退団する関係上投手も複数人追加しておきたいですね。特に左腕は確実に1人は欲しいです。また、一三塁手、二遊間、捕手は確実に追加があるので誰を指名するか注目です。

 

 

他球団の記事