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今日、嬉しいニュースが飛び込んできました。広島の育成選手だった中村貴浩選手が支配下昇格が発表されました。そこで、今回は中村選手についてとその他の育成選手についてまとめてみました。それでは見ていきましょう。
- 基本情報
- 経歴
- 選手としての特徴
- その他の育成選手
- まとめ
基本情報
中村 貴浩(23歳)右投、左打 育成2位、プロ1年目
二軍成績:試34、率276、安35、本3、打20、OPS719
経歴
中村選手は九州産業大学から育成2位で加入したルーキーの外野手です。ドラフト前から名前が上がっていた選手でしたが、地方リーグの大学で評価が難しかったことから育成での指名となっていました。入団後は春季キャンプから二軍キャンプでのチームMVPを取るなど高く評価されていて、二軍の試合が始まってからも毎試合スタメンに名を連ね打ちまくっていました。しっかりと成績を残していてそこに一軍の主力外野手である野間選手のケガ離脱があったことでチャンスが回ってきたと思います。近日中に昇格すると思うので、一軍でアピールしてほしいです。
選手としての特徴
中村選手は長打力が魅力の左打者です。大学3年生の時にはリーグ戦で本塁打王と打点王の二冠を取っていて、二軍でも既に3本塁打を放つなどプロに入ってからも長打力を見せることができています。新井監督のコメントでも「しっかりと振れることができる選手」との評価を受けているので、打撃に長所のある選手だと思います。一軍でもまずは打撃で結果がほしいです。
その他の育成選手
支配下枠68 育成選手8人
広島の支配下枠は68人と上限まで後2枠となりましたね。予備の枠を考えると育成に割ける枠は後1人くらいだと思います。緊急事態もありえるので、すぐには昇格しないでしょうね。ただ、チャンスはあるのでその他の育成選手も諦めずに頑張って欲しいです。
その中で、個人的な昇格可能性を三段階に分けてまとめてみました。育成選手の詳細は以前に書いた記事を見てみてください。
濃厚:前川 誠太
候補:行木 俊、木下 元秀
期待:新家 颯、坂田 怜、名原 典彦
現状、二軍の成績で継続して試合に出ていて結果を残しているのがセカンドの前川選手ですね。広島は二遊間の選手が軒並み苦しんでいるので、もしも菊池選手がケガで離脱した時には昇格する可能性が高いと思います。現在の育成選手の中では一番昇格する可能性が高いと思い濃厚に挙げました。
候補にはこちらも二軍で起用の多い木下選手とケガから復帰した行木選手を挙げました。行木選手は元々支配下の選手だったのでケガから順調に復帰することができれば支配下に返り咲く可能性は高いと思います。二軍でまだ1試合しか投げておらず現状の状態がわからないので、候補止まりとしました。木下選手は同じ外野手である中村選手が昇格したことでかなり苦しくなった印象ですね。ただ、昨年も二軍で結果を残していますし、今季の支配下の外野手が二軍ですら軒並み不振なのでその選手たちとの比較で昇格してくる可能性はあると思いますね。今年がプロ3年目と育成契約が切れるタイミングでもありますし、ムードメーカー的存在ということで一度チャンスを与えてほしいと思っています。
期待に挙げた選手は二軍で起用されていますが、まだ格別好成績を残してはいない選手たちです。ポテンシャルの高い選手が多いですし、まだ若いのでここから上がってくる可能性はあると思います。
まとめ
中村選手はパンチ力のある打撃が武器の外野手です。野間選手のケガ離脱でチャンスは来ていると思うので、一軍でもアピールしてレギュラー奪取を目指して欲しいです。