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先日、横浜DeNAベイスターズの育成選手である投手の堀岡選手とディアス選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は各選手の詳細とオリックスの育成選手事情について簡単にまとめてみました。
堀岡選手、ディアス選手おめでとうございます！！
- 基本情報
- その他の育成選手
- まとめ
基本情報
堀岡 隼人（25歳）183cm、87㎏、投手、右投、プロ8年目
2024年二軍：試18、回18.1、防2.45、勝1、S3、振21
2023年二軍：試43、回53、防1.87、勝5、S8、振57
経歴
堀岡選手は青森山田高校から育成ドラフト7位で巨人に加入した本格派右腕です。高校時代はソフトバンクに加入した三森選手と共にエースとして秋の東北大会を制し甲子園にも出場しました。プロでは1年目からクリーニング手術を受けるなどケガに苦しみましたが、3年目に二軍で好成績を残し支配下昇格を勝ち取りました。ただ、その後は二軍では好成績を残すものの一軍では結果が残せず昨年のオフに巨人を退団となりました。今季から育成契約でDeNAに加入し変わらず二軍で防御率2点台、イニングを上回る奪三振を記録するなど好成績を残しこのタイミングでの支配下昇格となりました。不調者や離脱者が多く出て苦しいブルペン陣の救世主として期待されています。
選手としての特徴
堀岡選手は最速154㎞の威力の高いストレートを投げ込む本格派右腕です。コントロールが課題ですが、ストレートをストライクゾーンにガンガン投げ込めている時が調子がいいです。ただ、一軍ではメンタルの問題もあるのかコントロールを乱して崩れる場合が多いです。また、キレのあるスライダーやチェンジアップも操り奪三振能力も高いです。二軍で見せる圧倒的な投球を一軍でも見せることが最大の課題です。
ディアス（25歳）191cm、93㎏、投手、左投、来日5年目
2024年二軍：試14、回13.2、防3.29、勝0、S1、振14
2023年二軍：試5、回4.1、防6.23、勝0、振5
経歴
ディアス選手は21歳の時にDeNAに育成選手として加入しました。ただ、ケガなどで二軍での登板が少なく2022年にはトミージョン手術を受けていました。昨年は復帰し二軍である程度投げることが出来ました。今季は春季キャンプからアピールし二軍でも防御率3点台に抑えていました。その成績が評価されこのタイミングでの支配下昇格となりました。
選手としての特徴
ディアス選手は最速154㎞の威力のあるストレートを投げ込む本格派左腕です。特に左投手なのでエスコバー選手が退団し少なくなった中継ぎ左腕として期待されます。メインはストレートで押していくスタイルで、変化球はスライダーで空振りを奪います。コントロールは課題ですがパワーでねじ伏せたいです。
その他の育成選手
支配下枠68（投37、捕7、内13、外11） 育成選手16人
堀岡選手、ディアス選手の支配下昇格で支配下枠は後2人となりました。枠に余裕はなくなってきましたが、育成選手のチャンスはまだありそうです。母数として少ないのは内野手ですが、課題は投手陣なので投手、野手どちらにもチャンスはあると思います。
濃厚：
候補：渡辺、庄司、蓮、村川
期待：今野、高見澤、小深田、粟飯原
濃厚
濃厚は枠が少ないためなしです。
候補
候補の選手にもいい選手が多いです。
投手は中継ぎの中心として二軍で防御率2点台に抑えている渡辺選手と先発として7試合に登板し防御率3点台と安定している庄司選手の2人がアピールしています。特に渡辺選手はディアス選手が左投手だったため優先されただけで成績だけ見たら渡辺選手の方が上です。ただ、2人とも圧倒的な成績ではなく支配下昇格に向けては決定打に欠けます。
野手では内外野守れて高い打撃技術持ち首脳陣からの評価も高い蓮選手と育成選手唯一の外野手で二軍で打率3割を超える村上選手の2人が候補です。特に村川選手は俊足を武器に代走としても活躍が期待できます。
期待
期待には二軍で優先的に起用されている選手を挙げました。中継ぎとして登板している今野選手に、元々支配下だった粟飯原選手、小深田選手、今季ソフトバンクから加入した捕手の九鬼選手、高卒1年目ながらプロスペクト級の成績を残している高見澤選手がいます。特に高見澤選手はまだ育成段階のためこの位置に挙げていますが、将来的に支配下昇格を狙える可能性は高いと思います。
まとめ
今回は堀岡選手とディアス選手が支配下昇格を果たしました。ケガ人が多く苦しむ投手陣の救世主となれる存在ですし、期待値も高いです。
