何はともあれ野球推しです。
今日、ケガの影響で育成契約となっていた田中豊樹選手の支配下復帰が発表されました。そこで、今回は田中選手と巨人の育成選手事情について簡単にまとめてみました。
田中選手おめでとうございます！！
- 基本情報
- 日本ハム時代
- 巨人時代
- 巨人の育成選手
- 現状の立ち位置
- まとめ
基本情報
田中 豊樹（29歳）投手、右投 ドラフト5位、プロ8年目
2021年成績：試合39、回39、防御率2.84、ホールド2、三振37
通算成績：試合101、回95.2、防御率4.14、勝1、ホールド7、三振91
日本ハム時代
田中選手は日本文理大学からドラフト5位で日本ハムに入団し主に中継ぎとして起用されました。プロ2年目の2017年にはキャリアハイの19試合に登板しますがその後一軍登板が減っていき、一軍での登板がなかった2019年に戦力外通告を受けました。現役続行を目指してトライアウトを受けそこで巨人の目に留まり育成選手として入団しました。
巨人時代
入団した2020年は二軍で好投を続け7/26に支配下昇格を果たしその後一軍で31試合の登板がありました。翌年はキャリアハイとなる39試合に登板し2連続30試合登板を果たしますが、オフにクリーニング手術を受けリハビリに専念するために育成契約に移行していました。クリーニング手術だったので早期の復帰もあるかなと思われましたが昨年は二軍で1試合の登板に終わり、こちらが思っているよりも苦しいコンディションだったのかなと思います。今年から本格的に復帰し三軍、二軍で好投を続けオープン戦の終盤に一軍に合流し2試合を無失点に抑えていました。順調にステップアップし一軍でも通用すると判断されこの度支配下昇格を果たしました。開幕一軍は逃しましたがシーズン中には確実に出番があると思います。
巨人の育成選手
支配下枠61（投27、捕5、内17、外12） 育成選手44人
2022年オフに支配化枠を大きく空け育成選手への昇格争いを促していた巨人ですが、開幕前までに横川選手、堀岡選手、梶谷選手、田中選手が支配下昇格を果たし支配化枠は61となりましたが、育成選手にしてみたらまだまだ余裕はありますよね。5人くらい簡単に上げられるほど枠は空いています。支配下の内訳的に投手がまだ少ないので投手メインでガンガン支配下に上げてくると思われますね。現時点での育成選手の位置付けとして個人的なまとめをしてみました。詳細はオープン戦の序盤くらいに育成選手をまとめた記事を出したのでそちらも読んでみてください。
2022年の支配下昇格選手と2023年昇格候補選手まとめ～読売ジャイアンツ編～ - 何はともあれ野球推し (hateblo.jp)
濃厚：高木 京介、髙橋 優貴、松井 颯、三上 朋也
候補：中川 皓太、平内 龍太、戸田 懐生、谷岡 竜平、川嵜 陽仁、立岡 宗一郎
期待：山本 一輝、富田 龍、伊藤 優輔、京本 眞、木下 幹也、萩原 哲
鈴木 大和、保科 広一
濃厚では高木選手、高橋選手、松井選手、三上選手の4人を挙げました。特に高木選手は結果を残していますし、今は左の中継ぎである高梨選手、大江選手、代木選手の状態がいいので昇格していませんが、この調子を維持していれば支配下昇格が見えてくると思います。高橋選手も二軍で投げ始めていい感じですので先発の枚数が足りない中で昇格可能性は高いと思います。ルーキーの松井選手、ベテランの三上選手もアピールしていますね。
候補で挙げた選手の中では中川選手、平内選手立岡選手が実績的に抜けていますが、ケガからの復帰組で3人ともまだいいニュースを聞かないんですよね。復帰したとなれば真っ先に昇格する選手だと思います。戸田選手、谷岡選手、川嵜選手は二軍で中継ぎとして起用されている選手たちで、首脳陣からの評価の高い選手たちだと思います。
期待に挙げた選手の中で山本選手は先発候補なので二軍での登板はまだありませんが一軍が開幕すればメインで起用される選手だと思います。木下選手も期待していましたが故障離脱してしまったようです、、、。野手では代走要員として鈴木選手が期待されている印象ですね。また、支配下の捕手が少ないので捕手の離脱者が増えれば、捕手である萩原選手が上がる可能性があると思います。
まとめ
田中選手は開幕一軍こそ逃しましたが、巨人は中継ぎ陣がまだまだ固まっていないのでシーズン中にもチャンスはあると思います。そこでアピールして一軍に定着できるように頑張って欲しいです。
支配下枠もまだまだ余っているので投手を中心にガンガン支配下昇格があると思います。次回は高木選手が濃厚かなと思います。育成選手もまだまだ支配下昇格をあきらめる時期ではないですし、二軍でアピールして欲しいです。
