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今日、新たな補強情報が入って来ました!!読売ジャイアンツの松原選手と埼玉西武ライオンズの若林選手のトレードが発表されました。そこで、今回は各選手と補強の意図について簡単にまとめてみました。
- 基本情報
- 補強の意図
- まとめ
基本情報
松原 聖弥(29歳)173cm、74㎏、外野手、右投左打、プロ8年目
2024年一軍:試9、率154、安2、本0、打2、得1、盗0、O466
2024年二軍:試37、率238、安20、本1、打6、得12、盗3、O717
通算:試301、率250、安201、本15、打62、得122、盗29、O684
経歴
松葉選手は明星大学から巨人に育成5位で加入した外野手です。プロ3年目となる2018年に支配下昇格を果たし、2021年にはリードオフマンとして一軍で137試合に出場した年もありました。背番号9を亀井選手から継承するなど球団からの期待値も高かったものの、その後は打撃不振に苦しみ一軍での出場機会が激減しました。今季もオープン戦では好調で開幕スタメンを勝ち取りましたが、開幕後は調子を維持することが出来ず4/13以降は一軍から遠ざかっていました。一軍で活躍できるポテンシャルのある選手なので環境を変えれば化ける可能性はあると思います。
選手としての特徴
松原選手は高い守備力を持つ俊足巧打の外野手です。俊足を活かした広い守備範囲と強肩を持っており、スローイングもいいため補殺を記録する場面もしばしば見られますね。いるだけでランナー2塁での単打やタッチアップでの抑止力になります。打撃ではボール球をヒットに出来るバットコントロールの良さをもっており、2021年には12本塁打を記録するなどパンチ力も一定数あります。ただ、近年は打撃で苦しんでおり何とかこの状況を打破できればと思います。今季は二軍でかなりの割合で四球を選んでいるので意識改革も進んでいるのかもしれません。
若林 楽人(29歳)177cm、75㎏、外野手、右投右打、プロ4年目
2024年一軍:試19、率129、安8、本3、打5、得3、盗2、O430
2024年二軍:試17、率323、安21、本1、打9、得7、盗2、O797
通算:試127、率230、安88、本6、打25、得29、盗29、O596
経歴
若林選手は駒沢大学からドラフト4位で加入した外野手です。ルーキーイヤーに44試合で20盗塁を記録する超絶インパクトを残しましたが、左膝のケガでシーズン絶望となりました。その後はリハビリを経て一軍に戻って来ますが思い通りの結果を残すことが出来ず苦しんでいます。今季も一軍で3本塁打を放つなどパンチ力を見せていますが、確実性に欠け空いている外野のレギュラー争いに加われていませんでした。ただ、良い時の爆発力を知っているだけに環境を変えての大化けを期待したいです。
選手としての特徴
若林選手は12球団でもトップクラスの俊足を持つ外野手です。ただ、膝をケガしてからはスピードが落ちておりモデルチェンジを余儀なくされています。西武ではリードオフマンタイプとして期待されていましたが、パンチ力もありますしポイントゲッターとして期待するのもありだと思います。スピードが落ちているとは言え俊足の部類ですし肩も強いため高い守備力を持っています。打撃の確実性が上がればレギュラー奪取の可能性もあると思います。
補強の意図
巨人、西武ともに外野のレギュラーが固定されていませんね。巨人は丸選手が一角を担い現在はヘルナンデス選手、立岡選手が好調を維持していますが、いつまで状態をキープできるかわかりません。佐々木選手、萩尾選手、オコエ選手、浅野選手、秋広選手など候補は多いですが、若林選手には起爆剤になるとともに守備、走塁要員としても考えられていると思います。
西武は外野のレギュラーが3枠とも固定出来ていません。それ以前にチームの状態も最悪ですし松原選手の覚醒に期待したいです。
まとめ
今回は巨人、西武間でのトレードのニュースをまとめました。特に西武はチーム状態が悪いので球団全体で何とかしたいという姿勢が現われていますね。