何はともあれ野球推しです。
今回は侍ジャパン応援企画ということで、侍ジャパンの投手陣の各選手の武器をデータを基に分析して、頼れる投手陣の特徴を知ろうという企画です。具体的には各選手の投球別球種割合と球種別被打率を基に、投球別球種割合はバッテリー間でのその球種への信頼度、球種別被打率は打者からの打ちにくさと捉えて分析したいと思います。また、それ以外の特筆すべきデータも合わせて見ていきたいと思います。データはデータで楽しむプロ野球さんのデータを使用させて頂きました。
今回は今季リリーフとして覚醒したミスター0、石井大智選手です!!
基本情報
石井 大智(28歳)175㎝、80㎏、右
通算:試189、回183、防1.43、勝6、H91、S10、振169
一軍:試53、回53、防0.17、勝1、H37、S9、振42
石井選手はドラフト8位と下位で加入した選手ですが、1年目からまずまず一軍で投げると2023年から勝ちパに定着し防御率1点台と抜群の安定感を誇っていました。今季はさらに成績を上げ53試合に登板し失点は僅かに1、防御率0.17と異次元の数字を叩き出しました。少しケガ離脱もありましたが1年間フル回転しましたね。その活躍が認められ先行発表の8人に選ばれました。
投球フォームの特徴
石井選手はボールを上から叩く模範的なオーバースローですが、他の選手に比べ足を少ししか上げないため溜めが少ないです。このフォームだと重心が安定しやすくフォームを乱すことが少ないため、抜群の安定感をもたらす要因の1つとなっています。また、普段からクイック気味ということもあり、ランナーが出てからも出力、コントロール共に乱れないのが特徴です。
球種別分析
| 球種割合 | 被打率 | 空振り率 | 見逃し率 | |
| ストレート | 60% | 0.200 | 13.11% | 12.00% |
| スライダー | 18% | 0.286 | 8.96% | 22.39% |
| シンカー | 12% | 0.261 | 12.90% | 10.75% |
| フォーク | 5% | 0.053 | 35.90% | 0.00% |
| ナックル カーブ |
5% | 0.000 | 2.78% | 27.78% |
最初にも言いましたが、投球別球種割合はバッテリーのその球種への信頼度、球種別被打率は打者からの打ちにくさを表していると解釈して分析したいと思います。
ストレート
石井選手のストレートは平均150㎞前後、最速は155㎞となる剛速球です。投球割合は60%高い割合ですが、空振り率が10%を大きく超えていてストレートで空振りを取れるのが特徴です。特に高めの釣り球を効果的に使っていて、コントロールミスが少ないのも良いですね。しっかりと上から叩けていて回転数も高いので、打者が下を振るケースが多いです。信頼度が高いのも頷ける球種です。
スライダー
石井選手のスライダーは斜め下に変化し変化量も普通と標準的なスライダーですが、キレと精度がかなり高いですね。打者の手元で曲がるため反応するのが難しく、コントロールミスも少ないです。変化量が大きすぎないのでカウント球としても重宝していて、見逃し率が高いのは反応の難しさと精度の高さを現わしていると思います。もちろん決め球として使える万能な球種です。
シンカー
シンカーは利き手側に沈み落ちる球種で、石井選手はこの精度も高いですね。高さを間違えることが少なく、変化量もある程度調整できるためカウント球、決め球として重宝します。基本的には左打者に使う球種ですが、右打者にも投げることがありますね。割合も変化球の中で2番目ですし、信頼度が高いです。
フォーク
石井選手のフォークはかなり落差が大きく、基本的には決め球として使用します。ただ、変化球が大きいためストライクゾーンに入ることはほぼなく、入ってしまった時は失投であることがほとんどです。カウント球として使いにくいですが、決め球として重宝する球種です。
ナックルカーブ
石井選手のフォークはかなり落差が大きく、基本的には決め球として使用します。ただ
カウント別投球割合
カウント別のデータは棒グラフであって詳細な数字はわからなかったのでこちらに載せることはできませんでした。すみません。
具体的な数字はないので見た目での判断にはなりますが、石井選手はカウントで投球割合が変わることはほぼありませんでした。強いて言えばカウント球としてナックルカーブが多くなり、追い込んでからは代わりにフォークが多くなる印象です。基本的にはストレート、スライダー、シンカーの3球種はカウント別の割合がほぼ一緒で的を絞ることが難しいです。
その他のデータ
石井選手は与四球がかなり少なく三振も奪えるためWHIP0点台とかなりいいですね。無駄なランナーを出さないことが、好投を支える要因だと思います。また、被本塁打も日本シリーズで柳田選手に打たれた1本のみとただストライクゾーンに集めているだけではなく、際どいところにコントロール出来ているのがわかりますね。映像を見ていただければわかりますが、捕手がミットを動かすことも少なく配球を組み立てやすいのがいいです。
まとめ
石井選手は回転数の高いストレートを軸とした総合力の高い投手です。スライダー、シンカーの精度がかなり高く個人的には先発でもやれるくらいの投球を見せていると思います。1回じゃ中々打ち崩せないですね。特にコントロールが良く安心して任せられる選手だと思います。