何はともあれ野球推しです。
今回は各選手の年俸評価を行っていきたいと思います。かなり長い企画になりそうなので今シーズンかけてゆっくりやれればなと思います。
私は基本的に選手ファーストですので年俸が多過ぎると言うことはほぼないと思います。
皆さんもこれを機に選手の年俸について考えてみてください。
ちなみに年俸は推定で間違っている可能性もあるのでご注意ください。それでは見ていきましょう。
順番は背番号順です。
成績の略称
試(試合)、防(防御率)、H(ホールド)、S(セーブ)、振(三振)
これまでに掲載した各球団の年俸評価はこちらに載せております。
各選手の年俸評価2023 カテゴリーの記事一覧 - 何はともあれ野球推し (zabero.net)
澤村 拓一(36歳)年俸:2億 2年契約の2年目 プロ12年目
2023年:試34、回30、防4.91、勝4、H18、S3、振24
通算:試393、回907.2、防2.85、勝52、H107、S78、振818
澤村選手は先発、中継ぎ両方で活躍しメジャーでもプレーした実績豊富な投手です。昨年は日本球界に復帰し勝ちパを担うことが期待されました。ただ、開幕から中々調子が上がらず防御率4点台と不本意なシーズンとなりました。複数契約のため年俸は変わりませんでしたが、今年は期するものがあると思います。
小島 和哉(27歳)年俸:1億500万 3700万アップ プロ6年目
2023年:試25、回158.1、防3.47、勝10、振114
通算:試106、回634.1、防3.56、勝34、振442
小島選手は貴重な先発左腕としてローテーションを支えてきた選手です。昨年は1年間ローテーションを守り抜き自身2度目となる二桁勝利を達成しました。年俸も億越えとなり最大級の評価を受けたと思います。今年は開幕投手も務めましたしエースとしての役割が期待されています。
美馬 学(37歳)年俸:1億4000万 2年契約の2年目 プロ14年目
2023年:試18、回98.1、防4.76、勝3、振67
通算:試264、回1445.2、防3.93、勝80、H8、振1034
美馬選手はこれまでに一軍で80勝を挙げるなど実績豊富な先発投手です。先発の柱として期待されましたが、昨年は防御率4点台と不振に苦しみました。100回以下の投球回で3勝止まりと本人としては不本意な結果だったと思います。複数年契約ということで年俸は変わりませんでしたが、今年が勝負の年となりそうです。
種市 篤暉(25歳)年俸:5200万 3400万アップ プロ8年目
2023年:試23、回136.2、防3.42、勝10、振157
通算:試67、回359.1、防3.68、勝22、振382
種市選手は将来のエース候補として期待された選手です。昨年はトミージョン手術から復帰し1年間ローテーションを守り続け自身初となる二桁勝利を達成しました。リーグ2位の157奪三振を記録するなどリーグでも屈指の先発投手となりました。年俸も大幅アップとなり今年も先発の柱として期待されていると思います。
佐々木 朗希(22歳)年俸:8000万 現状維持 プロ5年目
2023年:試15、回91、防1.78、勝7、振135
通算:試49、回302.2、防1.99、勝21、振399
佐々木選手は日本球界を背負うポテンシャルを持つ若きエース候補です。昨年は開幕から好投を続けていましたが、ケガで長期離脱を経験し最終的には7勝止まりとなりました。佐々木選手がいなくなったことでチームの勢いも落ちましたね。年俸現状維持となる悔しいシーズンになったと思います。今年は1年間ローテーション守ることが優勝に向けて必須条件です。
二木 康太(28歳)年俸:3500万 1100万ダウン プロ11年目
2023年:なし
通算:試130、回751、防4.13、勝41、振615
二木選手は先発の柱としてチームに貢献してきた選手です。昨年はケガの影響もあり9年ぶりに一軍での登板が0に終わりました。将来エース候補として期待された身としては歯がゆい1年だったと思います。年俸は大幅ダウンさらに手術を受けた影響で育成契約となり迎えた今年は勝負の年となりそうです。
唐川 侑己(34歳)年俸:7150万 2850万ダウン プロ17年目
2023年:試6、回7.1、防7.04、勝0、H1、振2
通算:試340、回1293.2、防3.72、勝78、H76、振827
唐川選手は先発、中継ぎ両方で長年チームに貢献してきた功労者です。昨年は先発調整するなど再起を図りましたが、一軍では防御率7点台と思うような結果を残すことができませんでした。年俸も大幅ダウンとなり功労者といえど今年は勝負の年となりそうです。
東條 大樹(32歳)年俸:5000万 500万ダウン プロ9年目
2023年:試11、回9.2、防7.45、勝0、H2、S1、振10
通算:試206、回190.1、防3.83、勝6、H64、S1、振185
東條選手は右のサイドハンドの中継ぎ投手としてチームを支えてきた選手です。2年前に一軍で55試合に登板し大幅昇給していましたが、昨年は防御率7点台と苦しみ11試合の登板に留まりました。年俸もダウン評価となり悔しいシーズンになったと思います。ここで終わる選手ではないはずです。
東妻 勇輔(28歳)年俸:3000万 1300万アップ プロ6年目
2023年:試36、回34、防2.91、勝0、H11、振28
通算:試113、回108.1、防3.41、勝4、H27、振78
東妻選手は中継ぎの戦力として期待されていた右のサイドハンドの投手です。昨年は超クイック投法がハマり一軍で36試合に登板し防御率2点台の好成績を残しました。終盤には接戦時に起用される場面も増えました。年俸も大幅アップとなり飛躍の年になったと思います。今年は更なる上積みを期待したいです。
菊地 吏玖(23歳)年俸:1600万 現状維持 プロ2年目
2023年:試1、回4、防2.25、勝0、振0
通算:上記に同じ
菊池選手は将来の先発の柱として期待されている選手です。ドラフト1位ルーキーとして迎えた昨年は二軍で先発ローテを担い育成中心のシーズンとなりました。一軍でも登板機会があり貴重な経験を積めたと思います。今年は一軍での登板を増やしたいです。
西野 勇士(33歳)年俸:8500万 3500万アップ プロ16年目
2023年:試18、回118、防2.69、勝8、振92
通算:試291、回581.1、防2.94、勝31、H46、S88、振517
西野選手は過去に守護神を務めたこともある実力者です。トミージョン手術から復帰した昨年は開幕からローテーションを担うと中10日での登板だったものの先発の柱として8勝をマークしました。終盤にケガ離脱があったこと以外は満足のいくシーズンになったと思います。年俸も大幅アップを果たし完全復活を印象付けました。
廣畑 敦也(26歳)年俸:1500万 200万ダウン プロ3年目
2023年:試8、回11、防5.73、勝1、H1、振11
通算:試38、回47.2、防5.10、勝1、H3、振40
廣畑選手は大卒社会人からプロ入りした即戦力投手です。プロ2年目となる昨年はビハインドやロングリリーフなどで登板がありましたが、防御率5点台と苦しみ前年よりも登板機会を減らしました。ダウン評価も仕方ない結果かなと思います。
大谷 輝龍(23歳)年俸:1200万 契約金:7000万 プロ1年目
2023年:なし
通算:なし
大谷選手は独立リーグの日本海リーグ・富山からドラフト2位で加入した即戦力ルーキーです。最速158㎞を誇る剛速球が持ち味でフォークボールを用いた奪三振率も高いです。開幕は二軍スタートですが下地を整えて一軍デビューを果たして欲しいです。
八木 彬(26歳)年俸:1100万 200万ダウン プロ3年目
2023年:試3、回3、防18.00、勝0、振2
通算:試27、回27.1、防4.94、勝0、振24
八木選手は大卒社会人を経て加入した即戦力投手です。ルーキーイヤーは中継ぎとして一軍で24試合に登板しましたが、昨年は一軍で3試合と起用を減らしてしまいました。年俸もダウン評価となり悔しいシーズンになったと思います。今年は二軍で好成績を残し一軍での起用を増やしたいです。
高野 脩汰(25歳)年俸:1150万 現状維持 プロ2年目
2023年:試7、回11、防1.64、勝0、振8
通算:上記に同じ
高野選手は大卒社会人を経て加入した即戦力投手です。ルーキーイヤーとなった昨年はビハインドがメインながら一軍で7試合に登板し防御率1点台とポテンシャルの高さを見せました。チームに少ない左投手ということでチャンスも増えると思います。今年は一軍定着を果たしアップ評価を勝ち取りたいです。
田中 晴也(19歳)年俸:600万 現状維持 プロ2年目
2023年:なし
通算:なし
田中選手は将来のエース候補として期待される若手有望株の投手です。昨年は高卒ルーキーということもあり体づくりがメインでした。終盤には二軍デビューを果たし5試合で防御率1点台とポテンシャルの高さを見せましたね。今年は二軍で好成績を残し一軍デビューを狙いたいです。
坂本 光士郎(29歳)年俸:3800万 2400万アップ プロ6年目
2023年:試51、回47.1、防3.21、勝1、H17、振48
通算:試121、回125、防4.68、勝2、H29、振108
坂本選手は大卒社会人を経てヤクルトに加入した左投手です。ヤクルトでは中々結果を残すことができず、2年前のシーズン途中にロッテにトレード移籍しました。昨年は開幕一軍入りを果たすと貴重な中継ぎ左腕として51試合に登板し、終盤に調子を落としたものの防御率3点台でシーズンを終えました。年俸も大幅アップとなりチームに大きく貢献できたシーズンになったと思います。
小野 郁(27歳)年俸:3500万 500万ダウン プロ10年目
2023年:試10、回9.2、防4.66、勝0、H4、振6
通算:試182、回190.1、防4.16、勝2、H36、振158
小野選手は楽天から人的補償でロッテに加入し中継ぎとして活躍してきた選手です。2020~2022年まで3年連続で40試合以上に登板していましたが、昨年は5月に手術を受けた影響もあり10試合の登板に留まりました。年俸もダウン評価となり悔しいシーズンになったと思います。今年はケガをしっかり治してまた元気な姿を見せて欲しいです。
西村 天裕(30歳)年俸:4000万 2100万アップ プロ7年目
2023年:試44、回43.1、防1.25、勝4、H18、振41
通算:試172、回195.1、防3.41、勝7、H38、S1、振217
西村選手は日本ハムで中継ぎとして一軍でまずまず投げていた選手です。昨年からトレードでロッテに加入し開幕一軍入りを果たすと、その後も好調を維持し一軍で44試合を投げ防御率1点台と好成績を残しました。シーズン終盤には勝ちパで起用されるなど飛躍の年となったと思います。年俸も大幅アップとなりチームに欠かせない戦力です。
ダイクストラ(33歳)年俸:1500万 来日1年目
2023年:なし
通算:なし
ダイクストラ選手は今年からロッテに加入した外国人投手です。昨年まではアメリカのマイナーリーグやメキシカンリーグでプレーするなど各地を点々としていました。先発、中継ぎ両方をこなせるためまずは先発として起用するようですね。年俸的にも保険枠の選手だと思いますが、前評判を打ち破る活躍を期待したいです。
メルセデス(30歳)年俸:8000万 3500万アップ プロ8年目
2023年:試22、回116.1、防3.33、勝4、S1、振58
通算:試108、回600、防3.12、勝33、S1、振407
メルセデス選手は長年ジャイアンツの先発左腕として活躍してきた選手です。昨年からロッテに加入し先発として一軍で116回を投げました。来日後初となる中継ぎ登板も果たすなどの起用もありましたが、勝ち目前に打たれる場面も多く4勝止まりとなったことは本人としては悔しかったと思います。年俸は大幅アップとなりましたが、これは今までの出来高に比重を置いた契約から基本給を高くしたためのアップだと思うので実際にはそんなに変わらないと思います。
秋山 正雲(20歳)年俸:560万 現状維持 プロ3年目
2023年:なし
通算:上記に同じ
秋山選手は将来の先発候補として期待される高卒左腕です。2年目として迎えた昨年は二軍で7先発を含む22試合に登板し経験を積みました。今年は二軍で好成績を残し一軍デビューを狙いたいです。
岩下 大輝(27歳)年俸:4200万 現状維持 プロ10年目
2023年:試27、回30.2、防2.93、勝1、H4、振28
通算:試120、回370、防3.89、勝23、H17、振289
岩下選手はこれまで先発、中継ぎ両方で貢献してきた選手です。昨年は中継ぎとして一軍で27試合に登板し防御率2点台と好成績を残しました。ただ、ビハインドでの登板が多かったため数字ほどの貢献度はなかったのかなと思います。その部分もあり年俸は現状維持となりました。
鈴木 昭汰(25歳)年俸:1800万 200万アップ プロ4年目
2023年:試13、回16.1、防2.76、勝0、振13
通算:試51、回117、防3.92、勝2、H4、S1、振109
鈴木選手はドラフト1位で加入するなど高いポテンシャルを持つ本格派左腕です。昨年はビハインドでの登板が多かったものの一軍で防御率2点台と一定の成績を残しました。シーズン終盤の貢献度はあったため年俸はアップ評価となりましたね。今年は開幕から好調を維持していますし、このままいけば大幅アップも狙えると思います。
中村 稔弥(27歳)年俸:2000万 500万アップ プロ6年目
2023年:試17、回23.1、防2.31、勝3、H3、振19
通算:試70、回167.2、防4.29、勝6、H8、振121
中村選手はこれまでビハインドでの起用がメインで活躍してきた選手です。昨年も同様にビハインドでの起用が多かったですが、防御率2点台と試合を立て直す場面も多く貢献度は高かったと思います。年俸もアップ評価となりキャリアハイのシーズンとなりましたね。
本前 郁也(26歳)年俸:1200万 100万ダウン プロ5年目
2023年:試1、回5、防3.60、勝0、振5
通算:試21、回98.2、防4.65、勝4、H1、振62
本前選手は将来のローテーション候補として期待される先発左腕です。昨年は二軍で防御率4点台と結果を残すことが出来ず一軍では1試合の登板に留まりました。元々育成選手だったため元の年俸が低くダウン幅も少なかったですが、それでも悔しいシーズンになったと思います。今年は開幕前に左肩の大けががあったので状態が心配されています。
益田 直也(34歳)年俸:2億 現状維持 プロ13年目
2023年:試58、回53.1、防3.71、勝2、H15、S36、振54
通算:試706、回683.1、防2.95、勝32、H198、S219、振630
益田選手は数年間守護神を務めるなど中継ぎとして長年チームを支えてきたレジェンドです。昨年はリーグ2位の36セーブを挙げるなど1年守護神を全うしましたが、防御率3点台で5敗と本人としては納得できないシーズンにだったと思います。名球会入りの目安となる250セーブが見えてきているのでここからの数年が勝負だと思います。
木村 優人(18歳)年俸:600万 契約金:5000万 プロ1年目
2023年:なし
通算:なし
木村選手は霞ヶ浦高校からドラフト3位で加入した将来のエース候補です。高校時代は甲子園出場こそなかったもののU18の日本代表に選出され先発の柱として世界一を達成するなど世代屈指の本格派右腕として名を馳せていました。甲子園に出場していればもっと指名順が早くてもおかしくない好素材ですね。ロッテはここ最近高卒投手の育成に成功しているので木村選手もこの流れに乗りたいです。
中森 俊介(21歳)年俸:1500万 780万アップ プロ4年目
2023年:試13、回20.1、防3.54、勝3、H3、振10
通算:上記に同じ
中森選手は将来のエース候補として期待される若手有望株です。昨年は中継ぎとして13試合に登板し一軍で勝負できる実力を見せました。後半には先発として二軍で経験を積みましたね。年俸も2倍以上となる大幅アップを勝ち取り充実の1年になったと思います。今年は先発として勝負の年となりそうです。
早坂 響(18歳)年俸:560万 契約金4000万 プロ1年目
通算:なし
早坂選手は幕張総合高校からドラフト5位で加入した本格派右腕です。元々は捕手で本格的に投手に転向したのは2年秋からですが、最速151㎞を計測するなどポテンシャルの高さを見せています。投手経験は浅いですがそれほど伸びしろがあると言えると思います。まずは1年間体づくりだと思いますが、将来的には一軍で勝負できる選手です。
横山 陸人(22歳)年俸:1800万 1130万アップ プロ5年目
2023年:試38、回39.1、防5.26、勝2、H10、S1、振42
通算:試56、回56、防5.14、勝2、H10、S1、振56
横山選手は将来の守護神候補として期待される若手有望株の右のサイドハンドです。昨年は中継ぎとして一軍で38試合に登板し能力の一端を見せました。最終的には防御率5点台となりましたが、接戦時を任される場面も多く首脳陣からの信頼は厚かったと思います。年俸も2倍以上となる大幅アップを勝ち取り飛躍の年となりましたね。
森 遼大朗(25歳)年俸:700万 360万アップ プロ7年目
2023年:試7、回29、防6.00、勝1、振29
通算:試10、回41、防6.81、勝1、振33
森選手は将来のローテーション候補として期待される育成選手右腕です。昨年は谷間の先発として一軍で7試合に登板しプロ初勝利を挙げるなど飛躍の年となりました。年俸は元々低かったこともあり700万となりましたが、個人的にはもう少し貰っても良かったと思います。今年も一軍で貢献し更なるアップ評価を勝ち取りたいです。
フェルナンデス(27歳)年俸:1億 来日1年目
2023年:なし
通算:なし
フェルナンデス選手は昨年までアメリカのマイナーリーグでプレーしていた中継ぎ投手です。昨年は中継ぎとして3Aで51試合に登板し防御率5点台の成績を残していました。今年からロッテに加入し勝ちパの一角として期待されています。
澤田 圭佑(29歳)年俸:1940万 1500万アップ プロ8年目
2023年:試17、回16.2、防1.08、勝2、H8、S2、振18
通算:試149、回145.2、防3.09、勝10、H50、S2、振127
澤田選手はオリックスで中継ぎ投手として活躍していた選手です。2年前のオフにオリックスを自由契約となり昨年からロッテに育成契約で加入していました。昨年はトミージョン手術の影響でシーズンの大半をリハビリに費やしましたが、シーズン終盤の大事な局面で支配下昇格を果たし一軍で防御率1点台と好投を見せました。ポストシーズンでも勝ちパを任されており最終的な首脳陣からの評価はかなり高かったと思います。年俸は育成契約だったため元々が低かったのもありますが、この登板数での大幅アップとなったのは今年への期待の裏返しだと思います。
コルデロ(22歳)年俸:1億8000万 来日1年目
2023年:なし
通算:なし
コルデロ選手は勝ちパを担う存在として今年からチームに加入した中継ぎ投手です。昨年はメジャーで31試合に登板し防御率3点台と結果を残していましたが、7月に女性へのDV疑惑がありメジャーを追放されていたため実績からすると格安での契約となりました。ロッテはオスナ選手などの成功例もあるためペルドモ選手が抜けた穴を埋めるピースになってくれると思います。
二保 旭(33歳)年俸:2025万 現状維持 プロ16年目
2023年:なし
通算:試114、回220.2、防4.36、勝13、H16、S1、振112
二保選手はソフトバンクに育成選手と加入し、これまでソフトバンク、阪神でプレーした先発、中継ぎ両方を務められる投手です。昨年は二軍で43試合に登板しましたが防御率6点台と結果を残すことができずオフに自由契約となっていました。今年からロッテに育成選手として加入しましたが、春季キャンプからアピールを重ね支配下昇格を果たしていますね。その影響で今年の年俸は現状維持が確定しています。
国吉 佑樹(32歳)年俸:5000万 1000万ダウン プロ15年目
2023年:試3、回3.2、防0.00、勝0、振2
通算:試278、回486.2、防3.66、勝24、H69、S4、振449
国吉選手は先発、中継ぎ両方で一軍での実績がある本格派右腕です。元々はベイスターズで活躍していましたが、2021年のシーズン途中にロッテにトレード移籍し勝ちパの一角としてキャリアハイの成績を残していました。ただ、ここ2年はケガの影響で思うような投球が出来ず昨年も一軍では3試合の登板に留まりました。年俸も大幅ダウンとなり悔しいシーズンになったと思います。
年俸上位5選手
1位:益田、澤村(2億)
3位:コルデロ(1億8000万)
4位:美馬(1億4000万)
5位:石川(1億1000万)
上がり幅上位5選手(金額)
1位:小島(3500万アップ)
2位:西野、メルセデス(3500万アップ)
4位:種市(3400万アップ)
5位:坂本(2400万アップ)
上がり幅上位5選手(比率)
1位:澤田(441%)
2位:種市(289%)
3位:坂本(271%)
4位:横山(269%)
5位:西村(211%)
まとめ
ロッテは1度の上がり幅が少ない代わりに下がり幅も少ない印象ですね。制限額を超えるような減俸はあまり見ていないと思います。12球団の中では年俸が少ない球団ですが、出す人には出していると思います。益田選手、澤村選手といった中継ぎ投手の方が年俸の高いという珍しい現状もありますね。これは単純に中継ぎに実績豊富な選手が多いということだと思います。