2025ドラフト前企画、現選手の年齢分布をまとめ補強ポイントを簡単に洗い出そう~読売ジャイアンツ~

何はともあれ野球推しです。

 シーズンも半分が終わりチームの現状も良く見えるようになってきましたね。ドラフトまで3ヶ月を切ったのでそろそろ各チームの戦力分析を簡単にしておきたいです。

 

 今回はドラフト前企画ということで、各チームの選手たちを年齢分布でまとめてみました。層の薄いところを可視化してドラフトに向けて足りないところを分析出来ればと思います。それでは見てみましょう!

 

評価の基準

A:充実、B:やや充実、C平均、Dやや不足、E不足

 

 

 

先発  

主力B、層D、若手B
 
36以上 田中将△  
35    
34    
33    
32    
31   グリフィン〇
30    
29 高橋礼 森田△
28    
27 山崎◎ 又木
26 赤星〇  
25 戸郷〇 横川△
24 堀田△、西舘△ 井上〇
23    
22 京本  
21    
20    
19 石田  

今季の立ち位置…◎:エース級、〇:ローテを守れる、△:谷間で投げれる

 エースの戸郷選手がまさかの不振で井上選手もローテは回っているものの期待通りとはいかず全体的に苦しんでる印象ですね。その中で山崎選手が大エース化し球界トップクラスの成績を残していて、グリフィン選手もケガ離脱がありながら投げれば好投を見せています。赤星選手も今季飛躍し安定してローテを守っていますね。序盤は新加入の石川選手も慣れないポジションで頑張りましたし、谷間で田中将選手、横川選手、西舘選手、堀田選手らも登板しています。後半には森田選手も戦力化してきていますね。候補は多いですが、エースや柱となれる選手の数が心許ないのが現状です。

 ただ、年齢分布を見ると若手が多いのはプラス要素ですね。30代以上はベテランの田中将選手しかおらず若手有望株は多いです。彼らの成長にも期待したいですが現状を考えると追加は欲しいです。

 

 

中継ぎ  

主力A、層B、若手C
 
36以上    
35    
34 近藤  
33  

バルドナード△

高梨△

32 ケラー〇 中川〇、今村
31    
30 馬場、高橋礼  
29

マルティネス◎
船迫〇、泉

 
28    
27 平内 石川〇
26 大勢◎、田中瑛〇
菊池
 
25 田中千、戸田 山田
24   横川△
23   宮原
22    
21    
20    
19    

今季の立ち位置…◎:勝ちパ、〇:接戦時、△:ビハインド、ロング

 8回大勢選手、9回ライデル選手の2枚は鉄板ですね。たまに打たれることもあり全盛期ほどの無双ぶりではないですが、この2人はタイトル争いにも加わっていて頼もしい限りです。さらに、ケガから復帰の中川選手と新加入の田中瑛選手も勝ちパ、接戦時で安定して起用することが出来ます。他にも船迫選手、ケラー選手も接戦時での起用が多く新加入の石川選手も便利屋として貴重な存在となっています。ビハインドメインながら横川選手も好投を続けていますね。後半になって宮原選手、菊地選手など戦力となる若手が出てきていることもプラス要素です。ここに実力者の高梨選手、バルドナード選手の調子が上がってくればさらに層が厚くなります。

 年齢分布を見てもバランス良く散らばっていますね。働き盛りの20代後半から30代前半の選手が中心となっています。他球団と比べてプラスとなっていますが、大きなプラスというわけではないのでさらに上を目指して追加しても面白いです。

 

 

捕手  

主力A、層A、若手C
  打撃型 守備型
36以上   小林△
35    
34    
33 大城△ 甲斐◎
32    
31    
30    
29   岸田〇
28    
27 喜田
26    
25    
24   山瀬
23    
22    
21    
20    
19    

今季の立ち位置…◎:レギュラー、〇:一軍主力、△:サブ  赤字:左

 甲斐選手の加入で捕手の層がさらに厚くなっていますね。甲斐選手は流石に開幕当初の確変は終了しましたが球界トップクラスの守備力は相変わらずですし、岸田選手も攻守にレベルアップしていて2枚看板を形成していますね。ここに打撃の大城選手、守備の小林選手が控えているのですから他球団もうらやむ布陣です。二軍では若手有望株の山瀬選手が打率3割越えを記録していて一軍での戦力化が待ち遠しいです。 層の厚さ、若手有望株の存在を考えると追加の優先度は低いですが、山瀬選手より若い捕手がいないことを考えると高卒捕手の追加があってもいいと思います。

 

 

三塁手  

一塁:主力A、層C、若手C 
三塁:主力D、層C、若手D
  打撃型 守備型
36以上 坂本△  
35    
34    
33 大城△  
32   増田大△
31    
30    
29 岡本◎  
28    
27  
26 リチャード△ 湯浅
25 増田陸〇 門脇
24    
23 荒巻、中山〇  
22    
21    
20    
19 石塚  

今季の立ち位置…◎:レギュラー、〇:一軍主力、△:サブ  赤字:左

 ファーストは不動の4番である岡本選手がメインですがケガ離脱した際には増田陸選手が入り奮闘しましたね。岡本選手の代わりとなることは難しいですが、それでも打線の軸となっていた時期もありますし十分な活躍だったと思います。他にも大城選手、リチャード選手、荒巻選手らが入っていますね。

 サードは坂本選手がメインになることが期待されましたが、中々状態が上がらず中山選手、リチャード選手、岡本選手、門脇選手などが入っていますね。固定することはなく調子のいい選手が流動的に起用されています。

 現状、岡本選手は球界トップクラスですが彼の守っていない方が穴となっていますね。増田陸選手、リチャード選手、荒巻選手と期待できる選手は出てきていますが、岡本選手のメジャー挑戦も気になりますし、母数を増やすためにも追加はあってもいいと思います。

 

 

二遊間

二塁 :主力A、層D、若手C
遊撃 :主力A、層C、若手B
  打撃型 守備型
36以上    
35    
34    
33    
32   増田大
31   吉川◎
30    
29    
28    
27    
26   泉口◎、湯浅
25   門脇△
24    
23 中山 浦田
22  

 

21    
20    
19 石塚  

今季の立ち位置…◎:レギュラー、〇:一軍主力、△:サブ  赤字:左、青字:両

 セカンドは今季は打撃がやや低調なものの守備で球界トップクラスの吉川選手がメインでサブで門脇選手、中山選手といます。

 ショートは今季ブレイクの泉口選手が安定した守備力と同ポジションで突出した打撃成績で大きくプラスを出していますね。サブに守備のいい門脇選手が控えています。他にも途中出場メインの増田大選手や湯浅選手がいます。

 昨年のドラフトでは石塚選手、浦田選手とタイプの違う若手有望株が2人追加されていますね。現状の二遊間は球界トップクラスですし昨年も追加していることを考えると優先度は低いです。

 

 

外野手

左翼 :主力B、層C、若手C
中堅 :主力D、層C、若手D
右翼 :主力C、層C、若手C
  打撃型 守備型
36以上 丸◎、長野△  
35    
34    
33    
32   重信、乙坂
31 ヘルナンデス  
30    
29    
28

キャベッジ◎
オコエ

 
27 若林〇、フルプ  
26 岡田 佐々木△、鈴木
25 萩尾  
24    
23 中山  
22 笹原  
21 浅野、三塚  
20    
19    

今季の立ち位置…◎:レギュラー、〇:一軍主力、△:サブ  赤字:左

 両翼は丸選手、キャベッジ選手がメインですが、キャベッジ選手は調子の波が大きいのが気になるところですね。低調な時は若林選手、中山選手などが代役を務めています。

 センターはヘルナンデス選手の不調もあり固定出来ていないですね。前半戦は若林選手が奮闘し、後半は佐々木選手が上がってきています。オコエ選手もスポットでの活躍がありますね。

 ただ、現状に満足出来ず開幕から笹原選手、三塚選手、鈴木選手、フルプ選手、乙坂選手と5人も補強しています。それでも他球団と比べてマイナスですからね。母数自体は増えましたが、今オフ入れ替えがありそうなことを考えて追加はほしいです。

 

 

評価

先発 :主力C、層D、若手B
中継ぎ:主力A、層B、若手C
捕手 :主力A、層B、若手C
一塁 :主力A、層C、若手C
二塁 :主力A、層D、若手C
三塁 :主力D、層C、若手D
遊撃 :主力A、層C、若手B
左翼 :主力B、層C、若手C
中堅 :主力D、層C、若手D
右翼 :主力C、層C、若手C

 

補強ポイント

 中継ぎは強力ですが先発は層が薄く不安定ですね。柱となれる選手も少ないですし、追加はほしいです。ただ、中継ぎも層が厚いわけではないのでここも欲しいですね。昨年は1~3位で野手を指名したことを考えると上位を投手に割きたいです。

 野手は一三塁手と外野手は現状マイナスなのでここは追加が欲しいですね。特にセンターは必須級です。緊急性はないですが捕手もチャンスがあれば追加したいです。