何はともあれ野球推しです。
今回は各球団の開幕前戦力分析を行っていきたいと思います。今回は野手編ということで各球団の野手を0.5~10点と点数をつけて評価したいと思います。ちなみに記事を出す順番はルーレットで決めました。それでは見ていきましょう!!
今回は野手陣の奮起でリーグ優勝へ!!
中日ドラゴンズです!!!
目次
- 2024年振り返り
- 総合得点
- ポジション別解説
- まとめ
2024年度成績
打率243(3位)、本塁打68(4位)、得点373(6位)
犠打113(5位)、盗塁40(5位)、OPS626(5位)
細川 成也(26歳)試143、率292、安156、本23、打67、得59、盗0、O846
岡林 勇希(23歳)試123、率256、安109、本0、打12、得34、盗10、O598
福永 裕基(28歳)試111、率306、安111、本6、打32、得40、盗9、O789
村松 開人(24歳)試109、率275、安102、本1、打25、得35、盗3、O664
カリステ(33歳)試114、率261、安97、本7、打36、得30、盗2、O639
石川 昂弥(23歳)試82、率272、安69、本4、打25、得17、盗0、O702
田中 幹也(24歳)試112、率224、安72、本2、打23、得26、盗5、O551
木下 拓哉(33歳)試74、率228、安41、本3、打9、得11、盗0、O565
中田 翔(35歳)試62、率217、安46、本4、打21、得15、盗0、O570
板山 祐太郎(30歳)試65、率236、安42、本3、打13、得11、盗1、O633
宇佐見 真吾(31歳)試61、率303、安46、本3、打17、得7、盗0、O752
山本 泰寛(31歳)試79、率250、安39、本1、打9、得14、盗1、O601
高橋 周平(31歳)試60、率260、安45、本2、打16、得8、盗0、O645
加藤 匠馬(32歳)試86、率171、安21、本2、打5、得5、盗0、O412
大島 洋平(39歳)試75、率198、安23、本0、打5、得7、盗1、O506
尾田 剛樹(24歳)試65、率000、安0、本0、打0、得8、盗4、O000
昨年は3年連続リーグ最下位、得点も唯一の300点台で最下位と打線に苦しみましたが、個々を見ると悪くない選手もいるんですよね。前年に覚醒していた細川選手が更なる飛躍を遂げ全試合に出場し23本塁打、OPS846と球界でも屈指の長距離打者に成長し、2年目を迎えた村松選手はショートのレギュラーに定着し打率275を記録、同じく2年目の福永選手も打率306、OPS789と主力格に成長しました。来日2年目のカリステ選手は一塁、三塁、左翼、中堅とユーティリティーぶりを発揮し114試合に出場し、ケガから復帰した田中選手も広い守備範囲を武器に114試合に出場しました。阪神から加入した板山選手、山本選手もスポットでいい戦力となりました。
ただ、苦しんだ選手もいて主力の岡林選手が後半戦に調子をあげたものの前半戦は大不振で打率1割台を記録していました。主軸として期待された中田選手はケガの影響もあり4本塁打、OPS570と本来の姿ではなかったです。木下選手もケガの影響か攻守でパフォーマンスが落ちていましたね。代わりに捕手を務めた宇佐見選手は打率303を記録、加藤選手もリード面での活躍が目立ちました。ベテランの大島選手は代打中心の起用でしたが慣れなかったのか打率198と結果を残せませんでした。主軸として期待された石川選手もケガの影響で82試合の出場に留まりましたね。
若手の成長が見え主力格が増えてきたので勝負どころでの打撃を改善出来れば、今季はまた違った姿を見られると思います。
主な入退団選手
IN:ボスラー、石伊
OUT:ビシエド、ディカ―ソン、中島、三好、加藤翔、石垣
中日で長年活躍していたビシエド選手が退団となりましたね。近年は得意の打撃で中々結界が出なかったですし年俸も高かったので仕方ないと思います。他にも内野ユーティリティーの石垣選手が現役ドラフトで移籍、加藤翔選手、中島選手が引退となりました。
新戦力としてまずは新外国人のボスラー選手ですね。昨年は3Aで打率303、31本塁打、110打点と素晴らしい成績を残していますね。チームに足りない左のスラッガーですし、オープン戦でも結果を残しているだけに期待大です。他にもドラフト4位ルーキーの石伊選手が武器の守備でアピールしていますね。守備は既に一軍レベルなので打撃で結果を残せれば正捕手に近づくと思います。
総合評価
評価のイメージは以下の通りです。
イメージ
10点:最強
9点:
8点:球界でもトップクラス
7点:タイトルを狙える
6点:
5点:他球団でも1年間レギュラーを張れる
4点:
3点:自チームのレギュラー格
2点:レギュラーが抜けた時に穴を埋められる
1点:途中出場からでも存在感を出せる
0.5点:期待枠orサブ
野手は投手と違い守備など数字に現れない貢献度も多いので具体的な数値は設けず、個人的なイメージで評価を付けたいと思います。
ちなみに今回の評価はかなり辛めに付けています。一軍で計算できる選手を0.5点~つけていますので、点数がついているだけ凄いです。他球団でもレギュラーを張れる選手が5点ですからね。10点の選手はほぼ出ないと思ってください。
計算が立ちやすいということで複数年連続で結果を残している実績のある選手を高めに評価しており(巨人の岡本選手など)、逆に昨年ブレイクしたような単年活躍の選手は少し評価を落としています(日本ハムの水谷選手など)。
ちなみに◎がついている人はレギュラー確定の選手です。また、パリーグはDHがあるため点数が伸びやすいです。
2025年度想定戦力
10点:
9点:細川
8点:
7点:
6点:
5点:岡林、福永
4点:石川、村松、カリステ
3点:
2点:ボスラー、木下、宇佐見、中田、田中、高橋
1点:山本、板山、加藤、石伊、大島
0.5点:石橋、龍空、尾田、樋口、鵜飼、上林、川越、駿太
計52点
捕手
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 木下 | 2点 | 実績組 |
2番手 | 石伊 | 1点 | ドラフト4位ルーキー |
3番手 | 宇佐見 | 2点 | 打撃型 |
4番手 | 加藤 | 1点 | 守備型 |
5番手 | 石橋 | 0.5点 | 若手有望株、高卒7年目 |
6番手 | |||
7番手 |
捕手は激しいレギュラー争いが繰り広げられそうですね。実績ではFA権を行使して残留となった木下選手が一歩抜けていますが、ドラフト4位ルーキーの石井選手が高い守備力を武器に猛アピールを続けてるんですよね。他にも打の宇佐見選手、守の加藤選手、若手有望株の石橋選手と候補が多いですね。ある程度流動的な起用になると思いますが、誰が正捕手の座を掴むか注目です。
ファースト
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | ボスラー | 10点 | 新外国人 |
2番手 | 中田 | 2点 | 復活期待 |
3番手 | カリステ | 4点 | ユーティリティー |
4番手 | 石川 | 4点 | 主軸候補、サブポジ |
5番手 | 福永 | 5点 | 主力格、サブポジ |
6番手 | 鵜飼 | 0.5点 | 長打期待、サブポジ |
7番手 | 宇佐見 | 2点 | 打撃型捕手、サブポジ |
ファーストは他ポジションとの兼ね合いで流動的になりそうですね。今のところオープン戦でもアピールを続けている新外国人のボスラー選手が1番手ですが、彼がレフトに回る場面も想定されますし、現在ケガ離脱中で開幕には間に合わないようですね。そうなると他の選手にもチャンスが出てきます。完全復活を目指す中田選手に石川選手、福永選手、カリステ選手、鵜飼選手、宇佐見選手、高橋選手などサブポジとして備えている選手が多くいます。いずれにしても打撃のいい選手を入れたいです。
セカンド
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 福永 | 5点 | 主力格 |
2番手 | 田中 | 2点 | 俊足好守、体調面△ |
3番手 | 板山 | 1点 | ユーティリティー |
4番手 | 村松 | 4点 | 主力格、サブポジ |
5番手 | 龍空 | 0.5点 | 若手有望株、高卒5年目 |
6番手 | 山本 | 1点 | ユーティリティー |
7番手 | 辻本 | 若手有望株、大卒2年目 |
セカンドは昨年打撃で好成績を残した福永選手がメインで起用されるようですね。彼がセカンドをこなせるようだと他球団に大きなアドバンテージが取れます。個人的には無難にこなしてくれると思うので更なる飛躍に期待ですね。現在ケガ離脱しているものの驚異的な守備範囲を持つ田中選手が2番手に控えているのも大きいですね。身体的に1年間フルで活躍することは難しいと思いますが、スポットで大きな活躍をしてくれると思います。他にも堅実な守備とパンチ力のある打撃で存在感を放つ板山選手や課題の打撃で成長を見せている龍空選手、ショートのレギュラー格である村松選手も守れますね。福永選手、田中選手がメインになりそうですが、層が厚いです。
サード
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 石川 | 4点 | 主軸候補、ケガが多い |
2番手 | 福永 | 5点 | 主力格 |
3番手 | ボスラー | 2点 | 新外国人 |
4番手 | カリステ | 4点 | ユーティリティー |
5番手 | 高橋 | 1点 | 実績組 |
6番手 | |||
7番手 |
サードは主軸候補として高い期待を受ける石川選手に定着してほしいですね。今のところ絶対的なレギュラーと言える成績を残せていないですが、ポテンシャルは誰もが認めるところですし今季は一皮むけてほしいです。石川選手はケガ離脱も多いのでそうなった場合は福永選手がサードに回ることが考えられますね。他にも新外国人のボスラー選手も無難にこなせそうですし、カリステ選手、龍空選手も守れます。実績組の高橋選手はかつての輝きを取り戻してほしいですね。とにもかくにも石川選手の調子次第で大きく変わりそうです。
ショート
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 村松 | 4点 | レギュラー期待、大卒3年目 |
2番手 | 龍空 | 0.5点 | 打撃成長 |
3番手 | 山本 | 1点 | ユーティリティー |
4番手 | ロドリゲス | 守備型 | |
5番手 | |||
6番手 | |||
7番手 |
ショートは昨年レギュラーに定着した村松選手がメインですね。打率275と結果を残していますし、今季は更なる飛躍が期待されます。村松選手、龍空選手が二遊間を組む場合はセカンド村松選手、ショート龍空選手の起用も考えられます。
レフト
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | カリステ | 4点 | ユーティリティー |
2番手 | ボスラー | 2点 | 新外国人 |
3番手 | 鵜飼 | 0.5点 | 若手有望株、スラッガー |
4番手 | 細川 | 9点 | 中軸 |
5番手 | 上林 | 1点 | 高いポテンシャル、安定感△ |
6番手 | 大島 | 1点 | ベテラン、高い打撃技術 |
7番手 | ブライト | 0.5点 | 若手有望株 |
レフトも激戦区になりそうですね。ユーティリティーのカリステ選手や新外国人のボスラー選手が中心になると思いますが、若手有望株の鵜飼選手、ブライト選手、ベテランの大島選手も控えていますね。主軸の細川選手も外野手の兼ね合いでレフトを守る場面もあると思います。他の選手との兼ね合いで流動的になりそうです。
センター
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 岡林 | 5点 | 主力格、昨年の後半復調 |
2番手 | 上林 | 0.5点 | オープン戦3本塁打 |
3番手 | カリステ | 4点 | ユーティリティー |
4番手 | 駿太 | 0.5点 | 好守 |
5番手 | 濱 | 若手有望株 | |
6番手 | 樋口 | 0.5点 | 俊足 |
7番手 |
センターは主力格の岡林選手がいるのでここは固定ですね。3年連続でゴールデングラブ賞を獲得している守備力は折り紙つきで、昨年打撃で苦しんだものの後半戦は復調していましたし、今季も問題なくリードオフマンとして活躍してくれると思います。岡林選手がもし離脱するようであれば昨年もセンターで起用の多かったカリステ選手やオープン戦で3本塁打とアピールを重ねている上林選手らが候補になると思います。
ライト
序列 | 名前 | 点数 | 備考 |
1番手 | 細川 | 9点 | 不動の主軸 |
2番手 | 上林 | 0.5点 | オープン戦で3本塁打 |
3番手 | 板山 | 1点 | ユーティリティー |
4番手 | 川越 | 0.5点 | 左のスラッガー |
5番手 | |||
6番手 | |||
7番手 |
ライトは主軸の細川選手がいるのでここも固定ですね。ただ、上林選手や板山選手、川越選手など細川選手よりも守備力の高い選手がレギュラーに名を連ねる時は細川選手がレフトに回ると思います。
途中出場組
役割 | 名前 | 点数 | 備考 |
代打 | 大島 | 1点 | 代打の切り札、外 |
代打兼守備固め | 高橋 | 1点 | 左の代打、一、三 |
第三捕手 |
加藤 | 1点 | |
代打兼守備固め | 板山 | 1点 | 一、二、三、外 |
何でも屋 | 山本 | 1点 | 一、二、三、遊 |
代走兼守備固め | 樋口 | 0.5点 | 二、三、外 |
代走兼守備固め | 駿太 | 0.5点 | 外 |
何でも屋 | 上林 | 0.5点 | 外 |
何でも屋 | 田中 | 2点 | 二、遊 |
代打には既に名球会入りが確定しているレジェンド大島選手が控えていますね。昨年は適応に苦しみましたが、あれだけの打撃技術を持っている選手ですし今季は頼りになる存在になって欲しいです。他には実績のある高橋選手、打撃型捕手の宇佐見選手、勝負強い打撃を見せる田中選手などが候補です。
第3捕手として守備型の加藤選手や打撃型の宇佐見選手が控えています。特に宇佐見選手は捕手以外での起用もでき幅が広がりますね。2人とも一軍で戦力となる選手ですし心強いです。
代走、守備固め要員として内野には田中選手、山本選手、樋口選手、外野には駿太選手、尾田選手らがいますね。代走では昨年尾田選手が積極的に起用されていましたが、井上新監督は樋口選手の評価が高いので彼の優先順位が高いと思います。
理想のオーダー
レギュラー | ベンチ要員 | ||||
1番 | 中 | 岡林 |
二番手兼代打 |
宇佐見 | |
2番 | 遊 | 村松 | 二番手 | 木下 | |
3番 | 二 | 福永 | 代打 | 大島 | |
4番 | 右 | 細川 | 何でも屋 | 田中 | |
5番 | 一 | ボスラー | 二番手 | 板山 | |
6番 | 三 | 石川 | 守備固め | 駿太 | |
7番 | 左 | カリステ | 代走兼守備固め | 樋口 | |
8番 | 捕 | 石伊 | 代打兼守備固め | 高橋 | |
9番 | 投 | 二番手 | 中田 | ||
守備固め | 山本 |
これは理想のオーダーであった開幕スタメン予想ではないのでケガで開幕に間に合わない見込みのボスラー選手が入っていますがご容赦ください。
1~6番までは鉄板ですね。個人的にはこの打順がしっくりきます。4番石川選手、6番細川選手の案もあるみたいですが、細川選手を6番に入れるのはもったいないと思っています。
7、8番は流動的になると思いますが、レフトにカリステ選手が入るのが一番計算できると思います。ただ、オープン戦でアピールしている鵜飼選手、上林選手を入れるのもありだと思います。ボスラー選手をレフトに回してファーストに中田選手が入るのもいいですね。捕手はオープン戦でアピールしている石伊選手を入れていますが、木下選手ら既存の選手も黙っていないと思いますしここは激しいレギュラー争いを繰り広げて欲しいです。
ベンチには田中選手、山本選手、板山選手などスポットで活躍する選手も控えていますね。大島選手、高橋選手も代打で期待できると思います。
まとめ
中日は打線が課題と言われていますが、昨年は得点を獲るのが上手くなかっただけで希望は見えているんですよね。岡林選手、福永選手、村松選手、石川選手ら主力格の選手たちの更なる上積みがあれば上位陣に割って入れると思います。
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