何はともあれ野球推しです。
今回は10月23日に予定されているドラフト会議に合わせて今のところのドラフト候補をまとめていきたいと思います!!
今回は高校生野手編です!!!
今回用意した基準は以下の通りでこの基準に分けてリストを作りました。
特A:1位確定!
A :上位指名(3位まで)濃厚!1位も狙える!
B⁺ :指名濃厚!上位指名も狙える!
B :指名濃厚!(支配下指名率80%)
B⁻ :ボーダーライン、育成で指名出来たら大儲け
C⁺ :支配下での指名は50%以下だが育成では指名したい!
C :リストに載せておきたい選手
ちなみにこの基準は筆者の独断と偏見で分けているので意見がある方はコメントまでお願いします!ただし、選手を否定するようなネガティブなコメントは避けて頂きたいです。
感覚的にはBになる選手は支配下指名率80%なのでかなり高いイメージです。
また、現在プロ志望と思われる選手を厳選してまとめるので大学、社会人へ進むことが濃厚とされている横浜の阿部選手、小松大谷の田西選手などは対象としていません。
それでは見ていきましょう!
日...U18日本代表選出
候...U18日本代表候補
甲...甲子園出場
特A
なし
特Aに名を連ねる選手はいませんでした。
A
大栄 利哉(学法石川)捕 日
178㎝、85㎏、右左、体の強さが売りの打撃型捕手
櫻井 ユウヤ(昌平)三
180㎝、90㎏、右右、世代No1のスラッガー
上位候補はこの2人ですね。
学法石川の大栄選手は遠投110m、50m走6.5sを記録した体の強い打撃型の捕手です。チームでは4番を打ち勝負強い打撃が魅力です。高校通算13本塁打と長打力も持っていますね。守備もスローイングに不安があるようですが肩は強いのでここは練習次第です。高校生捕手は需要の多いポジションなので欲しいところは上位で指名すると思います。
櫻井選手はタイ人の両親を持つ右のスラッガーです。高校通算49本塁打の長打力は目を見張るものがあり、今夏の埼玉大会決勝で放ったバックスクリーン弾は衝撃でした。50m走6.4sと足も遅くないですし、サード守備も悪くないです。打撃はこの世代でトップクラスだと思うので上位候補です。
B⁺
今岡 拓夢(神村学園)遊 日、甲
180㎝、80㎏、右右、強打が武器の大型ショート
垣内 凌(浦和学院)外
182㎝、86㎏、右左、世代トップクラスの実力派外野手
ここは上位指名も狙える選手たちです。
神村学園の今岡選手は遠投90m、50m走6.3sを記録する大型遊撃手です。高校通算16本塁打の強打が武器で九州大会で本塁打、甲子園でもフェンスギリギリの特大飛球を放っています。侍ジャパンでも木製バットで本塁打を放っていますね。オリックスの紅林選手に近いイメージで守備力は紅林選手ですが打撃は今岡選手というイメージです。プロでショートをやれるかは微妙なところですが、打力を活かしてセカンド、サードで起用出来ると思います。
浦和学院の垣内選手は遠投115m、50m走6.2sを記録する身体能力の高い外野手です。高校通算27本塁打と長打力もあり横浜の織田選手から本塁打を放っていますね。強肩を活かした守備力も高く、走攻守三拍子揃った外野手です。横浜の阿部選手と双璧で世代でもトップクラスの外野手だと思います。左打ちの外野手は評価が辛くなる印象ですが、志望届を出せば上位指名も狙える逸材です。
B
横田 蒼和(山村学園)遊
180㎝、85㎏、右左、高い身体能力を持つ大型ショート
半田 南十(日大藤沢)遊
176㎝、75㎏、右左、守備力の高い生粋の内野手
新井 唯斗(八王子)遊
183㎝、77㎏、右左、ポテンシャルの高さが売りの大型ショート
ここまで支配下指名濃厚とされるラインです。
山村学園の横田選手は50m走6.1s、投手としても最速140kmを記録する強肩を持つ身体能力の高い遊撃手です。高校通算21本塁打の強打が魅力で逆方向にも長打を放つことが出来ます。肩が強いので個人的にはショートで見たいですが、外野コンバートにも対応出来ると思います。左打ちなので今岡選手と差を付けましたが実力は拮抗しています。
今年は体の大きさだったり身体能力の高いショートが多い中で、日大藤沢の半田選手は高い守備力を持つ走攻守三拍子揃ったショートです。軽やかなフィールディングでスローイングも安定していて守備力が高いです。50m走6.2sと足も速いですね。パンチ力のある打撃にも定評がありますね。総合力が高くプロでも二遊間を守れる選手です。
八王子の新井選手は遠投110m、50m走6.0sとポテンシャルの高さが売りの大型遊撃手です。ショートを守ったのは3年春からですがみるみるうちに上達しドラフト候補になるまでに上がってきましたね。打撃も癖のない打撃フォームでコンタクト能力が高くパンチ力もあります。走攻守三拍子揃った大型ショートで支配下での指名は濃厚です。
B⁻
藤井 健翔(浦和学院)三
181㎝、96㎏、右右、世代トップクラスの長打力
池田 栞太(関根学園)捕
185㎝、91㎏、右右、強肩強打の大型捕手
西川 篤夢(神村学園伊賀)遊
183㎝、76㎏、右左、野球センスの高いショート
窪田 洋祐(札幌日大)投、外、MAX148㎞ 候
186㎝、88㎏、右右、投打でポテンシャルの高い大型外野手
井上 遥翔(佐野日大)三
178㎝、83㎏、右左、総合力の高い打撃型サード
ここがボーダーラインですね。支配下で指名される可能性も十分ありますが、漏れてしまう可能性もあります。
浦和学院の藤井選手は50m走6.3s、遠投100mを記録する強打のサードです。スイングスピード、打球速度共に高校生離れしていて、長打力は世代でもトップクラスです。右打者である点も高評価ですね。サード守備も鍛えれば良くなると思います。近年、スラッガータイプの評価が辛いのでこの位置にしていますが、右のスラッガーの欲しいチームにはマッチするはずです。
関根学園の池田選手は逞しい体格を持つ大型捕手です。大きな体から放たれる長打力が魅力で高校通算13本塁打を記録しています。強肩も武器でポテンシャルの高さを評価されていますね。まだまだ粗削りですが捕手の欲しいチームは狙っていると思います。
神村学園伊賀の西川選手は50m走5.9s、遠投110mを記録する身体能力の高いショートです。一番の武器は投手としても145㎞を計測する強肩で、この肩と広い守備範囲でプロでもショートで勝負出来る選手です。体の使い方も上手く野球センスが高いです。長打力などはこれからですが鍛えがいのある逸材です。
札幌日大の窪田選手は投打で高いポテンシャルを持つ二刀流です。投手としてはMAX148㎞を計測する威力あるストレートが武器で馬力の大きさが魅力です。野手としても50m走6.0sの俊足と強肩を活かした外野守備に定評があり、スイングスピードが速く長打力も魅力です。大型で体の強さがあり個人的には野手として見たいですが、投打共にポテンシャルが高く投手も捨てがたいです。
佐野日大の井上選手は走攻守三拍子揃った三塁手です。一番の武器は打撃で強くスイングしながらコンタクト能力が高いタイプです。ソフトバンクの近藤選手のようなイメージですね。健大高崎の石垣選手から打った3点適時二塁打は印象的です。50m走6.2sと足も速くサードだけでなく外野でも起用できると思います。
C⁺
松井 蓮太朗(豊橋中央)捕 甲
176㎝、78㎏、右左、チームを甲子園初出場に導いた扇の要
清水 詩太(京都国際)三、遊 甲
180㎝、78㎏、右右、早くから木製を使用する打撃型サード
高田 庵冬(仙台育英)三 甲
183㎝、87㎏、右右、名門で鍛え抜かれた大型サード
池上 健太(新発田農)捕
183㎝、97㎏、右左、強打が武器の大型捕手
藤森 海斗(明徳義塾)捕、外 日
180㎝、66㎏、右左、走攻守三拍子揃ったユーティリティ選手
大橋 令和(オイスカ浜松国際)遊
178㎝、80㎏、右右、スピード感溢れるプレーが魅力のショート
ここからは支配下での指名よりも育成で指名される可能性が高そうな選手たちです。
豊橋中央の松井選手は主力としてチームを甲子園初出場に導いた捕手です。捕手らしい捕手でブロッキングやスローイングの安定感だけでなく広い視野で声かけを行うなど捕手に必要な素質を兼ね備えています。勝負強い打撃も魅力で甲子園でも2安打を放っていますね。捕手の欲しいチームはねらい目です。
京都国際の清水選手は高いミート力を持つ三塁手です。高校2年時か木製バットを使用し高校通算10本塁打を放っています。ミート力に定評があり広角に安打を放つことが出来ます。守備もショートを守ることが出来るほどの守備力を持っていて、足も速いです。走攻守三拍子揃ったサードで需要はあると思います。
仙台育英の高田選手は高い身体能力を持つ大型サードです。末監督曰く「(長打力は)私が仙台育英の監督になってから一番。足もあるし、守備もいい。将来性豊かな選手」とのことで名門で鍛え抜かれた総合力の高さが売りです。高校通算31本塁打、遠投105m、50m走6.1sと数字自体も上位候補の選手と遜色なく甲子園次第で評価が伸びそうです。
新発田農の池上選手は強打が武器の大型捕手です。一番の武器は大きな体格を活かした長打力で高校通算36本塁打を放っています。捕手としては課題が多いですが将来性を見込んでの指名はあると思います。
明徳義塾の藤森選手は遠投105m、50m走6.0sを記録する俊足巧打の外野手です。俊足と強肩を活かした外野守備はレベルが高く、他にも捕手を務めるユーティリティ性を持ち合わせています。打撃センスの良さにも定評がありますね。プロ志望であれば注目の選手です。
オイスカ浜松国際の大橋選手は50m走5.9sの俊足が武器の遊撃手です。世代でもトップクラスの俊足を活かしたスピード感溢れるプレーが持ち味です。範囲の広いショート守備にも定評がありますね。一芸のある選手です。
C
能戸 輝夢(明秀学園日立)外
183㎝、79㎏、右左、走攻守三拍子揃った外野手
田島 蓮夢(花咲徳栄)外
184㎝、82㎏、右左、高いミート力が売りの外野手
佐藤 仁(西日本短大付)一
181㎝、95㎏、右右、長打力が武器の右のスラッガー
エミール・セラーノ・プレンサ(幸福の科学)投、外、MAX145㎞
189㎝、105㎏、右右、投打でポテンシャルの高い大型外野手
ユニオール・エルイン・ヌニエス・ジャケス(幸福の科学)捕
185㎝、91㎏、右右、日本人離れした長打力を持つ大型捕手
坂本 勇希(世田谷学園)一
179㎝、85㎏、左左、東京No1の左のスラッガー
奥 駿仁(西日本短大付)外、二 甲
176㎝、70㎏、右左、足の速さが武器の外野手
岡村 了樹(富島)捕、三
173㎝、77㎏、右右、打力の高い俊足捕手
中西 創大(日星)遊、投、MAX143㎞
179㎝、77㎏、右右、学校の転向もあった苦労人
ここでは個人的に気になる選手を載せています。
明秀日立の能登選手は走攻守三拍子揃った総合力の高い外野手です。高校通算15本塁打の長打力が武器で俊足を活かしリードオフマンとして起用されます。地区大会準々決勝で足首の靭帯を断裂し甲子園でアピールすることが出来ませんでしたが、プロで見たい選手です。
花咲徳栄の主力である田島選手は走攻守三拍子揃った外野手です。コンタクト率の高い打撃技術に定評があり、広角に安打を放つことが出来ます。プロでは中距離打者として期待出来そうです。
西日本短大付の佐藤選手は遠投105m、50m走6.6sを記録する一塁手です。高校通算18本塁打の長打力が武器でセンバツでも本塁打を放っています。引っ張った時の打球は凄いですね。守備や確実性など課題はありますが打撃期待の選手です。
幸福の科学のエミール選手は遠投100m、50m走6.5sを記録するドミニカ共和国からの留学生です。長打力が一番の魅力で、投手としても145㎞を計測するなど日本人にはない身体能力を持っています。鍛えがいのある逸材です。
幸福の科学のユニオール選手は遠投100m越えを記録するドミニカ共和国からの留学生です。守備には課題がありますが、高校通算5本塁打の長打力が武器です。エミール選手と同じくじっくり育成次第です。
世田谷学園の坂本選手は高校通算35本塁打を放つ左のスラッガーです。公式戦での実績が少ない、左打ち、守備課題など懸念点はありますが、それを打ち消すくらいの打撃を持っていると思います。2年後にDHが導入されるのでセリーグでも指名しやすいです。
西日本短大付の奥選手は50m走5.8sの俊足が武器の外野手です。足の速さもさることながら走塁技術も高く、足のスペシャリストとしてプロで活躍出来ると思います。セカンドを守れるところも高評価です。盗塁王を獲れるくらいの逸材です。
岡村選手は遠投95m、50m走6.0sを記録する強打が武器の捕手です。捕手としては珍しく足が速く他のポジションでの活躍も見込めます。高校通算10本塁打とパンチ力のある打撃も魅力です。
日星の中西選手は投打二刀流で活躍する遊撃手です。1年秋から地元の高校に編入し地道に力を付け、3年春デビュー後メキメキと頭角を現しました。投手としてMAX143㎞を計測する強肩を武器としたショート守備が魅力で足も速いです。プロで鍛えがいのある逸材です。
まとめ
特A
なし
A
大栄 利哉(学法石川)櫻井 ユウヤ(昌平)
B⁺
今岡 拓夢(神村学園)垣内 凌(浦和学院)
B
横田 蒼和(山村学園)半田 南十(日大藤沢)
新井 唯斗(八王子)
B⁻
藤井 健翔(浦和学院)池田 栞太(関根学園)
西川 篤夢(神村学園伊賀)井上 遥翔(佐野日大)
窪田 洋祐(札幌日大)
C⁺
松井 蓮太朗(豊橋中央)清水 詩太(京都国際)
高田 庵冬(仙台育英)池上 健太(新発田農)
大橋 令和(オイスカ浜松国際)藤森 海斗(明徳義塾)
C
エミール・セラーノ・プレンサ(幸福の科学)
ユニオール・エルイン・ヌニエス・ジャケス(幸福の科学)
坂本 勇希(世田谷学園)奥 駿仁(西日本短大付)
岡村 了樹(富島)中西 創大(日星)能戸 輝夢(明秀学園日立)
田島 蓮夢(花咲徳栄)佐藤 仁(西日本短大付)
今回はプロ志望の高校生をまとめました。昨年は支配下で捕手1人、内野手7人、外野手1人、育成で捕手0人、内野手10人、外野手4人が指名されています。リストを上から取っていくとB⁻の選手がボーダーラインとなっていますね。
甲子園やU18日本代表で評価を上がる選手もいると思うので、今後の活躍に注目です。
志望届の関係で随時更新していきます!(最終更新9/23)