ストーブリーグ補強第10弾!!西武の宮川選手選手とヤクルトの中山選手がトレード移籍!!~補強の狙いとは!?~

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 ストーブリーグの補強第10弾がありましたね。西武の宮川選手とヤクルトの元山選手の交換トレードが発表されました。

 そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。

 

 

目次

  1. 各選手詳細
  2. トレードの意図
  3. 今後の補強

 

 

 

 

各選手詳細

宮川 哲 (28歳)177cm、85㎏、右投、投手、プロ4年目

通算:試127、回134.1、防4.29、勝4、H24、S1、振128
2023年一軍:試4、回16.1、防7.16、勝1 、振9
2023年二軍:試20、回103、防2.45、勝6、振81

 宮川選手はルーキーの年から一軍で活躍した実績のある投手です。威力のあるストレートを武器に主に中継ぎとして1年目に49試合、3年目に45試合に登板しています。しかし、制球力に課題があり接戦時での優先順位を上げることは出来ていませんでした。今季は先発転向し二軍では好投を見せるものの一軍では厳しい投球となりました。ヤクルトは投手陣が課題で特に先発投手のやりくりに苦労している印象があるので先発ができる宮川選手にとってはチャンスだと思います。

 

 

元山 飛優 (25歳)180cm、79㎏、右投左打、内野手、プロ3年目

通算:試132、率234、安64、本4、打22、得25、盗2、O604
2023年一軍:試22、率179、安7、本0、打3、得1、盗0、O318
2023年二軍:試52、率203、安35、本5、打15、得17、盗4、O576

 元山選手はルーキーの年に堅実な守備力を売りに一軍で主にショートとして97試合に出場しました。ただ、ここ2年は年下の長岡選手の台頭もあり一気に一軍での出番を減らしました。今季も長岡選手が不調ながら打撃でアピール出来ずレギュラー奪取とはなりませんでした。ただ、堅実な守備と内野全ポジションを守れるユーティリティー性を評価されてのトレードだと思いますし、西武では自身の立ち位置を確固たるものにして欲しいです。

 

 

補強の意図

 ヤクルトは投手陣が課題で特に先発投手が苦しいですね。15試合以上に先発登板した選手は小川選手、サイスニード選手、高橋選手、ピーターズ選手の4人だけであり全員が防御率3点以上です。さらに、最も低い防御率3.22をマークしているピーターズ選手の退団も発表されており来季の先発陣も苦労しそうです。また、中継ぎも万石と言える状況ではないですよね。一軍での実績のある宮川選手はチームにとっても大きな補強だと思います。

 西武は源田選手、外崎選手という鉄壁の二遊間がいますが、サードは佐藤選手が台頭したもののまだレギュラー確約というわけではなく元山選手にもレギュラー奪取のチャンスはあると思います。また、二番手以降の選手を入れておきたいということもあったのかもしれませんね。今オフにはユーティリティープレイヤーとして貴重な存在だった呉選手が退団しているので元山選手にはそのような役割を期待されているのかもしれません。いずれにしてもヤクルト時代よりは起用の優先順位は上がりそうです。

 

 

今後の補強

 西武は今オフ珍しく動きが活発だと思います。既に外国人選手を投手2人、野手2人と合計4人も獲得しています。さらに楽天を退団となった炭谷選手を出戻りという形で獲得しています。育成契約に移行した選手も多いですし、支配下昇格をかけた熾烈なバトルも予想されますね。今後の補強はさらなる外国人選手の補強か山川選手FA移籍による人的補償が考えられますね。特に人的補償の相手は層の厚いソフトバンクなので有望な選手が獲得できる可能性が高いです。ここで誰を人的補償の選ぶか注目です。

 日本ハムはドラフトで5人加入するのに対し育成契約に移行した松岡選手、宮内選手、梅林選手を加えて12人分支配下の枠を空けたので現在61人とかなり空いていますね。ここからは投手、野手共に新外国選手中心の補強になると思います。鍵谷選手が育成で復帰したことを踏まえると他球団を退団となった選手が支配下で加入することはほぼないと思います。育成に二軍で好成績を残している投手が多くいるので、その辺の選手の支配下昇格のために枠を空けている可能性も考えられますね。また、新庄監督が就任してからトレードでの補強も積極的に行っているので、トレードでの補強はまだまだありそうです。 

 ヤクルトはほぼ補強が完了している印象ですね。支配下枠は66人とそこまで空きはないですし、外国人選手もピーターズ選手のみの退団ですが、新たに投手を2人獲得しています。ここから補強するとしても今回のようにトレードがメインになると思います。

 

 

まとめ

 今回は即戦力の投手が欲しいヤクルトとユーティリティー性の高い内野手が欲しかった西武の思惑が一致しましたね。両球団、両選手にとっていいトレードになることを期待したいです。

 

 

 

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