何はともあれ野球推しです。
ストーブリーグの補強第5弾がありましたね。今季セリーグ5位のヤクルトに楽天の西川選手、ソフトバンクの嘉弥真選手、増田選手が加入することが発表されました。
そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。
目次
- 各選手詳細
- トレードの意図
- 今後の補強
各選手詳細
西川 遥輝（31歳）181cm、79㎏、右投左打、外野手、プロ13年目
通算：試1370、率274、安1362、本62、打422、得770、盗332、O752
2023年一軍：試35、率181、安13、本1、打4、得11、盗2、O563
2023年二軍：試63、率369、安66、本5、打29、得44、盗8、O1.068
西川選手は過去に何度も盗塁王を獲った経験のある実績豊富な選手です。通算での打率も274とリードオフマンとしての理想型ですね。日本ハムの黄金期では主力として貢献しました。しかし、近年は肩の弱さが不安視されるようになり打撃成績も落ちてきたため出場機会が減っていました。昨年も状態が上がらず一軍での活躍は少なかったですね。ただ、二軍では無双級の成績を残しており、まだ十分活躍できる実力は持っていると思います。楽天入団直後は絶好調でチームに大きく貢献しており爆発力は秘めている点も魅力ですね。
ヤクルトは外野手のレギュラーが固定されていないので一気にレギュラー争いに入ってきてほしいですし、背番号3を提示されているということはそれだけ期待の表れということだと思います。
嘉弥真 新也（33歳）172cm、70㎏、左投、投手、プロ12年目
通算：試463、回312.1、防3.08、勝14、H150、S1、振304
2023年一軍：試23、回12、防5.25、勝1、H8、振7
2023年二軍：試23、回22.1、防4.84、勝1、振16
嘉弥真選手は長年ソフトバンクのブルペンを支えてきた鉄腕です。サイドスロー左投手で2017年から6年連続で50試合以上に登板しており通算でも463試合に登板と左のワンポイントとして幾多の試練を潜り抜けて来ました。ただ、今季は序盤から中々状態が上がらず自慢の左殺しも鳴りを潜めました。ストレートの球威が上がらず生命線である外スラを見切られる場面が多く、甘く入ってきてしまう場面もありました。田浦選手という新たな左投手の台頭もあり出番が少なかったですね。
ソフトバンクを退団となったことは驚きましたが、その経験と昨年は防御率0点台だったなどの実績も氷華されたと思います。ヤクルトの中継ぎ左腕は田口選手が守護神となった影響で今季は山本選手しかいなかったので嘉弥真選手は補強ポイントにピタリとハマると思います。ヤクルトは再施工場と呼ばれるくらい他球団を退団となった選手を戦力化しているので嘉弥真選手ももう一花咲かせて欲しいです。
増田 珠（24歳）179cm、84㎏、右投右打、内野手、プロ6年目
2023年一軍：試35、率182、安12、本1、打3、得7、盗0、O528
2023年二軍：試65、率250、安46、本1、打14、得36、盗2、O760
増田選手はソフトバンクで将来のレギュラー候補として期待された若手有望株の選手です。パンチ力のある右打者として近年は二軍で好成績を残しており、一軍でもコロナ特例などで上がってきて存在感を示していました。ただ、継続して結果を出すことが課題ですね。それでも、まだまだこれからの選手ですし退団報道は正直驚きました。小久保新監督も構想に入れていたとのことですし、、、。
守備位置は一三塁と外野を守れるので、ヤクルトではオスナ選手、村上選手のバックアップ兼外野手のレギュラー争いに入ってくることが期待されると思います。
補強の意図
今後の補強
前回のトレードでは中継ぎ陣が不安なのは変わらないので他球団を退団となった選手を育成契約で獲得する可能性があると記述しましたが、その方針はある程度変わっていないと思います。ただ、他球団を退団となった選手よりもトレードで獲得した方が確実との判断なのでしょう。今後育成契約で補強することがあると思いますがあくまでも保険的な意味合いが強いと思います。
その他、FA宣言をしたオリックスの山崎福選手を狙うのと同時に外国人選手による守護神候補の補強もしたいですね。野手の補強はあまり見込めないと思いますが、外国人選手の補強はしたいですね。特にセンターを守れる選手は確実に欲しいです。
まとめ
ストーブリーグが早速盛り上がっていますね。今のところ巨人がかなり動いていますが、DeNAやヤクルトなど他球団を退団となった選手の獲得調査をしているとの報道が出ています。これから何かしらの動きがあるかもしれませね。他球団の動向にも注目です。
