何はともあれ野球推しです。
今回は個人的な5月のベストナインを勝手に決めました。投手は先発3人、中継ぎ3人、野手は各ポジションの他にユーティリティー部門についてのベストナインを決めていきたいと思います。また、ベストナインには入らなかったものの個人的にピックアップしたい選手をピックアップ賞として挙げたいと思います。
今回は5月パリーグ編です。
先発
小島 和哉 千葉ロッテマリーンズ
5月成績:試4、回28、防1.61、勝3、振16
先ずはここまで勝ち星を重ねているロッテの小島選手を選出しました。安定感抜群の投球でロッテの躍進を支えていますね。同じチームの西野選手と迷いましたが、昨年あれだけ勝てなかったことを考えると、いい感じで来ていて嬉しかったので小島選手にしました。
宮城 大弥 オリックスバッファローズ
5月成績:試4、回29.1、防1.23、勝2、完封1、振24
宮城選手は絶対的エースである山本選手が発熱で離脱するなど苦しい先発陣を支えました。完封勝利も達成するなど完全にオリックスの左腕エースですね。山本選手がメジャー挑戦したとしても宮城選手がいれば大崩れはしないと思います。
加藤 貴之 北海道日本ハムファイターズ
5月成績:試4、回30、防0.30、勝3、完封1、振17
最後に5月に入って圧倒的な成績を残している加藤選手を選出しました。30回を投げ失点は僅かに1と完璧な投球内容です。1試合の消費イニングは7回を超えていますし、日本ハムのエースとして君臨しています。
中継ぎ
オスナ 福岡ソフトバンクホークス
5月成績:試9、回9、防0.00、H9、S5、振9
4月にも選出したオスナ選手を二月連続で選出しました。5月も抜群の安定感を見せ防0.00と文句のつけようがない成績を残しています。現在は体調不良で離脱していますが、オスナ選手が9回にいることはソフトバンクの強さだと言えると思います。
益田 直也 千葉ロッテマリーンズ
5月成績:試9、回9、防0.00、H3、S6、振8
ロッテの絶対的守護神である益田選手も4月に続いて選出しました。劇場型と言われることもありますが、5月は3者凡退で終える試合も多く安定感抜群の投球を披露しました。セーブ王争いも独走中ですし、好調だったロッテの投手陣を支えた選手だと思います。
佐藤 隼輔 埼玉西武ライオンズ
5月成績:試10、回9.2、防1.86、H6、振8
最後に今シーズンから中継ぎに配置転換されブレイクを果たしている佐藤選手を選出しました。同じチームの平井選手やティノコ選手と悩みましたが、威力のあるストレートを中心に抑える投球は本物の逸材だと思います。勝ちパで起用されるにふさわしい選手になっています。
田中 正義 北海道日本ハムファイターズ ピックアップ
5月成績:試9、回9、防3.00、勝1、S6、振13
新たに日本ハムの守護神を務めている田中正義選手をピックアップ選手として選出しました。セーブ失敗となる場面はありますが決して負けることはしないで役割を全うしていると思います。5球団競合のドラフト1位と期待値がかなり高かった選手でしたが、ソフトバンク時代はケガで苦しんでいただけに日本ハムに移籍して貴重な存在となっているところを見ると嬉しいです。
捕手
甲斐 拓也 福岡ソフトバンクホークス
5月成績:試21、率259、安15、本2、打9、得8、O749
捕手はここ最近調子を上げてきた甲斐選手を選出しました。開幕直後は調子が中々上がりませんでしたが、どうやら大丈夫そうですね。元々守備のいい選手なので打撃が良くなればベストナインを狙えると思います。チームの浮上には必要不可欠な選手です。
一塁手
頓宮 裕真 オリックスバッファローズ
5月成績:試24、率369、安31、本0、打6、得13、O858
ファーストは捕手登録ながら今シーズンはファーストで好成績を残している頓宮選手を選出しました。元々パワーがあって確実性が課題の選手でしたが、今シーズンはなぜか逆になっていますね。最近、規定打席に到達し一時的に首位打者になっていました。得点圏打率も4割を超えていますし勝負強さを見せています。遂にレギュラー奪取を果たしたと思います。
二塁手
中村 奨吾 千葉ロッテマリーンズ
5月成績:試20、率338、安26、本2、打12、得9、O903
セカンドは好調だったロッテの主力選手である中村選手を選出しました。開幕直後は中々状態が上がりませんでしたが、5月に入ってから調子を上げてきて不動の3番打者としてチームを引っ張りました。打点も多く出塁も多いということでチームの快進撃に大きく貢献したと思います。
浅村 栄斗 東北楽天ゴールデンイーグルス ピックアップ
5月成績:試23、率253、安21、本7、打13、得11、O872
不振に苦しむチーム状況の中で1人気を吐く浅村選手をピックアップ選手として選出しました。打率はまだ低いですが本塁打が出るようになりチームにとって貴重な得点源になっています。他の選手の状態も上がってくれば浅村選手の成績ももっと上がってくると思います。
三塁手
安田 尚憲 千葉ロッテマリーンズ
5月成績:試17、率290、安18、本3、打11、得8、O889
サードは調子のいいロッテから安田選手を選出しました。5月の始めは状態が上がらずスタメンから外れることもありましたが、徐々に調子を戻していき繋ぎの5番打者としてチームを支えました。四球を選ぶことができていて長打も出ていることが高いOPSに影響していると思います。得点圏打率400と勝負強さも健在です。
遊撃手
紅林 弘太郎 オリックスバッファローズ
5月成績:試24、率253、安20、本3、打12、得7、O728
ショートはロッテの藤岡選手、友杉選手W選出にするか迷いましたが、印象的な活躍を見せる紅林選手を選出しました。開幕直後は中々調子が上がらず二軍スタートでしたが、上がって来てからは流石の活躍を見せています。楽天の松井選手からサヨナラホームランを放ったり、チームが打てていない時に打っている印象です。期待の大型遊撃手が覚醒の時を迎えているのかもしれません。
外野手
万波 中正 北海道日本ハムファイターズ
5月成績:試25、率267、安24、本7、打15、得14、O916
外野手1人目は本塁打王争いを繰り広げる万波選手を選出しました。5月は7本塁打を放つなど自慢のパワーを見せつけています。無安打で終わる試合もありますが、爆発力は球界屈指の選手ですね。モノになれば本塁打王も狙える選手だと思います。
柳田 悠岐 福岡ソフトバンクホークス
5月成績:試23、率267、安23、本6、打16、得12、O889
次にソフトバンクの看板選手である柳田選手を二月連続で選出しました。5月は打率こそ下げましたが、本塁打が出るようになり長打率や打点は4月を上回りました。ここまで順調に来ていますし、シーズン終了後にはかなりの好成績を残している可能性もあります。
茶野 篤政 オリックスバッファローズ
5月成績:試24、率263、安25、打7、得9、盗3、O581
突出した成績を残している選手が上記の2人しかおらず3人目の選考にとても悩みましたが、継続して試合に出場している茶野選手を選出しました。成績自体は4月よりも落ちていますが、安打も出ていますし守備の安定感は上がっていると思います。新人王も狙える選手だと思うので頑張って欲しいです。
指名打者
ポランコ 千葉ロッテマリーンズ
5月成績:試18、率222、安14、本5、打15、得7、O773
DHでは打率は低いながらも長打力が自慢のポランコ選手を選出しました。長打不足に苦しむチーム状況の中で貴重な存在となっていると思います。15打点と勝負強い印象的な活躍が多い選手です。
ユーティリティー
池田 来翔 千葉ロッテマリーンズ
5月成績:試12、率373、安19、本2、打5、得13、O1.006
ユーティリティー部門では一軍に昇格してから抜群のインパクトを残している池田選手を選出しました。同じチームの茶谷選手を迷いましたが、12試合の出場で13得点と異次元の成績を残しました。リードオフマンとしてチームの躍進に大きく貢献した選手だと思います。
選出 ※ピックアップ選手
オリックス 4人(宮城、頓宮、紅林、茶野)
ソフトバンク 3人(オスナ、甲斐、柳田)
西武 1人(佐藤)
楽天 1人(浅村)
ロッテ 6人(小島、益田、中村、安田、ポランコ、池田)
日本ハム 3人(加藤、田中、万波)
まとめ
5月は下馬評を覆えし快進撃を見せたロッテの選手が多く選出されました。月間MVPはまだ発表されていませんが、個人的には加藤選手と万波選手の日本ハム勢がW受賞すると思います。