個人的、6月、月間ベストナイン、パリーグ編!!~交流戦を終え現在調子のいい選手は誰だ!?~

何はともあれ野球推しです。

 

 

今回は個人的な6月のベストナインを勝手に決めました。投手は先発3人、中継ぎ3人、野手は各ポジションの他にユーティリティー部門についてのベストナインを決めていきたいと思います。また、ベストナインには入らなかったものの個人的にピックアップしたい選手をピックアップ賞として挙げたいと思います。

 今回は6月パリーグ編です。

 

 

先発

有原 航平  福岡ソフトバンクホークス

6月成績:試4、回28.2、防0.94、勝3、振16

 先ずは今シーズンから日本球界に復帰した有原選手を選出しました。メジャーに挑戦する前の良い時の有原選手が出ていたと思います。四球も少なく安定していますね。先発がイニングを食えていないチーム事情だけに期待がかかる選手だと思います。

 

 

山﨑 福也  オリックスバファローズ

6月成績:試4、回27、防2.33、勝4、振21

 続いて交流戦で一気に上がってきた山崎福也選手を選出しました。別記事でも取り上げましたが、打撃のいい投手で交流戦は大好きな選手です。気持ちが高ぶるのか交流戦では3戦3勝、交流戦を終えてからも完封未遂となる好投を見せるなど交流戦を機に無敵モードに突入しました。今年もタイムリーを打つなど2安打を放ち打率400とさすがの打撃でした。

 

 

山本 由伸  オリックスバファローズ

6月成績:試4、回30、防1.80、勝3、振30

 最後に球界屈指の絶対的エースである山本選手を選出しました。6月も本調子ではないと思いますが、調子が上がらない中でも結果が残せるのは流石ですね。今年は山下選手の台頭、宮城選手が覚醒気味なこともあり山本選手に負担が集中していないところがいい結果に結びついていると思います。シーズン終盤には例のごとく無双していることでしょう。

 

北山 亘基  北海道日本ハムファイターズ  ピックアップ

6月成績:試3、回18.1、防1.96、勝2、振19

 ピックアップ選手として先発転向が大成功となった北山先生を選出しました。5月も調子が良かったですが、6月も好調を維持し防御率1点台でフィニッシュしました。交流戦ではタイムリー安打を2本打つなど二刀流の活躍も光りましたね。チームが浮上している要因の一つだと思います。

 

 

 

中継ぎ

モイネロ  福岡ソフトバンクホークス

6月成績:試11、回10.2、防0.84、勝2、H5、S4

 中継ぎはまずソフトバンクの絶対的セットアッパーのモイネロ選手を選出しました。今シーズンも変わらず抜群の安定感を見せています。6月はオスナ選手が一時離脱した時に代役守護神も務めて難なくこなしていました。モイネロ選手の安定感がソフトバンクの強さを支えていますね。

 

松井 裕樹  東北楽天イーグルス

6月成績:試10、回9.1、防0.86、勝0、S8、振11

 続いて楽天の絶対的守護神である松井裕樹選手を選出しました。今シーズンは継続して調子が良かったですが、6月はチーム状態も上向いてきて出番が増えました。8セーブは6月のパリーグ最多セーブですし、松井選手の出番が増えていくと順位が上がってくると思います。

 

山﨑 颯一郎  オリックスバファローズ

6月成績:試9、回9、防0.00、H3、S3、振12

 最後にオリックスの剛腕、山崎颯一郎選手を選出しました。6月は主に8回9回の勝ちパターンで起用され無失点に抑えました。球速も出るようになりましたし、オリックスで最も信頼できる中継ぎ投手になっていると思います。

 

池田 隆英  北海道日本ハムファイターズ

6月成績:試9、回7.2、防1.17、H4

 ピックアップ選手として日本ハムの池田選手を選出しました。今シーズンは中継ぎで気迫あふれる投球を見せ、最近は調子の良さを買われ8回に定着していますね。田中正義選手といい池田選手といい日本ハムの今年の中継ぎ陣は新しい投手の台頭が多いですね。

 

 

捕手

マルティネス  北海道日本ハムファイターズ

6月成績:試17、率294、安15、本3、打14、得5、O968

 捕手は日本ハムのマルティネス選手を選出しました。守備面ではまだまだ課題が多いですが、6月は打撃で貢献する場面が目立ちました。中でも得点圏打率636と圧倒的な勝負強さを見せましたね。OPSもかなり高いですし、守備が良くなれば最強の捕手になれる可能性があります。

 

太田 光  東北楽天イーグルス

6月成績:試16、率303、安10、本0、打7、得2、盗1、O742

 ピックアップ選手として楽天の太田選手を選出しました。毎試合スタメンというわけではありませんが、いい場面で打点を稼いで結果的に決勝打になっている印象があります。得点圏打率333と高いですし、スタメンではない日でも代打での起用も増えています。打撃がいい時の太田選手は強いです。

 

 

一塁手

頓宮 裕真  オリックスバファローズ

6月成績:試22、率372、安29、本7、打12、得14、O1.175

 ファーストはこの人ですよね。今シーズン覚醒を遂げている頓宮選手を選出しました。6月は高い打率はそのままに少なかった本塁打が増えてきました。OPSも圧倒的でパリーグでもトップクラスに警戒される打者になったと思います。このままの調子を維持できれば首位打者も見えてきます。

 

渡部 健人  埼玉西武ライオンズ  ピックアップ

6月成績:試21、率264、安19、本3、打9、得9、盗2、O803

 ピックアップ選手として若手有望株の渡部選手を選出しました。山川選手が抜けてから空いたファーストに定着し、4番で起用されるなど大きな期待をかけられその期待に応えています。実質一軍1年目の選手ですし、OPS803は上出来だと思います。現在は離脱中ですが、しっかりと治して一軍に戻ってきて欲しいです。

 

 

二塁手

外崎 修汰  埼玉西武ライオンズ

6月成績:試22、率269、安21、本2、打7、得10、盗4、O797

 セカンドは今シーズン復調を見せている外崎選手を選出しました。西武の主力が軒並み不振や離脱をしている中で、継続して試合に出場し結果を残しています。鉄壁のセカンド守備も流石ですよね。本当に頼もしい選手です。

 

 

三塁手

マキノン  埼玉西武ライオンズ

6月成績:試22、率259、安21、本2、打4、得9、O691

 サードは西武の新外国人選手であるマキノン選手を選出しました。成績としてはそこまで良いわけではありませんが、継続的に試合に出ていてそこそこの成績を残せるので西武としては貴重な戦力だと思います。他球団のサードが軒並み苦戦しているのもマキノン選手のプラス評価に繋がりました。元々はファーストの選手ですが、慣れないサード守備も懸命にこなせていると思います。間違いなく当たり助っ人です。

 

 

遊撃手

紅林 弘太郎  オリックスバファローズ

6月成績:試22、率368、安25、本1、打3、得5、O876

 ショートは覚醒の兆しを見せている紅林選手を選出しました。6月は打撃が好調で打率368と高水準の成績を残しました。終盤には3番で起用されていて首脳陣からの期待もうかがわせます。守備も安定していますし、守備範囲内に来た打球には焦らず落ち着いて処理することができますね。プロ4年目ですが既にベテランの香りをにじませる守備をしますね。

 

 

外野手

近藤 健介  福岡ソフトバンクホークス

6月成績:試23、率342、安26、本6、打17、得17、O1.172

 外野手はまず本領発揮し始めた近藤選手を選出しました。WBCやチームが変わった影響もあるのか、疲労が蓄積し4月~5月にかけて調子を落としていました。ただ、6月になって調子を上げてきて凄まじい成績を残しました。前後の打者が強いので打点、得点もかなり稼げていますし、個人的には月間MVPかなと思っています。ソフトバンクのリーグ優勝には必要不可欠な選手です。

 

小郷 裕哉  東北楽天イーグルス

6月成績:試23、率341、安29、本2、打10、得10、盗3、O863

 続いて現在ブレイク中の小郷選手を選出しました。チームの野手陣が全体的に調子が悪い中数少ない調子のいい選手で、6月にスタメンで継続して起用されました。中盤からは3番として起用され中軸としてチームの勝利に貢献しました。チームの状態が上がってきたのも小郷選手の貢献度が大きいと思います。勢いそのままレギュラー定着を果たして欲しいです。

 

ポランコ  千葉ロッテマリーンズ

6月成績:試14、率348、安16、本2、打7、得6、O937

 最後にロッテの主軸であるポランコ選手を選出しました。基本DHの選出ですが、外野手起用もあったので外野手で選出しました。守備力は低いもののロッテとしては貴重な長打の打てる選手ですし、6月は打率も高かったですね。チームの状態が悪かったので打点、得点は少ないですが奮闘していると思います。

 

 

指名打者

柳田 悠岐  福岡ソフトバンクホークス

6月成績:試23、率258、安23、本4、打11、得8、O823

 DHはソフトバンクの柳田選手を選出しました。4月、5月に続いて3期連続の選出は柳田選手だけです。6月は打率は低かったものの四球を多く選べていて本塁打も出ているので、相変わらず高いOPSを維持しています。近藤選手の状態が上がってきたのでここからチャンスで回ってくる可能性が増えるかもしれません。

 

 

ユーティリティー

牧原 大成  福岡ソフトバンクホークス

6月成績:試23、率299、安29、本0、打9、得11、盗0、O643

 ユーティリティー枠としてソフトバンクの牧原選手を選出しました。今シーズンは主にセカンドとセンターで起用され高い守備力を見せています。ケガなどもあり4月、5月は選出されませんでしたが、継続して試合に出場できた6月は打率299と好成績を残し選出となりました。四球や長打が増えてくればOPSも上がってくると思います。

 

小深田 大翔  東北楽天イーグルス  ピックアップ

6月成績:試22、率268、安19、本2、打7、得14、盗4、O760

 ピックアップ選手として楽天の小深田選手を選出しました。今シーズンは本職のショートだけでなくサードや外野での起用も多く、その中でも十分な守備を見せています。6月は打撃成績も上がってきてチームの状態が上向いてきている要因の1つとなっていると思います。今後も複数ポジションでの起用が続くと思いますが、打撃成績が上がってくればチームにとって欠かせない戦力になると思います。

 

 

選出 ※赤ピックアップ

オリックス   5人(山崎福、山本、山崎颯、頓宮、紅林)

ソフトバンク  5人(有原、モイネロ、近藤、柳田、牧原)

西武      3人(渡部、外崎、マキノン

楽天      4人(松井裕、太田、小郷、小深田

ロッテ     1人(ポランコ)

日本ハム    3人(北山、池田、マルティネス)

 

 

 

まとめ

 6月は交流戦で調子のよかったオリックスソフトバンクの選手が多く選出されました。逆に5月に最多選出だったロッテが1人だけの選出となりチーム状態の悪さが目立っています。4月、5月にチーム状態が悪く最少の選出となっていた楽天は4人選出されておりチームの上がり目が見えていますね。個人的にはソフトバンクの有原選手、近藤選手が月間MVPを受賞すると思います。