個人的、7月、月間ベストナイン、セリーグ編!!~快進撃の広島からは何人選ばれた!?~

何はともあれ野球推しです。

 

今回は個人的な7月のベストナインを勝手に決めました。投手は先発3人、中継ぎ3人、野手は各ポジションの他にユーティリティー部門についてのベストナインを決めていきたいと思います。また、ベストナインには入らなかったものの個人的にピックアップしたい選手をピックアップ賞として挙げたいと思います。

 今回は7月セリーグ編です。

 

 

成績の略称

試(試合)、防(防御率)、H(ホールド)、S(セーブ)、振(三振)

 

 

 

 

 

先発

森下 暢仁   広島東洋カープ

2023年7月:試4、回28.1、防1.59、勝2、振18、完封1

 先ずは広島の快進撃を支えた森下選手を選出しました。今シーズンはクリーニング手術を受けたこともあり開幕には間に合いませんでしたが、5月に復帰してからは安定感抜群の投球を見せていますね。7月は全4試合を2失点以下に抑えしっかりとエースらしい投球をしていたと思います。文句なしの選出です。

 

山﨑 伊織   読売ジャイアンツ

2023年7月:試4、回28.1、防1.91、勝4、振19

 次に巨人の先発の柱となっている山崎選手を選出しました。6月から絶好調でしたが、7月は4戦4勝と大ブレイクを果たしました。調子と結果が伴うことは意外と難しいですが今月は凄まじかったですね。1試合平均7回を投げていますし今の巨人の中でも最も信頼できる先発の1人だと思います。

 

バウアー  横浜DeNAベイスターズ

2023年7月:試5、回36.1、防2.23、勝2、振32

 最後に中4でローテを回ったバウアー選手を選出しました。中4日で回りながら平均7回以上を投げ防御率2.23は凄まじい成績だと思います。オールスターも投げているので今月は6登板ですね。これだけの投手が中4日で回ってくれるのは優勝を争いしているチームにとってかなり大きいと思います。メジャーの大スターが本領発揮し始めています。

 

メヒア  中日ドラゴンズ  ピックアップ

2023年7月:試4、回26、防1.73、勝2、振13

 ピックアップ選手として中日のメヒア選手を挙げました。広島の床田選手、野村選手と迷いましたが、森下選手を選出しているのでバランスを見ました。今シーズン途中から加入しましたが、既に先発の柱となっていますね。7月は全4試合で6回以上を投げ2失点以下に抑えました。中日は先発の頭数が足りていないので貴重な戦力となっています。

 

中継ぎ

矢崎 拓也  広島東洋カープ

2023年7月:試10、回10、防0.00、勝0、H2、S7

 中継ぎとして絶好調の広島中継ぎ陣を牽引する守護神の矢崎選手を選出しました。今シーズンから守護神を任されていますが、7月は10試合で無失点とチームの快進撃に貢献しました。広島の今季の躍進には矢崎選手の存在が大きいと思います。

 

マルティネス  中日ドラゴンズ

2023年7月:試7、回7、防0.00、勝0、H1、S5、振7

 次に中日の絶対的守護神であるマルティネス選手を挙げました。何だか毎月選出している気がします。7月は少し塁を賑わす場面が増えましたがいまだに防御率0.00をキープしていますね。中日の逆襲には欠かせない選手です。

 

田口 麗斗  東京ヤクルトスワローズ

2023年7月:試11、回11、防1.64、勝1、H1、S10、振11

 最後にヤクルトの守護神である田口選手を挙げました。7月は上がってきたチームの勢いに乗り7月の最多セーブを記録していますね。今シーズンから守護神を務めているとは思えないメンタルの強さを見せています。

 

 

捕手

大城 卓三  読売ジャイアンツ

2023年7月:試21、率290、安20、本3、打8、得10、O832

 捕手は巨人の正捕手である大城選手を挙げました。今シーズンは元から良かった打撃が覚醒していますね。7月は打率290、OPS832と打撃型の捕手として不動の地位を築いています。これほど打てる捕手は他球団見渡しても少ないのでチームのストロングポイントになっていると思います。

 

宇佐見 真吾  中日ドラゴンズ  ピックアップ

2023年7月:試20、率300、安18、本1、打4、得6、O799

 ピックアップ選手として6月の終盤にトレードで加入した宇佐見選手を挙げました。高い打力を活かしてクリーンアップに座り打率300と捕手としては有り余るくらいの打撃を見せています。木下選手の穴を埋める選手として期待されていましたが、このまま正捕手を奪うことも考えられますね。木下選手が戻ってきてからの起用に注目です。

 

 

一塁手

大山 悠輔  阪神タイガース

2023年7月:試21、率259、安19、本3、打8、得6、O837

 ファーストは阪神の不動の4番である大山選手を挙げました。他球団のファーストの選手の調子が悪く、中々固定できない球団も多い中不動の4番としてチームに貢献していますね。リーグ優勝に向けて大山選手の活躍は必要不可欠だと思うので、夏男ですしもっと調子を上げていってほしいです。

 

 

二塁手

吉川 尚輝  読売ジャイアンツ

2023年7月:試21、率268、安22、本4、打11、得11、O737

 セカンドは巨人のリードオフマンに返り咲いた吉川選手を挙げました。打率は飛びぬけて高いわけではないものの、打点、得点ともに高く点数への絡みが多いですね。さらに、守備では華麗なプレーを何度も見せていてこの調子を維持できればゴールデングラブ賞も狙えるのではないかという域に来ていると思います。

 

 

三塁手

村上 宗隆  東京ヤクルトスワローズ

2023年7月:試21、率314、安24、本7、打17、得12、盗3、O1.036

 サードでは復活の兆しを見せている村上選手を挙げました。昨年の絶好調の時に比べたらまだ調子が上がると思いますが、7月の成績はさすが昨年の三冠王と思わせるような数字を叩きだしています。村上選手の調子と共にチームの状態も上向いてきたと思います。ここからの逆襲を期待したいです。

 

 

遊撃手

門脇 誠  読売ジャイアンツ

2023年7月:試20、率283、安17、本1、打6、得7、盗23、O677

 ショートはドラフト4位ルーキーの門脇選手を選出しました。守備力が高く二遊間やサードで起用されていましたが、打撃が課題となっていました。坂本選手が離脱してからショートに固定され華麗な守備を披露していました。課題の打撃も打率283と好調でプロ初本塁打も記録するなど改善が見られますね。この調子を維持できれば坂本選手が戻って来てもスタメンで起用される機会が増えると思います。

 

 

外野手

岡林 勇希  中日ドラゴンズ

2023年7月:試21、率382、安32、本0、打7、得15、盗0、O855

 外野手では先ず中日の岡林選手を挙げました。昨年ブレイクを果たし今年が一軍2年目ですが今シーズンも安定して成績を残しています。7月は絶好調で、21試合で32安打を放つ大爆発を見せました。2年連続となる最多安打も射程圏内に入って来ましたね。中日に欠かせない選手の1人だと思います。

 

秋広 優人  読売ジャイアンツ

2023年7月:試21、率264、安23、本6、打15、得8、O794

 次に高卒3年目にして巨人の3番を任されている秋広選手を選出しました。7月は6本塁打と自慢のパワーを存分に見せつけチームトップとなる15打点を稼ぎました。試合を決める決勝打などの印象的な打撃も多かったですね。既にチームの主力選手の仲間入りをしたいと思います。

 

サンタナ  東京ヤクルトスワローズ

2023年7月:試16、率358、安19、本3、打12、得10、盗1、O1.018

 最後にヤクルトの5番に定着しているサンタナ選手を選出しました。体調不良の影響で離脱していた試合が何試合かありましたが、好調な村上選手の後を打つ打者として素晴らしい成績を残していると思います。特に得点圏打率583は凄まじいですね。試合数は少ないですが選出してもいいと思います。

 

森下 翔太  阪神タイガース  ピックアップ

2023年7月:試18、率254、安17、本3、打15、得8、O778

 ピックアップ選手として阪神のドラフト1位ルーキーである森下選手を挙げました。オープン戦では絶好調でしたが、シーズン開幕後は結果が出ず二軍で過ごす時間も長かったです。7月からは近本選手が離脱したこともありレギュラーに固定され、打撃が上向き現在は3番打者として近本選手復帰後もスタメンで起用され続けています。印象的な本塁打などいいところで打つ場面が多くあり、今ではチームになくてはならない存在ですね。

 

 

ユーティリティー

上本 崇司  広島東洋カープ

2023年7月:試18、率317、安20、本0、打2、得3、盗3、O733

 ユーティリティー部門では広島の上本選手を選出しました。昨年から打撃が良くブレイクを果たしていましたが、今シーズンは二遊間やサード、外野での出場がありユーティリティー性を発揮しています。7月は打撃が絶好調で4番を任される試合もあるなど打撃でもチームに貢献していました。

 

 

選出 ※ピックアップ選手

ヤクルト  3人(田口、村上、サンタナ

DeNA    1人(バウアー)

阪神    2人(大山、森下)    

巨人    5人(山崎、大城、吉川、門脇、秋広)    

広島    3人(森下、矢崎、上本)    

中日    4人(メヒア、マルティネス、宇佐見、岡林)

 

 

まとめ

 7月は広島が怒涛の快進撃をしており最多選出になると思われましたが、思ったよりも巨人と中日の選出が多かったですね。広島の快進撃は投手陣の頑張りによるところが大きかったので、野手が多く選出されるこの企画の性質上そこが影響しているのだと思います。中日は2番目に多い選出ですが、結果が中々伴わないですね。チームとしてはまだ層が薄いということだと思います。個人的には広島の森下選手とヤクルトの村上選手が月間MVPだと思います。