何はともあれ野球推しです。
今回は個人的な7月のベストナインを勝手に決めました。投手は先発3人、中継ぎ3人、野手は各ポジションの他にユーティリティー部門についてのベストナインを決めていきたいと思います。また、ベストナインには入らなかったものの個人的にピックアップしたい選手をピックアップ賞として挙げたいと思います。
今回は7月パリーグ編です。
先発
髙橋 光成 埼玉西武ライオンズ
2023年7月:試4、回28、防2.57、勝2、完封2、振19
先ず、西武のエースである高橋選手を選出しました。7月の前半はそこまで良くなかったものの、最後の2戦で2試合連続となる完封勝利を挙げるなど覚醒していたので迷わず選出しました。一時期は苦戦する場面も多かったですが、この変わりようは何かあったのでしょうか笑?。これぞエースという投球を見せてくれたと思います。
岸 孝之 東北楽天イーグルス
2023年7月:試3、回19.2、防0.92、勝2、振14
次に快進撃を支えた楽天の先発陣からベテランの岸選手を選出しました。シーズン序盤は打ち込まれる場面も多かったですが、二軍調整から戻って来てからは素晴らしい投球を続けてますね。全盛期の投球と見間違うほどの安定感です。調子のいい先発陣の象徴のような選手です。
山本 由伸 オリックスバファローズ
2023年7月:試3、回24.2、防1.46、勝2、完投1、振26
最後に首位オリックスの絶対的エースである山本選手を選出しました。オールスターも投げたので登板は3試合でしたが、1試合平均8回以上を投げ防御率1点台とこれぞエースという投球を見せました。イニングを上回る奪三振もとっており、3年連続となる投手4冠に向けて奪三振も追撃態勢ですね。オリックスの優勝には必要不可欠な選手です。
今井 達也 埼玉西武ライオンズ ピックアップ
2023年7月:試4、回29、防0.62、勝3、振24
ピックアップ選手として西武の今井選手を選出しました。本来ならピックアップ選手ではなく普通に3人の枠に入ってくる成績を残していますよね。高橋選手を選出したためピックアップ選手としての選出になりました。4試合全てで7回以上を投げ2失点以下に抑える素晴らしい投球を見せていますね。この状態を通年続けられるようになれば球界のエースになれる選手です。
中継ぎ
増田 達至 埼玉西武ライオンズ
2023年7月:試11、回11、防0.82、勝1、H5、S6、振6
中継ぎでは好調な西武の投手陣を支える増田選手を選出しました。近年は不安定な投球内容の時も増えていましたが、今月は抜群の安定感でチームの勝ちパとして貢献しましたね。9回が安心して任せられる選手がいることが、好調の要因の1つだと思います。
松井 裕樹 東北楽天イーグルス
2023年7月:試9、回8.1、防0.00、勝0、H1、S7、振11
次に快進撃を怒涛の猛追を見せる楽天から守護神の松井選手を選出しました。先月に続いての選出ですね。今月のも抜群の安定感で7月の最多セーブを挙げています。セーブ王も射程圏内ですね。チームになくてはならない選手です。
宇田川 優希 オリックスバファローズ
2023年7月:試10、回10.2、防0.82、勝2、H5、S2、振13
最後に帰ってきた中継ぎエース宇田川選手を選出しました。今シーズンは序盤から火消し役として登板し、一時調子を崩しましたが昇格後は復活の気配を見せていますね。火消し、セットアッパー、守護神と多彩な場面で登板し防御率0.82と結果を残しました。オリックスの中継ぎ陣を支える存在だと思います。
東妻 勇輔 千葉ロッテマリーンズ ピックアップ
2023年7月:試10、回8.1、防1.08、勝0、H3、振6
ピックアップ選手としてロッテの東妻選手を選出しました。今シーズンは超クイック投法を武器に接戦時に登板する選手として結果を残していますね。8回、9回が固まっている中でのそこ繋ぐまでの1人として欠かせない戦力になっていると思います。
捕手
若月 健矢 オリックスバファローズ
2023年7月:試19、率400、安22、本3、打5、得7、O1.031
捕手は森選手が離脱してからオリックスの正捕手に君臨している若月選手を選出しました。元々守備のいい選手でしたが、近年は打撃でも好成績を残せる選手になりましたね。今シーズンは森選手の方が出場機会が多かったですが、森選手がいない間にここまで打つと外せないですよね。今後の起用法に注目です。
一塁手
マキノン 埼玉西武ライオンズ
2023年7月:試20、率319、安23、本2、打8、得7、O863
ファーストは新外国人のマキノン選手を選出しました。今シーズンはここまで継続的にクリーンアップとして起用されて結果を残していますね。山川選手が離脱してからは慣れ親しんだファーストで固定されています。7月に状態を上げてきたことがチームの快進撃を支えたと思います。今ではなくてはならない選手の1人です。
二塁手
三森 大貴 福岡ソフトバンクホークス
2023年7月:試22、率316、安18、本2、打4、得9、O795
セカンドではソフトバンクから好調な三森選手を挙げました。今シーズンはセカンドのレギュラーに定着することが期待されましたが、開幕直後は中々結果が出ていなかったですね。ただ、最近はオリックスの山本選手から本塁打を打つなど状態を上げてきました。守備も安定している選手になりましたし、この調子ならレギュラー定着を目指せると思います。
三塁手
フランコ 東北楽天イーグルス
2023年7月:試17、率274、安17、本3、打9、得11、O765
サードは新外国人のフランコ選手を選出しました。数字的には突出したものはないですが、打点、得点共に高く、多く点に絡んでいるということで選びました。7月はチーム状態も良い中その勢いに乗って状態を上げてきましたね。クリーンアップとしてまずまずやれていると思います。メジャーリーガーが日本球界に対応してきたのかもしれません。
清宮 幸太郎 北海道日本ハムファイターズ ピックアップ
2023年7月:試21、率288、安23、本4、打6、得10、盗1、O837
ピックアップ選手として日本ハムの清宮選手を選出しました。昨年まではファーストがメインの選手ですが、今シーズンはサードにコンバートされ見事に対応していますね。まだまだ守備の課題はありますが、転向したてでこれだけやれれば十分だと思います。自慢の打撃でもいい数字を残していますし、後は得点圏打率を上げるだけだと思います。
安田 尚憲 千葉ロッテマリーンズ
2023年7月:試20、率273、安21、本2、打13、得6、O726
2人目のピックアップ選手としてロッテの安田選手を選出しました。数字的にはピックアップするほどではないかもしれませんが、7月は2度のサヨナラ打を放つなど勝負強さを見せましたね。ロッテは接戦に強いチームですが安田選手は効果的な一打を放っていると思います。
遊撃手
村林 一輝 東北楽天イーグルス
2023年7月:試22、率293、安27、本1、打16、得11、盗3、O736
ショートは楽天の村林選手を選出しました。昨年までは守備固めなど途中出場がメインの選手でしたが、今シーズンは課題の打撃で結果を残し絶賛大ブレイク中ですね。7月も好調をキープし、特に得点圏打率400、打点16と勝負強さが目立ちました。楽天の快進撃を支えた選手の1人です。
源田 壮亮 埼玉西武ライオンズ ピックアップ
2023年7月:試20、率309、安25、本0、打4、得8、盗2、O746
ピックアップ選手として西武の不動のショートである源田選手を選出しました。WBCで負傷し開幕は出遅れ復帰してからも調子が良くなかったですが、7月に状態を上げてきましたね。守備では流石のプレーを見せていますし、チームの顔として引っ張っている選手です。
外野手
近藤 健介 福岡ソフトバンクホークス
2023年7月:試22、率343、安24、本3、打10、得8、O1.043
外野手はまずソフトバンクの主力選手である近藤選手を選出しました。先月に続いての選出ですね。先月からの好調を維持していてOPS1.043と凄まじい成績を残しています。得点圏打率400と勝負強さも見せましたね。チームは苦しんでいましたが、孤軍奮闘していた印象です。
万波 中正 北海道日本ハムファイターズ
2023年7月:試21、率337、安28、本1、打6、得8、O806
次に日本ハムの4番に君臨している万波選手を選出しました。オールスターにも出場しましたし、完全にチームの顔になったと思います。7月は自慢の長打力は鳴りを潜めましたが、安打を量産し得点圏打率368と4番として素晴らしい成績を残したと思います。打点が少なかったのはそもそもチャンスが少なかったからだと思います。守備でもいいプレーがありましたしゴールデングラブ賞も狙えると思います。
角中 勝也 千葉ロッテマリーンズ
2023年7月:試14、率297、安11、本4、打13、得7、O1.015
最後に打席数は少ないながらも印象的な活躍を見せている角中選手を選出しました。特にソフトバンク戦のサヨナラホームランは驚きました。元々本塁打はそれほど多くないですが、今シーズンは長打力を見せていますね。代打で出てくることが多いですが、終盤に出てくると何とかしてくれるような期待感があるまさに「代打の神様」だと思います。
指名打者
浅村 栄斗 東北楽天イーグルス
2023年7月:試22、率395、安34、本9、打24、得16、O1.220
DHは楽天の主砲である浅村選手を選出しました。7月はほぼ4番DHで固定され大爆発を見せました。楽天の躍進の最大の要因は浅村選手の大爆発だと思いますね。文句なしの月間MVPだと思います。
セデーニョ オリックスバファローズ
2023年7月:試18、率309、安21、本7、打23、得9、O1.018
ピックアップ選手としてオリックスのセデーニョ選手を選出しました。今シーズンから育成選手として加入しましたがシーズン途中に支配下昇格を果たし、森選手が離脱したと同時に4番に定着しチームの中心選手として機能しました。特に得点圏での本塁打が多く3ランホームランで打点を荒稼ぎしていますね。浅村選手がいなければセデーニョ選手が月間MVPだったと思います。
ユーティリティー
山口 航輝 千葉ロッテマリーンズ
2023年7月:試20、率276、安21、本3、打10、得12、O827
ユーティリティー枠としてロッテの山口選手を選出しました。ユーティリティーの印象はないですが、ファーストとレフトで出場しているのでこの枠で選出としました。7月に調子を上げクリーンアップとして相応しい成績を残していますね。リーグ優勝に向けて山口選手の調子が大きなカギになると思います。
選出 ※赤ピックアップ
オリックス 4人(山本、宇田川、若月、セデーニョ)
ソフトバンク 2人(三森、近藤)
西武 5人(高橋、今井、増田、マキノン、源田)
ロッテ 4人(東妻、安田、角中、山口)
日本ハム 2人(清宮、万波)
まとめ
パリーグは快進撃のあった楽天と西武から最多の5人が選出されました。シーズン序盤はかみ合いませんでしたが、ここにきて上り調子ですね。パリーグの順位もまだまだわからないです。また、大型連敗のあったソフトバンクと日本ハムは最少の2人に留まりました。現在1位、2位のオリックス、ロッテも4人ずつ選出されていて調子を落とさない要因の1つだと思います。個人的には今井選手と浅村選手が月間MVPだと思います。