各選手の年俸は適正か!?球団別年俸評価~阪神タイガース投手編~

何はともあれ野球推しです。

 

今回はいつかやりたいなと思っていた企画である各選手の年俸評価を行っていきたいと思います。かなり長い企画になりそうなので今シーズンかけてゆっくりやれればなと思います。私は基本的に選手ファーストですので年俸が多過ぎると言うことはほぼないと思います。皆さんもこれを機に選手の年俸について考えてみてください。ちなみに年俸は推定で間違っている可能性もあるのでご注意ください。それでは見ていきましょう。

 

今回は強固な投手陣を誇る阪神タイガースの投手です。

 

順番は背番号順です。

成績の略称

試(試合)、防(防御率)、H(ホールド)、S(セーブ)、振(三振)

 

 

 

 

 

岩崎 優(31歳)年俸:2億 5000万アップ プロ10年目

2022年:試57、回55、防1.96、勝1、H12、S28、振44
通算:試408、回604.1、防2.86、勝30、H143、S41、振567

 岩崎選手は国士舘大学からドラフト6位で加入し、長年中継ぎの主力として活躍してきた選手です。昨年は中々守護神が決まらない中で代役守護神に指名されシーズン終了まで見事に大役を果たしました。長年勝ちパとして貢献してきてくれていて、チームの中継ぎの中で実績も安定感も抜けていますよね。その実績が評価され国内FA権を取得したこのタイミングで4年総額8億の大型契約を結びました。チーム内3番目の高額な年俸に見合うだけの選手だと思います。

 

岩貞 祐太(31歳)年俸:1億 5500万アップ プロ10年目

2022年:試53、回42、防2.57、勝2、H13、振38
通算:試244、回649.2、防3.62、勝39、H52、振584

 岩貞選手は横浜商科大学からドラフト1位で加入し、長年先発として戦力となっていてここ3年は中継ぎとしても戦力となっている選手です。昨年も中継ぎとして活躍しキャリアハイとなる53試合に登板し防御率2点台と安定していました。国内FA権を取得するタイミングということで3年総額3億の大幅アップを掴みました。チームにとっても必要な選手だと思うので、大型契約をしてでも残ってほしかったのだと思います。

 

西 純矢(21歳)年俸:2800万 1550万アップ プロ4年目

2022年:試14、回77.1、防2.68、勝6、振60
通算:試16、回85.1、防2.80、勝7、振62

 西純也選手は創志学園からドラフト1位で加入した将来のエース候補選手です。高卒3年目となる昨年はキャリアハイの6勝をマークし今後に繋がる投球を見せました。球団からもしっかり評価され大幅昇給を掴みましたね。個人的にはキリ良く3000万でも良かった気もします。今シーズンは中々調子が上がらないですが、後半戦巻き返せば昇給も見えてくると思います。

 

西 勇輝(32歳)年俸:3億 5000万アップ プロ15年目 

2022年:試23、回148.1、防2.18、勝9、振93
通算:試314、回1896、防3.16、勝110、H2、S1、振1355

 西勇輝選手は菰野高校からドラフト3位でオリックスに加入し、FAで阪神に移籍した実績豊富な先発投手です。FAで移籍した時は4年8億の大型契約で移籍していました。昨年は二桁勝利には届きませんでしたが防御率セリーグ2位となる2.18とかなりの安定感でエース級の活躍を見せました。複数年契約が切れるタイミングでしたが新たに3億で契約しました。今シーズンは防御率が少し悪いですが盛り返してくれると思います。

 

青柳 晃洋(29歳)年俸:2億4000万 1億2000万アップ プロ8年目

2022年:試24、回162.1、防2.05、勝13、振132
通算:試131、回775.1、防2.96、勝51、振548

 青柳選手は帝京大学からドラフト5位で加入し、主に先発として活躍してきたエース格の選手です。昨年はセリーグでは一番良くオリックスの山本選手がいなければ沢村賞を狙えるくらいの成績を残しました。2年連続13勝を挙げ完全に阪神のエースとなりました。年俸も1億円以上の大幅アップを果たしチーム内2番目の年俸となりました。今シーズンはここまで調子が良くないので、このままいくと下がってしまうと思います。

 

馬場 皐輔(28歳)年俸:2950万 450万ダウン プロ6年目

2022年:試7、回7、防5.14、振7
通算:試87、回96.2、防3.72、勝5、H24、振84

 馬場選手は仙台大学からドラフト1位で加入し、中継ぎとして活躍した選手です。2020年、2021年と中継ぎとして一軍の戦力になっていましたが昨年は、中々調子が上がらず僅か7試合の登板に終わりました。減給をなるのも仕方ない成績だと思います。今シーズンも一軍登板が無いので後半戦に盛り返してほしいです。

 

森木 大智(20歳)年俸:1200万 現状維持 プロ2年目

2022年:試2、回8.2、防6.23、振6
通算:上記に同じ

 森木選手は高知高校からドラフト1位で加入した将来のエース候補選手です。昨年は高卒ルーキーながら一軍で2試合登板し貴重な経験を積みました。二軍でもローテで回ることができました。いいシーズンを送れたと思います。今シーズンは一軍での登板数を増やしたいです。

 

秋山 拓巳(32歳)年俸:8800万 2200万ダウン プロ14年目

2022年:試5、回23、防5.48、勝1、振15
通算:試133、回729、防3.64、勝49、振536

 秋山選手は西条高校からドラフト4位で加入し、長年先発として活躍してきたコントロールが武器の投手です。2020年、2021年と2年連続で二桁勝利を達成し年俸も1億を超えていましたが、昨年は調子が中々上がらずわずか5試合の登板に終わりました。年俸も大幅ダウンと悔しいシーズンになりましたね。今シーズンはここまで1試合のみの登板ですが、後半戦に巻き返すことが出来れば億越えも目指せると思います。

 

B.ケラー(28歳)年俸:8160万 来日1年目

 ケラー選手は昨年まで3Aでプレーしていた先発投手です。昨年は3Aで主に先発として31試合に登板し6勝5敗防御率3.27を記録しました。今シーズンは先発投手として期待されましたが、ここまで一軍での登板はありません。このままの成績では1年で退団ということになってしまうと思います。

 

伊藤 将司(27歳)年俸:8000万 3600万アップ プロ3年目

2022年:試20、回136.2、防2.63、勝9、振92
通算:試43、回277、防2.52、勝19、振171

 伊藤選手はJR東日本からドラフト2位で加入し、ここまで先発の主戦力として活躍している選手です。昨年は序盤にケガの影響でで出遅れた影響で二桁勝利には届かなかったものの2つの完封を含む6完投を記録するなど、チームのエース級の投球を見せました。年俸も大幅アップとしっかり評価されたと思いますが、個人的のは9000万くらいいっても良かったと思います。今シーズンもここまで安定感抜群ですし、このままの調子で行けば億越えは確実だと思います。

 

鈴木 勇斗(23歳)年俸:1100万 100万ダウン プロ2年目

通算:なし

 鈴木選手は創価大学からドラフト2位で加入した、期待値の高い左投手です。即戦力として期待されましたが、昨年は二軍でも打ち込まれる試合が多くケガなどもあり一軍での登板はありませんでした。年俸も少し下がってしまいましたね。今シーズンは先ず二軍で結果を残したいです。

 

髙橋 遥人(27歳)年俸:2450万 750万ダウン プロ6年目

2022年:なし
通算:試44、回269.1、防3.01、勝14、振282

 高橋選手は亜細亜大学からドラフト2位で加入した、ポテンシャルの高い先発左腕です。昨年はケガの影響で4/26にトミージョン手術を受け登板することがなくシーズンを終えました。ケガで投げられていないので大幅減給は仕方ないと思います。ただ、ケガさえなければ球界でも屈指の投手となれる可能性を秘めている選手ですし、復帰して好投を見せれば年俸も上がっていくと思います。

 

門別 啓人(18歳)年俸:720万 契約金6000万 プロ1年目

 門別選手は東海大札幌高校からドラフト2位で加入した将来の先発左腕候補です。高卒ルーキーということで今年は二軍で経験を積むと思いますが、好成績を残せば森木選手のように一軍デビューの可能性もありますね。今後の投球が楽しみな選手です。

 

二保 旭(33歳)年俸:2025万 675万ダウン プロ15年目

2022年:なし
通算:試113、回219.2、防4.38、勝13、H16、振111

 二保選手は九州国際大付属高校から育成2位でソフトバンクに加入した先発、中継ぎ両方で活躍した選手です。2021年に中谷選手とのトレードで阪神に加入しました。ただ、阪神の投手陣の層が厚く自身の不調も重なり、昨年は一軍での登板がありませんでした。年俸もかなりのダウンとなり正念場だと思います。今シーズンはここまで一軍での登板はありませんが、後半戦に向けて巻き返してほしいです。

 

才木 浩人(24歳)年俸:1900万 1200万アップ プロ7年目

2022年:試9、回47、防1.53、勝4、振43
通算:試36、回146、防3.60、勝12、H2、振145

 才木選手は須磨翔風高校からドラフト3位で加入した将来のエース候補選手です。昨年はケガの影響で出遅れましたが二軍で好成績を残し、終盤には一軍でも素晴らしい投球を見せました。登板数は少なかったものの防御率1点台と圧巻の成績ですね。年俸も大幅アップと今シーズンに対する期待の高さも反映されていると思います。今シーズンはここまで素晴らしい投球を見せているので、大幅アップも期待できそうです。

 

浜地 真澄(25歳)年俸:3200万 2500万アップ プロ7年目

2022年:試52、回47.1、防1.14、勝1、H22、振38
通算:試78、回82.2、防3.25、勝3、H24、振71

 浜地選手は福岡大大濠高校からドラフト4位で加入し、昨年中継ぎとして大ブレイクを果たした若手投手です。昨年は開幕から一軍で好投を続け、シーズン途中からセットアッパーとして7回に定着しました。防御率1.14と素晴らしい安定感でしたね。年俸も約4.5倍となる大幅アップを勝ち取りました。ただ、湯浅選手の上がり幅を見る限りもう少しあげても良かった気もします。今シーズンはここまで中々結果出ていませんが、終盤に向けて復調してくれば更なる年俸アップも狙えると思います。

 

及川 雅貴(22歳)年俸:1500万 500万ダウン プロ4年目

2022年:試1、回1、防9.00、振0
通算:試40、回40、防3.89、勝2、H12、振32

 及川選手は横浜高校からドラフト3位で加入した、若手有望株の左投手です。2021年には中継ぎとして39試合に登板しましたが、昨年は先発転向を志望し調整しましたが中々結果出ませんでした。年俸もかなりのダウンとなってしまい悔しいシーズンになったと思います。今シーズンは中継ぎとして一軍で起用され結果を残しているのでアップ評価になることは間違いないと思います。

 

村上 頌樹(24歳)年俸:750万 30万アップ プロ3年目

2022年:なし
通算:試2、回5.1、防16.88、振0

 村上選手は東洋大学からドラフト5位で加入した将来のエース候補選手です。昨年は二軍で好成績を残し二軍の投手タイトルを総なめにしましたが、チームの先発陣の層が厚かったのもあり一軍での登板はありませんでした。年俸は二軍での成績が考慮されて微増という形になりましたね。今シーズンはここまで素晴らしい投球を見せているので大幅アップは確実だと思います。

 

K.ケラー(30歳)年俸:1億8200万 6100万アップ 来日2年目

2022年:試34、回32.2、防3.31、勝3、H8、S3
通算:上記に同じ

 ケラー選手は長年3Aで中継ぎとして活躍してきた選手で、阪神でも勝ちパを担う投手として期待された選手です。昨シーズンは開幕こそ打ち込まれる場面が多く守護神という役割を全う出来ませんでしたが、再昇格後は素晴らしい投球を披露しチームを支えました。終盤の日本に対応した投球を見せていたことを評価して、アップ評価で残留となりましたね。今シーズンも接戦時で起用されているのでチームに必要な戦力だと思います。

 

島本 浩也(30歳)年俸:2300万 200万アップ プロ13年目

2022年:試15、回14、防2.57、勝0、H2、振11
通算:試124、回123.2、防3.27、勝7、H23、振109

 島本選手は福知山成美高校から育成2位で加入し、主に中継ぎとして活躍してきた左投手です。2019年には63試合に登板し防御率1点台と大ブレイクしましたが、その後2年はケガの影響で一軍での登板はありませんでした。昨シーズンはケガから復帰し一軍でもある程度投げることが出来ました。防御率も2点台で次に繋がる内容だったと思います。年俸も少し上がりましたね。今シーズン結果を残せば更なるアップも期待できると思います。

 

桐敷 拓馬(24歳)年俸:1100万 100万アップ プロ2年目

2022年:試7、回14.1、防5.02、勝0、振16
通算:上記に同じ

 桐敷選手は新潟医療福祉大学からドラフト3位で加入し、将来のエース候補として期待される先発左腕です。昨シーズンは二軍で防御率0点台と無双級の素晴らしい投球を見せ一軍のマウンドも経験しました。ただ、一軍ではプロの壁にぶつかりましたね。年俸は二軍での成績が評価され一軍でもまずまず投げましたのでアップ評価となりました。今シーズンは一軍でも結果が出始めているので更なるアップも期待できると思います。

 

茨木 秀俊(19歳)年俸:500万 プロ1年目

 茨城選手は帝京長岡高校からドラフト4位で加入した若手有望株の選手です。高卒ルーキーですので今シーズンは二軍で育成かなと思います。来年度以降の飛躍に向けて足がかりとして欲しいです。

 

大竹 耕太郎(27歳)年俸:2000万 100万ダウン プロ6年目

2022年:試2、回7、防6.43、振5
通算:試35、回181.1、防3.84、勝10、H1、振122

 大竹選手は早稲田大学から育成4位でソフトバンクに加入し、今シーズンから現役ドラフトで阪神に移籍してきた先発左腕です。昨シーズンは二軍で防御率2点台と結果を残したものの一軍では結果が出ませんでした。年俸もダウン評価となるのは仕方ないですね。ちなみにこれはソフトバンクでの契約更改です。今シーズンは先発として大活躍しているので大幅アップは間違いないと思います。

 

富田 蓮(21歳)年俸:750万 契約金3500万 プロ1年目

 富田選手は三菱自動車岡崎からドラフト6位で加入した即戦力性のある左投手です。今シーズンはルーキーではありますが中継ぎとしていい投球を続けていて、先発の頭数が少なくなったことで先発に転向しています。ただ、ここまでの成績のみでもアップ評価は確定していると思います。

 

加治屋 蓮(31歳)年俸:3000万 1500万アップ プロ10年目

2022年:試39、回29.2、防2.43、H7、振30
通算:試158、回150.2、防3.96、勝、H60、振114

 加治屋選手はJR九州からドラフト1位でソフトバンクに加入し、中継ぎとして72試合に登板した年もあるなど実績も豊富な投手です。2018年には72試合に登板しましたが、その後2年はケガの影響で成績が下降し2020年のオフに戦力外となり阪神に移籍しました。昨シーズンは久しぶりに一軍で好成績を残し、チームの貴重な火消し役となりました。年俸も2倍となりしっかり評価されたと思います。今シーズンも火消し役として素晴らしい投球を見せているので大幅アップは間違いないと思います。

 

小林 慶祐(30歳)年俸:1700万 100万ダウン プロ7年目

2022年:試10、回11.1、防1.59、振9
通算:試103、回108、防4.17、勝2、振107

 小林選手は日本生命からドラフト5位で加入し、中継ぎとしてある程度登板してきた選手です。昨シーズンはケガの影響で離脱が長かったですが二軍で防御率1点台と結果を残し、一軍でも登板数が少なかったものの防御率1点台という成績を残しました。ただ、登板数が少なかった影響で年俸はダウンとなってしまいましたね。個人的には現状維持でも良かったかなと思います。今シーズンはここまで一軍での登板はありませんが、後半戦巻き返せばアップ評価を得られると思います。

 

岡留 英貴(23歳)年俸:720万 現状維持 プロ2年目

通算:なし

 岡留選手は亜細亜大学からドラフト5位で加入し、中継ぎとして活躍が期待されている選手です。昨シーズンは二軍で36試合に登板し防御率1.54と結果を残しましたが、一軍の中継ぎ陣の層が厚かったこともあり一軍での登板はありませんでした。年俸も現状維持となりましたね。今シーズンも二軍で結果を残しているので一軍で見てみたい選手だと思います。

 

湯浅 京己(23歳)年俸:4700万 4200万アップ プロ5年目

2022年:試59、回58、防1.09、勝2、H45、振67
通算:試62、回61、防1.20、勝2、H45、振69

 湯浅選手はBC富山からドラフト6位で加入し、昨年中継ぎとして大ブレイクを果たした選手です。昨年は開幕から勝ちパとして起用され8回の男に定着し、最優秀中継ぎのタイトルも取るなど飛躍の1年となりました。新人王こそ大勢選手に譲りましたが、新人特別賞にも輝き侍ジャパンにも選出されましたね。年俸も9倍以上となる球団史上最大の大幅アップを勝ち取りました。今シーズンは守護神に抜擢されるも苦しんでいますが、今後返り咲くようなことがあれば更なる大幅昇給も狙えると思います。

 

小川 一平(26歳)年俸:1300万 100万ダウン プロ4年目

2022年:試6、回24.2、防4.38、振22
通算:試46、回67、防4.03、勝1、H3、振59

 小川選手は東海大九州キャンパスからドラフト6位で加入し、ここまで中継ぎとして活躍してきた選手です。昨年は先発転向し開花の兆しを見せましたが、ケガの影響で満足のいくシーズンを送ることができませんでした。ダウン評価となるのも仕方ないと思います。今シーズンもケガの影響で二軍でも登板がなく厳しい状況が続いていますが、しっかりと治してほしいです。

 

石井 大智(25歳)年俸:1250万 450万アップ プロ3年目

2022年:試18、回24、防0.75、振24
通算:試36、回41.1、防3.07、振40

 石井選手は四国アイランドリーグからドラフト8位で加入し、中継ぎとして活躍が期待されている選手です。昨年はケガの影響で出遅れましたが、一軍では防御率0点台と飛躍の足がかりを見せました。年俸も1.5倍程にアップししっかり評価されたと思います。今シーズンはここまで接戦時でも起用されるほどの素晴らしい投球を見せているので大幅アップは間違いないと思います。

 

渡邉 雄大(31歳)年俸:1600万 1150万アップ プロ6年目

2022年:試32、回18.1、防2.45、勝2、H13、振18
通算:試41、回24、防2.63、勝2、H14、振23

 渡邊選手はBC新潟から育成6位でソフトバンクに加入し、中継ぎとして活躍が期待されていたサイドスローの左投手です。ソフトバンクでは中々結果が残せず2021年のオフに戦力外となり昨年から阪神に移籍しプレーしていました。昨年は左のワンポイントとして価値を見出されキャリアハイとなる32試合に登板しました。終盤にケガで離脱したのは悔しいところでしたが、年俸も大幅アップを勝ち取り飛躍のシーズンとなりました。今シーズンは岡田監督の起用法と合わず中々結果出ていませんが、ワンポイントで起用すれば戦力となれる選手だと思います。

 

岩田 将貴(25歳)年俸:440万 140万アップ プロ3年目

通算:なし

 岩田選手は九州産業大学から育成1位で加入し、中継ぎとして活躍が期待されているサイドスローの左投手です。昨年は育成でのスタートでしたが、二軍で41試合に登板し防御率1点台と好成績を残しました。その結果シーズン途中に支配下昇格を勝ち取りました。年俸も支配下に昇格したので大幅に上がりましたね。一軍で投げることができれば更に上がっていくと思います。

 

ビーズリー(27歳)年俸:1億960万 来日1年目

 ビーズリー選手は昨年まで主に3Aで活躍していた選手でメジャーでの登板もある程度ある選手です。昨年はメジャーで9試合に登板し防御率4.80の成績を残しました。最近は中継ぎがメインでしたが、昔は先発もやっていたようでどちらにも対応できる選手だと思います。今シーズンは中継ぎでは少し不安定で先発として活路を見出されていますが、結果を残せば残留という風になると思います。

 

 

 

 

 

年俸上位5選手

1位:西勇輝(3億)
2位:青柳(2億4000万)
3位:岩崎(2億)
4位:K・ケラー(1億8200万)
5位:ビーズリー(1億960万)

 

 

 

上がり幅上位5選手(金額)

1位:青柳(1億2000万アップ)
2位:K・ケラー(6100万アップ)
3位:岩貞(5500万アップ)
4位:西勇輝、岩崎(5000万アップ)

 

 

 

上がり幅上位5選手(比率)

1位:湯浅(940%)
2位:浜地(457%)
3位:渡邊(356%)
4位:才木(271%)
5位:西純也(224%)

 

 

 

 

まとめ

 阪神は昨年一軍で活躍した投手が多いだけに大幅アップを勝ち取った選手が多くいました。若手有望株の湯浅選手、浜地選手はもちろん、他球団からの移籍組である加治屋選手や渡邊選手などもしっかりと評価されています。西勇輝選手、青柳選手など年俸上位選手も軒並みアップしているので全体でかなりのアップだと思います。多くいた外国人選手を少なくした恩恵かと思います。さすが年俸満足度No1の球団です。