何はともあれ野球推しです。
交流戦も終わるということで前半戦の振り返りを1球団ずつ行っていきたいと思います!!
今回は藤川新監督の下首位を独走中!!
阪神タイガースです!!!
先発
S:タイトル争い
A:エース級
B:ローテ安定
C:谷間で力を発揮
D:入れ替え候補
ローテ格
村上 頌樹(26)S
試13、防1.63、回93.2、勝7、振69
才木 浩人(25)S
試12、防1.66、回81.1、勝5、振63
伊原 陵人(24)A
試16(10)、防1.08、回66.2、勝5、H1、振51
デュプランティエ(30)B
試10、防1.66、回59.2、勝3、振79
大竹 耕太郎(29)B
試7、防2.48、回40、勝3、振21
谷間
門別 啓人(20)D
試8(7)、防4.54、回35.2、勝2、振24
富田 蓮(23)D
試9(4)、防3.09、回23.1、勝1、振10
ビーズリー(29)D
試6(4)、防4.29、回21、勝1、H1、振19
村上選手、才木選手のWエースが今年も強いですね。2人とも防御率でリーグ上位5人に入るほどの成績を残していて、特に村上選手は最多勝レースでも4人並んでいますがトップとなっています。この2人が安定して長いイニングを行ってくれていることで他の選手も休むことが出来ています。
ここにドラフト1位ルーキーの伊原選手も開幕こそ中継ぎでスタートしましたが、先発で防御率1点台と好投を続けエース級まで序列を引き上げています。デュプランティエ選手も5、6回がメインながら支配的投球を見せています。開幕には間に合わなかったものの大竹選手も復帰してから安定していますね。
この5人は安定していますが、それに続く選手がもう少しですね。昨年9勝を挙げたビーズリー選手はここまで防御率4点台と苦しく、開幕ローテを勝ち取った門別選手、富田選手の若手左腕コンビも固定されるまでとはいきませんでした。
層の厚さに不安が残りますが、現在は戻ってきた実力者の伊藤選手がいい感じでデュプランティエ選手も先日初完封でイニングを伸ばしていける算段が立つなどポジティブなニュースが多いです。主力級が複数人ケガ離脱などがなければ崩れることはないでしょう。
中継ぎ
S:タイトル争い
A:勝ちパ安定
B:接戦時、勝ちパ候補
C:一軍安定
D:入れ替え候補
主力格
岩崎 優(34)A
試27、防2.08、回26、勝0、H6、S14、振19
石井 大智(27)S
試24、防0.36、回24.2、勝0、H17、S3、振19
及川 雅貴(24)S
試32、防0.85、回31.2、勝3、H21、振35
桐敷 拓馬(26)B
試26、防3.09、回23.1、勝1、H11、S1、振20
湯浅 京己(25)B
試20、防1.96、回18.1、勝2、H12、振16
ビハインド
ネルソン(29)C
試10、防0.90、回10、勝0、H4、振9
岩貞 祐太(33)C
試12、防1.64、回11、勝2、H4、振4
工藤 泰成(23)D
試14、防3.95、回13.2、勝0、H1、振12
漆原 大晟(28)C
試11、防0.00、回11.2、勝0、H2、振9
島本 浩也(32)D
試8、防1.17、回7.2、勝1、H2、振5
岡留 英貴(25)D
試8、防1.23、回7.1、勝1、H2、振1
中継ぎは昨年勝ちパとして固定されていたゲラ選手が苦しく、桐敷選手も昨年ほどの無双振りではありませんが、それでも守護神の岩崎選手を筆頭に、現在ケガ離脱中ですが圧倒的な投球を見せている石井選手、今季中継ぎとして飛躍を果たしている及川選手の台頭で勝ちパは万全です。さらに、復帰した湯浅選手も接戦時を担うなど新戦力の台頭で主力組は強いですね。
ただ、それに次ぐ選手の層が薄く主力組に負担が集中してしまっているのが現状です。開幕一軍を掴んだルーキーの工藤選手はコントロールが不安定で、岡留選手も一軍定着とまではいきませんでした。接戦時に起用出来た島本選手がケガ離脱と主力組に代われる選手がいないですね。
ネルソン選手、岩貞選手など上がってきている選手が増えてきているので、この辺りの選手が接戦時を担えるようになれば崩れずに済むと思います。
野手
S:タイトル争い
A:主力級
B:レギュラー格
C:一軍安定
D:入れ替え候補
スタメン(6/15時点)
1番(中):近本 光司(30) S
試70、率285、安83、本3、打21、得41、盗19、O716
2番(二):中野 拓夢(28)S
試70、率307、安78、本0、打16、得36、盗10、O739
3番(左):森下 翔太(24)A
試70、率258、安71、本11、打49、得38、盗3、O747
4番(右):佐藤 輝明(26)S
試69、率279、安75、本19、打49、得41、盗9、O922
5番(一):大山 悠輔(30)B
試70、率244、安64、本4、打30、得17、盗3、O664
6番(遊):小幡 竜平(24)C
試39、率238、安29、本0、打7、得9、盗4、O540
7番(三):ヘルナンデス(29)D
試23、率234、安15、本0、打2、得2、盗0、O527
8番(捕):坂本 誠志郎(31)A
試55、率260、安39、本1、打11、得13、盗1、O706
入れ替え候補
(捕):梅野 隆太郎(34) C
試32、率205、安16、本0、打5、得5、盗0、O475
(遊):木浪 聖也(31)C
試50、率193、安26、本0、打12、得8、盗1、O513
(左):前川 右京(22)C
試43、率237、安32、本0、打8、得7、盗0、O610
(二三遊外):熊谷 敬宥(29)C
試34、率308、安8、本0、打2、得11、盗4、O641
(一三):糸原 健斗(32)D
試41、率200、安10、本0、打2、得0、盗1、O473
(一三):渡邉 諒(30)D
試21、率167、安3、本0、打1、得0、盗0、O514
(二外):植田 海(29)C
試29、率000、安0、本0、打0、得4、盗3、O000
(二三遊外):髙寺 望夢(22)D
試18、率179、安5、本1、打1、得1、盗1、O519
(一外):豊田 寛(28)D
試14、率308、安8、本0、得3、得1、盗0、O718
(外):島田 海吏(29)D
試15、率000、安0、本0、得0、得2、盗1、O000
野手も主力級は強いですね。今季は佐藤選手がここまで絶好調で本塁打王レースを独走する19本を放っています。シーズン40本も狙えるペースですし、球団ではバース以来となる本塁打王となるか注目です。さらに、近本選手、中野選手の1,2番も好調を維持していますね。特に中野選手は最高出塁率争いにも参加するほどです。2年前のリーグ制覇時はこの1,2番がしっかりと機能していましたが、今季もその再現となっていると思います。森下選手も昨年ほどではないですが勝負強い打撃で存在感を見せていますね。主砲の大山選手の状態が中々上がってきませんが、夏場から調子を上げてくることが多い選手ですし優勝争いを繰り広げる上で欠かせない戦力です。この5人がほぼ固定され野手陣を引っ張っていますね。
捕手は変わらず梅野選手、坂本選手の2人体制がメインですが、今季はここまで坂本選手が好調で多く出場機会が与えられていますね。若手の榮枝選手が正捕手争いに加わってくると争いが激化すると思います。ショートはレギュラー格の木浪選手が不調のため最近は小幡選手が固定されていますね。高い守備力が売りの選手ですが打撃の調子も上がってきていますし、このままレギュラー奪取となるか注目です。
残り1枠は佐藤選手の守備位置によってサード、レフトのどちらかが空いています。開幕はレフトに前川選手が入っていましたが、調子が下降し現在は二軍調整となっていますね。最近は外野に佐藤選手が入りサードにヘルナンデス選手が起用されています。ただ、ヘルナンデス選手もスタメンで固定出来るほどの存在感はまだ出せてないですね。渡邊選手、糸原選手も打率2割を切っていて入れ替え候補の層が薄いですね。榮枝選手、高寺選手、豊田選手辺りが一軍の戦力になってくると大きいと思います。
長所
・強力先発陣
・主力野手
村上選手、才木選手のWエースに新人王級の活躍を見せている伊原選手、安定感抜群の大竹選手、長いイニングの目途が立ったデュプランティエ選手、まだ3試合ですが復活の兆しを見せている伊藤選手で6人が埋まりますね。入れ替え候補にも門別選手、富田選手がいて、他にも西勇選手、高橋選手など実力者が控えており上がり目も残していますね。中継ぎの負担を減らすためにも先発の奮闘がカギを握っているかもしれません。
近本選手、中野選手、森下選手、佐藤選手、の4人が好調です。大山選手はまだ上がってきていませんがいずれ上がって来てくれると思います。目立っていませんが、正捕手格の坂本選手の存在も大きいです。この6人がガッチリチームを引っ張っていますね。
課題
・中継ぎ
・控え以降の野手
中継ぎは当初岩崎選手、石井選手、及川選手、桐敷選手、湯浅選手の5人で勝ちパ、接戦時を担い万全でしたが、石井選手のアクシデント、湯浅選手の下降で崩れてきています。他の選手に接戦時を担える選手がおらず、特に及川選手に負担が集中してしまっています。及川選手はシーズン66試合ペースですからね。ネルソン選手や島本選手など代わりを務められる選手が出てこないと苦しくなってくると思います。
野手はサード、レフトが空いているにも関わらずレギュラーを掴み取る選手がいませんね。本来は前川選手を固定したいところですが、若手からレギュラー候補が出てきてほしいです。控え野手も中々苦しいですが、熊谷選手、豊田選手、高寺選手など存在感を増している選手も出てきています。木浪選手、糸原選手、渡邊選手ら中堅、ベテラン組の奮起にも期待です。