ストーブリーグ補強第7弾!!埼玉西武ライオンズがソフトバンクの仲田選手と日本ハムの黒木選手の獲得を発表!!~補強の狙いとは!?~

何はともあれ野球推しです。

 

 2024年のストーブリーグの補強第7弾がありましたね。西武がソフトバンクを退団となった仲田選手と日本ハムを退団となった黒木選手を育成契約で獲得することを発表しました。

 そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。

 

 

目次

  1. 各選手詳細
  2. 補強の意図
  3. 今後の補強

 

 

 

 

各選手詳細

仲田 慶介(25歳)174cm、77㎏、右投両打、内野手、プロ3年目

通算:試24、率214、安3、本0、打0、得2、盗0、O481
一軍:試24、率214、安3、本0、打0、得2、盗0、O481
二軍:試24、率403、安31、本1、打11、得12、盗0、O985

 仲田選手は福岡大学から育成14位でソフトバンクに入団した内野手です。大学時代は2年秋からレギュラーに定着し、4年春のリーグ戦ではベストナインを獲得しています。プロ入り後も二軍で着々と経験を積み、昨年は70試合に出場し打率274、8盗塁と好成績を残していました。その実力と野球へ取り組む姿勢が二軍監督から一軍の監督となった小久保監督に評価され、今シーズン始まる前に支配下昇格が発表されました。今季は二軍で打率403と無双状態だったものの、一軍では中々出番がもらえずオフに退団となっていました。ただ、その実力を評価されこの度西武に支配下での加入が決まりました。

 

選手の特徴

 仲田選手は内外野複数ポジションを守れるユーティリティープレイヤーです。二遊間を中心に外野も守ることが出来ます。肩も強いですし、大学時代は外野手としてプレーしていましたね。さらに、今季は打撃でも成長が見え両打というアドバンテージもあります。そして、仲田選手の一番の魅力は数々の選手、指導者から「練習の虫」と称されるほど練習を積む選手で、その野球に臨む姿勢からチームにいい影響を与えると思います。実力だけでなく人柄も評価されての支配下契約だと思います。

 

 

黒木 優太(30歳)179cm、85㎏、右投、投手、プロ8年目

通算:試135、回142、防4.37、勝10、H57、S3、振130
一軍:試2、回2、防4.50、勝0、振1
二軍:試18、回22.2、防4.76、勝0、S1、振10

 黒木選手は立正大学からドラフト2位でオリックスに加入した即戦力右腕です。高校時代からドラフト候補として注目されると大学時代は下級生の頃から主戦として活躍しアマチュアでの実績十分でした。プロ入り後も1年目から55試合に登板し中継ぎとして戦力になりましたが、ケガなども重なりこの年がキャリアハイとなっていました。今季からトレードで日本ハムに加入していましたが、二軍でも結果が残せずオフに退団となっていました。ただ、その実績を評価されこの度西武に育成契約で加入することが発表されました。

 

選手の特徴

 黒木選手は威力のあるストレートを主体とした投球を見せるパワーピッチャーです。変化球はフォーク、カーブ、スライダーとオーソドックスでプロで活躍する右腕の条件を備えています。プロ入り後は中継ぎでの起用が多いですが、先発にも対応できますしあらゆる場面で登板できるのも強みです。また、フィールディングや牽制が上手いのも長所です。

 

 

 

補強の意図

 仲田選手は今季二軍で好成績を残していて二遊間のバックアップ兼外野のレギュラー争いに食い込んでくれることを期待していると思います。ショートは源田選手が健在ですが、外崎選手は少し落ちてきていますし代わりとなる選手も不足していますね。外野は言わずもがなですし結果を残せばチャンスは多いと思います。

 黒木選手は中継ぎの補強兼二軍のイニングイーターとして期待していると思います。西武の中継ぎ陣は苦労していますし、投手陣全体的にケガ人が多いので二軍以下の運用も上手くいっていないですね。黒木選手1人でどうにかなるものではありませんが、投手陣に厚みを持たせてくれると思います。

 

 

 

今後の補強

 西武は今季のFA争奪戦からは撤退することが報道されていますね。現状を見ても即戦力というよりは若手を育てていって1人でも多く主力を作ることが大事なのでFAでの補強は重視しなくてもいいと思います。

 他球団を退団となった選手は一通り獲得したので、今後は外国人補強がメインになると思います。

 

 

 

まとめ

 今回はユーティリティープレイヤーの仲田選手と中継ぎ右腕の黒木選手を獲得しました。2人とも実力のある選手ですし、発展途上のチームに上手く溶け込んでほしいです。