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先日、千葉ロッテマリーンズの育成選手である投手の二保選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は各選手とロッテの育成選手事情について簡単にまとめてみました。
二保選手おめでとうございます!!
- 基本情報
- その他の育成選手
- まとめ
基本情報
二保 旭(33歳)182cm、74㎏、投手、右投、プロ16年目
オープン戦:試2、回2、防0.00、勝0、振2
2023年二軍:試43、回38.2、防6.05、勝2、振27
経歴
二保選手は九州国際大付属高校から育成2位でソフトバンクに加入した投手です。2012年に育成から支配下に昇格し先発、中継ぎ両方で一軍で活躍し通算113試合に登板しました。2021年に阪神にトレードで移籍しますが、一軍での出番は少なく2023年のオフに自由契約となりました。2024年からはロッテに育成選手として加入し、若手に負けないほどアピールを重ね、その実績と気概を評価され支配下昇格を果たしました。
選手としての特徴
二保選手は豊富な球種を操る本格派右腕です。空振りを取ることができるスライダーの他に打者の芯を外すツーシーム、カットボール、相手のタイミングを外すカーブなどを投げ分けます。また、クイック、牽制も速く走者は盗塁しづらい投手です。先発、中継ぎ両方の経験があるためロングリリーフにも対応でき使い勝手もいいと思います。ロッテは西村選手、坂本選手、澤田選手など他球団から移籍してきた選手の活躍も多いので二保選手もそれに続き一軍で活躍して欲しいです。
その他の育成選手
支配下枠67(投36、捕6、内14、外11) 育成選手18人
二保選手が支配下に昇格したことで支配下枠は後3人となりました。枠に余裕はないのでここからの支配下昇格は慎重になると思います。ロッテはオスナ選手やブロッソー選手などシーズン途中の新外国人補強もあるので昇格するとすれば後1人かなと思います。
濃厚:吉田
候補:石川、河村、菅野
期待:土肥、古谷、勝又、黒川
濃厚
濃厚にはオリックスから加入した吉田選手を挙げました。オリックス時代は強力中継ぎ陣の壁に跳ね返れましたが、一軍でも通用するスライダーを持っており現在も問題なく投げられているため二軍で結果を残せば最有力だと思います。加入組としてロッテで再生となるか注目です。
候補
元エースの石川選手は肩のケガで手術を受けたため育成契約に移行していますが、問題なく投げることが出来れば支配下復帰は間違いない選手です。また、同じくケガで育成契約に移行した河村選手もポテンシャルが高く覚醒すれば一軍でも通用する素質を持っています。菅野選手も高い打撃技術を持っていますし、代打などで一軍で貢献できると思います。
期待
左投手の土肥選手は左不足のチーム事情ですので当然候補に上がってくると思いますし、古谷選手もまだ若くポテンシャルの高い選手です。高卒二遊間コンビの黒川選手、勝又選手はしばらく二軍で育成だと思いますが、場合によっては支配下昇格も考えられると思います。
まとめ
今回は二保選手が支配下昇格を果たしました。経験も多い選手ですし、戦力としてもそうですがチームに良い影響を与える存在になってくれると思います。