何はともあれ野球推しです。
今回はいつかやりたいなと思っていた企画である各選手の年俸評価を行っていきたいと思います。かなり長い企画になりそうなので今シーズンかけてゆっくりやれればなと思います。私は基本的に選手ファーストですので年俸が多過ぎると言うことはほぼないと思います。皆さんもこれを機に選手の年俸について考えてみてください。ちなみに年俸は推定で間違っている可能性もあるのでご注意ください。それでは見ていきましょう。
今回は地元に根強い人気のある広島の野手です。
順番は背番号順です。
成績の略称
試(試合)、率(打率)、安(安打)、本(本塁打)、打(打点)、得(得点)、
盗(盗塁)、O(OPS)
曽根 海成(28歳)年俸:1300万 150万アップ プロ10年目
2022年:試44、率000、得9、盗4
通算:試220、率181、安15、本0、打5、得52、盗24、O478
曽根選手は京都国際高校から育成3位でソフトバンクに加入し、2018年のシーズン途中に美間選手とのトレードで広島に加入した選手です。内野全ポジションを守ることができるユーティリティープレイヤーで、途中出場がメインですね。昨年も守備固めや代走として起用され44試合に出場しました。年俸もアップ評価となりしっかり評価されていると思います。今シーズンもここまで途中出場がメインで出場しているので現状維持になると思います。
上本 崇司(32歳)年俸:2900万 1500万アップ プロ11年目
2022年:試94、率307、安80、本2、打18、得36、盗2、O748
通算:試395、率262、安115、本2、打26、得96、盗15、O647
上本選手は明治大学からドラフト3位で加入し、内外野を守るユーティリティープレイヤーとして活躍してきた選手です。2021年までは守備固めや代走がメインで起用されていましたが、昨年は課題の打撃が開花し打率307とブレイクを果たしました。スタメンで起用される試合も多く全ての面でキャリアハイのシーズンとなりましたね。年俸も倍以上の大幅アップとなりしっかり評価されていると思います。今シーズンはここまで昨年ほどではないながらも一軍の戦力になっているのでアップ評価は確実だと思います。
田中 広輔(34歳)年俸:3000万 1億2000万ダウン プロ10年目
2022年:試41、率200、安8、本0、打1、得2、盗0、O542
通算:試1092、率227、安935、本67、打339、得528、盗130、O723
田中選手はJR東日本からドラフト3位で加入し、ショートのレギュラーとしてリーグ3連覇に大きく貢献した選手です。最多盗塁、最高出塁率、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得するなど輝かしい実績を持っていますね。その実績が評価され2019年オフに3年1億5000万の大型契約を結んでいました。ただ、近年は膝のケガもあり思い通りの活躍ができていません。昨年はキャリアワーストの成績に終わり、複数年契約が切れたタイミングで1億2000万の大幅ダウンとなりました。ただ、今シーズンは一軍で戦力になれているのでアップ評価になると思います。
西川 龍馬(28歳)年俸:1億2000万 4400万アップ プロ8年目
2022年:試97、率315、安123、本10、打53、得60、盗2、O822
通算:試712、率298、安688、本55、打285、得298、盗26、O765
西川選手は王子からドラフト5位で加入し、近年は外野手のレギュラーに定着している打撃の天才です。ケガが少し多くフル出場したシーズンは少ないためタイトルを獲得したことはありませんが、天才的な打撃でチームの主軸に座り好成績を残してきました。昨年もケガで離脱はあったものの打率315とさすがの成績ですね。オフにはFA権を行使せず残留したことも加味され大幅アップを勝ち取りました。今シーズンもケガで離脱はあったものの既に復帰し問題なくプレーしているので、FA権を行使するようなことがあれば億越えの争奪戦が予想されます。
堂林 翔太(31歳)年俸:5000万 1400万アップ プロ14年目
2022年:試101、率243、安62、本8、打28、得25、盗1、O679
通算:試839、率241、安527、本53、打228、得252、盗40、O667
堂林選手は中京大中京高校からドラフト2位で加入し、プロ入り後は外野手をメインとして活躍してきた身体能力の高い選手です。高卒3年目にして外野のレギュラーに定着しブレイクを果たし大きな期待を受けていましたがその後は足踏みが続いていました。2020年に後輩である鈴木誠也に弟子入りしたところ打撃が開花しキャリアハイの成績を残していました。年俸もその時に大幅アップをしていますね。昨年は2020年ほどではないですが一軍の戦力となりFA権を取得したタイミングも重なりこのアップ評価になったと思います。今シーズンも一軍の戦力になっているので現状維持か微増減という形になると思います。
秋山 翔吾(35歳)年俸:1億5000万 3年契約の2年目 プロ14年目
2022年:試44、率265、安41、本5、打26、得19、盗0、O746
通算:試1393、率290、安1517、本121、打560、得820、盗121、O817
※成績は日本とメジャーの合計
秋山選手は八戸学院大学からドラフト3位で西武に加入し、長年西武のレギュラーとして活躍してきた巧打の外野手です。2015年にはシーズン最多安打となる216安打の日本記録を作り2020年からはメジャーのにも挑戦したレジェンド選手です。2022年はシーズン途中から広島に加入し、その変わらない打法を見せました。秋山選手の実績からすると1億5000万はかなり安いと思いますが本人が良ければそれでいいと思います。
マクブルーム(31歳)年俸:1億9000万 1億1300万アップ 来日2年目
2022年:試128、率272、安122、本17、打74、得57、O794
通算:上記に同じ
マクブルーム選手は3Aを主戦場にプレーしていた内野手で、昨年から広島に加入しファーストのレギュラーに定着しました。昨年はほとんどの試合で4番に座り、チームトップの本塁打、打点を挙げました。このレベルの成績が残せた新外国人選手は近年まれですね。その成績が評価されオフに倍以上のアップ評価となる大型契約を結びました。ただ、今シーズンはここまで中々調子が上がってこないのでダウン評価になる可能性が高いと思います。
中村 奨成(24歳)年俸:800万 100万ダウン プロ6年目
2022年:試27、率193、安11、本0、打5、得1、O435
通算:試70、率216、安26、本2、打10、得16、盗3、O573
中村選手は広陵高校からドラフト1位で加入し、将来の正捕手として期待されている選手です。最近は打撃を評価されライバル捕手の台頭もあり外野手として起用されることも多いですね。昨年は二軍で打率294と好成績を残しましたが、一軍では結果が出ませんでした。プライベートでも色々あり年俸もダウン評価になりましたね。今シーズンもケガなどもありここまで苦しんでいるので現状維持だと思います。
會澤 翼(35歳)年俸:1億4000万 4000万ダウン プロ17年目
2022年:試98、率207、安60、本3、打33、得18、盗0
通算:試951、率256、安655、本71、打332、得259、盗5、O728
會澤選手は水戸短大付高校からドラフト3位で加入し、長年正捕手としてチームに貢献してきた選手です。打撃型の捕手としてリーグ3連覇にも大きく貢献しましたね。ベストナインも3回受賞しており球界を代表する捕手です。その実績が評価され2019年のオフに3年1億8000万の大型契約を結んでいました。ただ、近年はケガや年齢などもあり打撃や守備力に陰りが見えています。昨年も試合数は増やしたものの打率207と思うような成績を残せませんでした。今シーズンはここまであまり試合数が増えていないのでダウン評価になる可能性が高いと思います。
坂倉 将吾(25歳)年俸:9500万 4500万アップ プロ7年目
2022年:試143、率288、安155、本16、打68、得73、盗2、O773
通算:試419、率295、安364、本32、打172、得160、盗7、O787
坂倉選手は日大三高からドラフト3位で加入し、確かな打撃技術で台頭してきた選手です。プロ4年目となる2020年から一軍の戦力になっており、昨年はサードのレギュラーに定着し全試合出場を達成しました。リーグ4位タイの155安打を放ち打線の軸として貢献している選手ですね。年俸も倍近くとなる大幅アップを勝ち取りました。今シーズンはここまで捕手として出場し打撃でも結果を残しているので億越えは固いと思います。
石原 貴規(25歳)年俸:1000万 200万ダウン プロ4年目
2022年:試9、率154、安2、本0、打0、得0、O368
通算:試69、率230、安29、本4、打12、得8、盗1、O618
石原選手は天理大学からドラフト5位で加入し、将来の正捕手候補として期待されている選手です。プロ2年目となる2021年に一軍で60試合に出場し飛躍の足掛かりを作りましたが、昨年は僅か9試合の出場に留まりました。年俸もダウン評価となり悔しいシーズンになったと思います。今シーズンは坂倉選手が捕手に専念したこともありここまで一軍での出場はないのでダウン評価になると思います。
菊池 涼介(33歳)年俸:3億 4年契約の4年目 プロ12年目
2022年:試123、率262、安121、本6、打45、得51、盗2、O659
通算:試1408、率271、安1477、本117、打525、得739、盗113、O710
菊池選手は中京学院大学からドラフト2位で加入し、長年セカンドのレギュラーとして活躍してきた選手です。リーグ3連覇にも大きく貢献した選手ですし、ゴールデングラブ賞を10年連続受賞するなど守備の名手として君臨しています。打撃でも毎年安定した成績を残してくれるので戦力として計算のしやすい選手ですね。昨年は連続二桁本塁打が6年で途切れたものの打率などはいつも通りでOPSが少し下がったくらいでした。守備範囲も狭くなってきてはいますが技術は流石ですね。今シーズンもここまでいつも通りの成績になっていますが、複数年契約が切れるタイミングですので年俸がどう動くか注目です。
三好 匠(30歳)年俸:1200万 150万ダウン プロ12年目
2022年:試10、率000、得1
通算:試378、率188、安70、本6、打44、得110、盗1、O526
三好選手は九州国際大付属高校からドラフト3位で楽天に加入し、下水流選手とのトレードで広島に加入した内野全ポジションを守るユーティリティプレイヤーです。守備固めや代走など途中出場がメインで2020年、2021年には2年連続60試合以上に出場していました。ただ、昨年は僅か10試合の出場に留まりまり、年俸もダウン評価となりました。今シーズンもここまで一軍での出場がないのでダウン評価になる可能性が高いと思います。
野間 峻祥(30歳)年俸:5000万 1900万アップ プロ9年目
2022年:試85、率312、安99、本0、打16、得42、盗7、O745
通算:試724、率270、安435、本10、打104、得254、盗68、O680
野間選手は中部学院大学からドラフト1位で加入し、外野手のレギュラーとして活躍してきた選手です。2018年にセンターのレギュラーに定着し大ブレイクを果たしましたが、徐々に成績が下がっていき2020年には12安打に終わっていました。ただ、近年は復調し昨年も開幕こそケガで出遅れたものの打率312とキャリアハイの成績を残しました。さらにFA権を取得したタイミングということもあり大幅アップを勝ち取りましたね。今シーズンもここまで一軍のレギュラーとして貢献しているのでアップ評価になる可能性は高いと思います。
磯村 嘉孝(30歳)年俸:2100万 700万アップ プロ13年目
2022年:試43、率237、安27、本3、打15、得18、O652
通算:試、率226、安104、本11、打49、得47、盗0、O634
磯村選手は中京大中京高校からドラフト5位で加入し、捕手として長年一軍で出場してきた選手です。近年は會澤選手の正捕手化や若手捕手の台頭もあり一軍での試合数が減少していましたが、昨年は打撃の状態も良く43試合に出場しました。二番手以降に実績のある磯村選手が控えているのはチームとして大きいですね。年俸もアップ評価となりしっかり評価されていると思います。今シーズンは坂倉選手が捕手一本で勝負していることもあり出場試合数を減らしていますが、FA権を取得するタイミングではあるので、取得するのであれば動向に注目したいです。
林 晃汰(22歳)年俸:1200万 300万ダウン プロ5年目
2022年:なし
通算:試106、率260、安96、本10、打40、得26、盗0、O690
林選手は智弁和歌山高校からドラフト3位で加入し、将来の主軸候補として期待されている選手です。2021年には100試合以上に出場し10本塁打を放つなどブレイクを果たしていましたが、昨年は打撃不振が重なり一軍での出場はありませんでした。年俸もダウン評価なるのは仕方ないと思います。今シーズンはここまで二軍ではまずまず結果を残しているものの一軍での出番は少ないのでダウン評価になると思います。
中村 健人(26歳)年俸:1600万 500万アップ プロ2年目
2022年:試63、率240、安29、本3、打10、得12、O623
通算:上記に同じ
中村選手はトヨタ自動車からドラフト3位で加入し、ポスト鈴木誠也として期待されている選手です。大卒社会人の選手でルーキーイヤーが25歳ということである程度即戦力として期待された選手ですが、昨年は一軍で63試合に出場し3本塁打を放つなどプロでもやれるところを見せました。年俸もアップ評価となり自信ちなるシーズンになったと思います。今シーズンは秋山選手の加入や野間選手の復活もありここまで一軍での出番がないのでダウン評価になると思います。
小園 海斗(23歳)年俸:4000万 1900万アップ プロ5年目
2022年:試127、率266、安126、本7、打38、得57、盗2、O662
通算:試301、率270、安300、本16、打89、得139、盗7、O665
小園選手は報徳学園高校からドラフト1位で加入し、ショートのレギュラーとして期待されている選手です。プロ3年目となる2021年にショートのレギュラーに定着し打率298とブレイクを果たしていました。昨年は前年よりは打撃成績を落としたものの、前年を超える127試合に出場しショートのレギュラーとしてチームを支えました。年俸も倍近くとなる大幅アップとなりしっかり評価されていると思います。今シーズンは二軍暮らしが長く続きましたが、現在は一軍に戻って来て上位打線で出場しているので現状維持かダウン評価になると思います。
末包 昇大(27歳)年俸:1300万 300万アップ プロ2年目
2022年:試31、率299、安23、本2、打14、得9、O742
通算:上記に同じ
末包選手は大阪ガスからドラフト6位で加入し、ポスト鈴木誠也として期待されている選手です。ルーキーイヤーが26歳とかなり高齢で即戦力として期待されていましたが、シーズン序盤は4番で起用されたりと大きな期待を背負っていました。ただ、調子が下降し一度抹消されてから再度上がってくることはありませんでした。年俸もアップ評価となりましたが、本人としては悔しいシーズンとなったと思います。今シーズンは秋山選手の加入や野間選手の復活もありここまで一軍で出番が少ないのでダウン評価になると思います。
韮澤 雄也(22歳)年俸:600万 100万アップ プロ4年目
2022年:試7、率100、安1、O282
通算:上記に同じ
韮澤選手は花咲徳栄高校からドラフト4位で加入し、将来の二遊間候補として期待されている選手です。二軍では主に二遊間で起用されており昨年は待望の一軍デビューを果たしました。年俸もアップ評価となり飛躍の足掛かりとなるシーズンになりましたね。今シーズンは小園選手が不調の時に一軍で起用されることが多かったのでアップ評価は確実だと思います。
松山 竜平(37歳)年俸:6500万 1000万ダウン プロ16年目
2022年:試88、率217、安33、本2、打23、得9、O568
通算:試1159、率282、安881、本82、打518、得282、盗6、O752
松山選手は九州国際大学からドラフト4位で加入し、これまで主軸としてチームに貢献してきた打撃型の選手です。2015年からは6年連続で100試合以上に出場しており卓越した打撃技術で広島のポイントゲッターとしてリーグ3連覇にも大きく貢献しました。その実績が評価され2018年には1億円プレイヤーとなりましたね。近年は衰えもありスタメン出場が少なくなっているので年俸も落ちて来ていて、昨年は自慢の打撃も不調気味でした。今シーズンはここまで自慢の打撃が復活していますが、試合数自体は少ないので微減かなと思います。
久保 修(22歳)年俸:600万 契約金2500万 プロ1年目
久保選手は大阪観光大学からドラフト7位で加入した身体能力の高い外野手です。今シーズンはルーキーということもありここまで二軍での育成が続いているので現状維持か微減かなと思います。終盤に一軍デビューがあればまた変わりそうです。
持丸 泰輝(21歳)年俸:550万 200万アップ プロ4年目
2022年:試5、率000
通算:上記に同じ
持丸選手は旭川大高校から育成1位で加入し、2022年の6月に支配下昇格を果たした捕手です。昨年は二軍でチーム2番目となる37試合でマスクを被りその実績が評価され支配下昇格に繋がったと思います。終盤には一軍デビューを果たし成長を感じさせるシーズンになったと思います。年俸も大幅アップとなり嬉しい評価だと思います。今シーズンはここまで二軍で出場しているので現状維持かなと思います。
大盛 穂(26歳)年俸:1300万 200万アップ プロ5年目
2022年:試52、率203、安14、本1、打3、得8、盗0、O610
通算:試181、率230、安59、本3、打22、得38、盗10、O657
大盛選手は静岡産業大学から育成1位で加入し、2019年のシーズンオフに支配下昇格を果たした俊足巧打の外野手です。2020年からは一軍でも起用されるようになり、そこから3年連続で50試合以上に出場しています。昨年も代走や守備固めをメインとし52試合に出場しました。年俸もアップ評価となりしっかり評価されていると思います。今シーズンはここまで一軍で起用されてはいますが、打撃せいせが過去ワーストなので現状維持かなと思います。
田村 俊介(19歳)年俸:500万 現状維持 プロ2年目
通算:なし
田村選手は愛工大名電高校からドラフト4位で加入し、将来の主軸候補として期待されている選手です。昨年は高卒ルーキーということもあり二軍で経験を積みました。年俸も現状維持ですね。今シーズンはここまで一軍デビューを果たし二軍でも好成績を残しているのでアップ評価は確実だと思います。
矢野 雅哉(24歳)年俸:1100万 500万アップ プロ3年目
2022年:試55、率194、安13、本2、打5、得11、盗0、O564
通算:試68、率154、安13、本2、打5、得13、盗0、O500
矢野選手は亜細亜大学からドラフト6位で加入し、主に二遊間とサードを守る守備のいい選手です。昨年はその守備の良さを見出され主に守備固めとして55試合に出場しました。年俸も倍近くとなる大幅アップを果たししっかり評価されていると思います。今シーズンはここまで一軍で昨年を超える試合数に出場しているのでアップ評価は確実だと思います。
清水 叶人(19歳)年俸:500万 契約金3500万 プロ1年目
清水選手は健大高崎高校からドラフト4位で加入し、将来の正捕手候補として期待されている選手です。今シーズンは高卒ルーキーということもありここまで二軍で経験を積んでいます。試合数的にも現状維持が妥当だと思います。
内田 湘大(18歳)年俸:600万 契約金6000万 プロ1年目
内田選手は利根商業高校からドラフト2位で加入し、将来の主軸候補として期待されている選手です。高校時代は投手がメインの選手でしたが、プロでは野手で勝負ということなので、しばらくは二軍で育成ということになると思います。ドラフト2位ということで高卒にしては少し高い年俸ですが、二軍で多く試合に出場しているので現状維持になると思います。
髙木 翔斗(20歳)年俸:500万 50万アップ プロ2年目
通算:なし
髙木選手は県立岐阜商業高校からドラフト7位で加入し、将来の正捕手候補として期待されている選手です。昨年は二軍を主戦場とし打撃では苦しんだものの貴重な実戦経験を積みました。年俸は元が少し低かったこともありアップ評価となりましたね。今シーズンはここまで二軍で昨年よりも成績が良化しているのでアップ評価になる可能性もあると思います。
羽月 隆太郎(23歳)年俸:1400万 400万アップ プロ5年目
2022年:試44、率245、安23、本0、打10、得10、盗2、O616
通算:試100、率240、安55、本1、打25、得29、盗8、O588
羽月選手は神村学園高校からドラフト7位で加入し、主に二遊間を守る泥臭いプレーが持ち味の選手です。高卒3年目となる2020年に一軍デビューを果たし、昨年はキャリアハイとなる44試合に出場し、打率245と打撃でもアピールしました。スタメンで起用される試合もありましたね。年俸も大幅アップとなりしっかり評価されていると思います。今シーズンはここまで打撃成績が悪化していますが、12盗塁と足で存在感を見せているのでアップ評価になる可能性は高いと思います。
デビッドソン(32歳)年俸:7700万 来日1年目
2022年:試13、率147、安5、本2、打3、得3、O540
通算:試311、率220、安221、本54、打157、得109、盗0、O720
※成績はメジャーでの成績
デビッドソン選手は昨年までアメリカの3Aでプレーし今シーズンから広島に加入した、主軸候補として期待されている選手です。2017年、2018年にはメジャーで2年連続となる20本塁打以上を放っており、メジャーでの実績も豊富な選手です。実績だけ見るとこの年俸で連れて来られてのは安いと感じますね。今シーズンはここまで二桁本塁打を放っていますが、確実性に欠けるため契約更新となるかは微妙なところです。
中村 貴浩(22歳)年俸:300万 契約金319万 プロ1年目
中村選手は九州産業大学から育成2位で加入し、外野手のレギュラー争いに割って入ることが期待されている選手です。今シーズンはルーキーながらも春季キャンプからアピールを続け、シーズン中となる6月に支配下昇格を果たしました。同じく大卒ルーキーの外野手で支配下で指名された久保選手よりも多く出場機会をもらっていますね。一軍デビューを果たしているのでアップ評価は確実だと思います。
二俣 翔一(20歳)年俸:500万 200万アップ プロ3年目
通算:なし
二俣選手は磐田東高校から育成1位で加入し、プロ入り後に捕手から内野手に転向した選手です。昨年は二軍で主にサードとして出場し若手有望株である林選手を上回る成績を残していました。その成績が評価され2022年オフに支配下昇格を果たしましたね。年俸もアップ評価となり1つ目標をクリアしたシーズンになったと思います。今シーズンはここまで二軍で昨年を上回る成績を残しているので一軍デビューも狙えると思います。
年俸上位5選手
1位:菊池(3億)
2位:マクブルーム(1億9000万)
3位:秋山(1億5000万)
4位:會澤(1億4000万)
5位:西川(1億2000万)
上がり幅上位5選手(金額)
1位:マクブルーム(1億1300万アップ)
2位:坂倉(4500万アップ)
3位:西川(4400万アップ)
4位:小園、野間(1900万アップ)
上がり幅上位5選手(比率)
1位:マクブルーム(247%)
2位:上本(207%)
3位:小園(190%)
4位:坂倉(190%)
5位:矢野(183%)
まとめ
広島は12球団唯一の親会社を持たない市民球団なので年俸が全体的に低くなってしまうのは仕方ないですね。他球団であればもっと貰っていてもおかしくない選手が何人かいます。ただ、投手よりは野手の方がしっかり評価されていると気がしますね。FA権を取得するタイミングだった選手が多かったこともあると思います。強いて言えば5000万~1億の間にいる選手が少ないのが気になるところですね。中間層の薄さがそのまま層の薄さに直結すると思います。
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