各選手の年俸は適正か!?球団別年俸評価~読売ジャイアンツ野手編~

何はともあれ野球推しです。

 

今回はいつかやりたいなと思っていた企画である各選手の年俸評価を行っていきたいと思います。かなり長い企画になりそうなので今シーズンかけてゆっくりやれればなと思います。私は基本的に選手ファーストですので年俸が多過ぎると言うことはほぼないと思います。皆さんもこれを機に選手の年俸について考えてみてください。ちなみに年俸は推定で間違っている可能性もあるのでご注意ください。それでは見ていきましょう。

 

今回は伝統ある巨人の野手です。

 

順番は背番号順です。

成績の略称

試(試合)、率(打率)、安(安打)、本(本塁打)、打(打点)、得(得点)、

盗(盗塁)、O(OPS

 

 

 

 

湯浅 大(23歳)年俸:1500万 700万アップ プロ5年目

2022年:試63、率100、安3、本1、打3、得11、盗3、O439
通算:試109、率160、安8、本1、打3、得20、盗6、O496

 湯浅選手は健大高崎高校からドラフト8位で加入し、二遊間のレギュラーとして期待されている守備の良い選手です。昨年は守備固めや代走などで貴重な役割を果たし、シーズンの大半を一軍で過ごしました。63試合の出場はキャリアハイということになりました。年俸も2倍近くのアップとなりしっかりと評価されたと思います。今シーズンは打撃不振もあり一軍での出場はありませんが後半戦巻き返せばアップ評価になる可能性はあると思います。

 

増田 大輝(29歳)年俸:2300万 200万アップ プロ8年目

2022年:試58、率150、安3、本0、打0、得14、盗11、O390
通算:試263、率209、安27、本1、打10、得79、盗58、O626

 増田大輝選手は四国アイランドリーグ徳島から育成1位で加入し、プロ2年目となる2017年に支配下昇格を果たした選手です。内外野全ポジションを守ることができるユーティリティープレイヤーで、一軍では主に代走や守備固めで出場しています。特に代走での起用が多いですね。昨年は例によって途中出場でのしゅつじょうとなりましたが、11盗塁を記録するなど代走で存在感を示しました。年俸もアップ評価となるしっかり評価されたと思います。今シーズンはここまで一軍での起用が少ないので、ダウンとなってしまう可能性もあると思います。

 

吉川 尚輝(28歳)年俸:7000万 3300万アップ プロ7年目

2022年:試132、率277、安143、本7、打31、得64、盗16、O708
通算:試460、率270、安422、本24、打120、得205、盗47、O696

 吉川選手は中京学院大学からドラフト1位で加入し、セカンドのレギュラーとして活躍が期待されていた選手です。ポテンシャルは抜群ではあるもののケガなどで中々レギュラーを掴めないシーズンが続いていましたが、昨年はセカンドのレギュラーとして定着しチームトップタイとなる143安打を放ちました。元々守備の良い選手ですので打撃が良ければ起用しやすいですよね。年俸も大幅アップを果たし名実ともにチームの看板選手となったと思います。今シーズンは打撃不振の影響で苦戦していますが、後半戦次第ではアップ評価になると思います。

 

中島 宏之(40歳)年俸:5000万 200万ダウン プロ21年目

2022年:試62、率242、安24、本1、打20、得5、O649
通算:試1926、率293、安1923、本209、打994、得844、盗144、O811

 中島選手は伊丹北高校からドラフト5位で西武に加入し、長年強打のショートとして活躍してきた選手です。メジャー挑戦、オリックスを経て2019年から巨人でプレーしています。実績は素晴らしいものがありレジェンド選手であることは間違いないです。最近はスタメンでの起用が減っていますが、確かな打撃技術を持ち代打としてチームに貢献しています。昨年は前年よりも成績を下げたので微減という形になりましたね。今シーズンはここまで一軍での出場が少ないのでダウン評価となる可能性もあると思います。

 

坂本 勇人(34歳)年俸:6億 5年契約の5年目 プロ17年目

2022年:試83、率286、安87、本5、打33、得35、盗2、O759
通算:試2048、率290、安2265、本276、打972、得1156、盗162、O817

 坂本選手は光星学院高校からドラフト1位で加入し、長年ショートのレギュラーとしてチームを引っ張ってきた看板選手です。右打ちの選手としては史上最年少で2000本安打を達成したレジェンド選手です。近年はケガなども多くショートからのコンバートもささやかれています。昨年もケガの影響でルーキーの年以来となる100試合以下の出場に留まりました。ただ、複数年契約ですので年俸の変動はありませんでした。今までの功績から考えても6億は打倒な年俸だと思います。今シーズンは本来の打撃を取り戻していますが、ケガ離脱などもあるので5億程になるかなと思います。

 

長野 久義(38歳)年俸:2000万 1億ダウン プロ14年目

2022年:試58、率211、安26、本3、打15、得11、盗2、O594
通算:試1535、率281、安1452、本158、打594、得626、盗97、O771

 長野選手はHondaからドラフト1位で加入し、長年外野手のレギュラーとして活躍してきた選手です。広島への移籍も経験しましたが、今シーズンからは巨人に復帰していました。昨年は広島でプレーしプロ入り以来の58試合の出場に留まりました。契約更改は広島ででしたし、広島が高額な年俸を払えるわけもなく限度額を超える大幅ダウンとなっていました。今シーズンは巨人でプレーし代打で存在感を発揮しているのでアップ評価になると思います。

 

丸 佳浩(34歳)年俸:4億5000万 5年契約の5年目 プロ16年目

2022年:試143、率272、安143、本27、打65、得81、盗6、O859
通算:試1688、率240、安1663、本262、打850、得976、盗173、O854

 丸選手は千葉経済大学付属高校からドラフト3位で広島に加入し、長年外野手のレギュラーとして活躍してきた選手です。広島時代はリーグ三連覇に大きく貢献し、FAで巨人に5年総額22.5億の大型契約で移籍しました。昨年はチームで唯一全試合に出場しチームトップタイの143安打を放ちました。全盛期から見ると少し落ちていますが、それでも流石の成績ですね。今シーズンはここまで調子が上がっていないですが、今までの貢献度を考えてダウンでも少ない幅に収まると思います。

 

中田 翔(34歳)年俸:3億 1億5000万アップ プロ16年目

2022年:試109、率269、安91、本24、打68、得39、O833
通算:試1666、率250、安1512、本299、打1048、得719、盗14、O764

 中田選手は大阪桐蔭高校からドラフト1位で日本ハムに加入し、長年チームの中軸として活躍してきた選手です。日本ハム時代は主に4番として活躍していましたが、色々あり巨人に移籍していました。2021年は結果が出ず年俸が大幅ダウンしていましたが、昨年は24本塁打を放つなど復活を果たしました。年俸も倍となる大幅アップを果たしました。通算1000打点を達成している選手ですし、昨年の活躍を見ても3億をもらってもいい選手だと思います。今シーズンは開幕こそ絶好調でしたが、ケガなどもあり状態を落としています。

 

萩尾 匡也(22歳)年俸:1200万 契約金7500万 プロ1年目

 萩尾選手は慶応大学からドラフト2位で加入し、将来の中軸候補として期待されている外野手です。大学4年の時には東京六大学野球三冠王に輝いており、打撃が長所の選手ですね。今季は二軍がメインになると思いますが、二軍では好成績を残しているので一軍起用も見てみたい選手です。

 

梶谷 隆幸(34歳)年俸:2億 4年契約の2年目 プロ17年目

2022年:なし
通算:試956、率270、安904、本123、打420、得531、盗160、O790

 梶谷選手は開成高校からドラフト3位でベイスターズに加入し、ケガなどがありながらも長年外野手のレギュラーとして活躍してきた選手です。2014年には盗塁王を獲得した経験もあります。その経歴が評価され2021年のオフにFAで巨人に4年総額8億の大型契約で移籍しました。ただ、昨年はケガの影響もあり一軍での出場がありませんでした。高い年俸を貰っている選手なので何とか一軍で貢献して欲しいですよね。今シーズンはケガも癒え一軍で戦力となれているのでこの調子を維持して欲しいです。

 

小林 誠司(34歳)年俸:1億 4年契約4年目 プロ10年目

2022年:試60、率148、安13、本0、打5、得4、O362
通算:試760、率207、安358、本15、打142、得132、盗8、O542

 小林選手は日本生命からドラフト1位で加入し、長年チームの正捕手として投手陣を引っ張ってきた選手です。打撃が課題の選手ですが、100試合以上に出場したシーズンが3年ありゴールデングラブ賞を獲得した経験もある守備のいい捕手です。2019年のオフにはその成績が評価され4年総額4億の大型契約を結びました。近年は課題の打撃で苦しみ大城選手に正捕手の座を譲っていますが、貴重な第二捕手として活躍しています。個人的には捕手は代えの効かないポジションなのでこの大型契約には納得していますが、今シーズンで契約が切れるのでダウン評価になる可能性が高いと思います。

 

松田 宣浩(40歳)年俸:2000万 1億3000万ダウン プロ18年目

2022年:試43、安20、本0、打7、得2、盗1、O500
通算:試1918、安1832、本301、打991、得891、盗135、O781

 松田選手は亜細亜大学からドラフト1位でソフトバンクに加入し、長年チームの主力中心として活躍してきた選手です。通算本塁打数は現役選手の中で2番目に多く名実ともにレジェンド選手です。ただ、近年は衰えもあるのか打撃成績が急激に下降しており、昨年オフにソフトバンク自由契約となり今シーズンから巨人でプレーしていました。年俸も大幅ダウンとなりこれは仕方ないですね。今シーズンもあまり調子が上がっていないので苦しいシーズンになっています。

 

大城 卓三(30歳)年俸:8000万 2500万アップ プロ6年目

2022年:試115、率266、安92、本13、打43、得24、盗1、O755
通算:試525、率259、安373、本43、打168、得128、盗2、O722

 大城選手はNTT西日本からドラフト3位で加入し、近年チームの正捕手として活躍している選手です。昨年は持ち前の打撃を遺憾なく発揮し、打てる捕手として貴重な戦力となりました。安打数、本塁打数はキャリアハイを残しましたし、正捕手の座を確固たるものとしています。年俸も大幅アップとなりしっかり評価されていると思いますが、個人的には1億貰ってもいい選手だと思います。今シーズンは打撃の状態がいいので億越えは確実だと思います。

 

岡本 和真(27歳)年俸:2億7000万 3000万ダウン プロ9年目

2022年:試140、率252、安131、本30、打82、得63、盗1、O805
通算:試722、率273、安727、本165、打492、得383、盗11、O867

 岡本選手は智弁学園高校からドラフト1位で加入し、現在チームの主軸として活躍している選手です。昨年は調子の上がらない期間が長くレギュラーになってから最低の成績でシーズンを終えました。ただ、5年連続となる30本塁打は達成していますし主軸としての成績は残せていると思います。そのため、このダウン評価には納得がいかないですよね。岡本選手よりも成績の低い中田選手が3億貰っていることを考えると岡本選手は3億5000万くらいは貰ってもいいと思います。今シーズンはここまで本塁打王を独走するなど絶好調なので一気に4億くらいは見込めると思います。

 

岸田 行倫(26歳)年俸:1600万 現状維持 プロ6年目

2022年:試25、率257、安9、打1、得1、O573
通算:試90、率252、安26、打8、得4、盗0、O552

 岸田選手は大阪ガスからドラフト2位で加入し、将来の正捕手候補として期待されている選手です。昨年は二軍で打率3割を超えるなど結果を残していましたが、一軍では大城選手、小林選手の壁が厚く出場機会が中々得られませんでした。年俸も現状維持と悔しいシーズンになったと思います。打撃の成績は年々上がっているのでチャンスをもう少しあげてもいいと思います。今シーズンはその打撃で存在感を見せているのでアップ評価になる可能性は高いと思います。

 

門脇 誠(22歳)年俸:840万 契約金5000万 プロ1年目

 門脇選手は創価大学からドラフト4位で加入し、ここまで一軍で活躍している選手です。打撃には課題がありますが、二遊間やサードで度々華麗な守備を披露しており坂本選手が離脱しやすい中一軍で貴重な戦力になっていると思います。アップ評価は確実で2倍以上の大幅アップが見込めると思います。

 

若林 晃弘(29歳)年俸:2500万 300万ダウン プロ6年目

2022年:試43、率200、安3、本0、打3、得24、盗0、O499
通算:試309、率230、安160、本12、打59、得159、盗15、O633

 若林選手はENEOSからドラフト6位で加入し、内外野全ポジション守れるユーティリティープレイヤーとして活躍してきた選手です。一昨年には一軍で96試合に出場し存在感を示していましたが、昨年は6月に血行障害による手術を受けた影響もあり半分以下となる43試合の出場に留まりました。年俸もダウン評価となり悔しいシーズンとなりましたね。今シーズンもここまで一軍での出場機会が少ないのでダウン評価になる可能性は高いと思います。

 

岡田 悠希(23歳)年俸:900万 100万アップ プロ2年目

2022年:試33、率095、安2、本0、打0、得2、O232
通算:上記に同じ

 岡田選手は法政大学からドラフト5位で加入し、将来の主軸として期待されている打撃型の外野手です。昨年は二軍で7本塁打と自慢のパワーを披露し一軍デビューも果たしました。年俸もアップ評価となりルーキーとしては順調なシーズンを送れたと思います。今シーズンは一軍で結果を残すことを目標に頑張って欲しいです。

 

中山 礼都(21歳)年俸:1260万 650万アップ プロ3年目

2022年:試50、率198、安26、本0、打3、得8、盗3、O440
通算:上記に同じ

 中山選手は中京大中京高校からドラフト3位で加入し、将来の二遊間候補として期待されている選手です。高卒2年目となる昨年は自身の成長と不動のレギュラーである坂本選手の離脱が重なり、後半戦はショートのレギュラーとして起用され一軍で経験を積み増した。年俸も2倍以上のアップとなり着実にステップを踏んでいると思います。今シーズンはここまで一軍に帯同し試合に出ているのでアップ評価となると思います。

 

ブリンソン(29歳)年俸:1億3000万 来日1年目

2022年:試16、率167、安6、本3、打4、得1、盗1、O683
通算:試357、率198、安212、本41、打109、得91、盗10、O574
※成績はメジャーでの成績

 ブリンソン選手は層の薄かった外野の穴を埋めるべく獲得したメジャーでも実績のある選手です。確実性に課題がありますが、メジャーで二桁本塁打を打ったシーズンが2年あり高い身体能力が魅力の選手です。センターも守れメジャーでの実績も考えると1億3000万は妥当な数字だと思います。来日1年目となる今シーズンは年俸に見合った成績を残しているかは微妙なところなので後半戦の巻き返しを期待したいです。

 

重信 慎之介(30歳)年俸:3200万 500万アップ プロ8年目

2022年:試77、率216、安24、本0、打9、得16、盗7、O518
通算:試508、率237、安179、本7、打121、得209、盗53、O619

 重信選手は早稲田大学からドラフト2位で加入し、途中出場でも力を発揮する快足が武器の外野手です。守備固めや代走での起用が多く昨年も7盗塁と途中出場でも存在感を発揮していました。シーズン序盤には調子がいい時期もありスタメンで起用されていた時もありましたね。貴重な戦力となっていることを評価されしっかりとアップ評価を勝ち取っています。今シーズンは昨年よりも成績を下げており現状維持近辺かなと思います。

 

ウォーカー(31歳)年俸:1億 6700万アップ 来日2年目

2022年:試124、率271、安110、本23、打52、得58、盗5、O821
通用:上記に同じ

 ウォーカー選手はアメリカの独立リーグで飛びぬけた成績を残し、その打撃を買われ昨年から巨人に加入した打撃型の外野手です。来日1年目となる昨年は打撃で好成績を残しチームの主軸として貢献しました。守備力が低いながらもそれを補うほどの打撃を見せてくれましたね。年俸も大幅アップとなりさらに来日2年目となる選手としては異例の2年契約を結びました。今シーズンは守備力の影響もあるのか起用が少ないですが打撃では好成績を残しています。

 

オコエ 瑠偉(26歳)年俸:950万 50万ダウン プロ8年目

2022年:試6、率200、安5、本0、打0、得2、盗1、O400
通算:試236、率223、安129、本9、打44、得69、盗20、O603

 オコエ選手は関東第一高校からドラフト1位で楽天に加入し、将来のレギュラーとして期待されていた外野手です。昨年は二軍で打率327と結果をのこしていたものの一軍では自己ワーストの成績におわりました。年俸もダウン評価となり悔しいシーズンになったと思います。オフに現役ドラフトで移籍し今シーズンは巨人で一軍の戦力になっていたのでアップ評価は確実だと思います。

 

浅野 翔吾(18歳)年俸:1200万 契約金1億 プロ1年目

 浅野選手は高松商業高校からドラフト1位で加入し、将来の中軸候補として期待されている選手です。ドラフト時は2球団競合になるなどかなり期待値の高い選手です。今シーズンは高卒ルーキーということで二軍がメインになると思いますが、二軍で好成績を残し一軍デビューも果たしているので順調に成長していると思います。

 

北村 拓己(27歳)年俸:1700万 100万ダウン プロ6年目

2022年:試33、率173、安9、本0、打1、得3、O434
通算:試149、率212、安49、本6、打22、得28、盗2、O607

 北村選手は亜細亜大学からドラフト4位で加入した打撃が売りの内野手です。昨年は自身の打撃不振と守備でも課題があり前年よりも一軍での試合数を減らしてしまいました。年俸もダウン評価となり悔しいシーズンになったと思います。今シーズンもここまで一軍での出場機会が少ないのでダウン評価となってしまう可能性が高そうです。

 

秋広 優人(20歳)年俸:650万 50万アップ プロ3年目

2022年:なし
通算:試1、率000

 秋広選手は二松学舎大学付属高校からドラフト5位で加入し、将来の中軸候補として期待されている選手です。昨年は二軍で高卒2年目の選手とは思えない好成績を残していたので、確実にプロスペクトの選手だと感じさせました。年俸も微増という評価になり次シーズンへ期待を抱かせる内容でした。今シーズンはここまで一軍のクリーンアップに定着し大ブレイクを果たしているので大幅アップは確実で、どのくらい上がるかが注目だと思います。

 

松原 聖弥(28歳)年俸:3100万 900万ダウン プロ7年目

2022年:試50、率113、安8、本0、打4、得7、盗2、O315
通算:試279、率252、安199、本15、打60、得118、盗29、O689

 松原選手は明星大学から育成5位で加入し、一時期外野のレギュラー格として活躍していた選手です。2021年は1番打者として定着しセリーグの育成出身の選手として初の二桁本塁打を記録するなどブレイクを果たしていました。ただ、昨年はウォーカー選手、ポランコ選手の加入や自身の打撃不振も合わさり前年から大幅に成績が下降してしまいました。年俸も大幅ダウンとなったのは仕方ないと思いますが、個人的にはもう少しダウン幅が少なくても良かったかなと思います。今シーズンもここまで一軍で結果が出ていないのでダウン評価となる可能性は高いと思います。

 

菊田 拡和(22歳)年俸:620万 10万アップ プロ4年目

通用:なし

 菊池涼介常総学院高校からドラフト3位で加入し、将来の中軸候補として期待されている選手です。昨年は二軍でチーム3位となる86試合に出場し成長を見せました。年俸も微増という形になるそろそろ一軍で結果が欲しい立ち位置になってきました。今シーズンは二軍で好成績を残し一軍デビューも果たしているのでアップ評価になると思います。

 


増田 陸(23歳)年俸:1800万 1190万アップ プロ5年目

2022年:試69、率250、安35、本5、打16、得15、盗2、O718
通算:上記に同じ

 増田選手は明秀日立高校からドラフト2位で加入し、一時育成に降格したものの支配下に返り咲いた打撃型の内野手です。元々はショートの選手でしたが、守備面で苦しみさらにケガなども重なり育成に落ちていました。昨年は春季キャンプからアピールを続け開幕前に支配下昇格を勝ち取ると、勢いそのまま一軍でも結果を残しました。中田選手がケガで離脱していたのも大きかったですね。年俸も3倍近くとなる大幅アップとなりました。今シーズンはここまで一軍で出番がないですが後半戦次第ではアップ評価になると思います。

 

香月 一也(27歳)年俸:1100万 100万ダウン プロ9年目

2022年:試15、率200、安7、本0、打2、得5、O500
通算:試109、率180、安33、本4、打13、得18、O488

 香月選手は大阪桐蔭高校からドラフト5位でロッテに加入し、トレードで巨人に移籍してきた打撃型の内野手です。昨年は二軍でチーム2位となる96試合に出場しましたが、打率224と結果を残すことが出来ず一軍での試合数も前年から減らしました。年俸もダウン評価となり悔しいシーズンになったと思います。今シーズンはここまで一軍で出場がありませんが、二軍では前年を上回る成績を残しているのでチャンスはあると思います。

 

山瀬 慎之助(22歳)年俸:650万 80万アップ プロ4年目

2022年:試8、率182、安1、打0、得0、O455
通算:上記に同じ

 山瀬選手は星陵高校からドラフト4位で加入し、将来の正捕手候補として期待されている強肩が武器の捕手です。昨年は二軍でアピールし一軍デビュー、プロ初安打を放つなどレギュラーに向けての階段を上ることが出来たシーズンになったと思います。年俸もアップ評価としっかり評価されてますね。今シーズンは二軍で打率3割を超える無双振りなので一軍で見てみたいです。

 

 

喜多 隆介(24歳)年俸:650万 190万アップ プロ3年目

2022年:試14、率111、安1、打2、得2、O222
通算:上記に同じ

 喜多選手は京都先端科学大学から育成2位で加入し、2021年に支配下昇格を勝ち取ったスローイングのいい捕手です。昨年は二軍で打率265とアピールし、一軍デビュー、プロ初安打を放つなど結果が出たシーズンとなりました。年俸も大幅アップとなり嬉しいシーズンとなりましたね。今シーズンも主に二軍でマスクを被っているので現状維持だと思います。

 

 

 

 

 

 

年俸上位5選手

1位:坂本(6億)
2位:丸(4億5000万)
3位:中田(3億)
4位:岡本(2億7000万)
5位:梶谷(2億)

 

 

上がり幅上位5選手(金額)

1位:中田(1億5000万アップ)
2位:ウォーカー(6700万アップ)
3位:吉川(3300万アップ)
4位:大城(2500万アップ)
5位:増田陸(1190万アップ)

 

 

年俸上位5選手

1位:ウォーカー(303%)
2位:増田陸(295%)
3位:中山(207%)
4位:中田(200%)
5位:吉川(189%)
 

 

 

まとめ

 巨人の野手陣は実績豊富な選手が多いこともあり高年俸の選手が多いですね。ただ、億越えの選手と低年俸の選手の間にあたる中堅層の年俸の選手が少なく、ここがチームとしての課題なのかなと思います。また、中田選手3億で岡本選手2億7000万は納得できませんね。中田選手3億はいいと思うので岡本選手をせめて3億5000万とかにして欲しいです。大城選手も本当にいい捕手なので億越えはいって欲しかったかなと思います。ちょいちょい不満はありますが、全体的にはしっかり評価されていると思います。