2025年度戦力分析野手編~読売ジャイアンツ~

 

何はともあれ野球推しです。

 

 

 今回は各球団の開幕前戦力分析を行っていきたいと思います。今回は野手編ということで各球団の野手を0.5~10点と点数をつけて評価したいと思います。ちなみに記事を出す順番はルーレットで決めました。それでは見ていきましょう!!

 

 

今回は巨大戦力でリーグ連覇へ!!

読売ジャイアンツです!!!

 

 

目次

  1. 2024年振り返り
  2. 総合得点
  3. ポジション別解説
  4. まとめ

 

 

 

 

 

2024年度成績

打率247(2位)、本塁打81(3位)、得点462(4位)
犠打125(2位)、盗塁59(4位)、OPS658(2位)

岡本 和真(28歳)試143、率280、安150、本27、打83、得70、盗1、O863
吉川 尚輝(30歳)試143、率287、安154、本5、打46、得65、盗12、O718
丸 佳浩(30歳)試138、率278、安146、本14、打45、得51、盗8、O756
門脇 誠(24歳)試129、率243、安85、本0、打21、得29、盗9、O593
坂本 勇人(36歳)試109、率238、安94、本7、打34、得34、盗1、O613
大城 卓三(32歳)試96、率254、安72、本3、打27、得19、盗0、O677
岸田 行倫(28歳)試86、率242、安65、本4、打26、得22、盗2、O618
ヘルナンデス(30歳)試56、率294、安65、本8、打30、得34、盗0、O798
浅野 翔吾(20歳)試40、率240、安35、本3、打18、得18、盗1、O686
モンテス(28歳)試46、率272、安41、本1、打14、得14、盗1、O699
オコエ 瑠偉(27歳)試68、率261、安36、本3、打13、得16、盗4、O700
泉口 友汰(25歳)試66、率201、安33、本1、打9、得10、盗1、O549
佐々木 俊輔(25歳)試59、率231、安33、本0、打6、得13、盗2、O554
萩尾 匡也(24歳)試56、率215、安32、本2、打12、得13、盗0、O607
長野 久義(40歳)試54、率258、安23、本0、打14、得5、盗1、O641
小林 誠司(35歳)試42、率152、安16、本1、打8、得4、盗1、O442

 昨年はリーグ優勝したものの野手が万全ではなかったですね。全試合に出場した岡本選手、吉川選手は攻守で躍動し12球団でもトップクラスのパフォーマンスを見せました。丸選手も本塁打は減ったものの不動のリードオフマンとして活躍しました。ただ、そこに続く選手が不足していてサードに完全にコンバートした坂本選手は流石の守備力を見せたものの打撃では本来の姿とは程遠く、レギュラー獲りが期待された門脇選手はプレッシャーもあったのか前半戦は攻守に精彩を欠きました。開幕前に退団した選手の代わりにシーズン途中に入団したヘルナンデス選手は素晴らしい活躍を見せ中軸として機能しましたが、骨折での長期離脱もあり56試合の出場に留まりました。正捕手候補だった大城選手も打撃の調子が上がらず守備面での課題もあり出番を減らしました。

 代わりにマスクを被る場面が多かった岸田選手がキャリアハイの成績を残し、途中出場から存在感を見せるオコエ選手、前半戦にセンターでスタメン起用されていた佐々木選手、門脇選手不調時にショートのスタメンでも起用された泉口選手、菅野選手との黄金バッテリーとなった小林選手、若手有望株の浅野選手、萩尾選手などスポットで活躍のあった選手もいましたが、主力格というわけではなく吉川選手がケガ離脱していたポストシーズンは打線が苦しかったことを考えると打撃で期待できる選手を多くしたいです。

 

 

主な入退団選手

IN:甲斐、キャベッジ、浦田、荒巻
OUT:モンテス、梶谷、立岡、ウレーニャ

 昨年のシーズン途中に加入し一定の存在感を見せたモンテス選手が退団となりました。ライデル選手が加入し外国人枠の余裕がなくなったことが影響していますね。他にもケガが多かったものの高い打撃力のあった梶谷選手や、外野守備のスペシャリストである立岡選手が引退となりました。

 新戦力が強力で長年常勝軍団の正捕手を務めてきた甲斐選手が加入しましたね。打撃は課題ですが、守備力とケガしない体は12球団でもトップクラスです。昨年リーグ優勝の原動力となった投手陣を引っ張ってくれそうですね。新外国人のキャベッジ選手はメ昨年3Aで打率306、30本塁打、32盗塁と好成績を残しています。今季もここまで得意の打撃でアピールしていて開幕スタメンは確実です。他にもドラフト2位ルーキーの浦田選手はオープン戦からアピールしていて開幕一軍濃厚で、ドラフト3位ルーキーの荒巻選手は大卒スラッガーで長打力に期待です。

 

 

 

総合評価

評価のイメージは以下の通りです。

   イメージ           

10点:最強                

9点:                 

8点:球界でもトップクラス       

7点:タイトルを狙える    

6点:            

5点:他球団でも1年間レギュラーを張れる  

4点:

3点:自チームのレギュラー格

2点:レギュラーが抜けた時に穴を埋められる

1点:途中出場からでも存在感を出せる 

0.5点:期待枠orサブ

 

 野手は投手と違い守備など数字に現れない貢献度も多いので具体的な数値は設けず、個人的なイメージで評価を付けたいと思います。

 ちなみに今回の評価はかなり辛めに付けています。一軍で計算できる選手を0.5点~つけていますので、点数がついているだけ凄いです。他球団でもレギュラーを張れる選手が5点ですからね。10点の選手はほぼ出ないと思ってください。

 計算が立ちやすいということで複数年連続で結果を残している実績のある選手を高めに評価しており(巨人の岡本選手など)、逆に昨年ブレイクしたような単年活躍の選手は少し評価を落としています(日本ハムの水谷選手など)。

 ちなみに◎がついている人はレギュラー確定の選手です。また、パリーグはDHがあるため点数が伸びやすいです。

 

 

2025年度想定戦力

10点:岡本

9点:

8点:吉川

7点:丸、甲斐

6点:

5点:坂本、ヘルナンデス

4点:門脇、大城

3点:

2点:キャベッジ、岸田

1点:オコエ、浅野、秋広、萩尾、長野、小林

0.5点:泉口、佐々木、浦田、中山、若林、増田大、重信

計63.5点

 

 

捕手

序列 名前 点数 備考
1番手 甲斐 7点 正捕手
2番手 大城 4点 2番手①、打撃型
3番手 岸田 2点 2番手②、昨年ブレイク
4番手 小林 0.5点 実績豊富
5番手 山瀬   若手有望株、高卒6年目
6番手      
7番手      

 捕手は甲斐選手が基本路線になりそうですね。12球団でもトップクラスの線sにゅですし、基本的に固定されると思います。2番手として甲斐選手を凌ぐ打撃力を持つ大城選手や昨年ブレイクした岸田選手が控えています。小林選手もいますが、相棒である菅野選手がメジャー挑戦となっていて立場は厳しいですね。この3人の誰かは二軍になるでしょうし、激しい争いが繰り広げられそうです。

 

 

ファースト

序列 名前 点数 備考
1番手 岡本 10点 不動の4番
2番手 大城 4点 サブポジ
3番手 キャベッジ 2点 新外国人
4番手 秋広 1点 若手有望株、高卒5年目
5番手 荒巻 0.5点 ドラフト3位ルーキー
6番手      
7番手      

 ファーストは岡本選手がメインになりそうですね。サードもハイレベルにこなし外野守備にも挑戦していますが、他の選手との兼ね合いを考えるとファーストが多そうです。捕手ながら打撃力のある大城選手はファーストでの起用もありそうですね。坂本選手が休みの時は岡本選手サード、大城選手ファーストという起用が考えられそうです。他にも新外国人のキャベッジ選手がファーストを守る可能性もあると思います。

 

 

セカンド

序列 名前 点数 備考
1番手 吉川 8点 レギュラー格
2番手 中山 0.5点 若手有望株、高卒5年目
3番手 泉口 1点 大卒社会人2年目
4番手 浦田 0.5点 ドラフト2位ルーキー
5番手 湯浅   守備型
6番手 増田陸   打撃型
7番手      

 セカンドは主力の吉川選手がいるのでここは固定ですね。攻守でプラスを出せる選手ですしわざわざ変える必要はないと思います。ただ、ケガも多い選手なので2番手以降も大事になってきますね。打撃でアピールしている中山選手に爆発力こそないものの攻守で安定している泉口選手、ドラフト2位ルーキーでスピード感あふれるプレーが魅力の浦田選手らが候補です。

 

 

サード

序列 名前 点数 備考
1番手 坂本 5点 主力格、ベテラン
2番手 岡本 10点 サブポジ
3番手 中山 2点 若手有望株、高卒5年目
4番手 キャベッジ 1点 新外国人
5番手 秋広 1点 若手有望株、高卒5年目
6番手      
7番手      

 サードは主力の坂本選手がメインですね。ゴールデングラブ賞を受賞した守備はプラスですが、昨年は打撃の調子が上がらなかったんですよね。彼の復調がチームに与える影響は大きいです。坂本選手が休みの休みの時は岡本選手が入ることが多そうですが、若手有望株の中山選手や新外国人のキャベッジ選手が入ることもありそうです。

 

ショート

序列 名前 点数 備考
1番手 門脇 4点 レギュラー期待、大卒3年目
2番手 泉口 1点

2番手

3番手 中山 0.5点 若手有望株
4番手 浦田 0.5点 ドラフト2位ルーキー
5番手 湯浅   守備型
6番手      
7番手      

 ショートは門脇選手がメインとなりますが確定ではないですね。高い守備力とシェアな打撃を見せる選手でレギュラーとして定着してもらうのが一番ですが、昨年の前半戦のように攻守に精彩を欠くようだと他の選手の起用も検討したいですね。打撃でアピールしている中山選手はスローイングが課題でショートでの起用が敬遠されますが、昨年もスタメンでの起用があった泉口選手や高い守備力を持つ湯浅選手、ドラフト2位ルーキーの浦田選手らが候補です。

 

レフト

序列 名前 点数 備考
1番手 ヘルナンデス 5点 昨年ブレイク、手首のケガが心配
2番手 浅野 1点 若手有望株、高卒3年目
3番手 萩尾 0.5点 若手有望株、スラッガー
4番手 オコエ 1点 途中出場でも活躍
5番手 秋広 1点 将来の中軸候補
6番手 長野 1点 ベテラン、高い打撃技術
7番手 岡本 10点 サブポジ

 レフトは昨年のシーズン途中から加入しているヘルナンデス選手がメインになりそうですね。直ぐに日本球界に対応し打撃では中軸を担っていました。骨折で離脱した時には攻撃力がかなり落ちましたね。チームに欠かせない選手ですし、今季は元気で1年間活躍してほしいです。他には浅野選手、萩尾選手、秋広選手など若手有望株が多く控えています。オープン戦で打ちまくっているオコエ選手も見てみたいですね。主力の岡本選手も外野守備の練習をしているので起用されるとすればレフトだと思います。ライトのキャベッジ選手が厳しければヘルナンデス選手がセンターにスライドするはずなので、そうなると一番の激戦区になりそうです。

 

 

センター

序列 名前 点数 備考
1番手 7点 実績豊富、ケガが少ない
2番手 ヘルナンデス 5点 センターもできる
3番手 オコエ 1点 高い身体能力
4番手 萩尾 0.5点 若手有望株、スラッガー
5番手 岡田   若手有望株、大卒4年目
6番手 佐々木   昨年の前半活躍、2年目
7番手 重信   途中出場でも活躍

 センターは今のところ丸選手を基本路線にする構想のようですね。レフトヘルナンデス選手、ライトキャベッジ選手の外国人コンビを両翼に配置し、実績のある丸選手が指示を出せるように間に入れているとのことです。守備範囲こそ狭まっていますが元々守備の上手い選手ですし、無難にこなしてくれると思います。もしもキャベッジ選手が厳しいとなればセンターにヘルナンデス選手、ライト丸選手とスライドすると思います。他にもオコエ選手、佐々木選手、若林選手、萩尾選手、浅野選手、岡田選手、中山選手、浦田選手らが候補です。

 

ライト

序列 名前 点数 備考
1番手 キャベッジ 2点 新外国人
2番手 7点 本来はこっちをメインにしたい
3番手 浅野 1点 若手有望株
4番手 萩尾 0.5点 若手有望株
5番手 秋広 1点 若手有望株
6番手 オコエ 1点  
7番手      

 ライトはまず新外国人のキャベッジ選手がメインで起用されるようです。昨年3Aでトップクラスの成績を残していた選手ですし、日本でどれだけやれるか注目ですね。キャベッジ選手が苦しければ丸選手がライトに来てそのまま収まると思います。若手でサバイバルが繰り広げられるとしたらレフトです。

 

 

途中出場組

役割 名前 点数 備考
代打 大城 4点 代打の切り札、捕、一
代打兼守備固め 岸田 2点 右の代打、捕

第三捕手兼

ユーティリティー

  捕、一、三、二、外
第三捕手 小林    
代走兼守備固め 増田大 0.5点 二、三、遊、外
代走兼守備固め 湯浅   二、三、遊
代走兼守備固め 重信  
何でも屋 オコエ 1点
代打 長野 1点 代打の切り札、外

 代打には大城選手、長野選手が控えていますね。左右で期待できる2人がいるのは大きいです。他にも爆発力のあるオコエ選手は途中出場でも存在感を見せる場面が多く代打でも積極的に起用されると思います。中山選手、秋広選手ら若手有望株が起用されることもありそうですね。

 第3捕手として岸田選手が控えることになりますかね。昨年正捕手格だった選手で彼を3番手に出来る層の厚さがあります。他にも第三捕手兼他ポジションも多く守れる郡選手も重宝されそうです。

 代走、守備固め要員として内野には増田大選手、湯浅選手、外野には重信選手がいますね。代走では増田大選手が最も優先順位が高いと思います。重信選手も本来なら優先順位が高いですが、膝のケガの状態次第です。

 

 

理想のオーダー

レギュラー   ベンチ要員
1番  

代打

長野
2番 門脇   二番手 岸田
3番 吉川   二番手兼代打 大城
4番 岡本   二番手兼代打 中山
5番 ヘルナンデス   二番手 秋広
6番 坂本   何でも屋 オコエ
7番 キャベッジ   代走兼守備固め 浦田
8番 甲斐   二番手 泉口
9番     代走兼守備固め 増田大
        代走兼守備固め 重信

 スタメンはほぼ固定ですね。サードの坂本選手が休みの時に岡本選手をサードにスライドしファーストに大城選手が入るくらいだと思います。捕手も良い選手が多いですが基本は甲斐選手になりそうです。ライトのキャベッジ選手の調子次第ではレフトがサバイバルとなります。

 打順は1番に不動の丸選手、2番に今季はやってくれるでしょう門脇選手としています。丸選手は何も心配していませんが、門脇選手が2番に入ってくれると足や小技などで攻撃のバリエーションが増えますね。

 クリーンアップは3番吉川選手、4番岡本選手、5番ヘルナンデス選手でここは鉄板だと思います。打力のあるヘルナンデス選手や吉川選手を2番に持ってくる構想もありますが、打線の厚みを持たせるならこれですね。2人も足が速いので攻撃型2番としても十分に活躍してくれると思います。

 6番に坂本選手、7番にキャベッジ選手を入れていてこの2人が今季のキーマンとなりそうですね。この2人が中軸を任せられるくらいの状態になってくると強いです。8番の甲斐選手は守備型ですしここが定位置です。

 ベンチは層が厚いが故に迷いましたね。若手有望株の中山選手、秋広選手、浦田選手を入れていますが、実戦経験を積ませるために二軍を行ったり来たりすると思います。入れ替わりで浅野選手、萩尾選手、若林選手らが候補です。個人的には年々成長を見せている中川選手は今季1年間一軍に帯同して欲しいと思います。

 

 

まとめ

 巨人は層が厚いですが主力の打撃力がもう少しの印象です。吉川選手、ヘルナンデス選手が離脱したポストシーズンはかなり苦しかったですからね。坂本選手、キャベッジ選手など中軸を任せられる選手が増えてくることが必要になりそうです。

 

 

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